解釈改憲反対へ署名活動―「１０００人委員会」出発集会に４０００人

３月６日の当ブログでもご紹介しましたが、３月４日、「集団的自衛権行使の容認」など安倍政権が進める戦争への動きを阻むために、雨宮処凛さん（作家）、佐高信さん（評論家）、高橋哲哉さん（東大教授）、落合恵子さん（作家）、内橋克人さん（経済評論家）、大江健三郎さん（作家）など著名人が呼びかけ人となって、「戦争をさせない１０００人委員会」を発足させましたが、３月２０日に東京・日比谷野音で出発集会が開かれました。

集会には約４０００人が参加。解釈改憲による「集団的自衛権の行使容認」に反対する全国署名に取り組むことなどが確認されました。

呼びかけ人の一橋大学名誉教授の山内敏弘さん（憲法学）は、解釈改憲による「集団的自衛権の行使容認」は、「憲法の立憲主義、平和主義を根底から破壊するものだ」と批判。「集団的自衛権は大国による他国への侵略戦争のために使われてきた。日本の自衛とは無縁のものだ」と訴えました。

また、イラクに派兵され、後遺症に苦しみながら国に賠償を求めている元航空自衛隊員の池田頼将さんは「集団的自衛権を認めれば、自衛隊員から犠牲者が出る。そんなことは許せない」と発言しました。

集会では、民主党、日本共産党、生活の党、社民党の国会議員があいさつしました。


【出典参考】２０１４年３月２２日付け「しんぶん赤旗」


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