とだ九条の会blog

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非同盟諸国首脳会議で核廃絶めざす宣言

2009年07月25日 | 国際・政治

エジプトのシャルムエルシェイクで「平和と発展のための国際連帯」をテーマに行われていた第15回非同盟諸国首脳会議は、7月16日、非同盟諸国が向こう3ヵ年の発展を示す行動綱領となる「シャルムエルシェイク宣言」を採択して閉幕しました。

「宣言」は、「非同盟運動は引き続き核兵器のない世界の実現を推進し、国際社会の安全と安定を促していく。各国の人権と発展の権利維持を強調し、人権問題を利用して政治的目的を達成しようとすることを防ぐ。国連総会の世界の平和と安全の促進や、国際問題の解決におけるその重要性を認め、国連改革問題で非同盟諸国の見方をより多く参考にすべきだ。国際的な経済・金融体制の改革に努め、発展途上国の発言権を拡大していく。国連憲章と国際法を守り、一致団結しテロリズムに反対していく」などと強調し、非同盟運動が国連憲章の目的と原則、国際法の原則を積極的に擁護していくことを確認。軍縮と国際安全保障、民族自決、パレスチナ問題、国連改革、世界経済・金融危機、食糧安全保障、地球温暖化、テロ問題、異なる文明・宗教間の対話、などの諸課題で活動を継続していくとしました。
特に「軍縮と国際安全保障」問題では、核兵器廃絶をめざすことが非核世界の実現の唯一の道であり、核保有国の核廃絶への具体的実践や最近の核大国指導者の誓約に前向きに対応すると宣言しました。

非同盟諸国首脳会議は、1961年9月にユーゴスラビアのベオグラードで第1回が開催され、ほぼ3年ごとに開催されてきた国際会議。当初の参加国は25ヵ国でしたが、現在は117ヵ国とPLOが参加しています。

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