透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

先端のデザイン

2011-01-03 | A あれこれ


20110102 撮影


■ 善光寺の参道沿いで見かけた。「先端のデザイン」というカテゴリーを設定して、このような「作品」にも注目するようになった。板金職人の矜持を感じる。すばらしいの一言。 この飾り屋根を構成する各要素にも当然名前があるはずだが、残念ながら分からない。稜線、というか下り棟の先端のフック型の部分はやはり蕨手というのだろうか・・・。

 


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2011-01-03 | A 火の見櫓っておもしろい


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■ 善光寺の仁王門脇に火の見櫓が立っていることをある方に教えていただいていた(前稿の写真参照)。
昨日、善光寺へ初詣に出かけた際、この火の見櫓を観察した。見張り台に比して屋根が大きい。柱に方杖
をつけて屋根を支えている。垂れ幕の「みんなで守ろう 大切な文化財」という標語は善光寺のお膝元ならでは。




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 もう1基、長野県庁の近くに火の見櫓があることに昨秋気がついていた。善光寺からの帰路、立ち寄った。立ち姿の印象、屋根と見張り台の大きさのバランスと意匠、櫓の構成など、善光寺の火の見櫓とよく似ている。避雷針に花びらのような飾りが付けられている。銘板に昭和5年8月の竣工とある。80年も昔の火の見櫓とは思えないモダンな印象の一因として櫓が直線的に絞られていることが挙げられよう。