伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

松崎町 那賀川畔の桜が全開

2018年03月30日 | ウオーク

3月29日(木)

松崎町の那賀川堤に6㎞にわたって連なるソメイヨシノ見事な並木は伊豆半島随一の桜名所といってもいいのではなかろうか。

大室高原から出掛けるにはちょっと遠いので、これを鑑賞するのは一日がかりの行楽になってしまうが、年に一度のこととて見逃したくはない。

TIKOI農園グループのウオーク日とされる月曜ではないのだが、有志6名、車2台で出かけることになった。

桜が満開の最盛期にぴったり合わせるのは難しいが今回は狙い通り。溜息がでるほど見事な最盛期の桜を存分に堪能させてもらった。

今年は桜開花に比べて菜の花が咲くのがちょっと遅れているようだが、那賀川の川辺に咲く菜の花はよく咲き揃っており桜の美景を際立たせてくれている。

また、国道を隔てた田圃に作られた花畑もいつもより一面に咲き揃っており素晴らしい眺め。


最盛期の桜を堪能した後、昼食は「三聖苑」の裏手になる大沢温泉の河原で花吹雪を浴びながら……。

食後、その隣にある「依田邸」を見学。

ここはかつての広大な庄屋屋敷を改装した「大沢温泉ホテル」、伊豆の秘湯として有名な旅館だった。しかし、4年前に廃業したと聞かされて吃驚。現在は有形文化財「旧依田邸」となっていた。

この旅館には今から20年ほど前、仙台で一緒に働いた仲間夫婦2組が伊豆来訪の折、3組6名で一泊したことがあったので、懐旧の念しきり。

 

帰途、 熱川奈良本でイチゴ狩りして日程を終える。この日の歩数4000歩、家内もなんとか歩けた。

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今日も「さくらの里」と「桜並木通り」へ

2018年03月27日 | ウオーク

3月26日(月)

春の陽気に誘われて「さくらの里公園」のいろいろな桜が綻び始めた。


伊豆高原の「桜並木通り」のソメイヨシノも花開いた。

Mr.TBの車の助手席に座ることで3㎞ほど続くこの桜並木の全容を車窓を通してだがようやく動画で写すことができた。

ソメイヨシノの開花状況は6分咲きくらいか。

 

 

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松川湖畔も桜、桜

2018年03月25日 | ウオーク

3月25日(日)

この時期、伊豆半島はどこに行っても桜、桜のオンパレードだが、今日はMr.TBと「松川湖」の桜を訪ねる。

ここのソメイヨシノは4分咲きといった程度か。

 よく歩けた。平らなところだけだけれども。4800歩

 

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TIKOI農園グループの農作業と雛作り

2018年03月24日 | 園芸

3月24日(土)/

いよいよ春本番の到来。TIKOI農園グループの活動も本格的に動き出した。

本日の活動は、女組と男組とはそれぞれ別となる。

Mr.IW・IT・TB・ONの4人からなる「男組」はもちろん農作業。

トウモロコシやほうれん草などの播種床の準備、冬を越したソラマメ、グリンピースの苗のための支柱建て、畝に生えた雑草の除去など。


一方、「女組」Mrs.IW・IT・ONはこれとは別行動で、我が家での「雛作り教室」。

Mrs.OD先生を迎えて、その教えを受けながら新しい雛作りにチャレンジしている。

製作しているのは、7月7日の七夕祭に向けての「牽牛」と「織女」の雛だとか。

「牽牛」の牛は先生の作品。お手本、実にうまくできている。


「男組」は午前中で作業を終え、昼食は車で「杉膳」へ。食後に解散。「女組」の昼食は近くの「ウッドベル」まで歩いて。その後も作業を続け3時過ぎ頃まで。

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桜の開花状況 偵察

2018年03月23日 | ウオーク

3月23日(金)

暦で春とは思えない氷雨のような長雨もようやく止んで、曇空ながら暖かくなってきた。

雨が降る前の桜並木通りのソメイヨシノは枝に一、二輪の花を咲かせているのを見掛けるだけだったが、この気温なら俄かに花開く頃合いを迎えているのではないか?

早速「開花状況偵察」と称してMr.TBと出掛ける。

とはいえ桜並木通りは車で通り抜けるだけで散歩にはならない。歩くには「さくらの里公園」でいろいろな種類の桜の開花状況をチェックしながら歩き回るのがいい。

ということで、「さくらの里公園」に行く。駐車場はいつもより車の数がすこし多いくらいに思ったが、30分くらいの園内の散歩を終えた後にはほとんど満車に近い状況。観光バスも来ている。

公園の標高が高いのでソメイヨシノの樹はまだ蕾をつけたまま、一輪も開花していない。しかし、ソメイヨシノに先駆けて「伊東桜」が満開にちかい。

「伊東桜」、これまではここで名札を見るだけで華やかなほかの桜に目を奪われ関心を持つことがなかった。

しかし、公園で今見る満開の「伊東桜」。ソメイヨシノと違って白色なのでちょっと地味だが早咲きなので値打ちはある。

 


「伊東桜」のほかにもいくつかの桜がここには咲いている。

 

 

富戸の海岸で見た「城ケ崎桜」の花はとうに散り果てたが、ここでは満開。海辺と山間との違いが歴然。

 


「さくらの里」を後にして、大室山と一碧湖の中間に位置するイトーピア別荘地を抜ける「桜通り」のソメイヨシノ開花状況を視察、だがここも開花未だし。

ついで当初から目当てだった「伊豆高原桜並木通り」に向かう。ここのソメイヨシノは5分咲きくらいか。桜のトンネルを形成するのはもうすぐ。(もっとも10数年前の人を瞠目させた偉容はもうない。樹齢による衰えか。)

ついで、歩いても15分足らずの大室高原8丁目にある桜の並木道を通ってみる。ここでも咲き具合は桜並木通りとほぼ変わらない。

つぎの日曜、月曜あたりが散歩で歩けるところにあるソメイヨシノが満開となるだろう。 

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老夫婦の変身物語「ピレモンとバキウス」

2018年03月20日 | 雑文

3月20日(火)

終日雨。

書斎に隣接する納戸で古い書類の廃棄作業中、黄ばんだペーパーが目にとまった。ギリシャ・ローマの神話「変身物語」の「ピレモンとバキウス」に関する古い記事である。

古代ローマの詩人オウィディウスが記したという「変身物語」。

既に「高齢化社会」を意識しはじめていた頃だとすれば、このペーパーは60歳代の初め頃のものだったか。


貧しい旅人に身をやつしたジュピターとマーキュリーの2神がプリューギアの町で一夜の宿を乞うたところ町の各戸は冷たくこれを拒んだが、町はずれの陋屋に住む老夫婦ピレモンとバキウスだけが二人を暖かく迎い入れ、心を込めた接待をしてくれた。(接待の様子が詳細に語られている。)

(中略)

やがて、2神は二人の前に姿を現し「敬虔な老夫婦よ。二人の望みをかなえてやるからなんなりと申せ」と言った。夫ピレモンと妻バキウスは少し相談してから「夫婦二人してここまで生きてきました。死ぬときには二人同時に死にたい。私が妻の墓をみたり、妻が私を葬うことがないようしていただきた」と答えた。

やがてさらに年月を経て、老い衰えた二人が階段の前で過去を語り合っていると二人の身体から芽がでて葉が茂りはじめるのに気付いた。最後の時が来たことを悟った二人は、口が動く限り感謝と別れの言葉を交わし、ものいわぬ木へと次第に変身して、ピレモンは樫の木にバキウスは菩提樹となった。


仲睦まじい老夫婦が持つ普遍的な願望、それは「死ぬときは二人同時に」。老い衰えたとき二人の身体が時を同じくして樹に変身するというこの話、なにか心にじーんと沁みる話だ。

だが、待てよ。もの言わぬにせよ互いにその息遣いを感じあえる樹に変身したとしてもこの二人はその後どうなったか?大木もやがていつか枯れ倒れる。地に伏し朽ち果て土に返って地中で混じりあうのか……。

 

今年5月に子や孫が東京で結婚60周年「ダイヤモンド婚」を祝ってくれる。我々夫婦もこの変身神話にあやかりたいもの。

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「TIKOI農園」にも春が……。

2018年03月14日 | 園芸

3月14日(火)

「TIKOI農園」にも春が来た。

午前中はMr.TBとちょっとした「散歩」(変哲のない135号線の歩道をひたすら歩く。55分)、そして午後は独りでちょっとした「土いじり」(腰を落として越年したキャンディ・ミントの周囲の草毟り。40分)。

素敵な春の陽気に包まれてこんな「ちっこい」動きだが気持ちいい。

TIKOI農園の現状(二階和室から)

農園に立つ。

TIKOI農園に春到来を知らせる白木蓮と冬越しのレモン

TIKOI農園からの帰途、登りに苦労するようになった石段に手摺が付く。年々歳を思い知らされてきた階段だが、これで随分楽になった。

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梅、椿、そして桜

2018年03月13日 | ウオーク

3月12日(月)

春が来たと思ったら、またぞろ冬に戻ったかのような寒さに震える何日かが過ぎた今日、今度こそ本格的な陽気が到来し山にも野にも浜辺にもそして街中にもいろいろな花々が一斉に綻びはじめた。

今日は「IKOI」から「TIKOI(ちっこい)」ウオークに名を改めての初ウオーク。Mr. & Mrs.IT・ON、Mr.IW・TBの6名、Mrs.2名はそれぞれ他行中。

まずは小室山麓の躑躅園にある梅林をそぞろ歩き。

 

1080p

 

 


 

次に、同じ小室山公園内に4000本の各種椿が植えられている「つばき園」へ。

2月から始まった定例の「つばき祭り」が前日に終わったばかりだが、今年の開花は遅れたようでむしろ花は見頃を迎えており、いままでに見た「つばき園」の椿よりも沢山の花が咲き揃っていた。

 

椿の花を近景に緑の松を中景に、はるかに富士を眺めれるところは園内の「富士見亭」から。


梅と椿を堪能してから城ケ崎へ。「城ケ崎桜」がちょうど今が満開。「城ケ崎桜」は海岸沿いの県道沿いだけでなく、富戸と城ケ崎の随所に植えられているようで、これまでその存在に気付かなかったがその存在を満開でしめしており、その多さに驚く。

 

 

 1080p 1

 


 

締めくくりが、伊豆高原駅から桜並木通りへ向かう湾曲した道の両側に植えられた「オオカンザクラ」。少し盛りを過ぎたとはいえ満開。

伊豆高原の「桜並木通り」は4月前後にソメイヨシノが作り出す「サクラのトンネル」として広く知られる桜の名所だが、やや樹勢に老いの兆しが気遣われるようになっている。

「オオカンザクラ」は早咲きだし、育ち盛りの若さでもあるので、いつか桜並木通りの豪奢を凌駕するかもしれない。

すかかり立派になった桜並木の現出だが、車が止められないので、これは車窓から眺めるだけ。写真なし。


このウオークの歩数は4000歩足らず、膝が完全でない足弱の家内でも3000歩とはよく歩いた。

 

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池地区の忍び寄った春の訪れ

2018年03月05日 | ウオーク

3月4日(月)

長く続いた今冬の凍えるような寒さもようやく去ったようで、春の陽気に誘われ散歩を楽しむ気分になってきた。

新しく「TIKOIグループ」となったMr. & Mrs.TBと家内で4人、池地区の里山風景を眺めながらの軽い散歩をする。定例の月曜ウオーキングではないので、いわば「ちっこい農園」仲間のミニ版ウオークといったところ。

先月25日の山焼きで真っ黒になっていた大室山も焼けた山肌に早くも若草が萌えはじめたのか、微妙な色合いを帯びた優しい姿へと変貌しつつある。

池地区に広がる田圃でも「野焼き」が行われたのか、稲の切株や枯草がきれいに焼き払われており、そこでも「春の萌え」が待っているよう。

池地区にはじまる対島川のほとりに植えられた枝垂桜の並木はまだ枯枝のようにも見えるが、すぐに華やかな花に纏われることになるだろう。

その道筋で見掛けた鮮やかな黄色の花、ツワブキにしては花が大きすぎるし、葉の様子もすこし違うような……。

ゆっくりゆっくり歩いて、それでも歩数は4000歩になった。家内が痛めた膝の具合をMr. & Mrs.TBが気遣ってくれたお蔭だが、なんとか無事に歩けたよう。家内の膝も少しずつ元に戻っている。

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「憩い農園」から「ちっこい農園」に改名

2018年03月04日 | 日記

3月3日(土)

「IKOI農園」=「憩い農園」の名称は、そこに集まり農作業を愉しむメンバーMr. & Mrs. IW、KD、ON、ITの頭文字 I、K、O、I を並べて作ったもので、その出発は2009年10月30日に遡る。

2009年のブログ  「憩い農場」の成立

当初は週に1回程度、「農園日」と称してIKOI農園に集まり各自それぞれの野菜つくりに励んでいたが、やがて節目の日には全員集合し「収穫祭」という名目の下で飲んだり食ったりの「食事会」をIKOI農園の一隅で楽しむのが恒例となっていった。

そのうち「農事」だけでなく曜日を定めてウオーキングするようになり、初めの頃は近くの一碧湖、松川湖、大室山、小室山、さくらの里、池の里山、十足の里山、城ケ崎海岸などのウオーキング・コースを歩く集まりにもなっていた。

やがて近くのコースを歩き尽くしてしまうと午前中だけのウオーキングでは物足りなくなり、ウオーキング・コースを伊豆半島全域に求めるようになつて「歩こう会」さながら一日がかりの「行楽日」を愉しむ集まりにもなっていった。

それに近くの「ウオーキング」も終わった後はレストランでの「昼食会」が付属するのが例となり、それに昼や夜の宴会も適宜加わるようになって「IKOI農園」は「IKOI活動」となりその、範囲は「園芸」「ウオーキング」「食事」に広がる仲良しグループに化している。

なお、「農園日」には婦人連が農事に代わって「雛作り」(雛作り教室)として集まることもあり、その時は男性群の農作業とは別行動になることもある。

そんな「IKOIの活動」の現状だが、IKOI農園に我が家より近い別荘にくるMr. & Mrs.TBがおり、ごく早い時期から任意にIKOI活動に加わることがあっていわば期間限定の準会員みたいなものになっていた。

そのMr. & Mrs.TBが昨年末から東京での仕事を退いて大室高原の定住者となったので、IKOI活動にはいつも参加するようになっていた。

そんなことで、この度、Mr. & Mrs.TBをIKOIの正規メンバーに迎え入れることとなり、ようやく春の到来を思わせる本日、「入会式」というには少々仰々しいが、Mr.IW宅でその意味を含めて全員集合の「食事会」を催すことになったのである。

これで、IKOIグループは IW、KD、ON、ITの4家族8名にTB家族が加わり5家族10名となったわけだが、それまでの会員の頭文字を綴った「IKOI」のままでは具合が悪いので新たに「T」を入れることで「TIKOI農園」(ちっこい農園)に改称することになった。

新しい「ちっこい農園・TIKOI活動」、「憩い農園」もよかったが、名は体を現し、いい名称だと皆気に入っている。

その「発会式」の様子。10人の大人数なので、男性は外のウッドデッキで、女性は室内で、それぞれ乾杯する様子。

なお、TIKOI農園の主要人物というべきMr.ITがカメラマンの役に徹したため、この写真にはいないのが残念!(ブログ「IKOI農園」活動日記から写真転載)

 

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