■ 建築の一義的な目的は人の生命を守ることである。だが、大きな地震が発生するたびに家屋が倒壊し、その下敷きになって人が命を失う。であれば、木造住宅全体を倒壊しないように造ることをあきらめて、いや、木造住宅は巨大地震で倒壊してしまうことを前提に安全を確保することを考えることの方が、現実的というか合理的なのかもしれない。
実際に木造住宅よりはるかに耐震強度のあるシェルターを住宅の中に入れ子のようにつくることで安全を確保するという発想に基づく製品がある。
キャンプや登山で使うテントに断熱性能を求めるのではなく、それはシュラフで対応するという機能分担と同じ考え方だ。
カタログをスキャンして載せた。これはウッド・ラックという製品。wood rack? いや、wood luck
good luckに掛けたのかも。きっとそうだ。
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