6月29日(水) 烈日
「吊るし雛」から「置き雛」に変わったと思ったら、今度は「なに雛」というのであろうかか? 「野菜雛」?
これは、あまり適当な名称とは思えない。
ともあれ、新しい「野菜」の作品が次々に作り出されていく。
まだ未完成だという。
笊に盛られた盛りだくさんの「野菜雛}?
6月29日(水) 烈日
「吊るし雛」から「置き雛」に変わったと思ったら、今度は「なに雛」というのであろうかか? 「野菜雛」?
これは、あまり適当な名称とは思えない。
ともあれ、新しい「野菜」の作品が次々に作り出されていく。
まだ未完成だという。
笊に盛られた盛りだくさんの「野菜雛}?
6月25日(土)
思いがけない晴日となる。「IKOI農場」の農園日。
各地で熱中症が心配される暑さだが、木陰に入れば涼やかな風が吹き抜け心地よく休息がとれる。
海に面した「大室高原」の夏の恵みだ。
パーゴラを緑の葉で覆いつくしグリーン・ルーフを作る「ハヤトウリ」はまだ軒の高さにも達していないので、休息場所は栗の樹の下に変更した。
今年の栗の樹はいつもと違って枝葉を四方に存分に伸ばし、分厚い緑陰を作ってくれている。
パーゴラの横に新たに水槽を設置した。ボーフラ駆除のため金魚を投入
今日の作業のメインは椎茸栽培の原木をきれいに並べ替えて竹の置き場一帯を整理することと大枝を切り落としたコナラのある道を隔てた前の空地の雑草を刈ること。
畑全体がすっきりした。
いつの間にか胡瓜がすっかり大きく成長している。トウモロコシも逞しい伸びだ。
本日、胡瓜一本収穫。
6月24日(金)
梅雨はまだ当分明けそうにないが、今日は快晴といってもいいような天気に恵まれ、風はやや強というものの五月の微風を思わせる爽やさ。
東北大震災と原発事故で被災して苦み、梅雨期の豪雨でご苦労なさっている方々にはなんとも申し訳ないのだが、こんな日には生きてることが本当に幸せだと思う。
だがこうして生活に満足できるのも、あの敗戦から立ち直り復興を遂げた日本の経済力GDPの裏付けがあることは間違いない。なんといっても直接生産にかかわらない我々高齢者が最低限の物質的生活をなんとか保障してくれている現状がなければこうはいかない。
人間の幸せの前提に国の経済力があることを忘れてはなるまい。
ところで、最近BSプレミアムが次々と放映する映画をブルーレイで録画し、つづけさまに見ることになった。
その中に昭和20年代から30年代はじめにかけての戦後日本映画が多い。
「東京物語」「名もなく貧しく美しく」「浮雲」「煙突の見える場所」「キューポラのある町」「裸の島」などなどである。
これらの映画を見ながらすっかり忘れていた戦後の貧しい生活をまざまざと思い出したのである。これらの背景となっている窮乏の世相は懐かしいというより、今となってはその時代を生きた我々ですら衝撃的な映像である。
あれから半世紀の歳月がもたらした社会の変貌にはただただ呆然とする思いである。あんな時代もあったんだ。
日本は昭和30年代から始まった高度経済成長で昭和43年には早くもアメリカに次ぐ自由主義国で第二の経済大国になっている。
その頃、ライシャワー著「ザ・ジャパニーズ」に国の大小をGDPの大きさに比例させて描いた面白い世界地図があったのを思い出した。
極東の小さな島国がアメリカ、ソ連に次ぐ大きさに拡大され中央に描かれた地図に驚き、いつのまにか日本はこんなに凄い国になったのかとその時思ったものであった。
戦後すぐ、占領当局から「日本は東洋のスイスになれ」と日本人は説教されていたことを思えば想像を絶する変貌であった。
エドウィン.ライシャワー「ザ・ジャパニーズ」21頁
その後はいろいろなことがあったが、、バブル崩壊以後の日本人はすっかりその経済力に自信を失ってしまったかにみえる。
それに今回の大災害。これから日本はどうなるのだろうと不安に駆られる昨今だが、あの戦後の窮迫から立ち直り復興を遂げたことを考えれば、いやいや日本はまだ決して捨てたものではない。経済復興は必ず成し遂げられると信じたい。
GDPは中国に抜かれ世界2位から3位に落ちたが、日本の経済力はまだまだ底力を持っている。
実は、こんな記事が眼に付いた。日本の経済力を地域別のGDPの大きさで他国と比較してみたものである。
北海道地方は「ウクライナ」
東北地方は「アルゼンチン」
関東地方は「ロシア」
中部地方は「韓国」
関西地方は「オランダ」
中国地方は「南アフリカ」
四国地方は「ニュージーランド」
九州地方は「ノールウエイ」
沖縄は「ガテマラ」
なんとと、それぞれの地域だけで世界に名のある各国のGDPに匹敵するというのである。
(これを地図で一目瞭然、うまく描き出すうまい方法はないものだろうか?)
これなら災害を被った東北地方は、その一国、並み居る諸国の全面的支援があればその傷を癒すことはそんなに難しいことではなさそうに思える。
6月21日(火)
さきに紹介した廃物利用の園芸資材(ブログは6月2日付)の中で、クリーニングについてくる針金ハンガーの利用方法として藁押さえを画像で紹介したが、改めてネット支えの利用方法も画像で補足しておきたい。
ペンチで2つをそれぞれL字状に折り曲げ、紐で結んでU字状にしたものを畑の両端に立て、その上にネットをかぶせて裾を煉瓦などで抑える。
又は、低い苗の場合は一つをU字状にして畑の両端に挿し込み、その上にネットをかぶせる。
この時期の幼い苗はすぐに虫に食われてしまうのでネットでこれを防ぐ必要がある。
なお、これまでネットの裾押さえに使ってきた煉瓦は結構重く、持ち運びに不便なので、煉瓦を半分に割って使うようにした。
煉瓦は真ん中にタガネを当てて縦筋を作り、ハンマーで中央を強く叩くとおおむね真半分に割れる。
6月19日(金)
久し振りに「今井浜東急リゾート」で「ランチバイキング(和食)」が期日限定で開催されることを知り、わざわざ出掛ける。
曇であってもホテルの裏側の広々としたビーチはいつものとおり心地よい風景だが、ランチの内容は全くの期待外れ。これは!というものはまったくない。年々内容が悪くなっている。今回は和食だったが……。
以前はとても「お気に入り」だったのだが、これではわざわざ出掛ける価値がないようだ。、これではとても人にも勧められない。残念である。
ホテル裏の今井浜海岸
6月16日(木)/
伊豆の蛭ヶ小島に流されていた源頼朝が源氏再興の旗揚げをした石橋山の合戦に敗れ、土肥実平の手引きで隠れたという「しとどの窟」をメインに、土肥城址(城山)に登り近くの広場「ピックニックランド」昼食、その後はひたすら長い下り坂を歩いて湯河原までのコース。
午前中は曇りだったが、午後に入ってからは小雨模様となった。なにしろいまは梅雨期なのだからこれは致し方ないことである。
総歩数はなんと16729歩。
これは「山歩き」の指導を受けてきたMr.ITの教えに従い坂道を歩幅を小さくしてZ状に歩いたためでもある。この歩き方だと確かに疲れは少ないが、なにしろ湯河原までの下り坂があまりにも長く。そのため歩数が伸びたのであろう。
しかし、いずれにせよ私の脚はこの辺が限界である。最近の「歩こう会」ではいつも最後尾の群れに入ってしまっていることに気付く。
まだ膝を痛めたり呼吸困難になったりすることはないが、脚の筋肉疲労は著しい。
加齢により否応なく脚力の衰えを自覚させられるようになったからには、残念ながらぼつぼつ「歩こう会」を退会する時期があ近付いているように思える。
それに雨と汗でしとど濡れた肌着のままバスに乗ったからなにやら肌寒く、帰宅時間は早かったものの今回の「歩こう会」はえらく疲れた。
「しとどの窟」までは下りと上りの急坂が続く。狭い坂道の両側には延々と石燈籠と石仏が並んでいる。
「しとどの窟」へ
「しとどの窟」(戦いに敗れた頼朝が土肥実平に護られ5日間隠れ潜んだところ)
土肥城址
土肥城址(城山)からの展望。ここから見ると「真鶴半島」が鶴の形をしていることがよく分かる。
湯河原駅ちかくの土肥一族の菩提寺「城願寺」の「七騎堂」
「七騎堂内部」 石橋山合戦に敗れ安房に向かった頼朝に従った「七騎」
源頼朝・土肥実平・安達盛長・岡崎義実・新開忠氏・土屋宗遠・田代信綱を祀る。
城願寺のびゃくしん
6月15日(水)
梅雨の花といえば「アジサイ」。鬱陶しい空気の中で庭の片隅に大振りの花がたわわに盛りあがって咲いている。
赤と青のコントラストが見事なので撮影してみた。
アジサイ
2色の花のコントラストが面白いので同じような花がないか庭で探してみた。
ナスタチューム
カンパネラ(釣鐘草)
さつき
6月14日(火)
「三金会雑記」2011.Summer.NO.96が届けられた。
1887年(昭和62年)に創刊号が刊行されてから春夏秋冬の年4回、旬刊の同人誌が1回も欠けることなく続けられてなんと96号にもなった。
現在80歳に達する年齢層が手掛ける同人誌、もしくは近況誌が、その内容は別にしても、こんなに長い間続いているのは他に類を見ないのではあるまいか。
「あとがき」によれば36部を発送したとある。随分メンバーは少なくなってきてた。しかし、頁数だけは相変わらず90頁を超えている。
来年の夏号でこれまで目標としてきた100号を達成することになる。
今年の4月に小田原のヒルトンホテルで開催されるはずだった恒例の「三金会総会」が東北関東大震災で中止となったのはいかにも残念だと、「総会」とは銘打たないがこれに代わる懇親会を11月に2泊3日で「琵琶湖畔」で行おうという案内が誌上に載っている。現在参加予定は17名とのこと。まだまだ元気な者が多い。
残りはあと4号で1年。来年の夏号で迎える100号記念を機に最後の「三金会総会」を福岡で行い、それが締めくくりになる。
それまでは、なんとか頑張って「駄文」を書き続け最終打ち上げとなる福岡での総会に元気で出席したいと思う。
6月13日(月)
「IKOI農場」の野菜収穫が一段落し、畑も大きく様変わりしようとしている。
丈の高い豌豆類(絹さや・スナップ豌豆・グリーンピース)やソラマメが姿を消したので見通しがよくなり、手前の玉葱とジャガイモもすぐに収穫される。
梅雨のさなかだが、今秋に向かっての農作業が始動することになる。
柑橘系統の花が散り、それぞれの樹が小さな実をつけている。例年より実の数が多いので、今秋は大豊作が期待できそう。
それに柿もしっかり実を付けており、栗の樹といえば花が樹全体を白く覆っており、こんな風景はこれまで見たことがない。 こちらも秋の収穫がおおいに期待できる。
6月10日
昨年と同じように夕刻、IKOI農場メンバーほか大勢で連れ立って大川温泉の蛍鑑賞会に行く。今年の方が蛍の数は多いように見受けられた。
この蛍見物は我々の年中行事のひとつになりそうである。
会場となる大川「竹の沢公園」に行くバスを待つ間、海浜にある駐車場からの夕景色
池面に乱舞する夢幻のような蛍を撮影することはできないが、帰りに無料の提灯を貸してくれ10分ほどの道を下る「提灯ウオーク」はなかなか乙なもの。
全員で記念撮影(撮影は会場係の方がサービスしてくれる)
6月5日(日)
NHKが日曜日に放映している「趣味の園芸 野菜の時間」ではいろいろと教えられることが多い。
講師が教えてくれる手順通り正確にやることはほとんどないが、それを参考にしながら「IKOI農場」の実情に合わせてやや柔軟に行っている。
学ぶことの多い放送だが、一つだけ不満に思うことがある。
それは、あたりを探せばもっと簡単に手に入るようなもの(廃物)を使わずに、園芸店で売っている高価な園芸資材をふんだんに使って教えていることである。こんな使い方をしていたら作られた野菜は随分高価なものになってしまう。
趣味だからお金がかかっても構わないということなのだろうが、特に私のように「贅沢は敵だ」という標語の下に育った戦前生まれの世代は心のどこかに「もったいない」という気持ちがあって、お金のかかる園芸趣味はどうも肌に合わない。
ホームセンターに行ってわざわざ高価な園芸資材を買わずとも、そこらに転がっている不用品をちょっと工夫しさえすれば転用できるのでは、と思うことがままある。
同じ思いを共有する園芸仲間から実に巧みな廃物利用の工夫を教えられ、それがうまく機能するとなんだかとてても嬉しくなる。
そんな工夫の中から最近、これは!と思ったものを取り敢えず四つほど紹介する。
4リットル入りペットボトル利用のジョロ
洗濯物について来る針金ハンガーを利用した藁押さえ兼ビニールの覆いなどの下支え
(軽くて簡単に土に挿し込めてとても便利、園芸資材のように場所もとらない)
空き缶にラップの切り取りブレイドを巻き付けたマルチビニールの穴あけ器
(丸い穴をきれいにあけることができる。小さい穴は小さい缶で)
ペットボトル利用の防風・保温の覆い(春先の気温が低い時期に小さな苗を保護するのに有効)
6月1日(水)
花の名に疎い。特に樹木に咲く花は桜や梅など誰でも知っている花のほかはほとんど無知である。
ブログで「ハコネウツギ」の名前を教えて貰ったお蔭で、にわかに樹木が咲かせる花への関心が高まった。
気をつけて歩くと、この時期、あちらこちらに自生している灌木などで可憐な花をつけているのがいくつもある。
昨日の散歩の途中で見掛けた樹々の花を撮影してみた。実にたくさんの花が咲いている。
これまで、なんで見過ごしてきていたのだろうか。
エゴノキ
オオベニウツギ
?
アマギアジサイ?
マツリカ
カルミア?
テイカカズラ
スイカズラ
姫ウツギ(つぼみ)
?
姫ウツギ
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