田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

紋次郎の晩餐会

2014-09-21 13:57:28 | 2人3脚チンタラ道中
9/11 (木曜日)  午後七時前。
今までなら、まだ明るいハズなのに、もう随分暗くなっている。
そうか、ビアガーデンの季節も終わりなんだなぁ。

前ブログで書いた “ 一宿一飯の恩義 ” を果たすべく、紋次郎が動くのだ。
店の玄関にタクシーが止まると、車椅子が待機させてあり、スタッフが迎えてくれる。
ありげてぇー事だ。
ふと前方を見ると、見覚えのある女性が ・・・ まちがいない!
40年前の記憶のまんまの、今晩の主役・M民君の妹さんだ。
笑顔で、歩み寄って来てくれた。
初対面のカァちゃんとも御挨拶が済み、レストランの方へと移動する。
庭の風情も素敵な、神水苑の 『 ル・キャトル 』
今日は、其処の一番奥に席を用意してあった。

    
先ずは、シャンパンで乾杯する事に。  
オーストラリアのシャンドン○○と云う、スパークリングワインを選ぶ。
次は、M民君の希望で、赤ワインのブリュゴーニュの○○を。
此処での注文には、充分な注意が必要です。 (汗)
ちょっと間違えると、ゼロがひとつ増える様なワインが、ウジャウジャ在るからです。
まるで、機雷の並んだ海を抜ける潜水艦みたいに、慎重にリストを指差して(!)伝えましょう。 (笑)
此処のワイン・リストは、まあ見事な品揃えだが、普通の人達はどうやって選ぶのだろう。
ソムリエさんも居るが、熊本の人達にも注文し易いメニューに、もう少し工夫出来ないのかしら?
             
コルクの鼻効きから、テイスティングを求めるから、渡世人・紋次郎も大変です。
限られた時間で、昔ばなしをよみがえらせて愉しみたいワッシなのに。
ワインのテイスティングなんか、適当にしといてヨ~。
ヒゲがワインに忙殺されて会話が途切れると、カァちゃんがうまい具合に話を盛り上げてくれる。
ありがたい相棒だ。
フォアグラのソテーが、ブリュゴーニュの赤と不思議な調和を。
旅籠で出てくるメシとは随分違う。
魚料理は、カマスのロール。
次は、鴨のソテーと聞いて、ワインの瓶を見ると、もう底に。 
妹さんは舐めるくらいなので、三人で飲んでいるんですが ・・・
次のチョイスは、赤ワインのメドック系にしました。
しかし、鴨はカモでも、出て来たのは小鴨。
これでは、少しワインが重いかな?

カァちゃんは、記念写真の準備を始めた。 連れの優勝楯と一緒に。
そうしたら、店のスタッフも駆けつけて、写真を撮っている。
何すんだろう?
話しは、妹さんの旦那さんの事になり、おもしろい展開に。
旦那さんがチェス(!)をやっていると。
何と云う偶然でしょう。
しかも、機械とばかり演っていると。
熊本では、生身の人間相手のチェスを楽しむ機会は無いと云う。
チェスの縁で再会した我々です。
それなら、旦那さんとも是非会わなくっちゃいけない。
次回は、M民君のカアちゃんも一緒に、夫婦三組で、日本酒がある店で飲み会しましょと。
こうして、新たな約束が出来た。

デザートが出る頃には、同級生のグラスも空だ。
客人の酒を切らしちゃいけませんゼ。
紋次郎は、急いで注文した。 「 此処は、グラッパは置いてあるの? 」
隣りのバーから持って来てくれたのだが、なんて量が多いんだ。
オールド・ファッションGに、注いであるからだ。
最後に、先ほどの写真の訳が判った。
四人のショットを、記念フレームに仕上げてくれたのだ。
御親切に、二組!!     
                 
   

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