若いころ、社会教育学者の「古木俊雄」さんの本を読んだときに、自分が死んだ時のことを考えて子どもを育てなさいというようなことが書いてあってすごく感銘をうけた。親は自分がいつまでも子の親で在りつづけることを想像して子育てをしている人が多いと思う。頼る親がいなくなったときに、果たして子は、特に人生の晩年を良きものとして生きていけるのだろうかと、そこまで考えて子育てをしている親がどれだけいるだろうか、特に最近は親子ともに依存傾向が強くなっているのではないかな。我が子の人生の晩年を考えて子育てをしているだろうか。
いつもともに
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