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米国ニューヨークで「慰安婦」問題でパネル討論会開催--日本政府に解決迫る

2013年03月13日 | 国際・政治

3月4日、米国ニューヨークで、旧日本軍の「慰安婦」問題を世界に訴え、その解決を日本政府に迫ろうと「パネル討論会」が開かれました。

同討論会は、この日から国連本部で始まった「第57回国連女性の地位委員会」の関連行事として、新日本婦人の会と戦時性暴力問題連絡協議会が開いたもので、同委員会出席の約100人が参加しました。討論会では3人が発言しました。

■アンワルル・チョードリー元国連事務次長は、日本の教科書に「慰安婦」問題が載っていないことについて、「歴史を知らずに大学を卒業して、果たして教育を受けたと言えるのだろうか」と指摘。自分たちの過去を知ることこそが重要だと述べました。

■2000年に東京で開かれた日本軍性奴隷制を裁く「女性国際戦犯法廷」の呼び掛け人の一人であるインダイ・サホールさん は、「元『慰安婦』の人たちにとって補償とは金銭ではなく、罪を認めて謝罪し、それを二度と繰り返さないことだ」と指摘。日本政府がこの問題に向き合わないのは、「慰安婦」だけでなく、日本の女性全体を見下していることの反映だと批判しました。

■新日本婦人の会の平野恵美子・国際部長は、安倍内閣の誕生など右傾化が強まる日本の政治状況について述べました。

このように、元「慰安婦」の人たちに謝罪と補償をすべきだとの議論が繰り広げられ、韓国やカナダの参加者から「いい集会に感謝したい」との声も上がりました。

【出典参考】2013年3月6日付け「しんぶん赤旗」

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