7月19日(木)/
庭に家内が植えた「ルリマツリ」の花が咲いた。旧世代の私ですら書けそうにない難しい漢字「瑠璃茉莉」と書くらしい。
夏向きの涼しそうな花、からからに乾いた土にめげずによくぞ咲いた。
開花期は長く6月から11月まで咲くという。
7月19日(木)/
庭に家内が植えた「ルリマツリ」の花が咲いた。旧世代の私ですら書けそうにない難しい漢字「瑠璃茉莉」と書くらしい。
夏向きの涼しそうな花、からからに乾いた土にめげずによくぞ咲いた。
開花期は長く6月から11月まで咲くという。
9月24日 (火) /
晴天続きの日が一転、しばらく雨の日が続いて、ようやく秋らしい清涼な日の訪れとなった。
明日からはちょっと遠出するので、「歩き」ややめて庭で秋の風情に触れるだけにとどめる。
空の美しさ、花壇で赤白の二段咲きとなった秋明菊など。 来週、帰宅してから伊豆の秋をゆっくり楽しむことにしよう。
7月8日 (日)
大室高原は国立公園の一隅に属しているので地域の開発条件として建蔽率を30%と極端に制限しているため、いずれの区画も100坪以上はなければならない。
したがって、都会地の住宅と比較してどの家も庭はとても広くとられている。
そんなところだから家屋も庭も洋風にしつらえられているのが普通で、庭には芝生に花壇、花木が植えられいわゆる「ガーデン」gardenといった風のイメージが強い。
そのためか、ここらあたりでは日本家屋に相応しい伝統的な朝顔の花にお目にかかることは滅多にない。
しかし、今年は貰った朝顔の種で家内がテラスの上に鉢を置き育てていた。その鉢から朝顔の花が一輪さいているのに今朝気付いた。
日本的風情を醸しだす朝顔だからこの辺りの雰囲気にはあまり似つかわしくないのだが、梅雨のさなか、どんよりした曇空の下で簡素な朝顔の花をつくずく見ると、そのしっとりとした味わい、昔懐かしい趣きもまたなかなか捨てがたい。
「富士には月見草がよく似合う」と太宰は言ったが、テラスの一隅でひそやかに花開いた一輪の朝顔を眺めていたら「朝顔は曇り空によく似合う」という言葉がふと浮かんだ。
7月3日 (火) --
桔梗は「秋の七草」に数えられるが、庭の桔梗が早やばやと咲いた。
青紫色の星形の花、花言葉は「清楚」「気品」とあるがそれにふさわしい。
花の爽やかな美しさもいいが、開花直前の蕾の形も面白い。ぷっくり膨らんだ五画形の風船を思わせる。
「桔梗の花 咲くときぽんと 言ひそうな」 加賀千代女
一方で、食い気? IKOI農園では、いよいよこれからトマト、ナス、キュウリの本格的な収穫時期に入る。
早朝、胡瓜の実花へ花粉を付ける作業を行う。数日もすれば地這え胡瓜の収穫が始まりそうだ。
これまで見たことも聞いたこともない「鉈豆」、勢いよく育ち始めた。
6月30日 (土) -
梅雨の季節、戸外の花はそうじて雨に打たれて元気がない。咲き誇っているのはアジサイくらいのものか。
だが、室内では出窓の上の鉢ものはこの時期の温かい気温を楽しんでいるかのようで機嫌よく、綺麗な花を咲かせている。
6月が終わり、今年もこれで半ばが過ぎる。
ストレプトパーカス
ミニコチョウラン
スパティフィラム
6月5日 (火)
家内の好きな釣鐘草。
毎年、この時期に咲くが、今年の釣鐘草は丈が一向に伸びない。寒さのせいか、例年の半分くらいの高さ。
とにかく、「暑い!暑い!」といっているはずの今頃なのに、今日も肌寒いような風が吹く。台風の影響かと思われるが、冬からはじまった長く続くこの寒さは異常。
いつもは、このほかにブルーもあるのだが、今年はその色の苗は売っていなかったとか。
つりがねそう(カンパニュラ) 桔梗科ホタルブクロ属
花言葉は「感謝」「誠実」
5月25日 (金)
一昨日、南伊豆の山歩きでみた野草の花々。
薊の花は大振りで美しい。伊豆高原界隈で見掛けるのとは種類が違うのか。特に蕾の可憐んな佇まいは格別。
コアジサイ。葉も花も一段と小振りの山アジサイ。花が開くのはもう少し先か。
山ブドウの白い花も盛り沢山に咲くと綺麗である。
南伊豆山中のササユリは有名だという。しかし、咲くのは6月でまだ時期的に早い。葉が笹に似ているのが名前の由来とか。僅かに一輪咲いているのを見付けた。
5月20日 (日)
春たけなわ。伊豆高原の至るところで花が咲き乱れている。
もちろん、我が庭に咲く花の種類も数多いが、毎年咲くものだから取り立てて写さねばならないほどのものではない。
そのなかでも自分なりに綺麗だとおもったものを二つ三つ。
写しとった写真そのものは一向に変わり映えしないものだが、写真処理の技法をあれこれ使ってみたら、なかなか味わいのある写真になったようなので、掲げてみた。
タツタナデシコ
マーガレット
ジキタリス
5月17日 (木)
「馬酔木」(あせび)の花も趣きがあるが、こ時期、あせびの若葉の姿も悪くない。
玄関先に植えられた馬酔木の灌木は毎年見ていたのだが、今年ほど花に見まがうばかりの美しさを若葉が呈したことはこれまでなかったように思う。なにかがいつもとは違う。
今年の異常な気候は今まで経験したことのないいろいろな自然現象を生み出していることに由来するのかもしれない。
これは、いいものに属するが、総じてあまりよろしくないものの方が多い。
(IKOI農園での野菜の成長はすべて例年より遅い。こぼれ種から育つカモミール苗は全滅に近い。ウグイスの初音も遅かった。モンシロチョウをまだ稀にしか見掛けない。「啓蟄」がとうに過ぎたが虫類の姿をみることが少ない。
まさか「沈黙の春」(レイチェル・カーソン)ではあるまいが……。
5月8日
ここらあたりで、春が来て最初に咲く白い花といえば「雪柳」である。
「雪柳」が終わって次に咲くのが「大手鞠」「小手鞠」である。
今、それぞれの花が満開を迎えている。
隣家 (Mrs.TB宅)
自宅
12月25日(日)
クリスマスとはキリスト誕生の日だが、旧制高校理系の連中はこの日をクリスマスではなくニュートンが誕生した日と記憶していたと聞いた。
彼らは「クリスマス・イブ」を「ニュートン・イブ」と呼んでいたという。ちょっとペダンチックな匂いもあるが、キリスト教とは無関係な日本人にはこちらの方がいいのかもしれない。
それはそれとして、今日は素晴らしい冬晴の日である。真っ青な空が一面に広がっている。
抜けるような青空にすっかり葉を落とした裸木が屹立している様は人を惹きつける捨てがたい美しさがある。
春のやわらかい新緑の樹、初夏の光に葉裏をなびかせる樹、そして秋に色付いた葉をまとう樹、いずれもその美しさを人は讃えるが、冬枯れの樹は「枯れ木」として余り好まれていないようだが、凛呼として枯れ枝を空を突き刺すようにして聳え立つ大きな樹の姿は私の好みである。
そんな樹が南面する庭先に一本聳えていたのだが、今年になって切り倒してしまった。おかげで展望は凄くよくなったが、ないではないで、なんだか少し淋しくもある。
だが、北に接する隣家のコナラの樹が今冬ではそれを補ってくれている。
昨夜、お酒を飲んだので食事処に置いてきた車を「桜並木通り」を下って取りに行く。
葉を落とした桜木に囲われた道もそれなりに風情がある。
7月24日(日)
「アジサイ」の季節が終わり、「ユリ」の咲く季節となった。 庭のあちらこちらでユリが花開く。
ユリの種類は多いが、我が家の庭で目下咲いているのは3種類。
4月10日(日)
統一地方選挙で町内の投票場に車で出掛けたらバス通りは大変な車の渋滞。そうだ今日は日曜日、震災後一月近く経ち気持ちを明るく持ち直し花見をしようとする人が多いからか。
混雑を避け横道に入り大室高原8丁目を通る。今年は開花が遅れたせいか、急に暖かくなって桜が一斉に開花したようである。
伊豆高原桜並木道ほど長い距離ではないが、例年より花の盛り上がりが大きく見応えのある桜並木である。
ソメイヨシノだけでなく今年は大島桜も一緒に咲き誇っている。薄曇りなのがちょっと残念。
4月9日(土)
久しぶりの本格的な雨。
この時期、本来はあまり好まれない雨なのだが、すっかり干上がっていた大地を潤してくれるこの雨は大歓迎である。
畑の野菜も大喜びのはず。
気持ちが雨を快く受け入れているせいであろうか、暗い雨雲の帳も淡いピンクの桜や萌え出た新緑を損なっているように思えないのは……。