伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

松川湖はまだ冬、咲いたのは蠟梅のみ

2018年01月30日 | ウオーク

1月29日(月)/

連日、氷点下の気温を記録している。こんなことは当地でこれまで経験したことのない寒さである。一週間前の雪がまだ消えずに随所に残っている。

今日は定例のウオーク日、天気は今一つさえないが、年末に別荘暮らしから定住となったご近所のMr. & Mrs.TBを加えて常連の5人で松川湖畔散策を試みる。

いつもなら今頃は蠟梅が花開き、紅白の梅も綻びはじめ、河津桜も蕾を膨らませている筈だと出掛けたものの残念!

今冬の異常な寒さに祟られて、蠟梅は咲いていたが梅樹も河津桜も固い蕾の姿とは。

 

松川湖もこれを取り巻く四囲の山々も残雪にちりばめられていまだに冬景色のまま。

 

途中で一休み、あまり歩くことにはならなかったが、それでもこの日一日分の歩数をあわせれば4000歩に。

昼食は「杉膳」で。用務で参加しなかったMr.IW、膝の故障で歩けなかった家内も食事には参加し総勢8名、大きな部屋を確保してよく食べよく喋る。

最近は「ウオーキング」と並んで「昼の食事」も行事のポイント。「IKOIウオーク&ランチ会」?

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初雪が大雪となる

2018年01月23日 | 日記

1月23日 (火)

昨日の午後から降り始めた雪は次第に激しくなり、夕刻には積雪20㎝の銀世界を現出させた。

今年初めて見る「初雪」だが当地では珍しい大雪となった。

冬には雪が当たり前になっている北海道や日本海側と違って、年に二、三回しか雪にお目にかかれない当地では「冬はつとめて、雪の降りたるは言ふべきにもあらず(枕草子)」の言葉ではないが、すべてが雪に覆われて作り出された白黒の世界は自然のもたらす美景の一つでもある。

ただ、大雪は困る。坂道だけで成り立っている当地では交通途絶が心配だし、2014年2月のように積雪の重みでカーポートが倒壊し愛車の天井が壊滅するような事態だけは避けたい。

2014年2月16日ブログ「想定を超えた雪」

雪が降り始め、その降り具合からひょっとしたら大雪になるかもしれないと思ったのは3時頃だったか、前車の轍を踏んではならじと慌ててカーポートの積雪対策の柱を二本立てカーポートの屋根を支えることにした。

こういう作業は苦手の私だがなんとかできてほっと一安心。(新設のカーポートは以前のものより頑丈にできており、積雪対策用の柱を立てさえすれば万全だろう。)

夕刻になると、ときどきドスンという大きな音がする。屋根に積もった雪がその重みで落ちる音である。

これは大変な積雪になるやもしれぬと思ったが、宵闇迫った頃には小降りになりやがて降り止んだ。

今朝になって外をみると、なんと快晴、積雪はすでに溶け始めている。

しかし、屋根から滑り落ちた雪の量は相当なもの、随所で小山をなしている。これはしばらく溶けそうにないが、まあしかたあるまい。

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小室山ウオーク

2018年01月16日 | ウオーク

1月15日(月)

先週は爪木崎の「水仙まつり」 に遠路出掛けたので、年初恒例となっている初歩き「小室山ウオーク」は一週遅れで実施することになった。

この日も素晴らしい天気に恵まれ、山の上り口付近で見事な一本赤松の彼方に富士山も見える。(この富士山は頂上に達したときには雲でなかば隠れてしまったが……。)

新年に入ってからのこの天気の恵まれ様、自然がもたらす伊豆へ最大の贈り物……。

(後で1月1日以来今日までの伊豆地方の天気を調べてみたら、なんと全15日のうち曇日は一日、雨の日もたった一日だけ、残り13日はすべて快晴、東海以外の地域では各地で記録破りの積雪が連日のように報じられているなか、当地は別世界。積雪に苦しむ方々には申し訳ないような気持ち。)

  


木下杢太郎は彼の生まれ故郷である伊東について次のように記している。

「小生の生まれた所で、もし大地に乳房というものがあるとしたら、小生にとってはまさにそれです。……その景色のことだけを言うと、冬が一番美しいと思います。雑木林がまっかに燃え、海面は紺碧、まことにルノワールの油絵のように華美で且つ温純です。夕方になると入日を受けた相州の大山が暫時ぎらぎらと輝き、そしてナポリ通いの基線かのように、熱海行き、東京行きの汽船が笛を鳴らして行き過ぎてゆきます。」


 

登り口付近から見る東南に見る大室山、天城の万次郎岳、万三郎岳、遠笠山、矢筈山などの山容は、空気が澄んでいるのでいつもより一際鮮やか。

ここからいつもは頂上を目指し息を切らせながら登り道を行くのだが、今回はさすがに米寿に達した私の脚は上り坂を嫌がるようになり、私独り仲間から離れて上りリフトを使って頂上まで行くことになってしまった。(このリフトに乗るのは多分10年振り?)

まだ、朝が早かったためか、私以外にリフトに乗って人は誰もいない。

頂上に着いたら、既にお仲間は登り切って待っていらしゃる。なるほどこれなら無理に歩いていたらお仲間の手足纏いになっていたこと必定。リフト選択は正解だった。

頂上で「小室神社」にお詣りして周囲の海山の展望を皆で楽しむ。

帰り登りと反対側の長い階段道を下る。私の脚は下り道は平気。

ウオークが終わった後は、いつのように昼食。家の近くの池通りにある「楽や」で。

参加者5名、家内は膝関節症の悪化でウオークは不参加だが、食事はみんなと一緒。

 

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IKOI農園 冬季の収穫

2018年01月14日 | 園芸

1月14日(日)

正月以来、晴日が続いている。だが毎日のように強い風が吹く。

しかし、今日は風のない穏やかな日、雲一つない真っ青な青空から強烈な日光が降り注いでいる。

Mr.IWから急にIKOI農園の温州ミカンを収穫するという話。これ以上ながく実を枝につけたまま放置するのはよくないという。

ということで、Mr. & Mrs.IW、IT、ON 6名が急遽農場に集合することになった。

まずは温州ミカンの収穫に取り掛かる。

 

半端でない大収穫。本日顔が見せられなかったMr.KD、TBにも分け前たぷり。

温州ミカンが終われば、次は甘夏。これも成り様が半端でない。

続いて、白菜と大根の収穫、白菜はまだ少し早いか。

女性群はパーゴラの下で、焼き芋はじめ簡単な昼食準備に取り掛かる。

思もよらなかった楽しい冬日の集まりとなった。

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岬の水仙ウオーク 爪木崎

2018年01月08日 | ウオーク

1月7日(日)

毎年欠かせない伊豆の1月花暦ウオーク「岬の水仙 爪木崎ウオーク」を月曜ならぬこの日に実施する。

風もなく冬とは思えないような暖かな晴れ日、しかも連休の中日という絶好の日でもあったので須崎半島に入る道から須崎御用邸まで車、車の行列で大変な混雑。

記録によれば昨年は前日の1月6日に出掛けており、この時の歩数は6705歩とあったが、今回はメンバーの皆さんが近時急速に衰えはじめた私の脚力に配慮してくれて「九十浜」コースをカットし直接爪木崎の「水仙まつり」の駐車場にはいったので灯台まであるいても歩数は3467歩、なんとか歩けた。この調子ならもう少しは歩けたかも。

 

今回のウオークでは家内が膝関節症の悪化で歩けないので参加者はMr. & Mrs.IT・IWと私の5名だけとなる。 

会場では祭りの催しとして「下田太鼓」の演奏があった。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

いつものように下田に至る国道沿いにある「尾ヶ崎ウイング」から白浜方面を。今年はアロエが特に美しい。

 

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初日に続けてスーパームーン

2018年01月03日 | 日記

1月2日 (火)

正月元旦の朝には初日の出を礼拝し、翌日の夕は輝く満月「スーパームーン」に額づく。こんなことって滅多にない幸運というべき。

夕闇迫り、南の海上にみる暮色に染まった晴空を望んで期待に胸が膨らむ。

月の出の 時刻を見計らって、戸外に出て適当な場所を探す。 

 出た!木立の向こうから巨大なやや赤みを帯びた満月が姿を現した。これがスパームーンか。 

やがて月はぐんぐん上り、中空へと。

我が家の軒下に至った頃には白銀の煌めきとなる。

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新年を迎えて

2018年01月01日 | 日記

1月1日(月)

初日の出の時刻は7:58。

これを撮影しようとしていたらなんと煌めく太陽の右手やや離れたところに白い月影が……。日月が織りなす天体のペイジェント、こんなことは初めて。

調べてみたら明日2日の夕は今年のスーパームーン(その年で最も大きく輝く満月)がみられるという。初日と満月!

天気も上々、振り返ってみると当地に来て30年ちかくなるが、正月初日に天気が崩れた日などなかったように記憶する。本当に伊豆高原は恵まれた土地だと思う。

 

 

 家内と二人だけの静かな正月だが、爽やかな気分に包まれ720mlの大吟醸「北秋田」720mlを2時間かけて独りでほとんど飲みつくしてしまった。おかげで午後はダウン。二日酔いしなかったのがせめてもの慰め。

 

 

今年は明治150年。思い起こせば昭和43年が明治100年だった。その時は日本も私も絶好調だった。 日本のGNPはドイツを抜き世界2位の経済大国へ、私も初めて…………

あと数日で私は88歳、3月には家内は85歳。

年末から家内の膝関節変形症が悪化し足取りがおぼつかなくなったこともあり、心を改め今年からは「家事(洗濯・掃除・皿洗い)」に大幅にかかわることにした。

本年をもって私の「家事元年」としたい。

 

天城の山に没した初日、これなら明日のスーパームーンも期待できるか。

 

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