黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

野菜ジュース

2005年08月02日 22時14分18秒 | Weblog
8月2日分の日記という事で。

 取り敢えず、最近は朝と昼間にくそ暑いな~とか文句を言いながら会社に向かい、帰ってくる頃になってほんの少しだけ気温が下がると、それだけでも割と過ごしやすくなったな~とか感じたりします。お陰で、結局寮ではクーラーを未だに一度も使っておらず、ず~っと扇風機一つでやり過ごしていたり。これでもまあ、慣れてしまえば何とか耐えてしまえるものです。ただ、この寮はやったらと風通しが悪いので、部屋から出た方が涼しいとか、下手すると外の方が涼しいという馬鹿げたオチが付くことも往々にしてある訳でして。何この蒸し風呂……。自前でサウナ作ってるんじゃないんだけどなぁ。
 今日に会社から戻ってきて、風呂に入った後で体重を量ってみたら、どうにか五十ジャストくらいまでは体重が戻ってきたようです。戻ったと言っても一キロですが、それでもなんと普段の体重の2%にもなってしまうという恐怖。割と身体の調子も悪くない所まで戻ってきましたし、一キロの増減でここまで影響が出てしまうのか、ただ単に昨日今日と仕事が忙しくてテンションが上がってきているだけなのか。一番笑えるのは、朝起きた時がテンションの底で、仕事をし始めてから一時間くらい経った頃にようやっと平常並まで上昇。昼飯時で一旦落ち着いて、午後一時くらいで高めに、後は徐々に下がりつつ、会社が終わると一気にまた上昇。会社から帰ってくる時が、結局は一番テンションが高いという罠。何だかなぁ。休日でも、ここまでテンション上がらないってくらいなのですよね。
 そう言えば、羽田空港が停電したとかいう恐ろしい話が。管制用のレーダーがつかえなくなったために朝から飛行機の離着陸を中止、というニュースをネットで読んで、おやまあこりゃぁ大事だなぁとか思いっきり他人事のように呟いたものでした。普段なら考察ネタにこれを取り上げるくらいなのですが、今日はもう思いっきり朝から忙しくて、しかも仕事がまだ明日もかなり押し寄せてきそうなので、今日に回ってきた分を少しでも捌いておこうと三十分ほどの残業を追加してきました。ぼちぼち完全に定時ジャスト上がりというのも少なくなってくるのかな~とか思ったりしつつ、まあ別にそれで大幅に困る訳でも無し。ちょっとばかしの残業手当も付きますし、うちの会社がちゃんと残業代払ってくれる所で良かったヨカッタ……。

 何となく考えてみる、野菜ジュースの話。何でそんなネタかって、つまりは今飲んでいるからです。基本的に食事を作るのも面倒なのと、会社から帰ってくるともう既に七時八時になってしまうせいで、食事を作る時間も惜しいという感覚。そうなると松屋とかに頼ってみたり、もしくは出来合いものを買ってきたりするのですが、当然そういうのばかりだと栄養が偏ります。そのせめてもの補正にでもなってくれれば、ということで最近では野菜ジュースを地味に飲むようにしています。まあ、この野菜ジュースにしても出来合いものですから、程度は知れていますけれど。
 世間様で売っている野菜ジュースを見ると、大体まずは二通りに分けられます。飲みやすさを重視した甘めのものか、健康に良さそう~ってな具合の野菜そのまんまの味のものか。前者は例えば充実野菜とかああいったもので、後者はカゴメの野菜ジュースとか、もしくは「不味~い! もう一杯!」のあれとかですね。青汁にしても、オリジナルのあの不味いやつとか、女性向けに飲みやすく改良したファンケルのものであるとか、もしくは豆乳と混ぜたやつなんかもあったりします。一時期、あれに母親が凝ったことがあって、ちまっとそういうのを飲んでみたりしたものです。まあ、さすがに母も、オリジナルのあれには手を出さなかったようですけれど。
 野菜ジュースは、凝り始めると際限なく行ってしまうものの一つでもあります。これとこれを組み合わせると何に利く、これとこれはこう飲むと良い、とまあそんな具合で組み合わせなどにまで凝り始めてしまったら、もう付き合わされる方はなかなかに大変なことでしょう。ミキサーやらジューサーやらにまで、この機種はこうだからこっちの方が、とか言い出してしまったらもう大変。まあ、本当に健康に効果があるのかどうかは分かりませんが、医者に出されたクスリならそれが小麦粉であっても効いたという実験結果もあることですし……。
 ちなみに、私が飲んでいるのは、飲みやすさ重視の、ついでに言えば安物です。何せ99円ショップで500ミリペットで売ってるようなやつですし。入っているのが何々、ええと、りんご、レモン、にんじん、アスパラガス、赤ピーマン、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ。これ、どういうチョイスなんだろうかと小首を傾げたくなりますが、まあ気休めですしねぇ。無いよりは遙かにマシですが、取り敢えず繊維質の野菜類をもう一品付け足しておくと良い感じなのかもな~とか思ったりしないこともないです。余談、今日の晩ご飯には、ついでに野菜のミネストローネスープが追加されているのでした。菜食主義になったのか、私?

 最後はやっぱり、いつも通りに。明日まではかかるかな~と思っていた『フラクタルの女神』なのですが、思いの外さっさと読み進んでしまって、会社から帰ってきて二十分ほど読み足した所で読み終わってしまいました。海外物としては割と訳が読みやすかったことと、そもそもこれは理解不能だろうと思った専門用語部分の多くをすっ飛ばしてきたために、ペースが上がりやすかったようです。感想その他はレビューに既にアップしてあるのですが、ここで言っておくならば、つまらない訳じゃないんだけど、一冊が高いんで買う程かどうかは微妙という所でしょうか。あれ、これレビューにも書いたような気がするなぁ。
 それにしても、『老人と海』を何となく買って読んだと思ったら、そのすぐ後に『フラクタルの女神』。二連続で海外物、しかもどっちもアメリカの作家のやつだった訳で、何だか妙な巡り合わせです。ちょっとだけ金と効率の話をしてみれば、『老人と海』は新潮版で400円、『フラクタルの女神』が920円と後者が結構高め。ただ、その割にどっちが印象に残ってるかと言ったら、実は『老人と海』の方だったりするのですよねぇ……。文学作品が高尚だとかそういった意味合いでは全くもって無く、こっちの方がストレートで分かりやすかったというだけのことなのでしょう。海外文学系なら、後はやっぱり『白鯨』に興味が行くなぁ。さてどうしよう。
 ここ何日か文庫を買っていないため、どんどんと積み本が減ってきました。ぼちぼち補充してやらんとな~と思いつつ、さて明日は何を読んだものか。二連続で海外物やらかした後ですから、ちっとまた『宇宙の戦士』は後回しになりそうです。それ以外で残っているのは、乙一の『暗黒童話』とか、星新一の『ボッコちゃん』、宮沢賢治の『注文の多い料理店』、それと講談社ノベルスより『蟲猫』、でこれで実は全部。何と言うことでしょう、私が積み本を五冊しか残していないなんて……。ああ、でも下巻が出るまで読む気がない『ウィザーズ・ブレイン』とか、まだ読むなと言われている『富豪刑事』とかありますけど。その辺を合わせても、十冊に行かないんだなぁ。ああ、何て珍しいんでしょう。
 明日辺り、残業があまり長引かなかったら、何冊か買い足してこようかと思ったり思わなかったり。ひとまず新潮で『蠅の王』とか、やっぱり岩波の『白鯨』とか、どうやらそっちの方面にまで手を伸ばし始めてきているようです。まあ、またすぐにどっかしらへ飛んでいくのでしょうけれど。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:文庫『フラクタルの女神』
買い:なし
累積読破:文庫2冊、コミックス1冊
累積購入:無し

それでは。