福島第一原発の爆発映像を、イギリスBBCが、ウェッブサイトで放送している。海外のメディアが放送しているのに、民主党政府と日本のテレビは、この重大な映像を隠蔽しているのか?
BBC 日本の原子力発電所大爆発 http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12720219
枝野は会見で、建屋(たてや)が爆発しただけだ、爆発する前より放射線量が下がっている、健康被害はないが、念のため10キロを越えたところに避難してもらってる、と言ってる。これはウソだ。
爆発した原発から2.5キロくらい離れた、双葉高校グラウンドでヘリを待っていた双葉町厚生病院の入院患者が、強い放射能に被爆している、とTBSが報道している。医師は、検査した3人から10万カウント/秒をこえる放射能を検出した、除染が必要な強い放射能値だと言っている、と。検査したのは3人だが、ほかの住民も同様に強い放射能に被爆をしているかも知れない、と。
在日米軍の原発冷却剤の提供を、菅直人は、不要だ、と断っていた。長年、原子力空母や原子力潜水艦を運行している米軍は、原子炉の制御や事故に、東電や菅直人より、はるかに精通しているだろうに。バカなやつだ。
在日米軍、地震被害の原発への冷却剤輸送は実施せず=米政府高官 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT885857220110312
未曾有の大災害だ。枝野も、菅も、国民に率直でなくてはダメだ。日本人は、どんな不条理な惨事にあっても、惨劇を受けとめて、助けあって冷静に行動する。そういう民族だ。ナメてはダメだ。パニックを起こすバカじゃない。隠さず、真実の情報を国民に提供するのだ。そして、国民の判断と行動を信じるべきだ。
カイワレ大根や四国お遍路の、菅直人が、政治パーフォーマンスにつかえる次元じゃない。千年後の日本史の教科書にのる大惨事だ。いますぐ、内閣総辞職して、官僚たちとの仕事が長い、閣僚経験のある自民党と公明党の議員を大臣にするのだ。首相は、菅、官房長官・枝野でいいだろ。頭でいたいやつはそのままでいい。いまは、そんな権力欲の、糞のことは、どうでもいい。問題は、今日の国民の救済だ。
いまも、ここで、震度3くらいの余震がひんぱんにくる。体感の微震は、数分おきだ。宮城や福島は、どれほど激しいか。
今夜も、寒い夜だ。東北は、もっと寒いだろう。停電の闇のなか、何十万人もの人が、寒さと、飢えにおびえているだろう。