今や腕時計は投資には成り得ません。
確かに自動車や宝石など物と比べると腕時計は買取金額は買った時と比べて割高だろう。
また現在、モデルによっては買った時よりも上回ることは多い。
それは中古ロレックスやパテックを中心にそのようになっている。
しかし、それは数年前に購入した個体を今売れば、の話である。
いま買った中古ロレックスが、数年で買った金額を上回って買い取ってもらえる、ということ、
つまり、投資で利益が出るなんてことはもはやない。
中古ロレックスでも店頭価格の平均8割で買い取ってくれる。これは2割の損失に他ならない。
この2割を埋めれればチョンチョンである。
しかし、20パーセントも今後店頭価格は上がらないし、同時に買取価格も20パーセント上がることはない。
したがって、今や腕時計は投資にはならないのである。
だから、現在ホームページを見てもお分かりのとおり、時計業界で先見のある会社はどんどん
無金利セールとプライスダウンをミックスさせ、不良在庫にならぬよう、経営してるのである。