伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

近所のぶらぶら歩きで花を観賞

2015年04月30日 | ウオーク

4月30日    (木)     

投函する手紙があるのでポストまで行くついでに、ご近所をぶらぶら歩きながらよそさまの庭に咲くいろいろな花を観賞させてもらった。

季節は春たけなわ、色とりどりの美しい花が庭を飾り、目を楽しませてくれる。

当地の家々はおおむね開放的で家をしっかり囲う無粋な塀は存在しない。

大室高原自治会の「約束ごと」(以前は管理センターの「みどりの環境」申し合わせであった。)では「境界線の柵は原則として生垣とする」ことになっており、生垣で囲っていてもその隙間から庭先を覗き込むことも可能で、この季節に咲く色とりどりの美しい花々を道を歩く人なら誰でも愛でることができる。

これは当地に住む住民の役得でもあろうか。

坂道を30分も歩けば、写真に写し取る花には事欠かない。

 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

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緑の一碧湖一周

2015年04月28日 | ウオーク

4月26日    (日)    

別荘に短期滞在している近所のMr. & Mrs.TBが緑一杯のこの季節にどこか散歩をしたいというので、一碧湖一周を選んで家内と4人で歩く。

ゆっくりゆっくり歩いて緑したたる「沼池」と「大池」を八の字まわりに一周する。

昼食は「和むら」。

緑だけはふんだんにある。

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ご近所のフットパス

2015年04月25日 | ウオーク

4月25日    (土)     

脚力の低下を確認するため、ご近所を歩く。

まずは目標をIKOIメンバーのMr. & Mrs.が近々引っ越すことになる新居まで歩いてみることにした。

なるべく車の通らない道を歩く。この道は10数年前にはときどき散歩で歩いた道であることを思いだした。ゆっくり歩いて往復1時間、坂はあるがさほどきつくはなく両側に緑の多い路で近所の散歩には手頃な道筋であることを確認。

大丈夫、すこしペースは鈍ってきているが、まだなんとか人様について歩くことができそうだ。

この時期ならではの新緑の覆われた樹々

途中に日蓮宗の寺がある。

目標地 新Mr.IT宅の裏手

散歩道の途中にあるお宅の見事に整備された畑、以前と同じように手入れがなされたいる。かつて「これぞ趣味の農園」と羨ましく思ったことを思いだした。

途中にみる花木いろいろ

 

 

帰りついたら、我が家の玄関のもっこうバラも咲いていた。

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五月の節句の雛たち

2015年04月24日 | 手作り

4月24日    (木)    /

鯉幟が揚がる季節になった。青空に春の風になびく勇壮というか、のびやかな姿は我が国の代表的な風物詩である。

そんな勇壮な姿という訳にはいかないが、我が家では吊るし雛、置き雛が玄関で5月の節句を迎えるのが恒例になっている。

 

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小室山公園・さくらの里公園のフットパス

2015年04月23日 | ウオーク

4月23日    (木)     

ようやく春らしい天気になった。暖かい陽射しを浴びての「フットパス」には最適の日である。

昨日見たツツジの開花状況からして、「小室山公園」のツツジはもういけると判断して朝食抜きで家内と観に行く。

満開には少し間があるが、視野全体に広がるツツジの群落が見頃になっている。例年より1週間以上早い。観客は疎ら。

眼一杯に広がる赤いツツジの茂みを縫う小路を歩みながら朝の爽やかな春の空気を胸いっぱいに吸うのは心地よい。これぞ「フットパス」か。

 

辺りを圧する紅の絨毯の中に新緑をみなぎらせた喬木が一本すっくと聳え立ち、際立った対比をなしている。

眼を小路に落とせば、小さいながら鮮やかな黄色いタンポポの花。これも春の装いの一つ。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 ツツジを堪能し、近くのファミリーレストランで遅い朝食を喫しながら、せっかくここまで来たのだから、帰路に「さくらの里」の八重桜を見ることにする。

ソメイヨシノや大島桜の花はすべて散り終わり、その後に緑の葉が伸びている。山焼きで黒色に変わっていた大室山も今はすっかり緑に覆われ見慣れた姿になっている。

「さくらの里」はちょうど八重桜の盛りを迎えている。

いろとりどりの豊満・華麗な八重桜が公園を飾っている。

これにも満足して帰る。総歩数は2000歩。

これまで目指していた1万歩などは論外、これからは、近所でもいい、せいぜい2000歩程度を目途に毎日 、この素晴らしい季節の自然に触れたいものだ。 

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曇天下の松川湖畔

2015年04月22日 | ウオーク

4月21日    (火)     

相変わらず天気が冴えない。少し晴れ間が見えたと思ったらすぐに曇る。長期天気予報の言うところによると雨と曇の続いた今春だったが、ようやく明後日から連休にかけては晴天が続くという。嬉しいことだ。

私が愛してやまないこの季節なので、できるだけ歩いて伊豆の華やぐ自然を楽しみたい。

こうした「歩き」を、これまで「ウオーキング」または「トレッキング」などと呼んでいたが、最近聞く機会が増えた「フットパス」という言葉で表現したほうがいいかもしれない。

「フットパス」とはイギリス発祥の言葉で、その意味するところは「森林や田園、古い町並みなど昔からあるありのままの風景を楽しみながら散歩すること(又はそのための歩行者用の小道)」ということらしいい。

少なくとも、以前に比べて歩数が大幅に少なくなり、急な坂などは敬遠するようになっている昨今の「歩き」は、「フットパス」という言葉が似つかわしい。

加齢による体力の衰えを否応なく感じつつあり、また寒い冬の間は歩くことから遠ざかってきているだけに、天気になってもどれだけ歩けるかちょっと脚に自信がない。

そんなことで、今日の午後、少し晴れ間が見えてきたので、足慣らしに松川湖まで行き、湖畔の芝桜を愛でようと短距離の「フットパス」を試みたが、現地に着いた時には空一面の雲の広がりポツリポツリと小さな雨粒が頬を撫でる始末、おまけにお目当ての芝桜はすでに咲き終わっており、見る価値はない。

芝桜の広場は、もはやなんの変哲もない広場になっている。

ただ、湖を巡る山を彩る新緑は、けぶって見えたがそれなりに心和ませる風景だった。

 

湖畔で気付いたことは「ツツジ」の花が満開になっていること。そういえば我が家の庭のツツジも早々と咲いている。いつもより1週間は早いようだ。

それなら、近々小室山公園のツツジの群落を見に行かねばならない。

 

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スマートフォンの使い方

2015年04月21日 | スマートホンから

スマートホンを購入したのは1年前。しかし、ほとんど役に立っていない。

携帯電話やスマートフォンのもっとも重要な役割は、外出時、とくに一人で東京に出かけた時、帰宅予定の電車の時刻などの連絡手段であったが、齢とともに一人で外出することが少なくなり、いまでは東京行きは年に数度となっているからこれに役立っているとは到底言えない。

家に居るときも、スマートフォンを常時携帯してはおらず、ほとんどは寝室に置いてある充電器に入れっ放しにしているしので、電話としての役をしていない。

それに最近は耳が遠くなっているので、家内が美容院に出かけ帰りの車を連絡するのに、これはしっかり身に付けているのだが、スマートフォンの呼び出し音を聞き逃し、結局のところ呼び出し音が大きい普通電話で呼ばれることが間々あり、携帯電話としては役立っているとは言えない。

現在、スマートフォンが一番活躍しているのは、風呂の中で聴く音楽である。入浴は朝の起き抜けと、就寝前の2回だが、これだけは確実にスマートフォンをソニーのパーソナル・オーディオ・システムSRS-X1に同期させて聞いており、これがもっとも重要なスマートホンの役目。

スマートフォンだけで音楽を聴くこともできるが、音質は格段によろしくない。SRSだと実にいい音を出してくれる。入浴時間が30分ほどだから朝夜2回計1時間ほどは毎日使っている。

以前はスマートフォンに転送したCDからの音楽を聴いていたが、今はほとんどがユーチューブのクラシック。いろいろな音楽を聴いていたが、今はすっかりモーツアルトに回帰してしまっている。

なんせ、現在のユーチューブは、それが出た頃は10から15分程度の長さでしかアプロードできなかったが、今は1時間~2時間の長時間BGMメロデーが出揃っており不便はない。

ただ、長時間だと時々読み込みが間に合わずに「読み込み中」の表示がでて音楽が中断してしまう難点がある。

 

 

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「たけのこ村」の筍掘り

2015年04月19日 | 園芸

4月19日    (日)    

毎年この時期に行われる大室高原イベントの一つにNPO法人「森のボランティア」による「たけのこ村」の筍狩りがある。

IKOIのお仲間はいずれも「竹のボランティア」のVIPだから、いつも現場でその運営に当たっており、その案内で筍掘りを楽しませてもらっている。

広い竹林の中を歩き回って頭をちょっと出した筍を探し出し、それを上手に掘り上げるのだが、素人には食べ頃の筍を見つけ出してすっぽり掘り上げるのはなかなか難しい。

今回はたまたまカメラを忘れてきたこともあって、今回は探す手助け、掘る手助けだけでなく、写真撮影までお世話になってしまった。

もっとも写した写真は、鍬を使って掘り上げる力仕事は「やらせ」というのか、「演技」をつけてのポーズ写真で、ちょっと気恥ずかしい。

だが、掘り上げた筍だけは、これは本物。

 

持ち帰った筍はあまりにも大きいので、キッチンの鍋では茹でるのにはちょっと手に余る。

そこで、思い出したのがIKOI農園に置いてあった炉用の大鍋、それを引っ張り出して炉にセット、焚火にかけて茹でる。

吹きこぼれる熱湯、立ち上る湯気、ななかな豪快。ちょっとした作業をした気分になる。

 

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久し振りの園芸作業

2015年04月18日 | 園芸

4月18日    (土)    

久し振りの快適な春日和。

いつの間にか、ピンクの桜や純白の木蓮の花は散り終って、伊豆高原一帯は眼を和ませる柔らかな新緑に覆われ薫風が若葉のさわやかな香りをはこんでくれている。素晴らしい季節の到来である。

こんな日はウオーキングもいいが、園芸もまた楽しい。久し振りに朝からMr.ITと農作業にいそしむ。

今年は早々に書斎の育苗工房で育て上げた「胡瓜」「ししとう」「唐辛子」の苗をIKOI農園に定植してみたのだが、これは失敗だった。

たまには暖かい日もあったが、なかなか暖かくはならず春とは思えないような寒気に幾度か見舞われたので、すべて枯死して全滅、。

これらの苗は一からの出直さなければならなくなったが、それ以外の冬越しの野菜類は厳しい寒さを乗り越えて枝葉を急速に伸ばし始めている。

特に私が最も力を入れている豌豆類(「絹さや」「スナック豌豆」「グリーンピース」)はよく頑張った。例年よりも早く白い花を咲かせており、少しだがすでに豆の実を形ずくっているのもある。

ソラマメ、玉ねぎも順調な育ち。

そんな野菜類にも励まされて、今日は本格的に腰を据えて再度畝に耕運機をかけて土を柔らかくし、二度目の苗を植えこむ準備にかかる。

とはいえ、超高齢者の私の体力では普通の人のように立ち上がって耕運機を押していくには力不足。

やむえず、ちょっと工夫を凝らしパイプ椅子に座って耕運機が動くに任せ軽く押していくだけというなんともズボラな手法を編み出す。なかなか前には進まないが椅子をすこしづつずらしていけば時間はかかるがなんとか耕すことができる。

そんな無精な姿を面白く思ったのか、Mr.ITが写真にとってメールで送ってくれた。

「老骨頑張る」とでも言われるか。なんとも人様から憫笑されかねない格好かと思ったが、写った姿をよくみればそれはそれなりに恰好が付いた作業姿であるようにも見える。

       

気持ち良く畑を耕しルンルンの気持ちだったが、ふと気が付いたことは、この時期になっても畑にモンシロチョウが飛んで来ていない。虫も姿を見せていない。土中にミミズが見えない。

レイチェル・カーソンの「沈黙の春」ではないが、昨今の激烈な寒暖差も思い合せてこの自然の変調、ちょっと不気味な思いも……。

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雨の箱根路

2015年04月15日 | ウオーク

4月13・14日    (月・火)     

3年前に「三金会雑記」106号の刊行を最後に大学在学以来の長い交流を続けてきた「三金会」は解散になったが、それでも東京・横浜・湘南・伊豆に住む旧会員は年に一度は東京に集まって旧交を温めている。

今年は、せっかくの機会なのだから、少し遠出をしてゆっくり一泊しようということになった。

小田原駅で全員集合、登山電車で強羅まで行き「箱根強羅ホテル」に泊まることになったが、寄る年波には勝てずに男性3名は動けず欠席、男性はわずか2名と女性4名、80歳を超えた男女の7名の集まりになってしまった。

残念ながら、当日は朝から雨、翌日も雨が続くという悪天候で、時期的には全山桜と新緑の映える箱根の最もいい季節だが、登山列車の途中は雨雲に隠されほとんどなにも見えない。

だが、もともと観光は二の次、集まって食事して話をするのが目的だからそれも良しとするか。

2:00頃にはホテルに到着、それぞれゆっくり温泉に入ってから、いよいよ食事という段になって一騒動が勃発。

ゆっくり食事をしようということで「部屋食」にして貰っていたのだが、80歳を超える男女の集まりだけに、いずれも脚や腰などの具合がよろしくなく、畳の座敷にじかに座るのが苦手ときた。そのための手頃な座椅子をホテルが人数ほど揃えることができない。

改めて食堂へ場所替えをしようにも、今となっては食堂にしかるべき空きスペースはない。

そこでホテルが考え出したのが、昔の宴会で大活躍していたが現在はほとんど使われなくなっている膳部を七つ積み上げてテーブルの高さにするという方法。空いている別室にこれを設えたら、黒の漆器に金模様を浮かび上がらせたなかなか豪華な食卓が七つ出来上がった。

この工夫に皆大満足、おかげで他に煩わされることなく食事と会話を長い時間楽しませて貰った。

食事が終わった後も、部屋の掘り炬燵に全員潜り込んで爺婆のとりとめない雑談が続き、12:00近くなっても誰も立とうとしない。いつまでもというわけにもいかないので12:00に解散。

翌日も雨、全員箱根には何回も来ているので、そのままガラアキの登山電車(時間が早いので乗客少なし。しかしすれ違う上り電車には人が一杯)で一路、雨に煙る新緑をくぐり抜けて小田原駅まで。

昼食には早いので、駅前の喫茶店でコーヒーを飲んでから一応解散となる。

  

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youtubeから「海上自衛隊の護衛艦」

2015年04月12日 | スマートホンから

4月11日    (土)    

小雨が続く。やむなく一日書斎に閉じこもってパソコンを前に時間を潰す。

パソコンでやる定例の作業の後は、日頃から気になっていたこと、知りたいと思っていたこと、面白そうなニュースなどをWeb記事やYoutubeを通してアトランダムに調べることに費やした。

最近なにかと話題になっている中国のAIIB加盟問題、腐敗摘発、党争の行方とか韓国経済の危機、ウクライナ問題、集団的自衛権を巡る論争などなど。多方面の意見や見方がなかなか面白い。

そんな中で、特に興味深く思ったことの一つに海上自衛艦隊の現状を示す動画があった。

海上自衛隊については、2013/8/19ブログで「海上自衛隊の驚くべき実像」として書いたことがあったが、このYoutubeの動画はその後に新たに配備されたヘリコプター搭載艦をはじめとするたくさんの護衛艦などの外観とそのスペック・戦力をかなり詳細に紹介している。だだし英語で。

これを見ながら、私はなんとなく戦前・戦中に歌わされた「軍艦行進曲」のフレーズを思い出した。

「 守も攻めるも黒金(クロガネ)の 浮かべる城ぞ頼みなる 皇国(ミクニ)の四方(ヨモ)をまもるべし 」

もちろん現在の日本が他国を攻めることなど全く考えられないが、尖閣諸島をはじめ中国の海洋進出の動きなど昨今のきわどい国際情勢の変化に照らしあわせれば、世界第6位という広大な領海・排他的経済水域を持つ日本海域をしっかり守っていくには、こうした軍事力の備えは必要であり、現状を大変心強くおもうようになってきている。

 

 

 

下記のURLをクリックすると我が国の自衛艦のほとんどの姿と装備を見ることができる。 ( だだし、Youtubeの常として最初に下らぬコマーシャルが出るのでこれをスッキプ)

 自衛艦の諸相

 

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「さくらの里」 夜桜の鑑賞

2015年04月10日 | 園芸

4月10日    (金)     

昨夜7:00頃、Mr. & Mrs.IWより電話あり。「さくらの里で照明されている桜を見ないか?」と。

私の生活パターンは、6:00という早目の夕食、終わってからTVのニュースだけを見てからゆっくり入浴、その後はすぐにベッドに潜り込んで録画しておいたTVを見るか、しかるべき本を読むとかして時間を過ごし、きっかり11時には眠りに就くというもの。

だが、この日はたまたま外食だったので夫婦とも余裕があった。

もともと、外食以外に夜暗くなってから外にでたことはほとんどない。晩酌するから車の運転はできないし、当地の真っ暗な夜道を高齢者が歩くのも危険すぎる。

先日訪れたとき「さくらの里」の桜木に照明器具が設置されているのを見て、夜の花見もなかなかのものであろうとは思ったものの、自分には縁がないと諦めていたところであった。

またとない機会、すぐさまお誘いに乗り、Mr.IT運転の車で「さくらの里」に向かう。

交通整理のガードマンが一人いるものの、駐車場には僅かの車両があるだけで、来ている観光客は2群れか3群れかという少なさ。桜の下には誰もいない。我々だけのために準備されたような夜桜の饗宴、十二分に鑑賞した。

ついでに、提灯に飾られた駅までの桜並木通りの終りに近い桜のアーチをくぐりぬけ、城ケ崎に向かい、まだ花をおおく残している通りを大回りに走って帰る。

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長雨の中に春を見る。

2015年04月09日 | 園芸

4月9日    (木)     /

「菜種梅雨」というのだろうか、桜が見頃というこの時期に連日寒々とした小雨が降り続いた。そして明日からも雨と曇の日がしばらく続くという。

今日は、そうした中で珍しく太陽が一時姿を現した。とはいえ気温は2月並みに低く人を園芸作業に誘うような天気とは言えない。そこで、IKOI農園の野菜たちの現状を確認するだけと、久方振りにIKOI農園を覗いてみた。

天気は冴えなくとも、春は畑に確実に訪れている。その恵みを受けて野菜たちはそれぞれしかるべく育っているのを見るのは嬉しい。

豌豆やソラマメは早くも花を付けている。

菜花の花は綺麗だが、野菜としての菜花はもう終わりに近い。そろそろ撤去の時期。

冬越しの法蓮草は今が盛りを迎えている。冬の寒さを堪えしのぐため糖分をしっかり身に蓄えた法蓮草は今がもっとも美味しい時期である。

パセリも元気。

 

玉葱は竹の裁断屑で冬の寒さによる凍上から守られて元気に育っている。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

雨の中、ほとんど見向かれることもなかった庭の花壇にもいつのまにか春が忍び寄っていろいろな花を咲かせている。

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眼を転じれば、新緑の芽生え。

 

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ご近所のMr.STが自宅の竹藪から掘り出した筍を持ってきて下さった。初物、春の味覚ナンバーワン。

おしなべて、世はこともなし。

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ソメイヨシノ満開

2015年04月03日 | 日記

4月2日    (木)     /

伊豆高原駅から大室山方面に向かって3キロ続く桜並木の坂道は「さくらのトンネル」として広く知られている。

今年はそれまで僅かに綻び始め満開になるにはまだ時間かかると思われていたソメイヨシノだったが、3月30日に一気に満開になった。気温が急に上昇したからであろう。

実はここ数年、桜並木通りのソメイヨシノは加齢によってか、かつての樹勢を失ないつつあり、豪華絢爛とした「さくらのトンネル」とは言い難く、観光客の失望を買っていたようだが、今年は少し様子が違った。部分的にはさびしいところもあるが、おおむね以前の勢いを取り戻してきたように思われる。

次いで、伊豆高原におけるもう一つの桜の名所「さくらの里」に行ってみる。

ここの桜は「桜並木通り」より後に植えられたものだから、年々樹勢が増し、今は「壮年期」か。見事な満開の桜を見せてくれる。

当地に来た25年前の桜木はまだ若木が多く、春の桜花も十分ではなかったので「さくらの里」とは真夏を除いて一年中いろんな種類の桜が花を咲かせているから……と考えていたが、今は名実ともに「さくらの里」。その華麗な姿は絶賛に値する。

これで、今年のソメイヨシノの花は十分堪能した。明日からは雨。

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