PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

転売の根拠について検証する。

2021-12-16 | ニュース




今回は、購入者が転売する根拠、理由について検証してみます。

転売品はロレックスたけに限定して話を展開します。
転売の根拠は下記の6つのカテゴリーに集約されます。

転売根拠その1
購入金額よりも転売したほうが収益となる。

転売根拠その2
購入した時計に飽きた。

転売根拠その3
購入した時計に機械やケース、ブレスレットなどの瑕疵があった。

転売根拠その4
そもそも時計を維持するだけの資力がなかった。

転売根拠その5
メーカーの窓口で理解ができない対応をされたため不信感からその時計自体が嫌いになった。

転売根拠その6
販売店舗のスタッフの対応が横柄でスタッフによって対応が都度変更され、気持ちが悪くなりその店舗店員から買った
時計を所持するのが嫌になった。

以上

まず、その1ですが、これが圧倒的に多いだろう。
マラソン走者の9割は遅かれ早かれ売る。5年も使わずに転売するはずだ。
きわめて人間的なフリーランスな精神の持ち主。
私は共感する。

その2。
これももっともな理由だ。
コレクションの中でシェイクされ浮いた時計だったのだろう。
多くのロレックスコレクションの中で結局、やっぱりいらないから、という理由は法的には転売ではないらしい。
逆に、ロレックスを持っていない人がロレックスを買ってすぐにでも売ればそれは転売だと友人の弁護士が
言っていた。

その3。
これは転売だろうか。
転売以前の問題だ。
その6にも関連して、キモいから、に相当する。

その4。
これは、その1と関連するが、そもそも資力の低い人はマラソン以外で買うことは不可能だ、
なぜならば貧乏がゆえにデパートとのお付き合いがないのだから。

その5。
たしかにこれはある。
私も、何度、新人の受付に対して細かく説明したことか。
20年前に、16519のフランス刻印について聞いたところ、
どちらのお店で買われましたか!とイラつく受付女にたいして、
面倒になった私は、和光で買いました。
と回答すると。
それなら大丈夫です!!
とイラついて回答された。
私は何が大丈夫なのか、そういう回答は求めていない。
と思ったけれど、当時はまだ理性が働いていて、問答を続けたい気にはならなかった。
そういういろいろなミスマッチから、ロレックスが嫌になって、パテックほかの時計を収集するようになったが、
2年もしないうちにまたロレックス収集を始めたが。

そしてラストのその6。
これは特段ロレックスの店舗だからというのじゃなくて、店舗・店員の〝資質〟の問題だ。つまるところ、
ロレックス販売の特約会社(母体)のカラーだと思う。
横柄な社員、横柄な管理職、横柄な役員。こういう体質の会社からは買いたくはないが、それが判るまでには
すでにロレックスは5本は買っていることだろう。

店員の目つき、中途採用のヤツレタ顔、ほらデイトナ売ってやるよ的な年下男の慇懃無礼な素行不良。
むりやり店員が保護テープを剥離しようとする強制的なその態度。
ひどい店には外商と支店長に抗議し、その店舗で買わなくていい。
これが結局大事になり、スタッフは大抵転勤を命じられて結局退職してしまう。
まさにトカゲのしっぽ切りそっくりだ。
以前、メーカーに聞いたところ、保護テープ剥離も、白タグ没収も販売店に任せているというのだ。
ならば、白タグ希望者には渡していいだろう。
仲卸各社で独自ではない、談合、がなされている。
きわめて日本人的な、悪、慣習である。

接客マナーは将来の顧客獲得には必要だが、マラソンランナーに販売員の顔は写っていない。
でもロレヲタには長期にわたる関係を構築したいので、嫌な店は回避したいのだ。


デイトナランナーのみなさんはどう感じているだろうか。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする