伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

著書の完成

2009年05月30日 | 日記
5/30

出版元から完成した著書3冊が宅急便で送られてきた。

本の中身は別にして、本そのものの出来としては、装丁・印刷・紙質・製本、いずれも満足できるものとなった。

これですべてが完結!




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カモミール摘み

2009年05月27日 | 園芸
5/27

「皐月の空の下で新茶を摘むのは素晴らしい経験だった」とMrs. TKが言った。

青い空、茶畑に広がる緑、芽生えた新茶の柔らかな手触り。赤い襷や菅笠がなくてもその情景は容易に想像できる。

そんな経験をしたことはないが、新茶ならぬ「カモミール」の花をいまの時期に摘み採る作業も満更捨てたものではない。

淡い緑の葉に支えられた小さな白い可憐な花、その花を摘み採ると辺り一面に匂い立つほんのりした甘酸っぱい香り、新茶摘みとはいかないが、この作業もとても爽やかな気分にさせてくれる。

カモミールの幹は弱く、支柱を立ててやらないとすぐ地面に這ってしまう。(花言葉は「逆境のエネルギー」だそうだ。)今年は支柱を立てたお陰で花摘みが容易になり、こうした楽しみ方があることを再発見した。

我が家では朝食にコーヒーを1杯半飲む習慣があるが、こうして摘んだカモミール(「大地のリンゴ」と言うのだそうだ)をレモングラスと一緒にしてハーブティとして飲むようになって1杯のコヒーで足りるようになった。

花と葉にある甘酸っぱい香りは、薬草としては鎮静効果と消化を助ける効果があるとか。

浴剤にも使えるというが、まだ試したことはない。




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「最後の著書の刊行」(三金会雑記夏号の原稿)

2009年05月26日 | 三金会雑記
5/27

この原稿を「三金会雑記」に載せるのにも躊躇があったのに、さらにブログに載せていいものかどうか。

特に個人名もあるので迷ったが、これまでブログには「三金会雑記」原稿を載せてきた経緯もあり、「ままよ!」と載せることにした。




「最後の著書の刊行」

 こんなテーマで三金会雑記の記事を書くのは少々気がひけるが、ここ数年の間、絶えず私の頭の片隅にどっかと居座り続けていた課題、人生の最後に位置づけた大仕事がなんとか完結し、変化に乏しい老後生活の中で滅多にない彩りを添えることになった自分なりのイベントなので敢えて書かせてもらうことにする。

 文中にこころならずも自己宣伝めいたところがあったとすれば、なにとぞ平にご容赦願いたい。

 平成一五年五月に矯正協会から執筆依頼を受け、今日まで丸六年を費やして、なんとか仕上がったものを見たら、その内容はともかくとして頁数だけは八〇〇頁に近いちょっとした事典並みの分厚い本になってしまっていた。

これだけの頁数になったのは、文章部分を増やしたというより、情報公開、行刑の透明化といった影響もあってこれまで門外不出だった行刑に関する珍しい画像を多数挿入したためである。

私としては文章を書くのにそれなりの苦労はあったものの、画像の処理というものは、各種の文献から気に入ったものを選び出し、そのサイズやその配置場所を考えながらゲラ刷り原稿に貼り付けていくという作業で、アルバムを作るようなものだったから結構楽しく、つい頁数を増やす結果になったのである。

 当初に計画されていた頁数を大幅に超えてしまったことから、出版元が定価を五千円にしてしまったが、「行刑」という特殊な世界の専門書だけに、このような価格では人は簡単には買ってはくれないであろうと思われる。出来上がっただけで嬉しい私はいいとして、出版元に著しい損失がでないことを願うだけである。

それはそれとして、八〇歳を目前にして、この著書の完成が我が人生の大きな区切りとなるものであることは間違いない。

 三金会雑記の前号では、長年にわたり所蔵し続けてきた法律関係・行刑関係の専門書をはじめ一切の関係文献を思い切って処分したことを書いたが、これに続く本の出版で、昭和三〇年に公務員となり「行刑」にかかわってから今日まで五〇余年にわたって頭の片隅から消えることがなかった「行刑問題」をきれいさっぱり消し去ることができた。

 いまとなっては、淋しいというよりほっとした心境である。

 この本の出版で、私が書いた単行本は、共著によるものを除けば都合四冊になる。

 最初に刊行した単行本「矯正行政の理論と展開」はまだ公務員在職中のことでもあり、また博士論文の元にもなった少々理屈っぽい本だったから、本の装丁も地味なものであった。

しかし、その後、退職してから書いた行刑の歴史にかかわる本は、自分なりの好みを本の表装に反映させることができた。といっても特別に凝ったものではなく、ただ表紙のデザインを同じスタイルとし、色彩だけを「ブルー」「ブラウン」「グリーン」に変えたのである。この三冊は特に「シリーズ物」を意識したわけではないのだが、この色分け、特に今回の「グリーン」の色合いは気に入っている。





この本が正式に出来上がり、印刷会社から出版元に納品されるのは五月二九日という連絡を受けており、実は私はまだ現物は見ていないのである。

現物を見ることはできないが、出版元からは既に刷りあがった「リーフレット」が手元に送られてきている。この本の主たる読者に想定されている現役の矯正職員に対して、新刊図書案内として配布される「チラシ」(リーフレット)である。

お断りしておくが、これは出版元である矯正協会文化事業部が作成したもので、私が作ったものではない。その文面には面映いところもあるが、リーフレットには図書の「目次」すべてが掲載されており、ある程度本の内容が分かるので文末に掲げることにした。

この本が販売ルートに乗るのは六月になってからかと思われる。

とにかく、これで私のやるべきことはすべて終わった。あとは勝手気ままに自由に過ごすことにする。

「散歩」と「パソコン弄り」と「園芸作業」がこれからの生活の軸になる。この三つにかかわりながら出来るだけ肉体的にも精神的にも毀損される部分がすくないよう頑張り、残る人生を平穏に過ごしていきたい。


 
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赤沢海岸・漁港を歩く

2009年05月25日 | ウオーク
5/25

国道135号線を車で走りながら、いつも一度は歩いてみたいと思いつつ果たせなかったウオークをMr.TBと歩く。

比較的平坦な道で限られた時間でも歩けそうだと午後2時頃から出掛けて1時間余のウオークとなった。

車では分からない色々な新発見?があった。



赤沢海岸、ここは夏に海水浴にだけ使われる砂浜だと知った。


 
前から気になっていた国道沿いの古社、「三島神社」とあるが石碑は古びていかにも由緒あり気。


 
国道からの俯瞰。              「赤い蘇鉄の実」とは歌で聞いていたが、うまれてはじめて現物をみた。




かなり急な坂道を上り下りして赤沢漁港に至る。漁港と国道沿いの赤沢温泉施設で成り立っている。
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ソラマメの収穫

2009年05月23日 | 園芸
5/23

ソラマメの本格的収穫にはまだ早いが、すこしずつ収穫することは出来る。

豆が幹から下向きに垂れ、皮が光沢を帯びるようになったら収穫の適期だと地元の人に教えて貰った。



 
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金冠山から修善寺へ

2009年05月22日 | ウオーク
金冠山を下りてバスは修善寺に向かう。

1時間ほど修善寺界隈を巡る

暫く修善寺に来ていなかったら、随分街が整備されていた。これなら観光名所といってもいい。


修禅寺




 
竹林の小径

頼家の墓 
範頼の墓
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金冠山と修善寺散策 (「大室高原歩こう会」5月行事)

2009年05月21日 | 「大室高原歩こう会」
5/21

金冠山の登口「達磨山レストハウス」から出発。

沼津湾を隔ててここから見る富士の姿は素晴らしいのだが、今日は生憎濃い春霞がかかって見えない。しかし、夢幻のように湾内に浮かぶ島影も捨てたものではない。




 
ダルマといっても手足がある面壁9年の達磨大師(禅宗の開祖)





はじめて登る金冠山。その名を聞いて久しいがこれまで登る機会がなかった。

散歩と山歩きの中間というべき楽なコースだが、思った以上に魅力溢れるコース。


フエアウエイのような登り道が山麓まで続く。




 

 
アセビ・熊笹・山つつじ


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春の庭

2009年05月20日 | 日記
5/20

この時期、我が家の庭でも陽光のもとで花と芝は美しく輝いている。

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三金会総会と房総・水戸旅行

2009年05月18日 | 日記
5/12~5/14

三金会総会は新宿三井ビル「聘珍楼」で。年々人数が減る。今回は13名。新宿京王プラザホテル宿泊。

5/13

房総ツアーに向け貸切バスで出発。同行11名。東京湾アクアラインをはじめて通る。


「海ほたる」



「太海フラワーセンター」(伊豆高原界隈で花を見慣れているせいか、ここはたいしたことなし)


 
鯛の浦と誕生寺(遊覧船で鯛が深海から浮かび上がってくるとの触れ込みだが、海面に黒い魚が群れてくるだけのお粗末)


犬吠埼灯台


一人を除き99段ある階段を一気に上る。around 80 なれど、まだまだみんな元気



5/14

宿(「暁鶏館」ここでは毎年本因坊戦が行われるとか)からみる朝日。


(残念ながらオーシャンビューが売り物の海から登る朝日は雲でみることが出来なかった。)




 
香取神宮(これまでここまで足を伸ばしたことがなかった。初めての参拝)




伊能忠敬旧居前


  
鹿島神宮奥宮まで


 
水戸偕楽園好文亭


それから益子へ。最後は駆け足。6:00にようやく東京駅に着く。


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端午の節句の雛飾り

2009年05月04日 | 手作り
5/2

五月の節句の雛飾り。

鎧と冑が出来上がってようやく完成。結構時間がかかったようだ。








吊るし雛も……





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林間の小道を歩く

2009年05月03日 | ウオーク
4/3

Mr.TBが別荘に来ると、いつも一緒に散歩する。

連休に入るといつものことながら、幹線道路には車が疾駆し、普段静かな別荘地も別荘族や観光客で混雑する。

混雑を避け人出の少ない大室高原界隈を歩こうと大室高原東側境界となる林間の小道に分け入り、北方角に向かって当てもなく歩いていったら、いつの間にか一碧湖畔のイトーピア別荘地の舗道に出ていた。

そこから同じ道を通って引き返す。2時間余、歩数は13000歩となる。


四囲に広がる林全体が緑にぬれ、生きている感覚がとぎすまされるようだ。




こんな素敵な散歩道もあるんだ。大室高原は広い。




大室山・岩室山も新緑で覆われている。
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富士の麓の花めぐりトリップ (2)

2009年05月02日 | 日記
4/27

ホテルを出発して、富士桜の名所と聞く「中の茶屋」へ向かう。

ここはあまり人に知られていないようだが、富士吉田登山道の入口にある「中の茶屋」から道路沿いに富士桜の並木が続く。



 


赤松林や唐松林を背景にした可憐な桜のったずまいは気持ちを潤わせる。



 



「河口湖富士桜・ミツバつつじ祭り」に立ち寄るも、これは大したことなし。


本栖湖を過ぎて朝霧高原に向かう途中にある芝桜の広場は一見の価値がある。

富士山を仰ぐ大地を覆う紅・白・桜色の芝桜が織りなす広大な絨毯模様は迫力がある。












この日の歩行総数は昨日と同じ12000歩
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富士の麓の花めぐりトリップ (1)

2009年05月01日 | ウオーク
4/26

Mr & Mrs.TKのお誘いで東急ハーベストクラブ「山中湖マウント富士」に一泊の花めぐりトリップに出発。

空は青く澄み、山々の稜線はくっきりと浮かび、新緑の林は眼に鮮やか、絶好の行楽日和となった。

途中、箱根湖畔の小田急「山のホテル」でコーヒーと軽いケーキ。このホテルで名高いつつじはまだだが手入れされた庭園内をしばし散策。






乙女峠を通り、御殿場から東富士五湖道路に向かう途中の蕎麦屋「喬林」で昼食してから山中湖ほとりの「花の都公園」に向かう。
チューリップが見頃というがさほどのことはない。今出来の公園らしい。矢張り公園にもそれなりの歴史が必要なのであろう。少々期待はずれ。

ただ、借景の富士と咲き誇る富士桜がこれを補う。



 

 


「マウント富士」に到着して同ホテルの「自然遊歩道」を暫時歩く。宿泊。

この日、いずこから見ても富士の雄姿は見事。東には白銀の南アルプスの峰々も遠く望まれる。








この日の歩行総数11200歩

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