田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

猫トンとパレスチナ

2014-09-29 16:35:37 | トンカツ物語り
イスラエルとパレスチナ。
ヒゲみたいな平均点な日本人には、理解がむつかしい所があります。
大作映画 『 アラビアのロレンス 』 を観たぐらいでは、理解出来ない何かが。
  

我が家にも、パレスチナ問題が存在します。
猫トンとヒゲの、国境(?)紛争です。
トンが若い頃の、血みどろの戦いを紹介しましたよね。
年老いて弱ったトンの、天国が近くなったのかと思わせる状態も話しました。

所がどっこい、トンは元気になり、骨折したかの様に見えた左脚も、それなりに動かせる迄に。
食欲も戻りました。
もう先がないトンに、せめて好きなモノをと、用意している刺身類。
最初は何でも食べていたのに、元気が出るにつれ、昔の我がまま放題になりました。
天然の大物石鯛でさえ、ペッと吐き出します。
ヒゲだって、度々のさるものではない、一切れ幾らですヨ!
お気に入りだったマグロ・カツオ・アジも、日によって振られます。
キビナゴだけは、いつもご機嫌です。
自分のペースを崩さないトンは、以前の快食・快眠・快便を取り戻しました。
孫ゴジラの来襲の時だけは、静かに潜んでいます。

大半は寝ているトンですが、ヒゲの居場所とかぶるので、巧く折り合いをつけなければなりません。
そんな或る日、トンがヒゲの右足にヒタイを擦り付けてきました。
足を枕に貸せと要求しているのです。
差し出すと、先ず片手で甲を押さえます。
そして、動かないのを確認すると、愛猫はホホを寄せて眠り始めます。
更にしばらくすると、今度はでんぐり返って、腹を上にして、後頭部をヒゲの甲に。
ペット飼いの一番幸せな時間です。
やがて、人間ヒゲもその体制のまま、うつらうつら ・・・
そんなヒゲに、激痛が走りました。
なんと、猫がヒゲの足甲に咬みついたのです。
ハマス(?)が、ミサイルを撃ち込み、たちまち和平は吹き飛んだ。
                    
猫一匹との暮らしでさえ、平安を保つのは容易ではありません。
まして、宗教も違う人間同士が、隣り合わせで暮らすのが、如何に大変かは理解出来る事です。
中東の問題は、いつも訳のわからない出来事で満ち溢れています。
         
              ≪ 今日は、まだ平穏な我が家です。 ≫
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