田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

天ぷらへの誘い~カレイの唐揚げ①

2019-05-03 18:32:30 | よもやま話・料理編
さぁて、なんとか、生のメダカカレイを手に入れることが出来るようになったヒゲ。
ご機嫌で、カレイの唐揚のメニューを用意します。
         
                ≪ 写真は借り物です ≫

そんなある時、レアな情報を目にしたのです。
カレイの唐揚げを、 【 水溶きした片栗粉にまぶして揚げる! 】 方法です。
「 ウソやろ!? 」 ヒゲは驚きました。 
                     
それまでの唐揚げは、カレイに塩・胡椒した後、片栗粉 (乾燥もの! 笑) を
全体にまぶして、油に投じる。
この方法を、信じて疑いませんでした。
この新情報?
第一、カレイを 水溶き片栗粉にまぶす なんて、出来るんかいな?
まあ、一度はだまされてみるのが、ヒゲ流や。 やってみるか!
案の定、水溶き片栗粉は、黒い皮のカレイの上をサッと流れて行きます。
上手くいかないのです。

ヒゲは、小考します。
片栗粉の濃度を上げたらどうだろう?
なるほど、これでカレイの身に絡みやすくなります。
もう一つ考えたのが、水溶き片栗粉の “ 総量 ” です。
量を増やすと、 “ 扱いやすく ” なるんじゃないかと。

いろいろ小考を繰り返して、いよいよ油に投じます。
カレイは、いつもより激しく油と反応します。
何しろ、水をくわえてるから少し心配ですが。
さて、頃合いで揚げて、早速試食すると、 「 アッ! 明らかに違う。 」
この揚げ方には、 粉(コナ)っぽさがないのです。
この違いには、驚きました。
水分を含んだ水溶き片栗粉の方が、カラッとしているなんて。

更に、試行錯誤を繰り返しました。
その水溶き片栗粉に少量の小麦粉を加えると、粘りが少し出て、カレイに絡みやすくなります。
うーん? つまり、揚げる作業が楽になるのか。
揚がった景色は、薄い白衣をまとったような。
まさに、竜田揚げといった風情です。

この、思いもしなかった料理法。
凝り固まった権威主義的なレシピが吹っ飛んで、料理の多様な世界に目が開かれた瞬間でした。

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