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普天間基地への外来機飛来が急増――KC130居座り「機能分散」破綻

2020年05月14日 | 国際・政治
このほど、沖縄県宜野湾市の米海兵隊普天間基地で、3月の外来機(国内外の他の基地に所属する米軍機)の離着陸回数が、前月から1.7倍の337回にのぼったことが、防衛相沖縄防衛局の調査で判明しました。【グラフ参照】

これはグラフにあるように2017年4月の調査開始以来、3番目に多い回数となりました。

調査で特に目立ったのは、普天間基地から山口県岩国市の岩国基地へ移転したKC130空中給油機の飛来とか。今年1月には10回、2月には8回でしたが、3月はなんと96回に急増。調査開始以来、最多だったといいます。

日本政府は、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の口実として、普天間基地の機能が「分散」されることで、沖縄の「基地負担の軽減」につながると主張してきましたが、その機能分散の一つが、このKC130空中給油機の岩国への移転でした。

しかし、KC130空中給油機の沖縄への飛来・訓練は常態化し、政府のいう「機能分散」は破綻、負担が拡大しているのです。

また、普天間基地の外来機の離着陸回数を年間別にみると、2019年度が総計2776回。これは2018年度比で1.6倍の1020回増であり、2017年度比では実に6.7倍の2361回増となっていて、2019年度の異常さは歴然です。

普天間基地を要する宜野湾市では、同基地への外来機の飛来禁止を日米両政府に要請していますが、受け入れられていません。

市民からは、騒音など、もう生活できるレベルではないこと、ただでさえ世界一危険な飛行場として負担があるのに、外来機まで来て、こういう危険な訓練を夜間に行っているのは許せない、との切実な苦情が寄せられています。

    

【出典参考】2020年5月3日付け「しんぶん赤旗」

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