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古い曲が気になる

国民を恫喝する民主党政権

2011-03-01 | 日記・エッセイ・コラム

           

 「(予算関連法案について)通らなかったときのことはあまり考えたくないが、民主党が困るのでなく自民党でもなく、困るのは日本経済と日本国民だ」(野田佳彦財務相)

                  

 ひどい発言があるものだ。予算案が衆議院を通過したときに、財務大臣の言うことではないだろう。あまりに国民を馬鹿にし、ナメきっている。なぜマスコミは、この野田の発言を問題にしない? 麻生総理の‘ホッケの煮付け’をあれだけ侮辱して、連日バカ騒ぎをしていたテレビのコメンテーターたちは、どうした? この野田の発言にある、露骨で邪悪な本心とゴーマンを解説してみてはどうだ?

 野田にいわすと、民主党員は日本国民ではなく、この政府は、日本国民のために存在しているわけではない、ということか。この財務大臣は、日本経済を人質して、国民を恫喝しているのだ。ひどいやつらに政権を渡したものだ。権力をとった政治家のまえに、日本国民は、ひれ伏せ、というわけだよ。

 この民主党政権をみていると、いかに自民党政権がまともだったか、よくわかる。予算を通すために、野党が要求する解散をのんだ。リーマンショックのなかで、国民経済を混乱させ、疲弊させてはダメだ、という判断だったのだろう。国民は、それを理解してくれる、と読んだのかも知れない。

 しかし、国民は、バカだった。マスコミに煽られ、絵に描いた餅にダマされ、最悪な選択をした。日本憲政史上もっとも無能で、もっとも邪悪な政治家たちを選んだ。

 いま、その‘地上の楽園’が売りの政党は、政権をとって、国民経済を人質にして、権力にしがみついている。菅直人は、支持率が1%でも、辞任も解散もしない、と言ってる。エジプトは30年、リビアは41年だが、日本では、わずか1年半で、ジャスミン革命が必要なようだ。

 野党は、とことん予算関連法案を否決するのがいい。邪悪で無能な政治家たちに国家を支配されるより、いまはもう、国民はそれを支持するだろう。ほんとうは、予算関連法案が通らなくても、国民は、何も困らないのだ。

                     

    予算案が衆議院通過、離脱表明16人欠席 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4662076.html

       

 TBSテレビは、夕方のニュースで、前原外相の政治資金収支報告書の虚偽記載を大きく報道している。ほかの局は、まだ報道してない。小沢派 vs 仙谷・菅派のメディアをつかった暴露戦の開戦だろうが、政権交代を煽った、たのみの在京テレビ・キー局のひとつが、沈む泥船から逃げ出したわけだ。

    前原外相、収支報告書に事実に反する記載 http://www.mbs.jp/news/jnn_4662515_zen.shtml

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011030101071