伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

一碧湖の「紅葉狩り」

2017年11月27日 | ウオーク

11月27日    (月)    /

晩秋の楽しみに「紅葉狩り」がある。「狩り」といってもなにかを採取するのではなく、専ら山や野に紅や黄に色付いた楓を鑑賞する行楽のウオークである。

降雪も少なく秋の冷え込みも比較的穏やかな伊豆半島の海岸部には紅葉の名所は少ない。当地では「一碧湖畔」くらいか。

IKOIの月曜ウオークで一碧湖を目指す。(Mr. & Mrs.IT・TB・ON、Mrs.IW)

「大池」を一周、歩数4600歩、1時間弱。

昼食はファミレス「ガスト」で。

 

 

    

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爺は畑に苗植えに、婆は部屋で雛作り

2017年11月26日 | 園芸

11月25日    (土)    

暦の上では秋が終わろうとしているのに雨か曇の今年の秋、今頃になってようやく晴れ日が訪れつつある。

そのため恒例の稲取・細野高原のススキ野へのウオークは果たせなかったので、せめてIKOI農園前の空地に生えた申し訳ていどのススキを横目でみるだけで我慢することになった。 

 

 さて、今日の好日、IKOIの連(Mr.IW・IT・TB・ON)は今年最後となる本格的な農作業を実施した。メーンの作業は玉葱苗と白菜苗の定植。

かくて、IKOI農園の冬構え完了。

 今年最後の秋の収穫として大分県の特産となっているカボス(香母酢)の収穫。

葉の陰になって目立たなかったが、採り始めたら葉陰にあるは、あるは、の大収穫。

いつもの通り、通りすがりの人へお裾分け。

 


 

一方、連(先生のMrs.ODほかMrs.IW・IT・GT・ON)は室内で雛作り。

午前中の作業を中断して近所の食事処「ウッド・ベル」に出掛けた後の作業現場。

雛作りを終えてからのお喋り連。

 今日の作品は「水仙」

 

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伊豆諸島について (補遺)

2017年11月23日 | 雑文

11月23日    (木)    /

さらに伊豆諸島についての話の続きである。

 全号の記事についてMr.morinoからよせられたコメントにある「ウブド島」について私は知らない。その名の島は伊豆諸島にはないのではないか。

我が家から見える伊豆諸島の島々の名については次のブログが全貌を伝える。

 2009/12/15ブログ「伊豆諸島の島々」

 

伊豆七島の覚え方として口伝に「音に聞こえし 神津島  三宅 御蔵八丈に近し」というのがあり、大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島が読み込まれているが、八丈島だけはあまりに遠方すぎて我が家からみることはできない。

伊豆諸島に含まれる有人島にはこれ以外に「新島」「式根島」「青ヶ島」があり、このうち熱海に近い新島、遥か遠方にある「青ヶ島」はいうまでもなく我が家の視野の外になる。

無人島なら鵜渡根島(うどねじま)は一番近い利島の右隣でいつも見れる。地内島(じないじま)、祇苗島(ただなえじま)はお天気の加減でときどきお目にかかることがある。

ほかに早島、恩馳島(おんばせじま)、大野原島、八丈の小島など無人島があるがいずれも島影になったり、遠すぎたりでみることはかなわない。

{参考}

伊豆諸島 

 (有人島) 大島・利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島

 (無人島) 鵜渡根島・地内島・早島・・祇苗島・恩馳島・大野原島・銭洲・藺難波島・八丈小島 

 

以上、伊豆諸島の話はこんなところ。

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伊豆諸島誕生にまつわる伝承を知る

2017年11月20日 | ウオーク

11月20日    (月)    

伊豆諸島についての話の続きである。

伊豆半島の東方沖から南にかけて点々と連なる伊豆諸島は、明治9年に静岡県の管轄となった直ぐあと明治11年には東京府に移管されているので、いまは我々が所属する「静岡県」とは無縁の存在となっている。

しかし、伊豆半島東海岸に住む私としては、これらの島々はごく身近な存在、行政上所属している「静岡県」の他地域と比べても古くからの「伊豆」という名でくくられる同一地域のような思いもあり、そんな島々にかかわる神話もしくは伝承には興味がそそられる。

最近、この島々の誕生とその名称に関する神話というか伝承が記された古文書「三島大明神縁起」「三宅島薬師縁起」というのがあることを知った。

原典を直接読む機会には恵まれないが、これを基にして民俗学者として知られる谷川健一が「列島縦断地名逍遥」という著書の中で伊豆諸島の誕生にまつわる伝承、そして島名の由来について記している。( 「伊豆の島々(新しい造島神話)」という部分)

内容は極めて簡単で稚拙なものだが、古くからの言い伝えとはそんなものだろう。

以下、その文意を省記してみた。


 

伊豆の島々の造島神話

天竺から来たという王子が富士山頂の神の許しを得て、「三島大明神」と名乗って伊豆の海中にいくつかの島を焼きだした。

三島大明神は、配下となった「若宮」と「剣」という名の男の子、「見目」という女の子に命じて龍神や雷神をやとって大規模な島焼き作業を行なった。

すなわち伊豆の海中に大きな石を置いて、火雷が焼き、水雷が水を注いで一日一夜で一つの島を出現させた。続いて七日七夜かかって十の島々が焼き出された。

(これは、つまり火山噴火により島々がつぎつぎと作り出されたということ。)

三島大明神は最初に焼きだした島を「初島」と名付けた。次に第二の島は神々が集まって詮議したところなので「神集島」と名付けた。

第三の島は大きいので「大島」とし、第四の島は潮の泡を集めて作ったので色が白いことから「新島」、第五の島は家が三つ並んだ格好をしているので「三宅島」、第六の島は明神の御倉としたので「御蔵島」、第七の島ははるか沖合にあるので「沖の島」と名付けた。

第八の島は「小島」、第九の島は「オウゴ島」。第十の島は「十島」と名付けた。

「沖の島」とは一名ヤタケ島、「八丈島」のこと、第八の小島は「八丈小島」、第九の島「オウゴ島」は「青ヶ島」、第十の島は「利島」だとみられる。


内容的はなんともたわいのないものだが、島々の名が列挙され伊豆の諸島がまとめられているのが面白い。 

ふむふむ、そういう古伝があるのだな、頼りない短い文章ではあるが私には興味ぶかかった。

 なお、なぜかそこに「式根島」が触れられていない。

式根島はなぜかいつも伊豆諸島の中で軽視されている。

これは式根島はかつて新島と地続きの一つの島であり、地震・津波によって分離されて別の島になったという言い伝えがあるからであろうか。現在でも式根島は行政区として独立していず、新島に属しているという。


 伊豆諸島の位置関係

2009/11/3 「文化の日にみる海景色」 ブログ 

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暗色の海に浮かぶ伊豆の島を見て

2017年11月19日 | 雑文

11月19日    (日)    -

 今年は「秋晴れ」の日が少ない。南にみる海面に伊豆の島々がくっきり浮かぶ日もほとんどない。

だが、今朝は鉛色の雲が垂れ込める中、伊豆の島々がくっきりと浮かんで見える珍しい日となった。こんな曇の日はおのずと気分は冴えないのだが、書斎の窓から見るくっきりとしたこの島影を映す海には心が慰められる。

思えば当地に住み着いて27年、この海面がみせるその時々の情景には変わることなくいつも心惹かれてきたことか。

家にいて「海」が見れるということは、老い行く私にとって最高の贅沢だといえるかもしれない。

樹木の繁りで見難くなった左端の伊豆大島を加えてパノラマで撮影 

 


 

この島々の中でも最も鮮明な姿で浮かぶ利島をぼんやり眺めていて思い出したのは当地に住み着いた頃、利島にからんで記した「三金会雑記」の記事である。

パソコンには「三金会雑記全号(106号)」がOneDrive にアップロードされている。呼び出して探したらすぐ見つかった。

1993年に書いた「利島賛歌」というものだった。(そうだった。あの頃には伊豆大島が噴火の後でまだ噴煙が上がっていた。そしてその後には三宅島にも噴煙が見えたものだった。)

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柑橘類の大豊作

2017年11月16日 | 園芸

11月16日    (木)    

昭和期の童話「ミカンの花が咲いている」がたわわに実った蜜柑畑の情景を歌っているように、ここ海に面した温暖な伊豆半島東海岸ではあちらこちらに柑橘類が植えられている。

ちょうど今が蜜柑の最盛期、ちょっと外をあるいてもたわわに実を付けた蜜柑樹が目に付く。

今年は柑橘類の成り年、いや「大豊作」の年、なった蜜柑の重さで枝が地面すれすれに垂れ下がっているさまをよく見掛ける。

我が家でもそうだ。IKOI農園の温州蜜柑は重さに耐えきれず地面にキスしている。

 

庭に植えられた花柚子の樹もぎっしり実を付けている。昨年は貧弱な実の付け方だったが……。

 

 IKOI農園のレモンも同様、この樹になるレモンの実はその肌がまだ柔らかい時に秋の台風や強風にあおられて肌を傷つけられ醜くなってしまうのだが、今年はまだ青いとはいえ艶やかな肌のレモン、これなら売り物にもなりそうである。

 

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置き雛の秋バージョン

2017年11月11日 | 手作り

11月9日    (金)    

かなり時間がかかったようだが、家内の「ススキ」の雛もようやく出来上がったようである。昨日、お仲間3人が集まって作っていたが……。

この「ススキ雛」を加えて、玄関先の「置き雛」秋バージョンが揃った。

 

出来上がったばかりの「ススキ」( 夫の贔屓目かもしれないが、本物みたい。)

 

秋バージョンの揃い

 

秋の雛、それぞれ。

 

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書斎の中での植物栽培

2017年11月09日 | 園芸

11月10日    (金)    /

秋が深まってくるとなんとなく戸外に出るのが億劫になる。特に今年のように天候がすぐれないと室内に閉じこもり勝ち。

こんな時にIKOI農園での作物育ての楽しみを幾分代替させてくれるのが、私が名付けた「書斎の育苗工房」での苗栽培である。

これまでやっていたのは「かいわれ大根」だが、一応うまく栽培できるようになりその成果が我が家の食卓に彩りを添えてくれるようになった。

目下、鋭意取り組んでいるのが「豆苗」である。

豆苗とは豌豆の若芽、かつては中華料理の高級食材だったというが、現在ではスーパーでも売っている。これを自宅で育てようというもの。

最初に試みたのがこれ。なんとか育ったというところ。(10月26日に播種したもの)

そこで第二段目、容器をすこし大きくして……。

 


 

書斎の「育苗工房」 では、苗育てではないが、もう一つ「レモングラス」の鉢がある。

IKOI農園に植えてあったレモングラスは寒さに弱いので、越冬のためめ鉢上げし書斎の日当たりのいい窓際に置くことにした。

今年は、これまでに比べて一工夫。冬でも暖かくすれば葉を少しは収穫できるのではと考え、ビニール袋で覆ってみた。

(鉢が大きすぎて、IKOI農園から持ち運ぶのが難儀するので来年は鉢をすこし小さいものにしよう。)

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対島川・滝・自然研究路 ウオーク

2017年11月07日 | ウオーク

11月6日    (月)    

月曜ウオークはリフトで大室山山頂に上がり、周囲1㎞の火口壁をめぐる予定だったが、あいにく天気は晴れだが雲が多くそこからの展望は今一つなので、急遽伊豆高原駅から南に流れ下る対島川の散歩道を歩いて海に注ぐ「対島の滝」を見てから、「自然研究路」を北にとる。

対島川にも滝にもこれまでにないような大量の水が……。当地ではなかなかお目にかかれない景観。

出発前の勢揃い(Mr. & Mrs.IT、TB、ON、それにたまたまIKOI農園の耕運機補修に来てくれていたMr.KDも)

駅裏の駐車場に車を停めて、水音とどろく対島川に沿って海まで歩く。

対島の滝「展望台」から。

自然研究路をいつもと違って南側(左)を進む。

途中で一休み

 

道に広がる落葉のカラフルな絨毯

歩数4089歩、距離3.06㎞、時間45分。なんとか歩けた。今日も昼食は「とんかつ」。

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ウオーキング再開

2017年11月02日 | ウオーク

11月1日    (水)    

別荘に来ているMrs.TBが私の頼りないげな足取りを見て、脚ならしのためどこか散歩に行きませんかと誘われ、私の足弱を慮って坂ばかりの当地では数少ない平地の「池地区」を散歩することになった。(Mr. & Mrs.TB、ONの4人で)

雨ばかり続いた10月が終わり11月に入るや素晴らしい秋空となった今日はウオーキング再開にはまたとない日である。振り返ってみたらこの前のウオーキングは10月3日、本当に1月振りである。

その間、私の足腰は急速に弱まったようで、その歩きざまはトボトボ、ヨタヨタ歩きでみるかげもない。なんとか頑張って皆についていく。

これからはできるだけ「歩き」に努めて少しでも元の足取りに戻りたいと思うこと切。

いつとはなしに慣例になっていた左回りコースを変えて、今回は時計回りのコースで歩く。意外に思ったことだが逆コースだと辺りの風景はいつもと一味違って見える。


 

大室山の山肌にはまだ緑だが、池地区を縁どる山々には疑いなく秋が忍び寄っている。美しい風景だ。

先日来続いた雨で山から集めた小川の水量はこれまでにみたことのない勢いで流れ下っている。

晴れ上がった青空に浮かぶ雲は「巻積雲」、それがやがて秋空を象徴する「巻雲」に変わる。

畦道を歩いていると小さな虫が群れ飛んでいる。家内の服に止まった虫をよくみると、なんとテントウムシ。今頃になってテントウムシが大発生するのか。知らなかった。

情けないようなトボトボ歩きだったが、スマホの歩数計を見たら5000歩になっている。距離は4キロ弱、時間にしてほぼ1時間。

出発が遅かったため時間を過ぎた昼食は「杉膳」で「とんかつ」を食す。腹が減ってたからか、いつもより美味しく感じた。やはり「とんかつ」は食事処でないと。

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