Ommo's

古い曲が気になる

今夜も、無計画停電がやってきた

2011-03-18 | 日記・エッセイ・コラム

                                  

 18時20分から予定されていた今夜の停電は、なかなかはじまらない。今夜は、18時からパソコンを切って、さあ、来い、と待った。だが、来ない。きょうは、無しかい、と千葉テレビにチャンネルをあわせて新しい停電情報を待った。

 19時00分、それは突然やってきた。予告された時間内、いつはじまるか分からない。これは体に悪い。

 放射能のため、なるべく外出は避けたほうがいい、というが、原発事故現場で放水している東京消防庁の隊員のことを思うと、なんだか、この東京の被爆量など、もうどうでもよくなってくる。この闇のなか、街がどうなっているのか、見たい。その好奇心で外套を着て、ニット帽をかぶって、マスクと手袋、懐中電灯を持って外に出てみた。

 満月にちかい月光は、うす雲がかかっていても十分夜道を照らす。そのなかを、仕事帰りの人々がたくさん歩いている。不思議な光景だ。電車は動いているのだ。駅構内だけ明かりが点いて、街は闇だ。

 

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 街灯も信号も止まっている闇のなか、すべての店は閉まっている。だが、ローソン浦安北栄店だけが営業していた。

 浦安駅前の西友も、そこらにあるコンビニも、すべて閉まっている。電車をおりて、自宅に帰る人たちが、なにか夕飯か、おやつを買えるのは、ここだけだ。停電がはじまると、すべての飲食店は、閉店だ。

 明かりは、店内の非常灯、そして、なんと入り口に軽自動車をとめて、ヘッドライトで店内を照らしているのだ。これも、なんとも不思議な光景だ。

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 その薄暗い店内で、レジの前は列ができていた。レジは、3人の店員で、二人が懐中電灯で客の出す商品とお金を照らし、一人がお釣りを出していた。そして、その薄暗いなかでマンガ本を立ち読みしている若い男たちが何人もいた。

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 停電は、予告より1時間いじょう早く、20時50分に終わった。あすは、停電はない。明後日はわからない。この状態が何ヶ月もつづくことだろう。

                            

    米、放射能パニック 隠蔽日本政府にヒラリー激怒 「信用できない」 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110318/plt1103181529003-n1.htm


みずほ銀行、アウト!

2011-03-18 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

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 昨日から、みずほ銀行のカードは、まったく使えない。きょうも、浦安、南行徳のATMはアウト。隣駅の行徳支店までいくと、きのう、振り込みされた金は、システムダウンで記録されず、引き出すことができない。月曜日もアウトだ、とインターネットにある。もちろん、みずほのインターネットバンキングは、きのうから使えない。

 行徳駅周辺の三菱UFJ銀行も、三井住友銀行も、千葉銀行も、通常どおり営業していた。だが、みずほ銀行のキャッシュカードそのものが、昨日からコンビニでもどこでも使えないのだから、どうしようもない。アウトだ。

 来週火曜日に復旧するか疑問だ。復旧を待っていた客が殺到して、またシステムダウンするだろう。たびたびの停電で、ATMが止まり、大型スーパーが閉店してクレジットカードが使えないので、手持ちの現金が少ない人たちが多いはずだ。

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 ゆうちょ銀行の通帳を使うことにした。郵便局の十年以上使ってない通帳をいつも持ってるが、午前中に新しい口座をつくってきた。火曜日には、三菱UFJと三井住友と千葉銀行の口座もつくる。みずほ銀行は、まったく信頼できない。地震でもなんでもないときにシステムダウンしたことがある。使えない銀行だ。

          

 午前中に街を歩くと、マスクをかけている人がほとんどだが、何事もなかったように普通に人々が活動している。もう、政府も、東電も、まったく信用できないから、わしらで勝手にやるさ、という奇妙な明るさがある。死ぬときは、死ぬさ、という開き直りの表情だ。東北の被災地の人々を思うと、今生きていて、自宅で寝れるだけ幸せだ、とみんな思っているのだ。

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 外に洗濯物を干さないように、なんてテレビにでる学者は言ってるが、布団を干している家がたくさんある。もうだれも、原子力発電の専門家だの、放射線の大学教授だの、テレビにでてきて、分かったようなことを言って出演料を稼いでる、エセ学者など、信じてないわけだ。

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 政府・枝野や東電や学者のどんなザレゴトより、物干し竿につるされてた鳥かごで、日なたぼっこをする、このインコに異変があったときこそ、われわれは覚悟するべきときだろう。 

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 いま、菅直人や枝野や仙谷がテレビにでると、チャンネルを変える。民主党のやつらのツラをみるとヘドがでる。菅や枝野のツラには、ただただ怒りを感じる。もう国民のだれも、政府のやつらなど信じてない。

 やっと家族が出会って、喜び合う映像をテレビが流す。いっぽう、幼い子供たちと妻と両親に別れをつげて、福島原発に向かった、東京消防庁や警視庁機動隊や自衛隊の隊員たちが、たくさんいるのだ。

                   

 午前中、行徳のスーパーマーケットには、ほとんど普通どおり商品が並んでいた。一人1点と制限があるが、米もあった。しかし、客たちは、その商品を山のように買っていく。これでは、夕方、仕事が終わった時間にやってくると、どの棚もガラガラになっているのは当然だ。共働きで働いている家庭では相当困っているだろう。

 ただ、食品はあっても、高い。南行徳のスーパーでは、小さい子供をつれた主婦が、「高い!」と叫んでいた。何が高いの? とたずねると、牛乳がひどく高い、という。いつも160円で売ってる牛乳が、198円なのだ。キャベツは、299円。小松菜、ほうれん草が258円だ。

 近所の八百屋のおやじに聞くと、市場に物は十分ある、値段も高くない、という。牛乳や野菜ほど極端ではないが、肉も高い。

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 ここは、18時30分から3時間の停電だ。