黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

灯り

2005年08月07日 19時47分36秒 | Weblog
8月7日分の日記という事で。

 休みの二日目というか、今日でまた休みも終わりというべきか。まあどっちにせよ、また明日から仕事です。毎回日曜日の夜にもなってくるとちっとばかしブルーな気分になれる訳ですが、そろそろこういう感覚にも慣れてくれよ自分と思ったりすることもなきにしもあらず。まあ文句を言っても仕方がないし、これで給料もらってんだからどーしようもない。役所勤め……あ~、じゃなかった、会社勤めも大変です。役所勤めと言ってもあんまり状況変わらないような気はしますけれど。ああ、メドイメドイ。
 それはさておき、今日も暑いです。一応、今日は立秋の日ということで、暦の上では秋になるのですが、どこが秋やね~んと思いっきり喚いて突っ込みたくなります。シャレになりません、今日もまた熱中症で誰か倒れたんじゃあるまいかな~と思うくらいです。この暑い炎天下の中、甲子園で全力疾走してる高校球児をテレビで一瞬だけ眺めたりすると、若いって素晴らしいな~とか苦笑いできますね。ああ、それにしても本気で暑い。下手すると自室の方が外よりも暑いってのはどういうことだ、まったくもう。あんまりに風通しが悪い構造らしく、熱が思いっきり籠もります。廊下に続くドア開けて、ちょっとそのままにしておいたら、廊下側に部屋の中から暑い空気が流れ出てくる始末です。外側、つまり廊下側から、部屋の中から流れてくる空気に触ったら、そっちの方が暑いでやんの……。勘弁して欲しいなぁ。
 あんまり暑いので、こりゃかなわんと99ショップに無駄に長居してみたりもします。本当なら昼飯+晩飯の二食分を買い出しに行っただけなので、五分もいればそれで用は足りるのですが。二十分くらい店内に留まってたのは、単純に冷房が効いていたから。で、ついでだからとネタが無いかな~と探してみたら、一つ発見。ヨーグルト飲料なのですが、ヨーグルト「梅」……。え~、ストロベリーとか、ブルーベリーとか、アロエならまあ良く聞く所なのですが。梅ですかそうですか、それは買えと言うことですかそうですね? ええ、買いましたよ、買いましたとも。で、飲んでみたら案外ネタとしては普通すぎたというオチでしたが。あんまり、ストロベリーとかと変わらないようです。多少酸味があるかな~というくらいで、梅の味はあんまりというかほぼ分かりません。ヨーグルトの風味がそれだけ強い、ってだけ?
 今年はどうやら、夏であっても、これだけくそ暑くてもあまり食欲が落ちずに済んでいるようです。休みになるとついつい朝飯忘れるとか、昼ご飯が二時過ぎとかなってはいますが、食っているだけまだマシです。強烈にのたうち回るような胃痛もまだ来ていませんし、今年は胃カメラのお世話にはならずに済みそうかどうか。あまり食生活は変わってない筈なのですけれどねぇ……あ、でも野菜類を多めに入れるようにはしているか。逆に肉類であるとか、味の濃いもの、脂っこいものが大分減ってきているので、単に去年一昨年は胃に負担をかけすぎただけじゃあるまいかという自分突っ込みも。メンタル負荷なら、今年もそんなに小さくは無い筈なのですけれどねぇ。

 職場や駅やコンビニなど、「外」の場所でよく見かける灯りというのは、基本的には蛍光灯であるものです。まんべんなく灯りを広げる、蒼白い、切れかける時にはあの特徴的な点滅をする、蛍光灯。この光がある所に来ると、取り敢えず人間のいる所、人間の作った場所に来たんだな~という感じがします。例えば、夜歩いている時に見かける白い街灯の光であったり、夜道にぽつんと置いてある自動販売機の光であったり、白い光に満たされたコンビニエンスストアの窓であったり。こういった物や場所に行き着くと、ここは人間のいる所なんだな、と安心します。ただ、逆に神社やお寺で夜を過ごしている時に、蛍光灯で照らされた自動販売機を見かけたりすると、ちょっとずっこけるような気分になるのですけれど。
 蛍光灯とは対極的に扱われるのが、白熱電球かも知れません。オレンジ色の光を発する、切れた時にはフィラメントの欠片がからからとなる、白熱電球。蛍光灯が外の場所で使われるものであるならば、白熱電球は逆に内で使われるものである、というようなイメージがあるのは、私だけなのかどうなのか。まんべんなく室内を照らす蛍光灯とは違って、白熱電球の作る灯りには、必ずどこかしらで影が生じます。わざと白熱電球を上向きに据え付けたり、壁に当てての間接照明として使って、影を増やすという使い方も多いでしょう。公の場から、私的な場所へ戻ってきたという灯り。そういった意味合いで、くつろぐための場所に、白熱電球はよく使われていますね。
 影という意味合いでならば、白熱電球よりも更に影を作る灯りがあります。それが、蝋燭。芯に火を灯せば、ゆらゆらと揺らぐ灯りがぼんやりと部屋を照らす。最近だと香りを含ませたアロマキャンドルなどもありますし、白熱電球より更に、くつろぎや安らぎという方向性を強めて売られているようにも思ったり。ただ、日本では昔はそれこそこの蝋燭が唯一の光源であった訳で、その揺らめく火の光が作る不思議な影のお陰で、日本の化け物のお話がいくつも生まれてきたと言えそうです。ただ、今となっては、わざわざ蝋燭に火を灯すというのは、何かしら特別な意味合いの日である、という感覚になってきているような気もしますが。誕生日のケーキにさす蝋燭であるとか、お祈りの時に灯す蝋燭であるとか、ああいった感じですね。
 灯りというのは、時代に従って色々と移り変わっていくもの。昔ながらの蝋燭から、文明開化に伴ってやってきたガス灯やらランプになり、そして白熱電球や蛍光灯に移り変わっていきました。蛍光灯にしても、ただ蒼白い蛍光灯だけではなくて、今はオレンジ色の、白熱電球のような色合いで光る物も。灯りの種類は同じであっても、灯りの中身は変わっていく。効率も変わっていくでしょうし、そしてまた新しい灯りが何かしら生まれてくるかも知れません。さて、蛍光灯の次に出てくるのは、どういう灯りであるのやら。まださすがにLED辺り、あれはさすがに灯りとしては強すぎる気もします。光れば良いってものじゃない、というのがまた、灯りという物の難しい所なのでしょうね。
 さてはて、たまには蝋燭でも買ってみて、ぼんやりした灯りの中で一晩過ごしてみるのも良いかも知れません。最近では、寮の自室も蛍光灯の明かりなのですが、部屋の二箇所に白熱電球もついているので、パソコンを使っている時は蛍光灯、それ以外なら白熱電球という使い分けをするようになりました。何となく、白熱電球の方が気分が落ち着くような気がします。ただ、パソコンをやるには、ちっとばかり白熱電球では光量が足りないのですよねぇ、これが。灯りというのもまた、気分に影響する物ですし、そしてやっぱり、実用性をしっかり考えて組み合わせていかないとイカン物なのですね。

 今日は特に本の買い足しはなく、昨日に大量に買い込んだ諸々の残りを読み潰す方に時間を費やしておりました。『銃夢』の二巻目三巻目と、それから一昨日くらいに買った『天才ファミリー・カンパニー』の一巻目。コミックスの積みはすぐに潰れるな~と思いつつ、その一方で文庫の積みはいきなりまたそれなりに増えてしまっているのですよねぇ。しかしまあ、古本屋に行ったり書店に行って常々思うことは、本ってのは色々ひっくるめてそれこそ際限なくあるんだな~ということ。一生の内で人が読み切れる本の数なんてのは、全体のほんのごくごく一部、一握り、砂粒の一つという程度でしかないのだろうな、とか。例によって、読んだものの感想その他はじきにレビューにアップするので、二度手間はしません♪
 しかしまあ、コミックスに限っても、買いたいものがまだまだ増えます。そろそろ『ARIA』の七巻目が出てくる頃合いでしょうし、『神戸在住』も既刊の内でまだ四冊目までが揃っただけ。ここの所忘れてましたが、『カミヤドリ』もまだ二巻目で止まってます。まだ『ネギま』も八巻目でストップ中。ようやっと『岸和田博士』は十二巻目まで全て揃いましたが、『銃夢』はまだ先が長い。この辺でなくとも、最近しょっちゅうここで名前を出すようになった『苺ましまろ』とか、『ピルグリム・イェーガー』であるとかもまだ揃っていませんし、また更に『天才ファミリー・カンパニー』も、これはそう急ぐ気はありませんが、じきに増やしていくでしょう。そーいや、『砂ぼうず』もすっかりと二巻目の後がご無沙汰でした。際限ないですな、こういうのはもう。
 昨日に十冊も一気に増やした影響もあって、本棚をごそごそ整理していたら、一気にコミックス専用棚が埋まってきているのに気が付いたり。そりゃそうだ、コミックスも文庫も両方ひっくるめて、既に今月ここまでだけで19冊も増えてるんだから。コミックス専用棚の残り許容量が約一割半くらい、文庫専用棚の方も随分埋まってしまって、既にこっちは残り許容量が一割を切ってます。積み本は専用棚に入れない状態で置いてあるので、多分、今手持ちの積み文庫を全部読み切った場合、それを棚に入れたら埋まるでしょうね。まさかこんなに保たないとは思いませんでしたよ……この文庫専用棚、買ったの六月だぞ自分? 困ったもんです。その内これは、優先度の低い奴を段ボールに放り込むことになるのでしょうけれどねぇ。
 確か、この寮に越してくる時に不要本を二百冊以上処分してきたのですが、どうにもこれは、処分した分量を簡単に取り返すペースで購入が進んでいる気配が。一ヶ月40冊くらいの購入だろうと思っていたのですが、ここまでの今月のペースを見るに、もうちょっとペースが速かった可能性があります。月平均でプラス五で計算して45冊としたら、四月から七月まででいきなりもう180冊。かつ、今月ここまでで買っている19冊を計算にくわえ、誤差を勘案したら、ちょうど200冊くらいに……。減らした分、もうほぼ取り返しちゃってる計算やんか、自分。嘘だろ~と思いたい所なのですが、文庫だけならともかく、コミックスの増加量がかなり多いので、この冊数も何となく納得できてしまう罠。文庫にしても、平均二日で一冊ペースでしたから、四ヶ月で各二十日ずつ出社したとして、四十冊は最低増えている筈。いやはや、いやはや。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:コミックス『銃夢』二巻三巻、『天才ファミリー・カンパニー』一巻
買い:なし
途中:なし
累積読破:文庫4冊、コミックス13冊
累積購入:19冊

それでは。