★ 映画「いただきます」とその後の映画の紹介 ★
(この画像は、オオタヴィンシアター「まほろばスタジオ」より転載)
「食べたものがわたしになる」というモットーのもとに、福岡県の高取保育園は、伝統的な食養生・医食同源に基づいた和食オーガニック給食を続けています。
この取り組みをドキュメントしたのが、映画「いただきます-みそをつくるこどもたち」です。
この映画では、園児達が自分たちが食べる「味噌づくり」に精出している姿が活き活きと描かれていました。
給食ではその味噌を使った味噌汁や玄米ごはんをほおばってパクパク、ゴクンゴクンと飲み干し、残すところなく食べきっている子ども達の楽しくうれしそうな姿が沢山見られます。
その給食の毎日のメニューを見てみると、稗、餅きび、もち麦、小豆などの雑穀が日替わりで入った玄米食を主食として、それと毎日欠かさず味噌汁と納豆。主菜は日替わりで煮魚、焼き魚(たまに鶏肉や豚肉)や豆腐、こんにゃく、昆布、ひじきなどと大根や小松菜など様々な野菜を組み合わせた煮物や和え物その他種々多彩なメニューが組み合わされています。
この映画の解説に、「この“夢みる保育園”からみえてくるのは、古き良き日本の食卓がつくる 原初のこどもたちのたくましい命です」とありますが、今の私たちの食生活を見直すヒントもあるように思います。
最近、さらにオーガニックにバージョンアップされた「いただきます2-ここは発酵の楽園ー」という同じオオタ ヴィン監督の映画の自主上映が始まっています。
出演者もオーガニック果樹農家奇跡のリンゴ木村秋則、オーガニック野菜農家菌ちゃん先生吉田俊道、オーガニック稲作農家有機農業の里 高畠 菊地良一さんなどなど多彩です。
高知でもこの映画が上映できたらいいなと思います。
おまけにもう一つ、先月の配送にチラシを入れた同じくオオタ ヴィン監督の「夢みる小学校」が2月2日土佐市の「つなーで」で高知のお母さんなど21人の実行委員で自主上映され、私も見てきました。
なんと208人もの来場者があったとのこと。
この映画はきのくに子どもの村学園 南アルプス子どもの村小学校・中学校を中心にドキュメントした映画です。
「自己決定・個性化・体験学習の3つの基本原則として授業の大半が体験学習とある教育」で、その根幹に「学校は楽しくなければならないという」想いがあるとのこと。
映画の中で、1人の子どもが「ここは自分でいられる」という発言から、すべてが語られていると思いました。
また自分で考える力をつけた子どもたちの確かな育ちに未来への希望を感じました。
(この画像は、高知の子育て応援ウェブメディアココハレより転載)
以上、機会があったら、ぜひ上記の映画とオオタ ヴィン監督の「夢見る・・・」シリーズの映画作品を見て頂けたら幸いです。

「食べたものがわたしになる」というモットーのもとに、福岡県の高取保育園は、伝統的な食養生・医食同源に基づいた和食オーガニック給食を続けています。
この取り組みをドキュメントしたのが、映画「いただきます-みそをつくるこどもたち」です。
この映画では、園児達が自分たちが食べる「味噌づくり」に精出している姿が活き活きと描かれていました。
給食ではその味噌を使った味噌汁や玄米ごはんをほおばってパクパク、ゴクンゴクンと飲み干し、残すところなく食べきっている子ども達の楽しくうれしそうな姿が沢山見られます。
その給食の毎日のメニューを見てみると、稗、餅きび、もち麦、小豆などの雑穀が日替わりで入った玄米食を主食として、それと毎日欠かさず味噌汁と納豆。主菜は日替わりで煮魚、焼き魚(たまに鶏肉や豚肉)や豆腐、こんにゃく、昆布、ひじきなどと大根や小松菜など様々な野菜を組み合わせた煮物や和え物その他種々多彩なメニューが組み合わされています。
この映画の解説に、「この“夢みる保育園”からみえてくるのは、古き良き日本の食卓がつくる 原初のこどもたちのたくましい命です」とありますが、今の私たちの食生活を見直すヒントもあるように思います。
最近、さらにオーガニックにバージョンアップされた「いただきます2-ここは発酵の楽園ー」という同じオオタ ヴィン監督の映画の自主上映が始まっています。
出演者もオーガニック果樹農家奇跡のリンゴ木村秋則、オーガニック野菜農家菌ちゃん先生吉田俊道、オーガニック稲作農家有機農業の里 高畠 菊地良一さんなどなど多彩です。
高知でもこの映画が上映できたらいいなと思います。
おまけにもう一つ、先月の配送にチラシを入れた同じくオオタ ヴィン監督の「夢みる小学校」が2月2日土佐市の「つなーで」で高知のお母さんなど21人の実行委員で自主上映され、私も見てきました。
なんと208人もの来場者があったとのこと。
この映画はきのくに子どもの村学園 南アルプス子どもの村小学校・中学校を中心にドキュメントした映画です。
「自己決定・個性化・体験学習の3つの基本原則として授業の大半が体験学習とある教育」で、その根幹に「学校は楽しくなければならないという」想いがあるとのこと。
映画の中で、1人の子どもが「ここは自分でいられる」という発言から、すべてが語られていると思いました。
また自分で考える力をつけた子どもたちの確かな育ちに未来への希望を感じました。

以上、機会があったら、ぜひ上記の映画とオオタ ヴィン監督の「夢見る・・・」シリーズの映画作品を見て頂けたら幸いです。
(文責:丸井美恵子)
※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2025年3月号より転載しました。