伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

娘二人の来豆

2016年09月26日 | 日記

9月23-26日    (金土日)   /

滅多にないことだが、双子の娘二人だけが伊豆の我が家にやってきた。

春夏の年二回は男の孫たち多数を引き連れやってきて混雑を極めるのが我が家の定例行事となっているが、今回は女二人だけの来豆なので我が家の静謐は乱されることはない。

若い?とはいえない50代半ばの年齢も達しているが大都会に長年住んでいるので、我々老夫婦にはなかなか触れる機会がない最近のいろいろな情報をもたらしてくれる。

家内には料理や衣類など衣食住などの生活情報がもたらされ、それらが高齢世帯に大いに役立つているようだが、私にとって有益なのはネット関係情報くらいである。そのなかでも彼女らが日々使いこなしているiPhoneについては私がまだ知らない使い方などを教えてくれる。

今回はLINEのおさらいのほか、アプリのDマガジンとDTVの使い方が役立ちそうである。この二つのアプリは使いこなせば多分これから私の生活必需品になるような気がする。

そのほか、地元銀行でもインターネットバンキングができることやiPhoneで産経新聞全画面を無料で見れること(早速、配達して貰っている新聞を「東京新聞」に替える)などいろいろ。


土曜日の夕食は近くのうどんの専門店「切り麦屋」に行く。この店は私の分類では上品すぎて女性専門店としているので日頃はあまり行かないのだが……。

四人とも同じようなiPhoneを持っており、個室で相互に対面して座ったのでお互いを写すことになった。こんな機会はなかなかない。

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日本国の「腐敗認識指数」について (国際比較)

2016年09月19日 | 雑文

9月19日    (月)    

嫌な話題である。

目下、深刻かつ根深い問題が明るみに出はじめている東京都の築地市場の移転問題。

小池都知事の誕生によって、これまで隠蔽されていた東京都庁・東京都議会の実態が明らかにされ、行政の劣化体質だけでなく舛添知事の「せこい話」とは桁違いの大スキャンダルへとことが進むのではないだろうか。

これまでにも政治的スキャンダルがなかったわけではないが、最近は東京都にみならず地方議会の「政務調査費」の不正使用など、公権力の行使にかかわる政治家や公務員の不詳事件は跡を絶たず、日本国はなんだかおかしくなりつつあるような気がする。

世界有数の治安のよさを誇る日本国は、一方でかなり清潔な国だと私は思っていた。自分が現役時代の公的生活に照らしてみても、また見聞きする当時の公務員の振る舞いからみても日本という国は諸外国に比して、いわゆる行政の「腐敗度」が少ない国だと信じていたのである。

その自信というか信頼度が近年次第に揺らぎ始めているのは私だけではあるまい。

一国の政治家や公務員による汚職の度合いを示すのに「腐敗認識指数」というのがある。

国際的な非政府独立組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」は、腐敗・汚職の防止のため、各国の公的部門と民間部門との関係における腐敗度を調査しその度合いを「腐敗認識指数CPI(Corruption Perception Index)」として、国別にランキングしている。

(「腐敗認識指数」は、もっとも清潔なものを100、腐敗の極にあるものを0とする。)

直近の2015年の調査結果は次の通り。168か国中日本は指数75ポイントで、国際順位は18位である。

上位を占めるのは人口が少なく国民の監視が行き届きやすい北欧諸国であるのは納得がいくが、日本と同等の先進大国というべきカナダが9位、イギリスとドイツが10位、アメリカとオーストラリアの16位と、日本より上位にあり、日本はその後塵を拝している。

アメリカより腐敗している? これにはぎょっとした。

表から割愛したが、このほか、汚職大国といわれる中国が37ポイントで83位は当然として、隣国というべき台湾は62ポイント・30位、韓国は56ポイント・37位、ロシアは29ポイント・119位、北朝鮮が最下位の8ポイント・168位などが目を惹く。

 

それでもポイント75、国際比較で順位18位ならまあいいか、とは思ったが、過去の順位を調べるとそうはいかない。

 トランスペアレンシー・インターナショナルNGOが調査結果を発表する年ごとに日本はその順位を落としているのである。

日本は1911年は世界14位であった。それが2014年は15位に、2015年は3位も下げて18位にまで転落したのである。

ポイントにほとんど差はないが、その分他国が清潔さを増してきているのだろう。だが、最近の状況から察すると、2016年のポイントは下がるであろうし、順位もさらに下がるとみるのが妥当であろう。

これでいいのか日本!日本人の特質だった清廉さを取り戻したい。政治・行政改革も喫緊のものであろう。

 

 2014年の「腐敗認識指数」ランキング

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IKOI農園 秋の準備

2016年09月18日 | 園芸

9月17日    (土)    

雨の日ばかりが続いて、IKOI農園は手入れされないまま雑草などが一面に繁って乱雑を極めた状態になっていた。南瓜の蔓も生垣を超えて隣家に侵入し苦情も出た。

今日は女性群が我が家で「吊るし雛教室」なので、IKOIメンバー揃って農園の整備にかかりなんとか恰好が付いた。

故障していた耕耘機も技術担当のMr.KDが修理してくれたので取りあえずの土地の耕耘が可能。周囲にはびこる雑草はMr.IWが草刈機で切り倒す。

午前中にこうした大作業を終える。

雑草とは関係なく果樹はそれぞれの実を付け収穫を待つている。

 

なんとかみられる状態になったIKOI農園


レモン

 


 

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9月15日の「アケビ」

2016年09月16日 | 園芸

9月15日    (水)    

連日の雨。雨が降りやんだ時間を見計らってIKOI農園に行く。

収穫できる野菜類は、この時期ほとんどない。トマト、キュウリ、ナスは終わった。せいぜい「ツルムラサキ」「モロヘイア」「オクラ」などのねばねば野菜くらい。それに僅かに落ちこぼれた栗の実。

パーコラを覆うアケビの樹にはきれいな紫に色付いた実が沢山成っているが、早速カラスが目をつけてアケビの中身を食い散らし殻が辺りに散乱していてなんとも見苦しい。

子供の頃、アケビのぬるぬるした甘い実の中身を食べた記憶があるが、現在はそんなものを食べる気にはならない。

だが、アケビは中身ではなく殻の部分を天婦羅にするとなかなかいけるという話を思い出した。地方の旅館では滅多に食べられない珍味として売り出しているところもあるという。

インターネットで調べれば、その料理方法も分かる。汚く地面に食い散らされたアケビの殻をみるよりはと思い、紫がかった実を収穫してみた。

夕食に家内がほかの野菜と一緒に天婦羅にしてくれたが、ほんのり苦味があるなかなかのものである。酒の肴には絶好!

かといって、そんなに沢山食べられるものでもない。

ふっと食卓の辺りを見回したら、家内が残ったアケビの実を赤い盆に盛ってこぎれいに飾ってあった。

アケビの葉っぱはわざわざ採ってきたきたのではなく、実を手でもぎ取ったときおのずと付いてきたものである。実も葉っぱも様になっている!

秋に相応しい洒落た「お飾り」。そうだ今日は「十五夜」、お月見の日である。そんなことなら空地に早くも穂を出していたススキをとってこれに添えるべきであった。


だが待てよ。今の暦では9月15日だが、十五夜の満月は陰暦によるもの。では陰暦9月15日は何時だろうか?

そうだ、こんなことはスマホで調べるに限ると、早速「月齢カレンダー」のアプリをダウンロードした。いろいろあるが、年寄り向きの簡単明瞭なものを選んだ。

満月は9月18日の日曜であった。よし、お天気であるなら、このスタイルで庭で「月見酒」と洒落のめそうか……。

 

スマホの「月齢カレンダ」の画面 

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彼岸花を訪ねて

2016年09月13日 | ウオーク

9月12日    (月)    /

夏が終わり、秋が近づくと、それまでなにも生えていなかった道端や空地に真っ赤な曼珠沙華の花がにわかに姿を現すのを見かけることがあり、「秋の彼岸」の近付きを知る。

この近郊では「彼岸花」とも呼ばれる曼珠沙華が群生するところといえば「十足地区」と「池地区」にある田圃の畦道である。

ラニーヤ現象の影響だろうか今年は台風が日本列島に次々と近付いてくるので、秋になってからも連日の雨か曇りで、秋を象徴するようなさわやかな青空をみることがほとんどない。

そんな中での定例月曜ウオークの日、前日の天気予報は「曇のち雨」ののでウオーキングの中止を決めていたところ、朝起きてみれば青空が垣間見える。これなら歩けると、急きょ、この時期ならではの「彼岸花探訪ウオーク」を行うことになった。

いつものとおりIKOI農園前に9:30集合、十足地区の田圃に向かう。総勢5名。

田圃の入口に至るまでの道端には彼岸花がところどころに咲いており、いいタイミングに来たと思っていたら、肝心の田圃の入口に鉄柵が設けられていて畦道には入れない。

最近は近くの山稜に鹿が増え稲穂をその食害から防御するための措置だと思われる。

一度県道に出て柵を迂回すれば畦道に入れるとは思ったが、十足地区を諦めて、池地区の田圃に向かう。

こちらは正解。びっしりと見事に実った稲田が広がり、ところどころに彼岸花が群生している。稲穂の黄金色と彼岸花の紅色のコントラストが美しい。

池地区を流れる小川沿いにも咲いている。

 彼岸花は紅色だけではない、白色もある。

総歩数は5500歩。手ごろなウオーキングとなった。

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世界最高齢のモデルの生き方

2016年09月09日 | 健康雑感

9月10日    /

私は特別に長生きしたいとは思わないが、限られた「生」を終えるまではできるだけ健康で自足できる人生を送りたいと思っている。

そんなこともあって、総じて「スーパーシニア」の生き方、「老い」にかかわる人々の考え方などへの関心が高い。

なかでも超高齢の域に達した人の言うことには、その長い経験に裏打ちされているのでその言葉には重みがあり、己の生き方に反映させたいと思うことが少なくない。

まださほど年齢のいかない医学生理学者らが論ずる「老年学Gerontology」もそれなりに参考にはなるが、そのすべてに全幅の信頼は置けないと一定の距離をおいて考えることがある。

先日の新聞広告欄に、来日した世界最高齢88歳の現役モデルだというダフネ・セルフという女性が書いた本「 THE WAY WE WORE 」(出版社が付けた題名は「人はいくつになっても、美しい」とあるが、これはちょっと。) が載っているのが目についた。

私の関心を引いたのは、その傍らに書かれていた「美しさは心の宿るものです。いつもわくわくすることを心に思い描いて、きらきらした目で世界を見続けていれば、その心の輝きは必ず顔に表れます。私の目に映る世界は、今日も喜びと驚きに溢れています。」という言葉であった。

88歳で「喜びと驚きに溢れた毎日」とは!

広告欄には、その本の主な言葉を摘記したのであろういくつかのフレーズが付せられ、そのなかには私もおおいに納得するものがあった。

「健康な心こそ、美しさへの一番の近道」

「笑顔はあなたの魅力を引き出してくれる魔法」

「自分の好きになれない所は、ちらっと見る程度でいい」

「好奇心は知恵と幸せをもたらしてくれる」

「いつもの場所にも、おしゃれをして出かける」

「同じ朝はめぐってこない。毎朝、どきどきしながらカーテンを開ける」

 特に最後のフレーズ「毎朝、どきどきしながらカーテンを開ける」が気に入った。

もちろん女性でない私は「美しくある」こと自体に特別の関心はないので、原題名からも察せられるように「女性が美しくあること・そのための装いの仕方など」中心部分は関心外なので、わざわざこの本を買うほどの気持ちは起こらないが、この女性の生き方は超高齢者一般の生き方に通じ、おおいに合点がいく。

そこで本は買わないが、インターネットで彼女の生き方、生活習慣を調べてみた。

そこから私なりに得たものは以下の言葉であった。

「運動と食事。すべてに対して好奇心を持ちポジティブに取り組むことで内面も健康であることを心掛けている」

「ダイエットはしない。なんでも好きなものを食べるが食べ過ぎない。……家庭菜園で収穫した野菜をおいしく料理する」

「この世には知らないこのが溢れていて、でも人生には限りがあるのだったら、今日という日を、今という瞬間を存分に味わわなければもったいない」

「運動して新鮮な空気を吸う」

「たくさん水を飲む」

「最も大事なのは笑顔 keep smiling 」

ほかにこの本の本来のテーマである数多くの「美しくあるための心得、特に「装い」の仕方」の秘訣がかかれているが、これは私には無関係。でも心掛けはよくわかる。

 

ダフネ・セルフ近影。 なるほど美人かどうかは別にして、生涯「美しくあること」を考えながら磨きあげられた知性を感じる。

 

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高齢者運転免許証更新のための講習を終える

2016年09月08日 | 日記

9月6日    (火)    /

いくつになっても試験や検査といった類を受けるというのは気が重い。

75歳以上の高齢者が運転免許証を更新するのに必要とされる「高齢者講習」もそうだが、嫌なことは早目に済まそうと通知を受け、はやばやと「伊東自動車学校」に出かけた。

講習は「講習予備検査」と「講習」の二つがあり、75歳以上はそれを受けねばならない。

今回の受講者は6名、いずれも男性で、どうやら最年長は私らしい。

最初に受ける「講習予備検査」、これは早い話が「認知症」の有無を調べる検査である。まさかこれに引っかかるほど認知機能が衰えているとは思わないが、それでも検査を受けること自体あまりいい気はしない。

内容は余りにも簡単、馬鹿みたいな簡易テストで、できれば100点満点といきたいところだが、時間切れもあってそうはいかなかった。総合点90点、まあいいとするか。

一番自信がなかったのは視力。だが、さほどの衰えはないようである。静止視力と動体視力の判定は71歳~75歳の平均値よりは上位にあり一安心。

(最近みるこうした生理的・医学的検査数値の年齢別平均値グラフはすべて70歳台どまり、80歳以上が示されたものを見たことはない。我が世代は完全に無視されている。)

「眩光下視力」は0.4、70歳・75歳以上での「普通」のランクに辛うじて入っている。最近は夜間や雨の日は気分的にも運転したくなくなっているのは歳相応の衰えからくる当然の帰結なのであろう。

私にとって最も気になっていたのは「運転適性検査」である。簡単な運転シミュレータを操作しての判定だからさほど信頼するには足りないが、まあ、一応の参考にはなる。

検査後に貰った「運転適性結果表」には、今回の検査結果だけでなく「前回」「前々回」の「運転機能の反応値」も表示したあった。ということは「前回」が83歳時、「前々回」は80歳ということになるが、各数値は「認知判断の速さ」1か所を除いて(これはたまたまの結果?)確実に低下傾向を示している。「歳は争えない」の言葉どおり。

とはいえ、肝心の「総合判定」においては、「同時代との比較」では「優れている」、「30~59歳との比較」でも「やや優れている」とあったのは想定外。

思わぬいい判定でおおいに意を強くはしたものの、最近の「あまり運転したくない」という心情は脱いきれない。機能とは別に加齢に由来する気力の衰えは否定できなのであろう。

検査結果に気をよくし運転意欲を掻き立てることのないよう、これまで以上に慎重な運転態度をとるよう自分に言い聞かせている。

なにしろ、当地で車の運転ができなくなるのは「致命的」なのだから……。

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「松川湖」ウオーク

2016年09月05日 | ウオーク

9月5日    (月)    /

D-ikoi 水曜ウオークは用事で参加できない人もでるので都合のいい月曜日に変更した初日、なのに前夜の天気予報は「曇時々雨」というつれない予報。

8月夏休みはウオーク中止だったし、調べてみたら7月も雨で実施できていない、6月23日の「里山ガーデン ウオーク」が最後の実施日になっている。

なんとか「歩きたい」という気分と、アマ天気予報士Mr.ITの予報では天気は快方に向かっているから雨は降らないだろうという判断で、7:30に実施を決定、今回はゲスト2名を加えて4家族総勢8名という久々の大人数参加となった。

目的地は久しぶりの松川湖(奥野ダム)。天気は曇というより晴れ。本当に久しぶりの嬉しいウオーキングとなった。

長く歩いていなかったので湖一周5キロは少々脚に負担がかかったもののなんとかやり遂げ、自信が付いた。総歩数は1万歩。

 


最近は雨が多かったからか、これまで見たことのない傘の大きさ15センチもあろうという大きな白いキノコが群生しているのを発見。 これとは別にみた赤いキノコは毒キノコであるのは間違いなさそう。

キノコの名前は皆目わからない。

この時期、あまり目を惹く植物はないが、赤い実をつけた灌木が目についた。ぶら下がっていた名札には「権萃」とある。後で調べてみたら「ゴンズイ」(樗)という樹で、「役に立たない」という意味のひどい名前が付けられていた。今の時期に彩のある実を付けるこの樹は悪くないと思うのだが……。

やはり確実に秋が訪れてきているのだ。道に「どんぐり」がコロコロと。


久し振りのみんな揃っての昼食だというので、「浮山温泉郷」に新規改築された「坐漁荘」のティラウンジで食事をする。よく歩き、よく喋った。

 

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大豊作の「スダチ」

2016年09月04日 | 園芸

9月3日    (土)    

「スダチ」(酸橘)は食酢として使われる徳島県の原産の香酸果実だが、柑橘類がよく育つ当地も栽培適地のようである。

IKOI農園の南東隅に植えたスダチの樹は植え場所がよほど気に入ったか枝々に毎年びっしりと実をつけてくれ大量のスダチを収穫させてくれる。今年も例外ではなく、いやむしろいつもより沢山の実を付けた。

沢山とれたスダチは、例年のことだが、収穫時期が長く、かつスーパーでかなりの値段で売られている値打ちものでもあるので、貰い手には困らない。

ただ、おおくのスダチは梯子を使わなければ採れない高い位置にあるので、これが面倒。高齢者の私とすればできるだけ避けたい作業である。

だから「どうぞ勝手に採っていってください」といっても手が届くところのスダチはべつとして高いところのものは取り残されることになる。

スダチは8月末から10までが適期で、11月になると緑の皮がミカンのように黄色くなる。9月のはじめの今頃が最も香りが高く味わいもいい。

そんなことで、今日は思い切って梯子を持ち出し、高いところになっているスダチをできるだけ収穫した。

 

スダチと並んで香酸果実の代表とされるのは大分県原産の「カボス」(香母酢)である。カボスの樹はIKOI農園の南斜面にも植えてあるがカボスほど大量には採れない。特に一昨年の大雪で大枝が折損したこともあって、現在は別れ枝に実が付くだけである。

スダチはカボスに比べて酸味が比較的穏やかなので、家庭での利用はもっぱらスダチの方で、カボスはたまに「カボス焼酎」として使うだけである。

ご近所のMr. & Mrs.TDがカボス焼酎が大好きだというので、いつも貰ってもらっている。

 

 

 

カボス(左上)とスダチ(右下)

 

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