高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

斑点米のこと

2015-01-31 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
★ 斑点米のこと ★

斑点米とは
イネの害虫カメムシが米粒から汁を吸うことで
その痕が茶褐色の斑点となった玄米のことです。
着色米の中で多いのは斑点米だそうです。


第3回理事会で、
会員からの問い合わせのあった斑点米について話し合いました。

まず農畜産委員長から
通常選別機にかけて斑点米を取り除いてはいるが
年によっても多寡があり
また色彩選別機など特殊な機械の利用の可否など生産者でも事情が異なり、
すべての斑点米を取り除くことは難しいことが報告されました。

議論の結果、
一般の米農家では、
斑点米の混入率によって等級が決まるため
斑点米をなくすためにネオニコチノイド系の農薬等が使用されており

全国的にも問題になっていることから
会としては斑点米を問題視するより
むしろそれを排除するための農薬の害の方が大きいと捉え
通常の選別機などで取り除くなどできる限りの努力はするが
それ以上の経費をかけることはしないこととし
消費者の理解を得ることとしました。

安田節子さんや反農薬グループが
「米の検査規格の見直しを求める会」の賛同団体を募っており
土といのちも賛同団体に加わりました。
全国87団体が賛同していて
農水省へ斑点米カメムシ防除をやめ
農産物検査法・植物防疫法の見直しを求める要望書を提出します。
※「米の検査規格の見直しを求める会」のHPはこちら





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味噌作り体験

2015-01-30 09:00:00 | イベント報告
★ 1月の企画 ★ ~味噌作り体験~

24日、味噌作り体験を催しました。
いつものように講師はベテラン原崎さん。


仕込みまでの手順の説明を受け、さっそく始め。
前日から水に漬けておいた大豆を圧力なべで煮る。


煮ている間に麹と塩を混ぜて「塩切り麹」を作る。
塩が全体に均一に混ざるように。


茹であがった大豆をマッシャーでつぶす。


つぶした大豆と塩切り麹を混ぜて、よくよく練る。


いい硬さになるように大豆の煮汁で調整する。


最後にプラスチックバッグに詰め込みます。
ポイントは空気を入れないこと。
そして冷暗所に保管します。
10月くらいに食べごろになるでしょう。


去年の味噌作り体験で作った味噌も試食してもらいました。
湯で薄めて即席みそ汁風にも。
上等にできていましたよ。


講師の原崎さんが言われるように
「1回参加された方は2回もは来ません。
なぜなら、それだけ簡単だからです。」
なるほど過程はしごく単純です。
参加されたみなさん、おうちで、もっと大量に仕込んでくださることでしょう。

お疲れさまでした。
今年は子どもさんの参加が多く
将来が楽しみです。

 
  
 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マロのマヨネーズ

2015-01-29 09:00:00 | 高知のいいもん
★ マロのマヨネーズ ★ ~ポテトサラダが変わるかも♪

こだわりのマヨネーズは多々あれど、
金野さんのマヨネーズ(マロのマヨネーズ)はすごいです。
  


北海道出身の金野和敏さん
大豊町・梶が森に移り住んで養鶏を始め
「土といのち」の前身「高知土と生命を守る会」が取り扱っていたマヨネーズを見て
卵があるから自分でも作れるかなと思って始めたそうです。

充填機などの機械は一から勉強して独自で作り
試行錯誤を重ねてこだわりマヨネーズを作りあげました。
最近は息子の哲生さんが製造者となって
有精卵とともに「土といのち」に持って来てくれます。



チューブの袋には
「このマヨネーズは化学調味料等にたよらず、
安心な自然素材本来のうま味をベースにしたまろやかさで、
フレッシュな野菜の味をひきたてます。」って。
試しにポテトサラダを作ってみてください。
必ずおいしさがわかります。

「マロ」はまろやかかな?と思ったら
金野和敏さんのニックネームだそうですよ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さつまいもの柚子煮

2015-01-28 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
畑村香織の「土といのち」で お料理3年生
~土佐のめぐみで家族のいのちをまもるご飯作り~

★ さつまいもの柚子煮 ★ 4人前
【 材料 】
●さつまいも 大小3つ 200gくらい
●青柚子二個
●福来純 三年熟成本みりん50cc

【 作り方 】
さつまいもは、1センチ半月で切り水にさらす。

青柚子は薄切したり、大きめだったりまちまち。
柚子汁でも可! 

鍋にさつまいもを入れ、ひたひたにかぶる位の水を入れます。
ここではまだ調味料は入れません。
水だけで、竹串がスッと通るまで、ゆでます。
圧力鍋なら低圧にセットし、沸騰後1~2分でOKです。
ゆで上がったら、ざるにあけます。
崩れやすいので、やさしく扱いましょう。

水カップ三分の二 本みりん50ccの調味料を火にかけ
沸騰後さつまいもと柚子を入れ 時々煮汁を掛けながら
5~10分煮込んで出来上がり。

粗熱が取れるまで冷ましたら、よく消毒した容器に入れ、
冷蔵庫でよく冷やしていただきましょう。

キッチンが ユズの香りでいっぱいに
檸檬よりも あじわい深い 美味しいさつまいもの柚子煮 完成です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようこそ えこらぼの文化祭へ

2015-01-27 09:00:00 | イベント情報
今年も出展します!
★ 第7回 えこらぼの文化祭 「ごはんも石油もエネルギー」 ★
 

生きるちから 暮らすちから たのしむちから
エネルギーは生きていくために必要なちから
毎日のごはん、電気や水、みんなの笑顔
どんなエネルギーがあるかな?
見て、さわって、感じてみよう!

【日 時】 2015年2月7日(土) 13:00~16:30
           2月8日(日) 10:00~16:00

【場 所】 こうち男女共同参画センター「ソーレ」
      (高知市旭町三丁目115番地)

【入場料】 無料 ※一部有料の催しもあります。

こんなことをやってます。
是非お出かけください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月号は届いてますか?

2015-01-26 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
2月号『季節のとっておき』をホームページにアップしました。(こちら

> ●2月号『季節のとっておき』


●2月号『お便り・お知らせ』


今週は、2月①回目の週の注文書を提出してくださいね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷川さんより イベントへのおさそい

2015-01-25 09:00:00 | イベント情報
梼原町 谷川農園の谷川徹です。

高知県では
守る自然、活かす恵み~「生物多様性こうち戦略」ワークショップ
を今年度2月までに10回開催いたします。
主催:高知県環境共生課

2月は
えこらぼ文化祭内での連続講座です。

★ 生物多様性×サービス ★

テーマ/生物多様性が支える暮らし 
 ~事業と生物多様性の関連を学ぶ~
とき:2月7日(土) 13:00~16:00
ところ:こうち男女共同参画センターソーレ3階 研修室1・2
講師:四国環境パートナーシップオフィス 常川真由美氏


製造販売(作る・売る)などの事業活動から、
消費(使う)・廃棄(捨てる)などの社会活動にいたるまで、
それぞれに関わるもののライフサイクルをベースに、
生物多様性との関わりについて考えます。

★ 生物多様性×知る ★

とき:2月8日(日) 13:00~15:30
ところ:こうち男女共同参画センターソーレ3階 研修室1・2
講師:国連生物多様性の10年市民ネットワーク 坂田昌子氏

生物多様性って何?
ちょっと難しい「生物多様性」という言葉。
衣・食・住、産業、文化など、
私たちの生活基盤そのものが自然(生物多様性)に支えられています。
では、「あって当たり前」の生物多様性に、
今なぜ、目を向けないといけないのか。
私たちの暮らしとの関わりを見つめ直しながら、
現状について学びます。

*尚事前申し込みいただけるとありがたいですのでよろしくお願いいたします。
お問い合わせ・お申込みは
運営受託:四国生物多様性ネットワーク(担当 谷川)
Mail/info@ikimonokochi.com 
FAX/0889-67-0383

*ワークショップの詳細は、「生物多様性×こうち」のHPやFBにて随時お知らせします。
HPはこちら
FBはこちら

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生産者からの年賀状 ⑥

2015-01-24 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

南国市 斉藤牧場の斉藤喜美子です。

皆さま、いつも斉藤牧場の山地酪農牛乳を
ご利用いただきありがとうございます。

今年の年明けは南国土佐にあるわが牧場にも
雪がちらほら舞い散る寒い1日でした。
年末年始と言えど、酪農の仕事にはお休みはありません。
大晦日の夜の搾乳、続いて元旦のあいさつの前に朝の搾乳。

寒くても牛たちは元気に山を歩き、
風をしのげる暖かい場所に好き勝手に
移動しながら1日を過ごしております。
今年も、健康で安心して飲んでいただける牛乳を
皆さまにおとどけできるよう、家族で頑張ってまいります。

本年もよろしくお願いします。

管理人記
御存じ斉藤牧場の若奥様。
休みのない牛の世話と子どもさんの世話に
パワフルに活躍中。
斉藤牧場のDVDも絶賛配布中。
もう見ましたか?


高知市 かざぐるまの山本たか子です。

午年の昨年は、
コンサートを企画し、開催したこともあって、
まさに馬車馬のごとく走り抜けました。
今年は、おとなしい羊のように
過ごそうかと思ってはいるのですが・・・・?

東京に住んでいる友人は、
土といのち、コープ自然派、オーガニックマーケットなど
安全な食材が手に入る高知をとてもうらやましがっております。

農薬、化学肥料、さまざまな添加物・・・・
かつての私のように、それがあたりまえで、
何とも思ってない方が圧倒的に多いのが現状です。
農薬を散布している現場に出くわしたり、
食品から溶け出した残留農薬を目にしたら驚愕します。
まず知ってもらい、どんどん安全の輪を広めていくことが必要です。

今年も ー土といのちー の益々の発展を願っております。

管理人記
農産加工品と野菜を出荷されてます。
すぐ食べられるの筍・イタドリは人気。
天然みょうがもファンが多いです。
池公園の高知オーガニックマーケットに出店されてます。
屋号は『かざぐるま』。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生産者からの年賀状 ⑤

2015-01-23 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
愛媛県宇和島市 八坂石鹸 増田明宏です。

【 今年思うこと 】
私は昭和26年度に生まれましたが
28年に合成洗剤が開発され
近くの川や海に泡が流れ 汚れていき
遊泳が禁止になったのを覚えています。

ともに八坂石鹸も段々縮小していきました。
幼かった私は原因が分からず、
「なぜだろか」と、ずぅー思っていました。

ところが52年頃、
「複合汚染」や、石けん洗剤に関する本を読み、
合成洗剤は毒だと思い、昔の疑問にも答えが出て、
休業していた八坂石鹸を継ぎました。
それから石けんを焚き続けています。

粉石けんは安くて、安全で良く落ちる洗浄剤ですが、
洗濯機が合成洗剤用に作られているため、良さが発揮できません。
もっと機械にあった石けんを開発することが急務です。

私は薬事法を持っていませんが、
38年も焚いていますから、もうベテランの石けん屋です。
浴用石鹸も作れます。
それで付加価値をつけ、釜炊きの手作り石鹸を作りました。
今年は基本のマルセル石鹸を製造したいと思っています。

管理人記
リサイクル石鹸の神様みたいな増田さん。
かつてのような 石けん運動 が盛んではない中
合成洗剤の害と石けんの良さを広めておられます。
愛媛からはるばる事務所に来られた時は、
勉強になるお話をしてくださいます。


香美市 むかごやの朝倉千代です。

現在、開店休業中(育児につき)のむかごやです。

「池公園の土曜市」に不定期に出店していますが、
注文をいただいて作るのが難しく、
「土といのち」ではもっぱら消費者です。
消費者としては
より安く、すぐに手に入ることを未だに望む気持ちがありますが、
「いのちある」作物は決して早くもできないし、
簡単に出来るものではありません。
作物の時間の流れ、十分な時間をかけて作られたものが
手に入ることを感謝しています。

次の冬には、また生産者として参加できるよう、努めたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

管理人記
子育てと仕事の両立は難しいですね。
それでも、朝倉さんのお菓子・黒米を食べたいで~す。
次の冬を楽しみに待ちましょう。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生産者からの年賀状 ④

2015-01-22 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
四万十町 西村善徳です。

奥四万十の里は 新年早々雪景色となりました。
冬寒ければ 虫の発生も少なく豊作が期待できそうです。
土と生命の発足当時から
長いお付き合いを頂いていますことに感謝しています。
消費者も生産者も世代交代してゆくことは当然のことですが 
設立の思いが脈々と受け継がれていますことに誇りを感じています。

輸送経費も育たないけれども
20キロ30キロの米の配送を楽しみにしています。
なぜなら 一粒一粒の米から消費者の顔が浮かんでくるからです。
米粒の中に虫食いがあったり黒い米粒があっても
有機栽培の勲章だと思ってください。

県のエコ認定を受けたり
昨年は四万十財団のエコ認定も受け
今年も頑張らなくっちゃ(-。-)と思っています。

窪川西インタ-から5キロぐらいですので
お越しの節にはお立ち寄りくださいませ。

管理人記
お米を出荷されてます。
会が始まる時からの古~~い生産者です。
会の歴史を見てきた いごっそう。
話し出すとおもしろいです。
清流四万十川の近くで育った稲は
こだわりファンがついてます。


南国市 溝渕純一です。

昨年は私の米・もち米を
御利用いただきましてありがとうございました。
昨年の大雨で稲刈りは大変でしたが
なんとか収穫することができました。

ことしも無農薬で
米ヌカ・オカラでつくったボカシ肥料と有機石灰を使用して
ミネラル豊富な安全で安心なより味のいい米ともち米を
つくっていきたいと思っております。
昨年同様宜しくお願いします。

管理人記
お米ともち米を出荷されてます。
美味しいお米になるよう
工夫をされてます。
お孫さんも溝渕さんのお米が大好き!


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする