伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

吊るし雛、ネズミ二匹

2013年06月25日 | 手作り

6月25日 (火)  

吊るし雛を差し上げる目標が出来たとかで、家内が新しく雛の部品作りにかかったようである。

取りあえず、その構成部品となる鼠二匹。

先生から貰ったといういい絹地を使って作ったというが、以前に作ったものに比べて少しっずつ上手になっているようも見受けられる。

それぞれの部品が出来上がれば吊るされることになるようだが、とりあえずは玄関棚に置いてみる。

 

 

 

2010年1月製作   http://blog.goo.ne.jp/tengoro7406/d/20090205
 


2009年2月製作  http://blog.goo.ne.jp/tengoro7406/d/20090205
 

 

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再び蛍見物 長駆「湯ヶ島温泉」へ

2013年06月24日 | ウオーク

6月23日 (日)  

「池地区」の山葵田で蛍鑑賞を十分楽しんだが、中伊豆にある「湯ヶ島温泉」が大々的に「天城ほたる祭り」を宣伝していると聞き、これがいかほどのものであるか見にいこうではないかという話が出た。

「湯ヶ島」まではちょっと遠い。しかし、少し早目の夕食を済ませたあとに出かければ十分間に合う。

たまたま伊東市と修善寺を結ぶ中伊豆バイパスの途中にある橋梁の大補修工事で24日からしばらく通行止めになるというし、その前日23日の日曜日はこの時期では珍しく長期予報で晴マークが出ているので、この日に決行することになった。

中伊豆バイパスを抜けてから夕暮が近いというのにわざわざ山間の難路「国士峠」を越える。狭い道の両側は深い森と切り立った崖、昼間でも私はこんな道を運転することはできない。まさしく深山幽谷に入り込んだという感じは蛍とは違った行楽でまたとない経験であった。

「天城会館」駐車場に車を停めて国道を暫時歩いて「湯ヶ島温泉」へ向かう。

 

 

 

湯ヶ島温泉入り口の旅館前で集合写真、ここから薄暗くなりつつある「湯道」に入る。

 

蛍見物のスポット「出会い橋」へ。



「出会い橋」の「男橋」上から本谷川を見下ろす。ここで蛍の出現を待つ。

 

 

なるほど、暗くなった川岸に「湧き出る」という表現を納得させるような沢山な蛍の出現。しかし写真撮影は禁止。携帯電話、懐中電灯も。

これなら「伊豆一番」という宣伝文句もあながち誇大とはいえない。

長駆、ここまで来た価値はあった。 

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100円時計、順調に時を刻む

2013年06月22日 | 園芸

6月22日 (土) 久し振りの

IKOI農園で農作業に集中していると、いつも時間が経つのを忘れてしまう。

昼のサイレンを聞いても、昼食だと家内から呼びかけられても、作業の途中に止めるわけにいかないので、ついもう少し片がつくまでと続けていると数十分くらいはあっというまに過ぎてしまい、家内から叱られることがしばしばである。

腕時計をすればいいのだが、農作業を半日もすると全身あせみどろになり時計が濡れてずるずるしてしまうのも気色が悪い。

そんなことで、家にあった不要となっていた置き時計を農具倉庫の棚に置いているのだが、なにしろこれが小さいので時間を知るためには倉庫内に入って時計をみなければならないという面倒臭さがある。

できれば、作業中であっても遠くからでも見ることができる大型の壁時計をホームセンターで買おうかと考えたことがあったが、安い時計でも数千円はするからついそのままになっていた。

ところで、先日の蛍見物の時、Mr.IT、IWが足元を照らすのに提灯風というかランタン型というかちょっとおしゃれな懐中電灯を持ってきていたのに目をつけて聞いてみたら、100円ショップで買ったという。当たり前だが、価格が100円だったという。ちょっと考えられない安さである。

こんな懐中電灯なら、夜道を歩くのにいいな、と思い、翌日早速100円ショップ「オレンジ」に向かった。

私はあまり100円ショップに行くことがない。100円ショップが開店したとき好奇心に駆られて数回行ったきりで、その後はすっかりお見限りであった。

久し振りにショップ内を歩き回ってみたが、残念ながらお目当ての懐中電灯をみつけることはできなかった。

しかし、店内には100円とは思えないような品がいろいろ展示されており面白くもあるので、つい特別に必要ではないが、あったらいいかなと思われる雑多な品をあれこれ買い込んでしまった。なにしろ100円均一だからいくら買っても金額は知れている。

そんな品目のなかに大きな壁時計があった。飾り物ではない。ちゃんと時計の機能は付いているようだ。100円の時計があるなんて!ちょっと信じられない。

まさか、最初から動かないということはないだろう。故障もせず半年も持てば十分だろうと買ってみることにした。

家に持ち帰り、単三電池を入れてみたら、確かにコチコチと時を刻んでいる。

農具倉庫内のよく見えるところにぶら下げようと思い、たまたま買い置きの吊るし金具で吊るしてみた。時計本体よりも吊るし金具の方が高価だという奇妙な事態となった。

それから数日、今も時計は正確に時を示している。

「安もの買いの銭失い」という言葉があるが、今の世の中にこの言葉は妥当しない。

一体、最近の物の値段というのは皆目わからない。特に時代の変化に疎い80老にとって物の値段のありようは理解不能である。

こんなものをだれが、どのようにして作り、売るのか、私には想像もできない。

基本的機能が同じであって数百万円の時計もあるし……。要はよりいいもの、上等のもの、ブランドものという心理的なものが価値を生むのであろうか。所謂「差別化」の価値。

エンゲルスだったかマルクスだった忘れたが、来るべき共産社会の理想像を書いていた記憶がある。誰も飢えることなく衣食住といった生活に必要なものはすべて満たされる社会が来るのだと。

ものがいいものか、上等なものかを度外視すれば現在の先進国の消費社会はまさしくそうした社会であるようだ。(かつて深刻な問題とされた家計に占める食費の割合を示す「エンゲル係数」などという用語が日本社会で死語となって久しい。)

100円時計という些細な一事から、こんな世の中にいまだに生きている自分の「世の中知らず」、旧知識の浅薄さに思いが及ぶ。

いずれにせよ、あとしばらくして、時計が動かなくなったとしても、新しい時代に触れて私の好奇心を満足させてくれたのなら、100円は安い。

 

 

 

(追記) やはり100円時計はものの用には立たなかった。動いたのはわずか10日。その後は完全に死んだ。うんともすんとも言わなくなった。ゴミを増やしただけに終わる。

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「育苗工房」大繁盛

2013年06月21日 | 園芸

6月21日 (金)  

梅雨期だから致し方ないことだが、このところ雨や霧の日が続き、IKOI農園にはなかなか出られないので、つい書斎内で工夫した農作業、名付けて「育苗工房」での種蒔き・苗育てに気持が向かってしまう。

これまでの書斎における絶対的王座を占めているパソコンの地位さえ脅かしかねない入れ込みで、「育苗工房」大忙しである。

実は春の種まきの時期はとうに過ぎ去っており、現在は種まき・育苗には向かない時期だが、それでも今も播種可能な野菜の種を見つけ手当たり次第に、水に浸したトイレットペーパーの上で発芽させ、発芽した小さな苗をピンセットで摘まんで育苗土を入れた卵ケースやトレイに植え込み、それに液肥を少しずつ垂らしながらその生育状況を子細に観察して楽しんでいる。

しかし、正直にいうと、ここで育成した苗を定植するIKOI農園での余地は今のところほとんどない。春野菜の収穫が終わった跡地を当てにしているが、結局のところ無駄な作業に終わるかもしれない。

しかし、この楽しみを知ってしまったからにはなかなか止められないでいる。

無駄に終わっても秋野菜にむけての「実験工房」として位置付ければ、それで良しとするか!



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D-ikoi 定例行事 蛍鑑賞会

2013年06月18日 | ウオーク

6月17日  (月)  

今年の「蛍鑑賞会」は趣向を変え、バスで送迎する「大川温泉」でなく徒歩で歩く「池地区の山葵田」にした。参加はIKOIフルメンバー8人。

「池地区」は「大室高原」に隣接するところなので意を決すればハイキングも可能な道筋だが、夕刻に長距離歩くのには向かない。

「池地区」の山神社駐車場で待ち合わせてから田んぼを循環する道の突き当り、最も奥まったところに駐車してから矢筈山に向かう舗装された山道を十数分上る。

両側は鬱蒼とした樹木に覆われ暗いが、幸いに中天に半月が輝き歩きやすい。だが、この明るさでは蛍の出現がちょっと心配になってきた。

やがて山葵田に至る。山葵田は月に照らされ明るかったが、すでに数匹の蛍が飛んでいた。観客は我々のほかに1組の夫婦がいるだけ。貸し切りの舞台設定。

夜の帳が下りる8時近くになると沢山の蛍が闇に乱舞し始めた。

大川温泉よりも蛍の数は多い。おおいに満足して道を下る。

 

中天にかかる半月
 

 

夕闇迫る池地区の田んぼ。田で鳴く蛙の声が騒がしい。昔懐かしい。

 

夜景に紫陽花もよく似合う。

 

ここが蛍の乱舞場

 

 

蛍の乱舞に見入る。

「 大蛍 ゆらりゆらりと 通りけり  (一茶)  」

 

 


 

帽子の中に飛び込んだ蛍一匹。大川温泉の蛍会場ではフラッシュ禁止だが、 ここでは撮影自由。この大きさからみて「源氏蛍」か。

 

暗闇の中での各人各様

 

 

記念撮影
 

 

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鎧と兜の置き雛

2013年06月16日 | 手作り

6月16日  (土)  晴

「吊るし雛教室」を主宰するOD先生から頂戴した上質の大島紬の布地を使って作成したという鎧と兜の置き雛。

これは本来は五月雛だが、今頃になってようやく出来上がったという。

最近は寄る年波?で家内の指先の動きも鈍くなり、万事手ぬるい作業いなっているようで「雛」の作成に時間がかかるようだが、出来上がってみれば布地の良さもあるのだろうが時間をかけた分だけ前作に比べて仕上りは随分よくなっているように思えるが、これは夫の欲目かもしれない。

高齢者にとって、呆けの防止や健康保持のためには褒め言葉や感謝の言葉が大切だという。

褒め言葉がやる気を起こさせることは周知の事実だが、子供だけでなく大人だってこれは妥当する。

高齢者にとっても褒め言葉は生きる喜びを与え健康保持には欠かせないという。

そんなことで、この鎧兜の出来を褒めることにした。

 

 

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梅雨期の情景

2013年06月14日 | 雑文

6月13日 (金)  

台風が熱帯性低気圧に変わり、霖雨の日が続く。

霧が立ち込め二階からの展望もきかない。「五月闇」とはこれか?

わずかに紫陽花の毬花が目を惹く。 

 

「 紫陽花や 藪を小庭の 別座敷   芭蕉」 

 

  

 

 

霧が吹っ切れれば、青々と繁茂した樹々が全面に立ち現れる。

「万緑」! 心を和ませた若葉はもうない。

紫陽花の存在が、王安石の 「 万緑叢中紅一点 」 の詩を連想させる。

 

 

 

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梅雨期 戸内外の花

2013年06月10日 | 園芸

6月10日 (月)  

どうやら本格的な梅雨期に入ったようだ。さわやかだった初夏の気候が一転、重く暗い雲と俄かな時雨、そして台風も近づきつつある。

ちょっと戸外には出辛くなった。この時期に写す写真といえば、やはり「花」か。

紫陽花がメーンだが、戸内外を見回せばいろいろな花が咲いている。

「リビングの花」と「庭の花」を写す。

 

リビングの花

 

 

 

 庭の花

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IKOI農園 夏の収穫祭

2013年06月09日 | 園芸

6月7日 (金) 

今年は冬から春にかけての気候不順で、物成り悪く、農作物の不作が心配されていた。

しかし、蓋を開けてみれば、その後の天候がよかったからか、野菜類の生育がはなはだ順調、かってない収穫となった。

また、柑橘類をはじめとして果樹の実付きもよく、この調子なら秋の収穫も大いに期待できそうである。

近年は農業技術の発達で農家の作柄は安定しているからか、「豊作」という言葉をあまり聞くことがないが、プロならぬ家庭菜園ではこれが「豊作」、ご満悦の時である。

畑の緑が日々その勢いを増し、全面に溢れ、やがて実りの時を迎える。豌豆、ソラマメ、玉ねぎ、ジャガイモなどの掘り上げは一苦労だが、これがガーデニングの醍醐味である。

だが、80老にとってこの作業には直接参加できない。確実に齢とともに体力が衰えてくるのは自然の流れである。これからはもっぱら撮影係というところか。

収穫が終わってご機嫌で、IKOI農園メンバー全員参加での「夏の収穫祭」を行う。 

 

 

掘り上げた後にはウモロコシとサツマイモの定植を行う。

収穫物の分配

 

パーゴラの下で恒例のの収穫祭

 

作業終わって、TVで放映された「竹のボランティア」におけるMr.ITの出演をビデオで視聴

 

 

夏を迎えてIKOI農園の新しい表情

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