黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

お熱いのがお好き?

2005年08月06日 21時23分24秒 | Weblog
8月6日分の日記という事で。

 ようやっと今日明日休みだ~とか浮かれていたら、何でしょう、この異様な暑さは……。タイトルにお熱いのがお好きとかしょ~もないの書きましたが、もはや字面としては本気で、「暑い」じゃなくて「熱い」の方を当てるべきではないかと思い始めてますが、このくそ暑い中未だにクーラー使わんと扇風機で凌いでる私ってのは、もはや一種の修行僧じみた風情になってきてます。ここまでくると完全に意地な訳ですが、下手すると室内熱中症が怖いので、そろそろいい加減エアコンを使うべきかどうしようかと考え始めてます。実際、日の光に直接やられるのが日射病ですが、熱中症だと室内でも起こる訳で。日射病と熱中症、辞書で引くと一緒なんですけどね……。
 どっちにせよ、身体に熱が籠もりすぎて熱の放出が追いつかなくなった際に起こる訳で、外で食らうのが日射病、室内で起こったら熱射病、てな具合かも。最近では、ニュースなどだと「熱射病」で括ってしまうようですが。呼び方はまあ置いておくにしても、今朝からど~にもやたらと喉が渇きます。汗をかいているせいだろうとは思いますし、起きたら寝汗でぐっしょりだったので、まずそこは間違いないでしょうけれど。べたついて仕方がないので、昼過ぎくらいに一回シャワーを浴びてきましたが、この時間になるとまたべた~っとしてくる始末。まあ、気温があんまり下がってこないので、やむを得ません。これを解決するには、つまりはぶち切ってあるエアコンのブレーカーを入れ直して、スイッチオンすりゃ良いだけではあるのですけれどねぇ。何か負けたような気分にねぇ……。どーしよう。
 ただ、よくよく考えてみたら、エアコンを二十分かけて二時間くらい切っておけば、しばらくの間は室温を低く保てるんじゃあるまいかと思ったり。扇風機を二時間半かけっぱなしにするのと、電気代はあんまり変わらない……のか? しかし、ここまでくるともう、電気代云々を言っている場合じゃなくなってきているような気もします。んなしょうもない所で悩む自分も、何だか哀れですけれど。エアコンで思い出しましたが、大学時代、教室のエアコンというのは大概において、効きすぎているか、全然意味無かったかのどちらかでした。効きすぎて寒い教室で、よく夏場の服装で女子学生は平気だな~と思ったものです。実際には、平気じゃなかったのかも……。
 何にせよ、今日の東京は最高気温が三十六度くらいまで達したそうで。人間の体温より下手すると高いじゃないかとニュースに文句言いたくなりましたが、言った所でどうこうなるものでもなし。ここまで気温が高くなると、本当にちゃんと気を付けていないと、うっかり倒れかねません。水分補給はこまめに、塩分の補給もお忘れ無く、それからどこかの誰かさんのように無理矢理扇風機で耐え凌ごうとかいう苦行は間違ってもやらないようにしましょう。私の場合は、あまりに体重が無さ過ぎるので勝手に体温が抜けていきますからまだ良いとして、あまり真似をすると脱水症状とか本気で起こりますので止めましょう。

 思いっきり無駄な話。このくそ暑い中、自転車のタイヤに空気を入れるのに悪戦苦闘しておりました。無印良品の自転車を買って使っていたのですが、そういえばふと気が付いてみると、空気入れがそもそも無い。寮の物置に空気入れくらいないかな~と探してみたら、あったことはあったのですが、空気を実際に入れてみようとしてびっくり。何とタイヤ側の空気入れる部分が、折れました。根元からばっきりいったりした訳ではなくて、空気入れと接続する、細くなった螺子みたいな部分がへし折れたのですけれど。ちょいと接続しにくい空気入れだったので、無理に押し込んだり捻ったりしていたら、見事にぼっきりと折れたと、そういう次第です。
 まさかね~、折れるとはね~。そんなに馬鹿力がある訳でも無し、ってかこの骨しかないみたいな腕と手先で、そんな力出る訳無いんですが。まあそれはどうでも良くて、一番問題なのは、空気入れに繋ぐべき部分がへし折れたってことと、そのついでにタイヤの空気が全部抜けてしまったということ。こりゃ~まずいってんで、取り敢えず近くにあった99ショップへ行ってみました。すると、何故かあるのですよね、バルブ部分のセット……。ついでに、空気入れも売ってました。寮にあった空気入れ、実はホース部分に穴が開いているというのも後で判明したりで、まさしく疫病神のような代物だった訳で。しかしまあ、虫ゴムとかのセットがあったのは有り難いとして、何で99円ショップに空気入れとかあるんだろうなぁ。
 まあとにかくも、タイヤの補修と空気入れの調達が終わった頃には、思いっきり汗だくになってました。その作業をやる前にシャワーを浴びてしまっていたので、何だか順番を間違えたような気分になれましたが。それにしても、今は色んな物が随分安く手にはいるようになったな~と思います。空気入れまで99円(税抜きだけど)で手に入るってのは、まあ有り難いような微妙なような。一応、ちと使い方が最初よく分からず首傾げてしまいましたが、ちゃんと空気は入れられました。多くを求めなければ、まあ最低限の物は割と安く手に入ります。その程度で構わないという部分に関しては、最低限の安い物で構わない。たしなむ部分に関しては、他を削って生じた余剰を用いるというのが、現代の購買スタンスになっているようです。
 高級さをアピールする商品と、安さをアピールする商品との二極化状態は、既に結構進んできています。それは例えばビールと発泡酒であったり、自動車であったりという所で至極分かりやすい例がありますし。ユニクロの例を出してみても良いかも知れません。百円ショップなども典型的な話ですし。自転車も値段差が結構大きな商品の一つで、今私が使っているのは一万円ちょっとの無印のやつですが、上を探せばそれこそ十万百万の自転車だってあります。前後ダブルサスのMTBなんかを探そうとすれば、まともなやつ、ジャイアント辺りの中級車を見ても八万円とかそれ以上になるくらいです。欲しいんですけどね、ジャイアントのやつ。昔乗ってましたが、サスの性能はやっぱり素晴らしいのですよねぇ。特にこの寮の近所は道が悪いので、多段変速での高速クルージングより、サスでの緩衝の方に重点を置くべきであって、その意味に置いてはやはりダブルサスが……って、何か妙な話になってますな。
 必要最低限と、実際問題として望むものというのは、やはりどうしても差が出てくる所です。自転車の話を例に取ってみても、単に歩くより速くガソリンなどを食わない移動手段としてだけの自転車を求めるのであれば、今使っている無印の、何の変哲もないやつで全くもって構わない状況ではあります。が、ギアの変速機能があればもう少し楽に走れるし、必要に応じてもっと速度を出せるようにもなりますし。サスペンションが前輪に着いていれば、それだけでも前から来る振動は大分緩和されます。更にダブルサスにしてやれば、うちの近所のような悪路であっても楽に乗り回せるようになる。望めばきりが無いし、別に一定までならすぐ買えるくらいのお金は無いでもない。結局の所、どこまで望むのか、どのくらいまでならお金を出すのか、それ次第ということになってしまう、と。
 選択肢が多いのは良いことですが、物あまり金あまりと言われるのはこの辺りなのでしょうね~、と。何で空気入れの話から、こんな所に話がいってるんだろう。

 休み、ということで、上の状況で空気入れと格闘した後、空気を入れ直した自転車で古本屋へ乗り付けました。ここで買わねば、ということで買えるものをごそごそ漁ってきた結果、一日で十冊を買い足すという状況に。いや~、また本棚が埋まるな~とか考え……なかったような気がします、そういえば。もうどうせ後になってから必ず買うだろうから、今買っても変わらないだろうという程度の意識しかなかったような。まあ、実際問題どうせ今日買わなかったにしても、その内に買っていたものでしょうから、それなら費用を先に認識しておくって意味合いで今買っておくに越したことはないような気がしないこともない、と。
 十冊増やしたと言っても、その内の八冊まではコミックスであって、その内の更に六冊はさっさと読んでしまいました。まあそれはさておき、買い込んだのは、『カムナガラ』の二巻から四巻まで、『岸和田博士の科学的愛情』の十巻から十二巻まで、それから『銃夢』の二巻三巻、とここまでがコミックス。それから、『ヘリオット先生奮戦記』の上下巻を合わせて、これで合計十冊。それだけ買っても三千円と少しで済むというのがまあ、古本屋の有り難い所です。
 土日は文庫潰しをお休みしているので、その代わりにえらい勢いでコミックスがどんどんと潰れていきます。無ければ無いで寝ているなり東方なりネットなり掃除なりするのですが、まああるからには読む。読んで潰して本棚を埋めたら、ちまっとレビューを書いてさて次はどこへ行こうかと考え始める、と。ああ、そういえば一本ショートを書き足しました。いつぞや新しいのを書こうかとか何とか言ったような気がしますが、結局あれはぽしゃることにしたので、結局は水没の続き。水没はあともう一本ショートを書いたら、それで終いにしようかな~と思ってます。それでちょうど六本、後はそれに最後のネタバレ設定でも付け足して、きりの良い感じになるでしょう。あれはあれで、ずっとずるずる続けられるのですけれどね~。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:コミックス『カムナガラ』一巻~四巻、『岸和田博士の科学的愛情』十巻~十二巻
買い:文庫『ヘリオット先生奮戦記』上下巻、コミックス『カムナガラ』二巻~四巻、『岸和田博士の科学的愛情』十巻~十二巻、『銃夢』二巻三巻
途中:なし
累積読破:文庫4冊、コミックス10冊
累積購入:19冊

それでは。