PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

ヴィンテージは30本目以降からが常識。でも今は買わない。

2023-10-17 | ニュース




私は、かつてロレックスを買いだした当時5桁のドレスウオッチとサブマリーナの二本の現行新品のロレックスを

正規店で買ったことは以前お話した。

それでも、1019ミルガウスが、松屋銀座の時計展で45万円だった、それをギャラ無しで買うとおもったけど、

やめた。

今なら破格の安さだろうが、当時は、中古のクセに、現行品よりも高額だ。

それに、付属品は箱しかない。

だからいらない。

そう、これがロレ初心者の考え方だろう。



私がアンティーク、中古4桁を買ったのはローレックス以外も含めて、雑多に下は5000円のセイコーファイブから上はせいぜい80万円の

16523を現行新品を所有しており、新品から買った時計は30本程度は所持した後だった。

時計のことはなんとなくわかりはじめ、中古や4桁のローレックスにも同じ見えるモデルに個体差があることも分かり始めてきた。

ちょうど、今は無きデパートで1601が10万円ポッキリで売っていた。

壊れるぐらい使い倒していいと思って買ったのが、いまも机に放り込んで、百均のボールペンとこすり合っているこの1601のヴィンロレだ。

つまり、いきなり新品2本目、5本目で買ってから、次にヴィンテージを買っても、そんなステップでアンティークは楽しめないということだ。

自動車、古着、女だってそうだろう。

なんでもそうだ。

似合いもしない30代の輩が、リベット6262、キタネェー補修ペプシ1675着けていたって、私は、ご本人に向かって、

〝似合わねぇ―なぁー〟

と言ってしまう。

もっと有難味を以てヴィンテージを楽しむべきだが、

売ること、資産としてのヴィンロレは今や存在しない(某ショップマネージャー談)

前回も言った通り、販売価格に4割以上乗っけているので、2倍の販売価格に市況がならないと益金は出ない。

そう考えると、現行SSディートナが安心確実だ、ということは小4でも判る話だ。

ヴィンテージはボッタくり。

購入はやめたまえ。

だって、売っているショップだって100%の真贋は無理だと言っているぐらいで、4桁を扱おうとしない店だってあるぐらいだから。

トリチウムの針持ってきて、付け替えているなんてザラだ。

文字板の夜光と、針の夜光の色がチグハグなのはそのためだ。

とりあえず、どちらもトリチウムだから、文句ねぇーだろぅー、といわれたら仕方がない。

買取に出して、ここが改造、ここにシミキズなんて因縁付けられたら200-400万円ダウンの心身的な負担は計り知れない。

やめた金で、お好み焼き好きなだけ食ってくだされ、笑

あー、今の日本人って知能犯で怖いわ。

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