PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

二流のラグスポ、アクアノート。

2021-12-14 | ニュース


私は初めてノーチラスを知ったとき、どのスポロレにも劣る、時計だと思い続けていた。

それも20年近くも。

なるほど確かに、10年ほど前には、5711/1Aは150万前後が中古相場だったし、アクアノート5065はさらに低い

110万程度でブレスレット付きが売られていた。

私には、アクアノートはノーチラスのセカンドウォッチという定義である。それはいまでも世界的にそうだろう。

だけど、時計好きが高じてくると、妙なデザイン、奇抜で都会的なデザインというか、前衛的というか、自身の

インスピレーションやデジャヴ的な、何とも言えぬ時計に対しての精神的な構造が出来上がってくる。

それが、ラグジュアリーウオッチに帰結するわけだが。

そういう過程で5711/1Aを買ってみた。

あまりにも軽すぎて、アルミの時計かと思ったぐらいだ。

でも着け心地はいいが、せいぜい200万程度の時計だろうと思った。

今でもそう思う。

でもそれから、半年後に偶然に3700/1Jに出会った。

当時はそれでも300万弱であった。

知り合いだったので即殺で購入した。

金無垢の、イエローゴールドの輝き、重厚感に卒倒してしまうぐらい神々しかった。

コマ数もたっぷりとある。

これは最高に重さのバランスがよかった。

だから、5711/1Aは直ぐに手放した。

たしかに、5711/1Aは200万円で手放したが後悔はしていない。

なぜなら、現在、3700/1Jは3500万円の値がついているのだから。

こういうノーチラスの世界をぐるぐる回っていると、とてもじゃないが、アクアノートなんて、二流の

ラグスポにしか見えないし、購入しても3700/1Jほどの感動は無いだろう。

アクアノート。

私にとっては、いらんウオッチの筆頭であることは間違いない。

無垢もステンレスもどれもこれもアクアノートのダイアルカラーはいただけないのだから。

☆パテックフィリップの2大ラグスポウオッチの範囲でノーチラスの二番手、セカンド、舎弟、という意味合いで
アクアノートは二流の位置づけです。ノーチラスとは雲泥の差があります。したがって、アクアノートは妥協した男が
求める腕時計という、認識が私の周囲ではありますね。
あのアラビア数字に文字板の板チョコデザイン、そしてグレーカラーが気持ち悪いです。ブルーのWGはまぁまぁですね。
でもいりませんね。

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