伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

河津町の「河津桜」と南伊豆町の「みなみの桜」をみる

2014年02月28日 | ウオーク

2月27日  (木)   

最近、澄み切った青空を見ることは絶えてなかった。だが、今日は珍しく素晴らしい天気に恵まれた。またとない機会、Mr. & Mrs.TBの俄かのお誘いを受けて、伊豆半島の早春を彩る「早や咲きの桜」を見に出掛ける。

まづは、広く知られるようになった河津町の「河津桜祭」。河津川堤を飾る河津桜並木を往復し満開の桜を鑑賞する。

その後、さらに車で南に下って南伊豆町に至る。ここは「みなみの桜と菜の花まつり」。青野川の両岸に咲く「みなみの桜」を眺め、近くの「菜の花畑」で菜の花の香りに包まれる。どちらも今が見どころ、たわわに花を付け咲き誇っている。

「みなみの桜」は「河津桜」と同一品種だが、南伊豆町では「河津」を憚かって「みなみ桜」と称したとか。

今年の河津桜はなぜかピンクの色が例年よりやや薄く、ソメイヨシノを彷彿とさせ、春の先駆けとして例年より見応えがあるように思えたのは私だけか。

河津町の桜は観光客が多く、片側に売店が並んで騒がしいのが難点。

一方、南伊豆町の桜は少し遠く交通の便が今一つ。しかし、売店はなく人影がまばらで静かに鑑賞するに適している。また桜木ものびのびと育っており 枝が地面近くに低く垂れ下がって手で触れられるほど。いってみれば「枝振り」がなかなかよろしい。

河津桜まつり

 

みなみの桜と菜の花まつり

道端にみる花いいろいろ
 

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動画編集作業のおさらい

2014年02月25日 | パソコン

2月25日  (火)   

毎年、少しずつ物覚えがわるくなってきている。加齢による必然的な流れだとは思うもののなんとも侘しい。

折角苦労して会得したパソコンの技術も一度使ったでけではすぐ忘れてしまう。やっと会得できたらと思ったらもう一度、できれば二、三度くらい使っておかないと使えなくなってしまう昨今である。

習得したら繰り返し使ってこそその技術に習熟したといえるようになるのだが、ちょっと複雑な技術となるとそんなに使う機会はないから、忘れることの方が多い。

だが、「確かにこんなふうにやれば出来た」という記憶さえが残っていれば、もう一度試みる場合、具体的手順はすかり忘れていても最初から勉強するのとは違って、先行きがみえるだけ挫折することなくなんとかやり遂げることができるのは確かだ。

そんなことで、せっかく覚えた「動画編集ソフト」である。まずは別の素材を見付けて、もう一度使ってみることにした。

作ってみところ、最初ほどには出来上がった作品に満足できなかった。ごたごたしてすきりした作品には仕上がらなかった。

失敗の原因は使える機能を面白がってあれもこれもと使いすぎたことにある。こうした作品を仕上げるにはいろいろな機能を沢山使いすぎるとダサクなる。むしろ少なめにその画面にふさわしい機能を厳選して使うべきだった。


マイ ムービー2013  

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雛作りの新しい動き

2014年02月24日 | 手作り

2月24日  (月)   

家内の「吊るし雛教室」はよく続いている。かれこれ10年を軽くこえるのではないか。

はじめの頃はもちろん「吊るし雛」の製作だったが、いつごろからか各季節ごとの「吊るし雛」に「置き雛」が加わり、その後は「雛」だけではなく、いろいろな布細工ものへと広がったきている。

こんどは、これまでとちょっと色合いの変わった布細工、現代風の「ぬいぐるみ」とでもいうのか……。

子犬三匹、と思っていたら「小熊」だという。そうか。ティディベア? いずれにせよ新製品。


 

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IKOIファーム 雪中の大作業

2014年02月23日 | 園芸

2月22日  (土)   /

除雪車も来て、IKOI農場への道もなんとか歩いて行けるようになった。しかし、まだ農場内の積雪は深く、簡単には移動できない。そんななかでは雪に埋もれた野菜類を掘り出し介護するどころではない。

今日は恒例の土曜日「農園日」だが、取りあえずMr.IT、IWのお二人が農園内通路の確保と枝折れした果樹の切除作業に取り組んでくれた。黙ってみるだけでも草臥れそうな大変な作業である。 農場の被害は簡易温室の損壊、甘夏、レモン、カボスの樹の折損が主なもの。柑橘類は大雪に弱いということを初めて知った。

これで、なんとかIKOI農園のおおまかな雪の後始末は終わった。

 

車の方は修理業者が倒壊したカーポートの下からうまい具合に脱出させてくれて持ち去った。カーポートの撤去はまだだが、近いうちにやってくれる。

 

いずれにせよ、これでは見るも不愉快だった今回の雪害を放念。これですっきりした。これで雪の話は終わりとする。

 

 

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動画編集にチャレンジ

2014年02月18日 | スマートホンから

2月18日  (火)   

記録破りの大雪のため外界との接触が絶たれ、いわば「閉門蟄居」ともいえる状況に置かれて無為の生活が長く続いた。

持て余す時間を過ごすのはTV、読書、それにパソコンしかないが、そのいずれも先方からの情報を一方的に受けるだけで、そんな退嬰的な生活態度で過ごすことにもほとほと倦み疲れてきた。

この際、持て余す時間を利用してなにか積極的にかかわれる仕事を見つけ出し長時間集中できるもの、認知症予防の専門家Mrs.TKのいう「前頭葉を活性化する」ものはないかと思案していたところ、思い付いたのがパソコンで動画編集ソフトを使って「動画編集」をすることだった。

彼女が家内のパソコンを使って目の前で実演してくれた時以来、惹かれはしたもののなかなか手出しする時間的余裕がないままきていたソフト「ムビーメーカー」を時間をかけてじっくり勉強しようと思い立ったのである。

そして、この3日間、かなりの時間を費やし、動画編集作業に集中してなんとか動画ファイルを作り上げた。

しかし、その動画をどのようにしてブログに取り込むか?適当なマニュアルを見つけ出すことができないまま、右往左往して弄り回し、ようやく見つけ出した方法は動画ファイルをyoutubeにアプロードし、それをブログで共有するという方法。かくして当初に目論んだ計画を達成できた。

まあ、まあの出来。これで家内も少しは見直し喜んでくれるかも……。



これまで、私はデジカメやスマホでの動画撮影にあまり関心がなかった。そのため、動画編集の素材とすべき動画ファイルがなく、已む得ず私のブログで使った静止画像ファイルを取り込むほかなかった。「吊るし雛」をテーマにしたのは素材を簡単に取り出すことができ、長さも適当だものになると考えたからである。

同じ手法でいくなら「伊豆の四季」「IKOI農場活動記録」などをこれからいろいろ作ることができそうだが、できれば素材となる動画を撮り貯めて、本格的な「動画編集」まで進みたいと思っている。


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想定を超えた雪

2014年02月16日 | 日記

2月16日  (日)   

2月4日に当地に初雪あり、かなりの積雪をみたが、これまでの経験からいずれ2,3日もすれば溶け去るであろうとたかをくくっていた。

その雪がまだ溶け切っていない2月7日の夜半になって、再び雪が降り始め、8日朝には大雪に変わった。

当地に降る雪はおおむね「牡丹雪」といわれる花びらを思わせる大型の雪で風情あるものだが、今回の雪は違う。横殴りの風に煽られた細かい雪粒で軒下までも吹き込んでどんどん雪嵩を増していく。30センチを超えても一向に降りやむ気配はない。

一夜を通して終日降り続き、庭はすっぽり雪に埋まって高低も定かならず、ところによっては50から60センチを優にこえている。

翌朝、雪そのものは降りやんだとはいえ気温は低く、これまでと何処かが違う雪嵩はまったく減る気配はない。いやそれだけではなく屋根から滑り落ちた雪でベランダは雪の山になっている。

このような積雪の道を車で走ることなど論外、歩くことすらできない。このまましばらくは家に蟄居するほかないと覚悟していた。ところが、あろうことか追い打ちをかけるように13日夜にはまたまた大雪となり、状況は悪くなる一方、大室高原は完全に孤立化し「雪国」と化してしまった。

時に停電もあったりして、毎日の生活が脅かされるようになった。大室高原は足腰弱い高齢者所帯が大半をしめているから、他の人はどうしているのだろうか。雪の中で買い出しに出かけられないとするなら備蓄していた食料でなんとか食いつなぐしかない。幸い我が家の食糧庫にはいくばくかの食料品があるので飢えることはなさそうだが、「食料難」「「孤立生活」「難民」などの言葉が脳裏をよぎる。

こんな困窮の事態に立ち至ったのは当地が開発されて以来のことであろう。これまで当地を高齢者にとっての「理想境」と考えてきていたが、これからも地球規模の気候変動が続いて、こんな事態がしばしば当地を襲うとなれば大室高原別荘地からの脱出すら視野に入る。

とにかく、ひどいことになった。

雪に閉ざされて孤立していた日数が13日を超えた今日、ようやく暖かくなり鮮やかな青空と海が広がりを見たが雪はまだまだ深い。

ようやく、玄関まで膝まで没する深雪の中を出てみたら、なんとカーポートが倒壊して駐車してあった車を直撃している。車の上部やボンネットは大きく傷つきリアウインドウは木端微塵。今回の雪は粉雪ではなく湿った重い雪で荷重に耐えられなかったのであろう。それにしても大変な損害だ。

しかし、思いを翻せばその程度の被害で済んだことは良しとしなければなるまい。命あっての物だね。ニュースでは崩れ落ちたカーポートの下敷きになって亡くなった人もいたというから。

 

そんなところに、IKOI農場のMr. & Mrs.IT、IWなど皆さんが心配されて来てくれただけでなく、車庫周りの雪かきまでして下さった。カーポートの残骸を取り外し、大破した車を引き出すのは業者がやってくれるとしても、その前に雪かきだけはやらねばならない当面の作業だが、超高齢者の私にとってこれだけの雪量では到底手出しできない大作業である。

 

下手に出だしして怪我などしたら救急車もこられない。黙って作業をみるだけでなんとも申し訳ない格好になったが、感謝、感謝のほかない。

 

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かってない大雪

2014年02月09日 | スマートホンから

2月8日  (土)   大雪

近年にない大雪が中部・関東の太平洋側を襲ったという。中でも当地はその暴風大雪域に入ったので終日横殴りの雪が降り続いて、これまで経験したことのない30センチを超える積雪となった。

こんな日は部屋を暖かくしてTVを見るほかない。幸い午前中はソチ・オリンピック開会式の放映があり、午後にはこれまでブルーレイに録り溜めていたものを見て過すことになったが、時折ガラス窓越しに庭をみると「雪降りやまず……」の歌の文句を思い出させる情景で、雪の嵩がどんどん増していく。


 

しかし、TVもそんなに長くは見ておられない。どうしようか。

この銀一色の風景を肴にして「雪見酒」という過ごし方もあるか、と思ったものの、まさか日中からお酒を飲むというのもいかがなものか。そんなときふと思いついたのが「雪見風呂」である。そうだ、温泉宿に行った気分になって雪景色を眺めながらゆったり風呂に入ろう、ということで、風呂場の窓のブラインドを思いっきり上げて浴槽に温泉水をたっぷりと入れ「雪見風呂」と洒落込むことにした。

私のスマートホンは防水機構になっているのを思い出し、浴場でも安心して使えるのだと、浴槽に持ち込み窓外の雪景色を撮影し、さらにインターネットでitunesを呼び込み私の好きなモーツアルトの交響曲40番を聞いてみた。なかなかよろしい。雪のお蔭で思わぬいい保養になった。



 

 

 

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今年最初の雪景色

2014年02月06日 | 日記

2月5日  (水)  雪

十数年前、ロシアのボルガ川・クルーズで知り合って以来、何度か国内旅行をご一緒したMr. & Mrs.TNが熱海のホテルに来るというので再会することになり、出掛ける。

熱海なら車で1時間もあれば行けると軽く考えていたが、車で知らないホテルを探すのは面倒だし、熱海駅からホテルまでの送迎バスがあるというので、車はやめて電車で行くことにした。

3日は節分、4日は立春と春到来を思わす暖かい日が続いていたので雪道になるなど全く想定していなかった。ところが熱海駅を着いた頃から急に気温が低下しはじめ、夕刻には雪が降り出したのである。

ホテルは熱海の高台にあり道は狭く急峻で、こんなところに運転免許返上をとかく慫慂される超高齢者が車で来ていたら大変なことになったとぞっとした。

久し振りの旧知との邂逅で楽しく、食事でお酒もたっぷり飲んで一泊して帰る。

それはそれとして、今年になったこれが最初の雪、それも見慣れた自宅からでなく初島を浮かべた相模湾を望む雪景色をみようとは。

夕闇が迫ったころになって辺りが暗くなり、やがて大粒の雪が落ちてきた。

 

降雪前

雪をかぶった翌朝の光景。


 

ホテルのバスで送られた海岸近くの熱海駅界隈に積雪はない。ああ、これなら熱海よりずーと南にある伊豆高原に降雪はなかったのだと一安心。

着いた伊豆高原駅近辺にも雪は見当たらない。気を許し一路大室高原の麓にある我が家に車を走らせたら、なんとなんと道半ばで道の両側に積雪が現れ、やがて一面の雪景色へと変わった。

幸い、道路上の雪はすでになくなっていたものの、大室高原はあたり一面雪一色!時間がもっと早かったら雪道を走ることになったかもしれない。

辿り着いた我が家から見た雪景色。海岸近くは雪の気配すらないのに、なんとも驚きいった次第。
 

 IKOI農園を覗いてみたが、ここも雪まみれ。

 

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本年初の農園日

2014年02月01日 | 園芸

2月1日  (土)   

早くも2月入り。すぐに立春が来る。IKOI農園も「春遠からじ」で本年最初の全員参加の農園日となった。

やるべき作業といえば春作に備えて畑全体の整備・整頓(耕耘、雑草除去や枯枝焼却など)でおおむね軽作業。「農園日」とはいいながら青く澄み切った空の下での各自持ち寄りの昼食会が本来のお目当て。

この時期、収穫といえば大根ぐらいなので「収穫祭」というにはいささか口幅ったいので、大根を主役とした「昼食会」ということに。

冬なのに暖かい陽射しを浴びながらみんなで行う作業は楽しさひとしお。

 


 

作業が終われば、一冬の間放置されていた畑が見違えるほど綺麗になった。

 

この時期、持ち帰るべきこれといった収穫物はない。菜花、甘夏、蕗の薹くらいのものか。

甘夏
 

蕗の薹
 

農作業を終えた後、「スポーツ吹矢」クラブ支部長を務めるMr.KDの指導で吹矢の初体験。腹式呼吸などで健康によろしく誰でもできる簡単なスポーツだという。

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