伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

IKOI農園の主要作物「ハヤトウリ」

2017年06月27日 | 園芸

 6月25日    (日)    

 

最近は新聞をほとんど読まなくなった。新聞をぱらぱらとめくって見出しに目を通し、ちょっと関心を持った記事だけ

を読む。

時事報道はスマホやパソコンでみることの方が多くなっている。 Web世界にはまり込んでしまっている現在、昔ほど紙のマスコミが言うことを全面的には信頼しなくなっている。

そんな昨今だが、今朝たまたま手にした新聞に「ハヤトウリ」に関する小さな記事が目にとまり、IKOIで育てるハヤトウリには関心があるので読んでみた。

「ハヤトウリ」はIKOI農園における代表作物とまでは言えないが、毎年気合を入れて育てている野菜である。

特別に美味しい作物とはいえないが、IKOI農園の休憩所となるパーゴラの上を覆うグリーン・カーテンというかグリーン・ネットとしての役割を担っており、夏から秋にかけての収穫祭には欠かせない存在となっている。

それに、一本の苗から100ヶほどの大きな実をつける度はずれた生命力は、とかく消極的になりがちな年寄りの心を揺すぶる迫力もある。若い人がよくいう「元気を貰う」というのはこのことか。

この辺ではこの野菜を育てる人はあまり見かけず。とても珍しいものなのもいい。

もっとも出来過ぎた瓜の始末に困ることはあるのだが……。

ハヤトウリが名前からして鹿児島産とは想像していたが、100年前にアメリカから持ち込まれたものだとは初めて知った。

 

 

 

この記事につられてインターネットで調べてみたら、日本にもたらされたのが1917年(大正6年)で、品種として白い品種と薄緑の品種があり、薄緑は実が大きく豊産性に優れるが味は劣るということ以外にこの記事に加える新たな情報はなかった。

IKOI農園で白色の品種を育てているのは正解だったと思う。 品種改良によるハヤトウリを見ることはおそらくかなうまい。

現在のハヤトウリの苗、これがとてつもなく大きくパーゴラの上に広がる。

 

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池地区の紫陽花ロードを歩く

2017年06月26日 | ウオーク

6月26日    (月)    

 

曇天で蒸し暑い。梅雨期の月曜ウオークは雨を気にしながら歩くのは致しないこと。

紫陽花が咲き始めたばかりだった6/12の池地区の紫陽花ロードに再挑戦する。Mr. & Mrs.IT・IW・ONの6名で。

今回は「紫陽花ロード」と呼ぶにふさわしい花の行列が我々を迎えてくれた。

 

 

 

 

紫陽花を近くでよく見ると、花や葉の上に小さな生き物がちょこんととまっている。その姿がとても可愛い。 

 

 

歩数は5000歩を超える。最近はこれくらいが限度になりつつある。

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群がる蛍と満天の星を愛でる

2017年06月21日 | ウオーク

6月19日 夕刻    (月)    

 

去る6月14日、例年通り池地区にある山葵田に出る蛍の群れを見ようとIKOIメンバーなど10名ほどで山神社駐車場に落合い、田圃に続く真っ暗な林の中を通っていつもの場所に行ってみた。

しかし、今年は春から全般的に気温が上がらず、今でも明け方は肌寒いほどの日が続いたためか、蛍が数匹飛ぶのを見ただけで空しく帰る。

「蛍の乱舞」を見ることなく夏を迎えるのはいかにも残念、ということで今日の再開と相成った次第。

730に山神社駐車場に同じメンバーが集合

 

 

暮れなずむ矢筈山と孔の山が交差するあたりの下で光る地点の向こうにある山道から入る。

 


 

今日の昼間、海浜ウオークですっかり疲れてしまった脚が山中の坂道を登るのを嫌がる。

そこでMr.IWに我儘を言って山葵田の近くまで車に乗せて貰っていくことになった。(何回も来ているので車でも行けることは知っていた。)これは異例の好ましからざる蛍鑑賞になるが、同じように歩きたくないという人も居て結局5人が車でということになった。

山葵田を前にして闇が深まるのを待っていたら、やがて蛍が飛び始めた。昨年ほどの数ではないがかなりの蛍の光が視界の中で点滅する。やはり今年は累積気温が低かったので蛍の時期がずれたのであろう。

 

 

 服にとまった蛍一匹

 


 

「蛍の乱舞」とまではいかなかったが、光る蛍の群れに満足してから、また暗い山中の道を車で抜け池地区の田圃に戻ったらそこには素晴らしい満天の星空が田圃の騒がしい蛙の鳴き声を伴って待っていた。

北の空には大きな北斗七星が逆立ちしている。(ふと「冬帰る 枯野や 北斗 鉾立ちに 」という名句を思い出した。もっとも今は冬ではないが……)

そして、南の空には夏の夜空を代表する「さそり座」の主星アンタレスが赤い光りを放っていた。

と、その近くを小さな光が左に動いていく。す早い動きだ。いつも見かける定期航路の旅客機の燈火とは違う。

Mr.ITが「あれは人工衛星だ」と教えてくれた。初めて知った人工衛星の光。地上からも見えるんだ!

私のスマホでは写しとれない見事な天空のページェント。蛍の光もさることながら夜空を飾る星々にも大満足だったIKOI夜行事はこうして終わった。 

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今井浜東急ホテルのビーチを歩く

2017年06月19日 | ウオーク

6月19日    (月)    

 

いい天気だが風が強い。急に思い立って「今井浜東急ホテル」のプライベート・ビーチを歩くことにした。IKOIのお仲間はそれぞれ用務があり、一緒に歩くのはMr. & Mrs.ITだけの4名。

白い大きな波立ちだが、この海岸の景色は素晴らしい。ちょっと離れた一般の海水浴ビーチではサーフインに興じている人を何人か見掛けたが、ここはホテルの専用ビーチだから人はほとんどいない。一面の白い砂浜に我々だけの足跡を残して歩く。

いつ来ても人影少なく潮騒の音と強い磯の香が漂い全面に視野が広がるこのビーチは特級品。

昼食はホテルのバイキング料理。これも旨い。ゆっくり食べお喋りし満ち足りて帰る。

さほど歩いたとは思わなかったけれど、3,500歩。

 

 

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ジャガイモの収穫祭

2017年06月16日 | 園芸

 

6月15日    (木)    /

 

玉葱の収穫祭に引き続いて、今日はジャガイモの収穫祭。なにかとことよせてIKOI仲間の野外会食が続く。

 まずはメインのジャガイモの収穫作業。昨年より植え付け面積はすこし狭かったのにかかわらず大小とり交ぜてて沢山のジャガイモ(メイクイーンと北アカリ)を掘り当てる。予想を超える大収穫!

 

 

 

 

 

途中での小休憩。たまたま黒一点となったとは……。

 

炉端での会食準備の一駒。

IKOI農園の収穫炉端での会食準備の一駒。物をメインにしたご馳走が並ぶ。いよいよ会食開始。

 

 


 

 

 

今日のIKOI農園での新工夫、Mr.IT・0N合作によるポール(菜園用支柱)の収納設備が出来上がる。

ビールの空ケースを逆様にして並べ地面に固定し、農場のあちらこちらに散乱していたポールをケースの穴に差し込む。

ポールが一か所にまとめられ畑全体がすっきりした。こうした工夫をするのも農作業の楽しみ。

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池地区 田圃と紫陽花のウオーク

2017年06月12日 | ウオーク

6月12日    (月)     ─ 

 

東海地区が梅雨入りしたのが6月7日。梅雨期になって最初のIKOIウオーキング となったのは重い雲が垂れ込める池地区の田圃と紫陽花ロードを歩くこと。

この時期によく似合うのは三方を緑深き山々に囲まれたこじんまりした池地区の里山である。

山の緑を映す水を張った早苗の田圃は静寂に包まれ、古代日本の原風景を連想させる風情にはこころが和む。「郷愁」という言葉の響きが思い浮かぶ。

山間から流れ下り田に水を灌ぐ鳴沢川(対島川)に沿って紫陽花の咲く道が続く。だが、紫陽花の花が路端を全面に飾るのはまだ先のこと。時期が少し早すぎた。

 

 

田圃に引水したため水量の減じた鳴沢川の澱みにはヤマメが群れをなしていた。こんなに魚影が濃いいのは初めてみる。この川には結構魚がいるのだ!

 

 

平成22年4月に天皇皇后がこの地を訪れこの風景を楽しまれた。その記念碑が最近池の山神社の近くに建てられている。

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熱海で見た虹、整備された大室山頂上、そして沼池に出現した亀

2017年06月11日 | ウオーク

 

6月8、9、10日    / ─ / ─ 

 

熱海のホテルでむかしの職場の後輩たちが集まってくれるというので午後になって出掛ける。

生憎天気予報は曇ときどき雨だという。朝から小雨が降ったり、薄日が射したりの不安定な天気で、こんな時にわざわざ各地から伊豆まで来てくれ申し訳ないなと思いつつ、駅からホテルまで徒歩7分の坂道を下る。途中で濡れるほどではなかったが薄日の差す中を霧雨のような細かい雨が周囲を覆ってきた。

ホテルに着き迎えられて一休み。それから皆と顔を合わせた途端、空というより海面近くに完全な弧を描く見事な虹が出現した。

私が伊豆に住み着いた頃、虹をみることがよくあり、「伊豆は虹が多いところ」と喜んでいた。しかし、それは最初の数年だけで、それが過ぎた後はぱったり虹が出現しなくなった。いらい10数年、虹をみかけることはなくなった。

それが熱海のホテルの窓一杯に広がったのである。

 

 

 

はやり虹は美しい見ものだ。後輩たちとの会食も楽しかったが、思いがけない虹の贈り物に大満足。

 

 


 

 

せっかく伊豆にきたのだからと伊豆高原を車で案内できる三人を誘う。エクシブホテル伊豆高原で一泊してもらってあちらこちらを案内する。

その案内の途中で私が新たに知ったこと。

大室山頂上がすっかり整備されていたこと。綺麗にはなったが、なんだかかつての自然の風趣が失われたような気がしないでもない……。

 

 

 

 

 

そして、一碧湖の沼池にはいつもの鯉と一緒にやや大型の亀が何匹も橋桁に寄ってきたこと。急に増えてきた亀に驚く。

この情景、なかかな風情はあるが、この亀は普段はあまり見かけないやや大型の亀なので外来種ではないだろうか。もしそうなら大繁殖し魚を食い尽くしたりして日本の生態系を乱す類でないことを願う。

 

 

伊豆高原一帯を案内し終わって思う。今回はとても疲れた。流石に昔のように元気一杯というわけにはいかなかった。

前夜の飲みすぎ、電車の行き帰り、車の運転、客への気遣い……。この年齢になるとあとで応えるようになることを思い知らされた。

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玉葱の収穫 (収穫祭)

2017年06月06日 | ウオーク

6月5日    (月)    

 

月曜日は本来IKOIウオークの日だが、IKOI農園の玉葱の収穫を急がねばならない状況になってきたのでウオークに代え農園日とし、メンバー8名総出による収穫祭を執り行うことになった。

玉葱は去年の秋に畑地にかなり間隔をつめて定植した苗だったのだが、冬の寒さをこごえながらもなんとか凌いだ苗が春先になってからは急速に元気を取りもどし、5月、6月にはみるみる球を肥大させ互いに触れ合わんばかりになってきて、先日の強風では茎がみんな吹き倒れて地面に伏すような格好になっていた。

玉葱はこの状態が収穫の適期。

収穫した玉葱の大きさは半端ではない。これまでのIKOI農園では最高の出来。

 

 

 

 

 

玉葱の跡地には黒ビニールを張って芋(ベニアズマと安納芋)の苗を植える作業。 

 

 

 

 


 

爽やかな天気に恵まれ、その他の雑多な農作業をすべて終えた後は、これまでのIKOI農園での収穫物をはじめとする盛沢山の料理を前に「収穫祭」

 

 

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パン食に具たくさんの味噌汁

2017年06月02日 | 健康雑感

6月2日    (木)     風強し

 

私は味噌汁が大好きだ。だが、最近の朝食はほとんどパン食になっているので家内が作る味噌汁にはなかなかあり付けなくなっていた。

それでも、たまに味噌汁を無性に飲みたくなることがあり、滅多にないことだが私自身がキッチンに立って味噌汁を作り大ぶりのスープ皿に入れ、七味唐辛子の代わりにタバスコをふりかけスプーンですくって飲むことがあり、これを私は「味噌スープ」と称していた。

つい先日になるが、iPhoneのアプリ「d-マガジン」で「週刊文春」をぱらぱら読んでいたら「健康長寿への近道」企画の「『一汁一菜』のすすめ」という記事があり、毎日ご飯に味噌汁だけでも飽きないとあったに興味をそそられ読んでおおいに啓発されるところがあった。

 

 

 

その記事の主要な部分は次のようなもの。

 


 

 

 

 

これはなにもご飯だけの話ではあるまい。パン食にも妥当しよう。

記事中なにより嬉しかったのは「実だくさんの味噌汁」、そして「コクを出したいのであれば油で炒めたり、バターを落としたり……」というところだ。それに「具だくさんの味噌汁には再現性がありません。いれる具材が変わることによって、味が全く違うものになるので、毎日飽きることなく続けられる」というところも。

早速、実行にかかった。

我が家ではIKOI農園があるので、多種類の野菜だけはふんだんに冷蔵庫の中に入っている。

以来毎朝、冷蔵庫に入っているものの中から気の向いたものを選び出してそれを具材にし味噌汁を私が作ることになった。味噌汁大好きの私にとってこれは苦にならない。

トーストに大皿たっぷりの「味噌スープ」。これがこたえられない。これなら当分飽きそうにない。

パン食にそれにこれまで作っていた果実野菜ジュースと目玉焼きなど簡単な卵料理、それにコーヒーとハーブティ。野菜サラダは要らなくなった。

今日の「味噌スープ」の具材はニンジン、小松菜、茸、キヌサヤ、大根、もやし、それに赤味噌と白味噌半々。だしの素とグルタミンを振りかけ酒も少々。うまい!

 

 

(朝食後の皿洗い、ジューサーの後始末はいつか私の分担になって久しい。)

今日は鶯の鳴き声にはじめてホトトギスの鳴き声が混じる。濃い緑の上を強い風が吹き渡っていく。 よき朝!

 

 

 

 念のため、雑誌記事の全文を。

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