伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

伊東市「小室山公園」のつつじ祭り

2016年04月29日 | ウオーク

4月27日    (水)    /

伊東市「小室山公園」のつつじ祭りは連休期間の4/29から5/5まで開かれる。

その頃は40種類、10万本のツツジが咲き乱れて丘全体を覆う圧倒的な壮観が見どころである。

だが、最近は温暖化の影響からか4月下旬に入るや咲き始め、つつじ祭りが始まる直前がむしろ最盛期、連休ではむしろ遅きに失してしまう嫌いがある。

今年も早い。天気はすこし不安定だがd-IKOIの恒例ウオーキングを祭りの前の水曜日に行う。参加はMr. & Mrs.IT、ONの4人のみ。

昨日から有料になったという大駐車場に車を停めてつつじ園に入る。

大駐車場からツツジ園に向かう。この辺はツツジの種類が多くて華やぎがある通路である。

この日は連日の歩きで少々足取りが重く、山麓一周を避け小室山頂上まではリフトを利用する。

頂上からの景色は曇空、見通しが悪くいつものような展望は望むべくもなかった。何も見えない頂上を早々に切り上げて、山腹を半周する下り道を通って「みんなの広場」に至る。

そこから見下ろすのは紅燃ゆる「ツツジの絨毯」。

歩数は4000歩弱。昼食を「杉膳」で。

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「竹の子村」の筍掘り

2016年04月27日 | 園芸

4月26日    (火)    

日に日にあたりの新緑は濃さを増していく。

今日は、両側の樹が緑のアーチを作る裏道を通って近くの「竹の子村」に筍掘りに出掛ける。車で10分足らず。

日頃から森のボランティアによって手入れされてきている竹林の中は俗世を離れた仙境の佇まいを思わせる。陽光注ぐ淡緑の葉裏を通して見上げる青空はすがすがしく、なにか気持を和らげてくれるような独特の雰囲気がある。

 竹の子村を運営するボランティアの今日の係の人たちはIKOIに縁ある顔見知りの人ばかり、気持良く迎えてくれる。

長靴に履き替え、籠を背負い、鍬を片手に持った恰好だけは一人前だが、筍の見つけ方、掘り方などはすべてIKOIのお仲間Mr.ITが教えてくれる、というより実際にやってくれるので、こちらは「演技指導」に従って一応のポーズをとるだけというお粗末。

それでも高低のある竹林内をMr.ITの案内であちらこちら巡り歩いたら結構疲れた。齢とともに体力低下は争えない。

一年に一度の行事「筍堀りはこうして終わった。歩数4000歩。

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新緑に包まれて思う「小原庄助的生活」

2016年04月20日 | 三金会雑記

4月19日    (火)    

素晴らしい春の天気である。穏やかな日差し、程好い気温、爽やかな微風、微かな新芽の香り、鶯の鳴き声、眼一杯に広がる新緑の景色。こんな日、伊豆高原は何処にいても幸せな気分になる。

二階書斎から

胸をときめかさせるような自然に惹かれて昼食をとりに桜並木通りを下って「ふみ」まで家内と車を使わずに歩くことにした。往きは下りの歩きだから快適なウオーキングになるが、帰りとなるとかなりの上り坂になるのでこの齢になるとちょっときつい。

とはいえ、どこを見渡しても緑、緑。さくらが咲き競う春先の景色もいいが、伊豆高原の新緑の季節は最高である。

天気でさえあれば自然好きの私にとってここは天国だといっていい。乾ききったアラブの砂漠や荒野に住む民がこの時期に当地を訪れたら「天国」のイメージはこんなものになるのでは、と思ったりする。

 帰りの道は3歳下の家内はすいすい前を歩くが86歳の私はさすがに休み休み、立ち止まっては辺りを包む緑の情景をiPhoneで写してなんとか凌いで家まで汗みどろになってたどり着く。シャツはびっしょり、上着もズボンもじっとり湿っている。

「ふみ」に向かう

「桜並木通り」

「桜並木通り」から

家の近くのコナラの大樹一本

佐藤邸の芝桜満開

ようやく家が見えるところに

昼時だが、朝はいったばかりの風呂にまた浸かる。バスルームの窓のブラインドを思い切り引き上げ、浴槽から窓いっぱいに広がった隣家のコナラの大木の萌え出る瑞々しい若葉を眺めながら、iPhoneが奏でるモーツアルトを聴いていたら、西田佐知子が歌う「アカシアの雨に打たれてこのまま死んでしまいたい」ではないが、「新緑に包まれてこのまま死んでしまいたい」という気持ちってこんなものかなと思ったりする。

浴槽からiPhoneで撮影
 

そんな心地で居たところ、思い出したのが、今から28年前に三金会雑記で亡くなった青野君が言っていた「小原庄助的生活」とはこれか、と思い至った。

さしたる才能や資質に恵まれなかった自分としては当地で豊かな自然に囲まれこうして過ごしてきた26年の老後生活は上出来だったと思う。

これから後、何年生きるか?いつ死んでもいいなと新緑に包まれながらしきりに思う。

 


1987年に創刊され106号まで29年間続いた「三金会雑記」の全号はCDにPDF文書として保存されているので、パソコンを使えばすぐに読み出せる。

これをsnippin tool で画像に取り込んだ。

 

 

 

 

 

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中伊豆町山中の「わらび狩り」

2016年04月16日 | ウオーク

4月15日    (金)    /

春の山菜を代表するものといえば「ワラビ」をおいてほかにはない。この時期、散歩していると自然を残した路端や崖の斜面でわらびの若い芽が地面から頭をもたげているのを時々見掛ける。

しかし、その大きさはせいぜい針金を太くしたくらで山菜として食するに足るほどの量が採れることなど滅多にない。

そんなワラビと違って、鉛筆ほどの太さがあるというワラビがしかも沢山採れると聞く中伊豆の山間の地にIKOIウオーキングのお仲間たちと出掛けることになった。

本格的な「蕨狩り」である。

国道から外れて山道を上へと登っていく。うねうねした道は次第に狭くなり左手は深い断崖を望むようになると車一台がやっと通れる狭さ、車の離合はとても難しそう。

その行き止まりが俄かに開け平坦な地が現れる。そこがワラビの採取場。

広場の一隅に車を停めて、早々にワラビの採取に取り掛かる。元気のいいお仲間たちは太いワラビがとれるという山の斜面に向かったが、足腰の弱い我々超高齢夫婦は車を停めたところに続く平坦な草原一帯でウロチョロしながらのワラビ狩り。

昨日、一昨日とかなり雨が降ったのがワラビの芽出しに最適の条件だったのであろう。枯草を敷き詰め黄色に広がる草原のいたるところに太いワラビの新芽がニョキニョキ頭をもたげている。ワラビの芽が伸びて葉を広げたようなものはほとんどない。

採っても採っても歩く先にはワラビが眼に付く。すぐにビニール袋が採ったワラビで重くなった。歩いた範囲はせいぜい半径40mから50mくらいの広さだったか。(後で歩数を確かめたら1000歩を超えていなかった。)

採った道をもう一度戻ってくるとまだまだ沢山のワラビが取り残されている。

実感としては採ったあとに直ぐにまたニョキニョキと新しいワラビが芽を出してきたような感じ。そんな馬鹿なことがある筈ないのだが……。

思いもかけない大収穫に満足してから草原の一角で持参の弁当で昼食。

 

昼食が終わって帰る寸前に清水の流れる溝に大量のクレソンが繁っているのを見付ける。あまりに見事な繁茂状況なので勝手に採ることが憚られたが、広場を管理している方の許しを得て取らせてもらう。見事なクレソン!

「ワラビ狩り」の往路と帰路

 


 

帰宅して、この日に採取したワラビとクレッソンを揃えて写真を写す。

 

歩く距離は少なかったが、ワラビを摘むため腰を曲げ伸ばししたため、腰のこわばりが翌日まで続いた。

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「さくらの里公園」 桜の終幕

2016年04月13日 | ウオーク

4月11日    (月)    

今春の桜前線は例年より早かったが、ソメイヨシノの花開く時期が悪く、連日の雨や曇日、そして最盛期となったときには急速に発達した低気圧で暴風域に入るという始末、青空の下で夢見るような桜花の「花見」に恵まれることはほとんどなかった。

しかし、それでも伊豆東海岸に咲くさまざまの桜の開花を楽むことがそれなりに出来た。

そして、気付いたみれば4月も中旬、桜の季節は終わろうとしている。

ソメイヨシノは散り終えたとはいえ「さくらの里公園」では枝垂れ桜や八重桜、大島桜などが最後の華やぎを見せているだろうと短時間の散歩のつもりで家内を乗せて車で向かう。

端麗なソメイヨシノとは違って妖艶とすらいえる枝垂れや八重の桜は「さくらの里公園」の桜のフィナーに相応しい。

天気はかならずしも爽やかな晴空とはいかなかったが、見応えのある豪華な情景が展開されていた。

 

 


30分ほど歩いて帰宅した時、空にようやく青空が広がり、桜にかわる新緑をカーポートから仰ぎ見た。

これからは新緑の世界があり、ツツジをはじめとする春の花々が咲き乱れる。

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さくら、さくら、桜 桜一途の一日

2016年04月07日 | ウオーク

 

4月6日    (水)    

ちょうど一週間前の水曜日、稲取のクロスカントリーでの花見は開花時期を誤って失敗だった。 3/30のブログ

満開の時期を狙って再度挑戦しようとMr. ITが執念を燃やし、雨日が続く中、僅かに曇が期待された昨日の午後に決行を予定したものの無情の雨。

今年はもう駄目かと諦めていたところ、雨続きの日々のなかでぽっかりと一日だけ快晴の日となったのが今日。

そして明日は烈しい雨に強風が吹き荒れると天気予報は報じている。となると、ソメイヨシノは本日をもって花の盛りは失われることになる。

Mr.ITの執念が実って青空の下、車を走らせて稲取に着く。参加者はMr. & Mrs.IT、ON、Mrs.IW、そして昨日から別荘に来ていた隣家のMr. & Mrs.TB。

稲取カントリークラブの入り口には心を奪う壮麗なソメイヨシノが我々を迎えてくれていた。これぞ世界に冠たる華麗な花の世界。

 


入口だけではない。コース内では緑にまじって桜が随所に咲いている。

 

夢幻のように浮かび上がった伊豆大島。

ここ稲取クロスカントリー! 景観に恵まれた伊豆半島でもこれほど風景絶佳の場所はそうざらにないだろう。だが観光客など全く見当たらない。伊豆半島に住む人でもこの美観を知らないようだ。知る人ぞ知る「秘境」、だが、あと数年もすればここも大混雑の地となるか。

 


 

思えばこの日、一日桜を追い求め見続けてきた。

朝起きてから早速、天気を確認しようと二階の書斎の窓から眼下を見渡せば新緑の間に桜が点々と見える。これなら雨も曇もなく大丈夫と……。

往路、家から伊豆高原の桜並木通りを下る。年々衰えはじめてきている桜のトンネルはかつての豪華さはないがまだ十分いける。

国道135号線から見上げる山は新緑と桜が入り混じった独特の色合い。

 

帰路、少し空が曇ってきた。山の装いが少し艶を失ってきた……。

ついでに、伊豆高原界隈の桜の名所(「桜の里」「イトーピア桜通り」「大室高原8丁目」を車窓から一瞥して帰る。

イトーピア「桜通り」。ここはほとんど人気がない静かな通り。

この日の総歩数6500歩。

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桃の節句雛完成 打ち上げ会

2016年04月03日 | 手作り

4月3日    /

3月3日に行うべきところ全員がなかなか揃わず遅れに遅れて、1月遅れとなった4月3日、一年近くかかって出来上がった桃の節句の雛の完成 打ち上げ会 ( Party to celebration the successful completion ) が我が家で行われた。

先生はじめ5人が作り上げた雛がようやく一堂に会した。

そして、このあとすぐに格納されるその最後の姿!

 

 

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