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米ニュージャージー州議会が「慰安婦」問題で日本政府に責任求める決議

2013年03月31日 | 国際・政治

米国で、旧日本軍の「慰安婦」問題について、元「慰安婦」の訴えに支持を表明し、日本政府にその「歴史的責任」を認めるよう求める決議が続いています。

3月21日に米東部のニュージャージー州議会では、下院本会議で日本政府にその「歴史的責任」を認めるよう求める決議を全会一致で採択しました。

決議では「慰安婦」について、「未成年で慰安所に売られた者、仕事や金に困らないという仲介人の勧誘にだまされた者、教師的に拉致された者」があったと明記。「第2次世界大戦後に日本政府の命令で公式文書がほとんど廃棄された」としたうえで、「慰安婦」の総数がおよそ20万人、でその4分の3が「慰安婦」として受けた蛮行で死亡し、生存者の多くも日本政府から自分達の苦難を認められないまま亡くなりつつあると批判しています。
そのうえで、「『慰安婦』が自分たちの耐え抜いた苦難を日本政府に認めさせようとたたかっていることを称賛し、支持する」と表明し、日本政府に対し「慰安婦」制度に関する「歴史的責任」を認め、「この犯罪について将来の世代を教育する」よう求めています。

同州のバーゲン郡では、この3月8日に「慰安婦」の記念碑が設置されています。

「慰安婦」に関する決議が米国の州レベルで採択されるのは、今年1月のニューヨーク州議会に続くもので、1997年にカリフォルニア州議会で採択されたものとあわせると3回目です。

【出典参考】2013年3月22日付け「しんぶん赤旗」

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