田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

熊本城石垣ものがたり

2014-01-17 21:00:14 | よもやま話・料理編
            
昨年、娘方の孫が熊本に来た時の写真です。
前にも出しましたが、再び。
まだチビッコと思っていたのに、もう熊本城の石垣をよじ登っている。
同じ石垣を、ヒゲが登ったのは小学生の時。
やはり、孫が止まって居る地点で止まりました。
調子よく登っていたのに、写真の所でピタリと。
小学生ヒゲには、もうニッチもサッチも動けないのです。 (笑)
上を目指そうとすると、ひっくり返りそうでした。
地上に戻るには、足を掛けるポイントがわからない。
万策尽きて、一か八か指を離すと、ズルズルズルと滑り始めました。
「 痛っ、イテーッ! 」
ホッペタと膝を擦りむきながら、地上に降りた時は、ホッとしたものでした。
観光客の皆さんは、決して真似しない方が良いと思いますよ。
子供と違い、不器用な大人は、石垣の “ 武者返し! ” に遭ってひっくり返り、
大怪我になりますから。
                    
暮に、息子方の孫が熊本に来た時でした。
温泉帰りに、大津の道の駅で、ムカゴを買いました。
零余子の塩茹でを肴に頂いていると、思い出すモノがありました。
     
質の良いムカゴを手に入れたヒゲは、下通りアーケード街の竹下かまぼこ店に向かいました。
ハモのすり身を貰って店に戻ると、さっそく仕込みを。
塩茹でしたムカゴを適量(!)、すり身と混ぜ合わせ、流し缶に詰め、蒸し器に。
次の日、包丁するのですが、すり身を切ると、同時に中のムカゴが切れます。
ムカゴは適当に置かれているから、ムカゴの切り口の面積はランダムです。
まるで、昔のお城の石垣の大きさが色々ある様に。
だから、そんな風情を表して、 『 石垣ムカゴ( 岩石ムカゴとも) 』 と言います。

この切り出しの時は、珍しくヒゲは三角柱型に切ります。
昔遊んだ熊本城の石垣をイメージして。
さて、酒呑みは詩人です。
ムカゴの、乱数表的不揃いさを愛でながら、ササを頂こう。
この時は、やはり球磨焼酎 『 武者返し 』 に限ります。
築城に汗したセイショコどん (加藤清正) に献杯しながら。
何処ぞの殿様は、今度は江戸征伐祭りとやらで、肥後の領民の事など眼中に無さそうだし。
        

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