田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

楽々クッキング

2018-12-22 13:00:59 | 田園ものがたり
毎日の献立の時、カァちゃんに頼むのを躊躇するメニューがあります。
それは、焼き物・焼き魚です。
なーに、焼く作業は、そんな面倒はありません。
しかし、後片付けの手間を考えると、注文をためらいます。
我が家の焼き物は、ガス台のグリルを使います。
使用後、このグリルの受け皿と焼き網を洗う大変さを思い浮かべるんです。
小アジの開きで一杯と思っても、ちょっと使っただけなのに、
あのグリルを洗わなくちゃいけないのか!?
やっぱ、止めとこ。
  

80年代、田園カウンター。
カウンターの客から、天ぷら盛り合わせ(980円)の注文が入ります。
ヒゲは、背後の生け簀から活き海老二本を取り出し、カウンターのまな板で
頭をカットします。
頭は直ぐに、フライヤーの横に置いてある『フィッシュロースター』で、塩焼きにします。
        
このロースターは、上下にヒーターがあり、オーブン的な仕事も可。
最近は、何故かあまり見なくなったようですが ・・・ ?
鯛のかぶとの塩焼きなんか、コレを使うと笑う様に簡単です。
焼き色も充分付く。
余熱が効くから、骨付きモノには最適かなぁ。
            

身の方も、目の前で皮を剥き、天ぷら用にこしらえます。
さぁ、海老の頭が焼けたら、急いでお客さんにお出ししましょう。
焼きたての海老の香ばしさが、客の鼻腔をくすぐるのは、言うまでもないことです。
この目の前でのプロセスを、例えばよく寿司屋である様に裏の調理場で焼かせて
持って来るのでは客の印象は大違い。
裏で焼かせる仕事をCDで聴く音楽とすると、目の前で焼くのはライブで聴く音楽みたいな。
このライブ感な演出がしたくて、ロースターをカウンターに設置したのです。

海老の頭を食べ終わる頃には、最初の天ぷらが揚がります。
海老(1)・ 野菜(1)が、皿に載せられます。
客 「 マスター! この海老は、ミソがぎっしり入っているよ。 イイね!
     さてと、今日の酒は何にしようか? 」

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コメント (4)
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