伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

城ケ崎海岸の滝、吊橋、夏の花

2016年06月28日 | ウオーク

6月27日    (月)    

梅雨期には滅多にない快晴の日。

最近は仕事が忙しくなかなか伊豆高原に来れないという近くの別荘族Mr. & Mrs.TBを案内して、最近整備されたばかりの城ケ崎海岸の「対島の滝展望台」や「橋立吊橋」を見に行く。

市営の駐車場に車を停めその横を流れる「対島川に沿いながら城ケ崎海岸まで下る。

川の流れが海岸に流れ入るところが「対島の滝」である。

今日は一昨日まで降り続いた大雨で池地区の水門から流れ下る川の水量が多かったので、滝の名に恥じない水流を見せてくれた。

対島川の流れ

展望台

海の眺望


ハマカンゾウとアジサイ

 

橋立吊橋

 総歩数 6500歩

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊豆高原「里山のガーデン」を歩く

2016年06月23日 | ウオーク

6月22日    (水)    

梅雨期におけるIKOI水曜ウオークの場所選定はなかなか難しい。晴れるか曇るか雨が降るか天気予報は行くところによって微妙に異なることが多いので実施の可否を決めなければならないし、天候に合わせて適当な場所を選ぶという判断もある。

この難しい天気予報の判断は、いつもMr.ITがTVからの情報ではなくインターネットから取り出した天気図などの情報を基に独自に考えて決めてくれている。そしてその予報はほとんど外れることがない。

今日の天気予報は曇だが、IT予報では雨催いの灰色の空でいつ時雨れるか、その可能性もないわけではないとし、歩くところは限られた場所、降られればなんとか退避できるところところとして中只見八幡野線の池地区入口の分岐点前にある「里山のガーデン」が選ばれた。

参加者はMr. & Mrs.IT、ONそしてMrs.IWの5人。最近はこのメンバーが常連になっている。

入口には小さな看板。車で走れば見逃し易い。

そこから見る大室山がひと際見事。

緑の大室山は、どの角度からみても素晴らしいが、ここから見る大室山の山容がもっとも整っており、最高ではなかろうか。

 

「里山のガーデン」は山野草を中心とした素朴なガーデンだが、現在のガーデン内ではアジサイがもっとも多い。


 この時期に咲く山野草の数々。

オーナーからその名前を一つ一つ教えてもらったが、覚えるのに一苦労。(いずれすぐ忘れてしまうだろうけれど。)

 


園内を一巡し、コーヒーを飲んで一休み。

歩き足りない分、池地区の水門周辺を少し歩いてから昼食へ。

当てにしていた食事処が臨時休業だったのでたまたま通りすがりの店「TN」に入ったが、ここは最低!散々待たされた上、値段が高く美味しくない。特にご飯がとてもまずい。こんなご飯を食べさせられたのは何十年振りか。

歩数4500歩

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏至を間近にしての農園日

2016年06月19日 | 園芸

6月18日    (土)    

夏至も間近の農園日。女性群が「吊るし雛教室」のない土曜日を選んだのが正解。梅雨期だというのに素敵な天気に恵まれた。

日本の各地では30度を超す真夏日になっているというのに、標高250メートルのIKOI農園の気温は25度前後だろうか。熱中症など気にすることなく農作業ができる。かく汗もほどほど。

空を見上げたら青く澄んだ空に秋の雲「巻雲」「巻積雲」が浮かんでいるではないか。

緑に囲まれ濁りのない最高の空気、四囲の樹々からはじゅうがら(四十雀)が囀る鳴き声を伴奏にして、ときどき鶯とホトトギスの高い鳴声が交互に響く。申し分のない環境!

今日の収穫祭の参加者はMr. & Mrs.IW・KD・ON・ITと「IKOI」とIKOI農園のオールメンバーが8人揃う。収穫作業は「ジャガイモ」掘り。巨大なものから小さいのまで大収穫である。

食事は例によってパーゴラの下で。パーゴラ全体を覆うことになるハヤトウリはまだ膝ほどの高さにしか成長していないので、今はアケビが作るわずかの茂みと隣にある実を付けた柿の樹が作り出す緑陰だけだが、陽を浴びてもさほど暑くはない。

夫人連は食事準備に大童。今日の主要食材はジャガイモだが、それ以外にも以前に収穫したいろいろな野菜類を料理したものがが並ぶ。

全員で乾杯してからご馳走をほうばる。

皆ご機嫌で今日一日を愉しんだ。

 

 

跡地を耕耘し、雑草を取りして、農園はすかりきれいになった。

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぴったり当たった天気予報 ( 付 デジカメ 廃用) 

2016年06月17日 | 日記

6月17日    (金)    

昨夜は雨、朝起きてみたら窓外の景色は深く暗い霧に包まれていた。

iPhoneで当地の局地天気予報をみてみると曇りは9:00amまで。それからはに変わるという。

最近は天気予報が外れることが多い。梅雨期なので不安定な前線の移動が掴みずらいからであろう。

しかし、今日のように天気予報がぴったり当たるというのは嬉しい。深い霧が次第に薄れて曇り空に、やがて青空が少しずつ見え始めて空が完璧に晴れ上がった。

書斎から時間に合わせて、その変わりゆく様を写してみた。

6:00am

7:00am

8:00am

9:00am

10:00am


 (付)

長年にわたり愛用してきたデジタルカメラを廃棄する羽目に陥った。

数日前、IKOI農園の状況を撮影しようと農作業着のポケットに入れておいたのを、そのまま取り出さずにうっかり洗濯機に放り込んでしまったのである。

洗濯されてしまっては電気精密機器であるデジカメが無事であるはずはない。形は元のままだが全く動作しなくなった。完全にオシャカである。

思えば、ずいぶん長い間、このデジカメ Sony Cyber-shot DSC-X1 にはお世話になった。ブログに載せた写真はほとんどがこれで撮ったもの。

iPhoneのカメラ機能を使って撮影したこともあるが、ポケットから取り出すのに手間がかかるし、操作にもなかなか慣れないのでついついこのデジカメに頼ってしまっていたのである。

iPhoneとデジカメを両方持ち歩くのも芸のない話だ。

iPhoneのカメラ機能をよく調べれば結構いい機能を備えているらしいので、その操作に習熟すればいずれはiPhoneだけでいいかもしれないとはかねて思っていた。

今回の奇禍に会い、デジカメの買い替えではなく、最近愛用しているiPhone6sのカメラ機能をしっかり勉強して、これを常用することに意を決し、ポケットからiPhoneを手軽に取り出すため、iPhone6s plus専用のウエストポーチを購入した。

これ、なかなか使い勝手がよろしい。一昨日と本日の写真はいずれもiPhoneで撮影したもの。まあ、それなりに写っている。

 

2010年2月19日 ブログ「……デジカメの故障」

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャリティーコンサートと蛍狩り

2016年06月15日 | ウオーク

6月14日    (火)    /

伊豆高原の国道135号線に面した「崔如琢美術館」で熊本大地震のチャリティコンサートが6:30から行われるという。

これに出席すると、この季節ではちょうど夕暮れとなり外が暗くなる。蛍狩りに出かけるには絶好の時刻となる。

昨年、池地区の山葵田で素晴らしい蛍の競演を見たことから、今年もD-IKOIのMr.ITがかねてからいい時期を窺ってくれており、この日のコンサートに出席した後にしようと判断、IKOIメンバーだけでなく数家族連れだって行くことになった。

 

 チャリティコンサートの会場「崔如琢美術館」入口から大室山方面を望む。

演奏はハープ・ピアノ・マリンバ。 会場を飾るキャンドルの列が美しい。

外は夕暮れ。

真っ暗な道を山葵田まで15分ほど歩く。

闇の中、白い微かな点が蛍なんだが……。

 かくて、今年の「蛍狩り」は終わった。 総歩数3700歩、意外に歩いた。


去年の「蛍狩り」のブログ2015/6/30

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

掃除ロボット「ルンバ」の弟「ブラーバ」君

2016年06月13日 | 雑文

6月13日    (月)    

先月末、床拭きロボット「ブラーバ380j」(Braava)を購入した。9年前から愛用してきた掃除ロボット「ルンバ」(途中でバージョンアップされた新しい機種に買い替えているので2台目)の弟分に当たるアメリカのアイロボット社の新製品である。

「ルンバ」が箒と同じように掃き出し専用であるのに対して「ブラーバ」は床拭き専用で、「から拭き」と「水拭き」という二つのモードがある。

丸くて大型のルンバに比べてブラーバは正方形でかなり小型にできている。価格はルンバが7万円くらいだったと記憶するが4万円前後とずいぶんと安い。

買ってからしばらくは試し試し使ってきたが、ルンバのこれまでの実績を踏まえて製作されたからであろうか、性能はかなり向上している。

まず、ルンバは掃除中かなりうるさい音を出すが、ブラーバはほとんど音がしない。動いているのかわからないほど全く静かに作業をしてくれる。操作もずいぶん簡単になっているようだ。

ルンバより軽くて小型なので、最初は拭き掃除に十分の力を入れて拭いてくれるかちょっと不安だったが、杞憂だったようである。

ただ、ルンバのようにすべてのゴミを容器内に取り込んでくれるわけではないので、拭きとれなかったゴミの小さな塊がすこし残る。(残されたゴミの塊は小型のハンディ掃除機で吸い取っている。)

したがって、時々ルンバで大掃除した後で常時使用するのがベストである。ルンバとブラーバの共用が鍵か。

軽いので二階への持ち運びが容易なので、ルンバと違って手軽に利用できるのがいい。

まだ、さほど長く使ってきたわけではないので製品の良否を本格的に判断する段階ではないが、いまのところ満足している。

 

充電中の「ブラーバ」と「ルンバ」 

 

書斎をから拭き中の「ブラーバ」、パソコンで作業をしていても音がしないので邪魔にならない。

 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池地区散策と宮・寺詣り

2016年06月08日 | ウオーク

6月8日    (水)    /

とうとう梅雨に入った。iPhoneのいくつかの天気予報を見るにいずれも「水曜日ウオーク」は天気に恵まれないので中止としていたところ、朝起きてみればすっきりした青空、Mr.ITから「歩きましょう」との電話が入り、池地区を歩くことになった。

9:30に出発、参加者はまだ風邪が抜けきらない家内を除いてMr. & Mrs.IT、IWと5人。

この時期の池地区は、緑の山だけでなく、田植えしたばかりの水田、対島川に沿った紫陽花ロード、菖蒲の花など見るべきものが多い。

まず「紫陽花ロード」(勝手につけた名称)を歩く。

いろとりどりの紫陽花。

かつて「休耕田」が多かった池地区では最近、たくさんの水田が甦りつつある。

田圃の中にはオタマジャクシが沢山。

「クワイ(慈姑)」を植えたところもある。

休耕田のところどころに「菖蒲」の花が咲いている。(なんだか数は少なくなったよう……。)

「定家葛(テイカカズラ)」

能「定家」では、藤原定家が愛した武子内親王の墓にびっしりと巻き付いたとされる由緒ある?花。時雨に咲く花として知られている。

池地区にみられる小さな小さな滝(勝手に「池の秘め滝」と名付ける。)。


池地区を一周したら昼食には少し早いので、「八幡宮来宮神社」にお詣りする。

ここの鬱蒼とした杉の大樹、深く静謐な森蔭、苔むした階段、いつも人の子ひとついない鄙びた社。ここに来ると私の心が落ち着く。


そして、神社の手前にある寺院「大江院」。

当地の水曜日の食事処はほとんどお休み。なんとかみつけた蕎麦処「砂場」で昼食して解散。総歩数 6500歩。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊豆急線・伊東線車窓から

2016年06月06日 | 雑文

6月6日    (月)    /

20数年前まで伊豆急行線→伊東線→新幹線をつかって東京まで定期券で通った。やがて常勤の仕事が終わってからは非常勤の仕事で東京と熱海まで週2、3回通うようになり、これは回数券を利用していた。

そのうち少しずつ仕事を切り詰めていったので、東京通いも少なくなり年に20回ほど利用できるジパング手帳を使うようになった。

それでも初めのころは20枚を使い切ることが多かったが、次第に回数が減って今では東京行は年に3回か4回、ジパング手帳を継続する必要度はほとんどなくなっている。

去る5月20日、今年になって2回目の東京行きとなった。しかし東京にいる時間は極めて短い。午前中にちょっとした会議があるだけで昼食が終わったらすぐに新幹線で帰ってきた。

これからは伊豆東海岸を走る電車に乗ることはいよいよ少なくなくなり、車窓から見る私の好きな景色とは縁がなくなるだろう。

振り返ってみれば、これまで車窓からみる景色を当たり前のものとして写真撮影してこなかった。

今回は、さほど天気に恵まれたわけではないので残す写真として必ずしも満足できるものではなかったが、一応掲載することにした。

伊豆高原駅で

城ケ崎海岸駅の手前

城ケ崎海岸駅を過ぎて

川奈駅の手前

南伊東駅に近付く

伊東駅を過ぎて

 宇佐美駅の近く

 多賀駅の手前

多賀駅を過ぎて

 来宮駅に近付く


そんなことで思い出したのが、定期券で通う東京行きをやめたときに書いた三金会雑記の記事である。なんとそれから22年余の歳月が流れていた。

「三金会雑記」26号(1993年12月)から

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑に咲く花々

2016年06月03日 | 園芸

6月3日    (金)    /

この二日ほど全国的に異常な乾燥が続いているという。当地の気温は25℃くらい湿度は50%というから夏季としてはまことに快適な気温である。

こんな日の農作業は心地よく行えるし、能率も上がる。午前中予定時間を超えて4時間余、IKOI農園で耕耘機を使うなど私にとってはかなりハードな作業もこなしたが、ほとんど汗をかくことはなかった。

一応予定していた作業も終えたので、気持ちにゆとりを持って農場のあちらこちらを見てまわる。

野菜たちが元気に育っている姿をみるのは嬉しい。

植えられた野菜をよく観察してみると飾り気はないがなかなか味のある花をつけているのが少なからず見受けられる。

実を付けるための花だから控えめではあるが可憐な花である。じーと見つめているとなにかしら心が和む。


 

 

 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川奈の断崖・洞窟を探訪する

2016年06月02日 | ウオーク

6月1日    (水)    

伊豆急線の車窓から見る川奈付近の展望はなかなかのもの。かなり高い視線から川奈ゴルフ場のグリーンの広がりにはじまり、灯台の立つ断崖と川奈崎に包み込まれた青い海、はるか眼下には漁港のこじんまりとした街並みが眺められる。

しかし、これまで川奈の海岸線まで下って砂浜と漁港辺りをあるいたことはあまりなかった。

その川奈に見応えのある「海蝕洞窟」があるというのでMr.ITの案内でIKOI水曜ウオークのターゲットに定めて出かける。

参加者は4名(家内は足が痛いわ、肩が痛いわと高齢者にありがちな身体不調で不参加)、ちょっとうす曇りで海の色合いはいまひとつだが、洞窟や岩場を見るには差し支えない。

まず、海蝕洞窟に鎮座する「姥子神社」に行く。

神社の手前に横たわる岩場は「御船石」というらしい。この舟形の石に乗って神様がわたってきたとか。

神社そのものはしっとりとした暗い洞窟のなかに素朴な姿でちんまりと収まっており、その自然の佇まいはなかなかよろしい。

ただ、黄色の鳥居は珍らしいとはいえ、私にはちょっと違和感がある。

 

姥子神社を通り過ぎ、しばらく行くと長年の波浪の浸食で形成されたかなり大掛かりな洞窟がある。

 ここから川奈の街方面をみると、いつもと違った姿がある。小室山はこんな風に見えるのだ……。

かなり危険な岩場から帰ってきたMr.ITが、ここまで来たからにはなんとか私にも洞窟トンネルの向こうにある景色を見せたいと別の通路を探して案内してくれた。

狭く暗い穴を潜り抜けるとかなり広いトンネルになった洞窟を出る。そこから岩礁の多い海が広がり、島が二つ、そのさきの岩礁に日蓮像が立っていた。後ろ向きというのは鎌倉か日蓮の生地方面をみているのだろうか。

洞窟内には本来かなりの潮が流れ込んで来ているはずだが、ちょうど今は干潮で岩礫の上を歩く。Mr.ITは潮汐時刻まで調べ上げての案内だったことに気付く。感謝。

 川奈の断崖の奇観美を堪能したのち、時間的余裕があるので、すこし先にある「汐吹公園」い行く。

いつのまにかここもきれいに整備されていた。特に気付いたのは汐吹き穴までの通路に設置された手すりの縄を通す石柱。なんと柱状節理の石の表面をピカピカに磨き上げて作っている。なんとも贅沢なものだ。

しかし、肝心の潮吹きは、時刻がちょうど干潮なので全くみることはできなかった。

  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする