伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

温室内で芽生えた野菜苗

2010年02月27日 | 園芸
2月27日(土)

本来は「農園日」だが雨では致し方ない。温室内の苗の生育状況を視察するだけにとどめる。



種の袋に記載されている「播種適期」は、サラダ菜(3月下旬)・サニーレタス(3月下旬)・ちしゃ(3月中旬)・パセリ(3月中旬)・葱(3月中旬)とあった。

しかし、それまでは到底待ちきれず、出来上がったばかりの温室の中なら1月以上はやくても発芽するのではないかと、菜類はポットに、葱はトロ箱とプランターに播いて入れたのが1月30日。

駄目でもともと、そのときは改めて適期に播きなおせばいいと、割り切って断行した。

しかし、うまい具合に菜類と葱類は1-2週間もしたらそれぞれちゃんと芽を出し、その後も着実に成長し続けている。

ただ、パセリだけは一向に発芽する兆しみられず、なかば諦めていたいたところ、1月も経ってからなんと小さな芽をだしているではないか!

これで温室内なら1月くらい早くても発芽するという自信を得た。

そうなら3月に入ったら種まき作業も忙しくなり、温室内はいろいろの春夏野菜の苗で随分賑やかになるであろう。



サニーレタス   ちりめんちしゃ   パセリ    サラダ菜



ようやく芽を出したパセリ                  細葱
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霞たなびく日

2010年02月24日 | ウオーク
2月24日(土)

今日は「七十二候」の「霞始靆」(かすみたなびく)。その「暦」とおりに青空が広がっているというのに、山々がぼんやり霞にけぶってみえる。

すっかり暖かくなり「ウオーク」に最適の季節。

いつも近々にみえる「矢筈山」(通称「げんこつ山」)さえぼんやりとかすみ、春の訪れを思わせる。









昨日新たに発見した小道「トッコン坂」だが、この日は少々歩き過ぎたため坂上を究める体力なく、坂の途中で東大室台方面に折れる道を通って帰ってしまったのはいかにも心残りだった。

今日は連れはなかったが、一人で「トッコン坂」を上りきったら大室山の山麓「オークランド別荘地」と「室の腰バス停」の間に出た。

「池の里」から「大室山さくらの里」までのハイクコースである。

歩数は8000歩、これで納得した。

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久し振りの「ウオーク」 ②

2010年02月22日 | ウオーク
2月21日(続き)

散歩道に沿って流れる「対馬川(タジマガワ)」の源流に珍しく鴨が2羽仲良く泳いでいた。



また、国道から県道に向かう新道が延長工事中であることも知った。この道ができると「池」の散歩道は少し近くなる。



いつもは「山神社」の駐車場に車をとめて一周するのだが、今日は久し振りの「ウオーク」なので家から徒歩で出発。これだと歩数はちょうど1万歩、時間にして1時間半だと聞いた。

 
帰り途中の道沿いに、これまで車では見過ごしていた旧道の碑を発見した。「トツコン坂」という。


この坂を上って帰ったので歩数が伸び歩数計は13000歩を記録した。

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久し振りの「ウオーク」 ①

2010年02月21日 | ウオーク
2月21日(日) 

ようやく暖かくなり、戸外に春を求める気持ちになった。Mr.ARを誘って「池地区」へ。

大室山を見ながら立ち枯れた黄色い田圃の周囲をぐるりと取り囲む道は、坂や勾配の多いここらあたりでは数少ない、いや唯一の平坦な散歩道である。


本来は2月の第二日曜日に行われるはずの「大室山の山焼き行事」は、先日の雪が残っているので延期されている。
青い空に黄色で覆われた山容が浮かび出るのもなかなかいける。




晴れた日曜日だったから、何人かの散歩人やマラソン人に道で出合った。私達と同じように陽気に誘われ春を探す気分で出掛けて来たのであろう。

散歩道から、新しいデジカメの「パノラマ」機能を使って、その広がりを写してみた。戦前の里山を思わせる自然豊かなこのような広がりは、現在ではほとんど見掛けられなくなっているのではなかろうか。


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庭の梅

2010年02月20日 | 園芸
2月20日(土)

本当に久しぶりの青空である。水ぬるむ頃、24節気の「雨水」を過ぎた。

ようやく暖かさが戻り、カーポート上にある庭の梅樹にも花開いた。これからは晴の日が続くという。


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パソコンに続いてデジカメの故障  (「三金会雑記」原稿)

2010年02月19日 | 三金会雑記
2月19日(金)

故障していたパソコンの修理が終わり戻ってきたと思ったら、今度はデジカメ(ソニーのCyberShot CDS- T1)の故障ときた。今の私にとってカメラが使えないのはとても困る。

ここ数年書き続けてきたブログは画像を中心に置いたブログ、いわゆる「フオトログPhotolog」に近いものだから、写真が使えないとなるブログを書く気が薄れてしまう。

撮影してたら突然、デジタルカメラの液晶画面が暗くなったのである。

撮影した画像をパソコンに転送してみるとちゃんと写っているのだが、液晶画面の輝度が落ちてしまっては撮影対象をうまく捉えることができない。

何回も電源を入れ直しみたり、あちらこちらをいじってみたが、この症状からは回復しなかった。

このカメラ、実は数年前にも液晶画面に何本も縦筋が入るという故障を生じ、このときはソニーに電話相談して修理をしてもらっている。

ちょうどブログを書き始めた頃で、デジカメの使用頻度が増しそのお陰でデジカメの複雑な操作にも習熟してきていた頃だったから、使い慣れたカメラを代えたくなく、修理代が1万円以上だといわれても納得して修理に出したのである。

「サイバーショット」というこのカメラは、デジカメが現在のようにまだ一般化していなかった2001年という早い時期に購入したもので、値段の記憶は定かでないが3万か4万円くらいしたように思う。

新製品の宣伝文句につられて買ってはみたものの、その多様な機能を使いこなす機会はなく、それまでの写真機と同じように人物や景色をときたま写すだけで、いわゆる「バカチョンカメラ(馬鹿でもチョンでも写せるカメラ)」とさほど変わらぬ使い方しかしていなかった。

撮影した後で不要な画像を遠慮なく削除できるというのが便利だというぐらいで、プリントするには自分のパソコンとプリンターを使うという面倒くささもあり、長いことデジカメの機能を十分使いこなせなかった。

しかし、数年前からブログに画像を入れるようになり、ズーム・連写・画像サイズ・ホワイトバランス・マクロ・OEV・動画などといった操作方法にも慣れておおいに重宝していた。

そうした時、今回の故障に直面したわけで、最初から修理のことは考えず、その後継となる最新機種を買おうと即座に決めた。

早速、インターネットを使ってソニーのオフィシャルサイトでデジカメ製品を調べてみた。

サイトでは「CyberShot DSC- Tシリーズ」として、この機種のバージョンアップされたらしいものがずらりと並んでいた。

「DSC-T1」の後「DSC-T2」にはじまり、「T3・T30・T300・T5・T50・T7・T70・T77・T700・T9・T90・T900」というのがラインアップされており、現在の新製品は昨年9月から発売された「DSC-TX1」だとある。

これだけ「DSC-Tシリーズ」でバージョンアップが続けられていることはこの機種の人気が高い証左と理解した。

そこで、この「DSC-TX1」を徹底的に調べてみることにした。

最近ではインターネットで公式サイトを訪れると簡単なカタログだけでなく、購入したときに添付される「取扱説明書」「ハンドブック」そのものをPDFでみることができるのである。

「T1」が発売されてからの9年の間におけるデジカメの技術的発展の物凄さには正直驚ろかされた。総画素数は1060万画素、光学ズームは3倍から5倍に、画像サイズは5Mから10Mに、記憶媒体メモリースティックデュオはなんと「T1」では僅か128MBを使っていたのに「TX1」ではGB単位(16GBまで)まで使えるなど、飛躍的な性能の向上がみられる。

それに、「T1」でもっとも苦手としていた「夜間撮影」が実に簡単にできるようになっており、また「パノラマ」という新しい機能があることも魅力的であった。

これを買うことにし、インターネットショップの「楽天市場」で出品されている各店の価格を調べてみて、ここでも驚いた。

同じ機種が最高価格で4万6,800円、最も低い店では2万3,486円(一番多い価格帯は3万2-3千円)となっている。

高価格の場合、ポイントが沢山ついていたり、サービス的付属品がついたりしているようだが、それにしてもこの価格格差は大きすぎる。最近、物の値段差は大きいというが、この極端さはどうだろう。

いうまでもなく、もっとも安い2万円台のものに決めた。

なお、「TX1」の更なる改良型と思われる「TX7」というのが「近日発売」となっており、ショップでは「購入予約」を受付ている。価格は5万円、これはおそらくメーカーの小売希望価格なのであろう。

この値段も発売されたら急激に下がることは間違いない。慌てて最新機種に飛びついていた自分の馬鹿さ加減を改めて知らされた。


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「楽天市場」でのインターネット購入なら、3日もあれば現品が到着する。

製品が手元に届くまで、何気なく「DSC-T1」を触っていたら、突然、液晶画面が再び明るくなったではないか。どうやら故障ではなかったらしい。

まあ、それもいいか。

「DSC-T1」の一時的な不具合に見舞われなければ、デジカメの機能がここまで進んでいることについぞ気付かず、古いカメラをいつまでも使い続けていたかもしれないのだから。

なんでもいいほうに考えることにした。「プラス思考」!


(2月に入ってからの画像は、すべて新製品「CyberShot DSC-TX1」で撮影したもの。)

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朝起きたら一面の雪

2010年02月18日 | 日記
2月18日(木)

同じ寒いのなら雪が降った方がいい。

枕草紙に「冬はつとめて(早朝)。 雪の降りたるはいふべきにもあらず」と朝の雪景色を称えているが、まさしくそのとおり。

今冬は雪は降らず仕舞に終わるかと思ったが、春間近になって見事な雪景色を演出してくれた。




階下のテラスから



障子の隙間から見る雪景色もなかなか趣きがある。






書斎の窓から
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寒い日が続く

2010年02月17日 | 日記
2月17日(水)

こんなに寒い日が続いたことなど、これまであっただろうか?

雪は降らないが、霙まじりの雨が昨日は一日中降り続いた。

実に寒い。毎日がこの冬一番の寒さだといいあっている。



窓外に見る天城の山はすっかり雪化粧。春の到来がひたすら待ち望まれる。


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パソコンの故障

2010年02月16日 | パソコン
2月16日(月)

人間と同じことで、機械物も古くなると故障が出る。いや、人間が機械と同じように‥‥‥というべきかもしれない? 人間でいうなら八〇年も使い続けてきた身体だからどこか故障しないことの方がおかしい。

ところで、人間のことはさて措き、ここでは機械の故障について述べる。

昨年の暮頃からパソコン(NEC Valuestar VT9008D)の調子がおかしくなり、これまであまり経験したことのないいろいろな不具合が生じるようになった。

当初はソフトに問題があるのかと思い、デフラグ・デスクスキャン・システムの復元・ヴィールスソフトの削除と再インストール・スタートアップの整理・静電気の放電措置などなど、思い付くあらゆる手立てを講じてみたが、うまく動くようになったかと思ったらまたぞろおかしな動きをするようになる。

こうしたパソコンの不具合を解消のための最後の手段としてパソコンの「初期化・再インストール」がある。
これは慣れない者にとっては一日がかりの大仕事でできれば避けたい方法だが、これも思い切って断行してみた。

だが、一向に改善の兆しがない。
パソコンの「初期化・再インストール」も一度やってしまえば、二度目はさほどの抵抗感はなくできる。結局、二回、三回と繰り返してみたものの結果は同じこと。

不具合といってもパソコンの機嫌が悪く、時々フリーズして作業を怠ってしまうといった程度でパソコン操作に決定的なダメージを与えるほどのものではなかったから、騙し騙しなんとか使ってきた。しかし、いつまでも問題を抱えるのは嫌だし、私の能力ではなかなか埒があきそうにない。

これはひょっとしたらハードの問題かもしれないと思うようになり、NECの故障相談窓口に電話をしてみた。

これまでの経過を克明に説明して判断を仰いだら、どうやらハードの故障、パソコンの基本であるマザーボードがいかれている可能性もあるという。

ハードの故障までは考えなかったので暮れから正月にかけて、パソコンに引っかきまわされ、その対応に相当の時間を費やしてしていたことになる。

ちょうど厳冬の季節で、晴であっても戸外活動には余り適した時期ではなかったので、長いこと経験することのなかったパソコンとの格闘による集中的なデスクワークは、大変ではあったが、それはそれなりに無駄ではなく意味あることだとプラス思考することにした。

うまくいかないことからくるストレスも高齢者の平穏無事な生活の中でみれば、この程度のものならむしろ頭を適当に刺激して活性化させるそれなりの効果もあろうし、その間の右往左往でパソコンに関する豊富な知識を否応なく獲得することができたことも有益だった。

ところで、ハードの故障と分かったからには次に直面しなければならない問題は、このパソコンを修理に出すか、それともこれを廃棄して新しいパソコンに買い換えるかの決断に迫られることである。

NECの窓口がいうところによれば、この症状からみてマザーボードの故障なら修理代は5万4千円前後になるという。
しかも、ついでながら‥‥‥と言うところによると、このパソコンは製造から随分時期が経っており、その故障修理期間(関連部品の保存期間)は本年3月で切れるという。

ならばと、すっかり使い慣れ切っているこのパソコンの後継に当たる機種を聞いてみると、新機種としてVW970VG VW770VG というのが本月発売されたばかりという。

(私のパソコンは地上波のTVしか見られないが、これら新機種ではデジタル放送にも対応しており、性能はCPUpuは3.06CGHZ、メモリ4GBと格段によくなっているようだ。)

オープン価格なので値段はいえないが、市場では25万円くらいだともいう。(後でインターネットで調べたら25万はメーカーの小売希望価格で、インターネットで購入すれば19万か18万くらいで買えることが判明。)

今のパソコンを購入した時点を調べてみたら2004年4月の購入で6年も前のことであり、価格はなんと36万5千円もしている。

この機種は画面の横幅がとても広くてCPUは当時としては破格の2.80CGHZ、メモリ2GBでとても動きが早いこと、それに地上波だけだがテレビの視聴・録画もできるので大いに気に入っており、その扱いにすっかり馴染んでおりとても捨てるに忍びない愛着がある。

新機種の方は発売されたばかりだというのも、これまでの経験からはあまり感心できない。割高だし、性能に対する評価がまだ定まる段階にはなく、使い勝手が必ずしもよくない可能性だってないわけではない。

さらに、OSは当然のことながら最新のウインドウズ7だろうが、せっかく慣れているウインドウズXPを捨て、新たな操作の勉強をするのも今は少々気が重い。

いずれウインドウズ7を勉強しなければならないとしても今でなくていいだろう。
もう少し時間が経過して7についていろいろな操作方法を解説するマニュアル本が出揃うまで先延ばししてからの方がいい。

修理代として6万円はちょっと高いが、2、3年も使えれば元はとれようし、そのときは私も82か83歳というそろそろ頭が硬直しかねないぎりぎりの年代となる。

その時点で、なおも元気ならさらに機能が充実した新機種を「最後のパソコン」として買い求めることを検討した方がよかろう。

本年3月から故障対応が困難になるというが、この機種を買ってから6年も使って特に問題はなかった経過を考えればしばらくは大丈夫だろうし、新機種を購入しても、廃棄ではなく家内に払い下げるという手もある。(現在、家内が使っているパソコンは私のよりずーっと新しい機種だが、その性能ははるかに劣る。)

かくて、新規購入をやめて、故障修理を決断するに至った。

最近は本当に便利な世の中になったものだ。大きなパソコンを包装して発送するという面倒くさい作業は一切不要であること知った。玄関先にそのまま出しておけば業者がすべて丁寧に梱包して持っていってくれるのである。

だが、、パソコンを修理に出して戻ってくるまでの一週間、パソコンのない生活にはほとほと参った。パソコンがこれほどまで我が生活の中に深く入り込んでいたことを痛感させられた1週間であった。

修理されて戻ってきたパソコンはまことに具合がよろしい。

これまで長い間に知らず知らずに積み重ねられてきた不要なもの、よどんだ澱といってもいいようなソフトがたくさんあり、これらを一切合財清算したことで、全く新しい操作環境を構築することができた。

「禍転じて福となる」ほどではないにしても、まあ、記録にとどめておくべき出来事であった。
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「二十四節気」と「七十二候」

2010年02月14日 | 園芸
2月14日(日)

園芸作業に対する関心が強まると、これまで何の興味もなかった「二十四節気」、これをさらに三分割した「七十二候」にも気を付けるようになった。

一年の初めとなる「立春」(春の気立つ)2月4日から『初春』が始まるが、2月19日は「雨水」(氷雪溶けて水ぬるむ)、次の3月6日「啓蟄」(土虫穴を出る)をもって『初春』が終わり、「春分」(天の中を日が行き昼夜等分のとき)からが次の『仲春』となる。

[二十四節気]
「立春」「雨水」「啓蟄」「春分」「清明」「穀雨」「立夏」「小満」「芒種」「夏至」「小暑」「大暑」「立秋」「処暑」「白露」「秋分」「寒露」「霜降」「立冬」「小雪」「大雪」「冬至」「小寒」「大寒」

この「二十四節気」(15日か16日間)をさらに三分割(初候・次候・末候)するのが「七十二候」(5日か6間)である。

これらはいずれも「農事」にかかわる自然現象をあらわしており、園芸作業の実施時期を見定めるのに都合がいい。

「立春」の初候は「東風解凍」(春風氷雪を溶かす)、次候は「黄鶯ケンカン」(鶯里に鳴く)、末候「魚上氷」(魚氷を出ずる)。

「雨水」の初候は「土脈潤起」(土が潤いおこる)、次候が「霞始靆」(かすみたなびく)、末候が「草木萌動」(草木が萌え出る)で、「立春・雨水・啓蟄」で『初春』が終わり、「春分・清明・穀雨」が次の『仲春』をなす。

さて、「雨水」から始まる初候の「土脈潤起」は2月19日。
これからが、いよいよ本格的な農作業を始めてもいい頃合となるのだが、それまでなんとも待ちきれない。

今日から「七十二候」ではその前の「魚上氷」となる。

「ジャガイモ」の植え時としてなんとかなるだろうと、5m30cmの畝に半裁したジャガイモの種芋18ヶを植え込んだ。

秋に播いた「キヌサヤ豌豆」は冬を越し、健気にも花を咲かせ始めている。

一方、温室内ではポットに播いた菜類は芽を出している。

トロ箱に播いた葱の種からは細い「もやし」の赤ちゃんみたいな芽が出始めている。

温室内では順調に進んでいる。





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春はまだ遠い?

2010年02月12日 | 日記
2月12日(金)

朝から冷たい雨が降り注ぐ。

春の陽気が一転して一昨日から冷気厳しく、冬に逆戻り。

あの輝く太陽と抜けるような青空はどこえ行ったのか?

氷雨降るなか、窓外に見る家々もなにか憂色に包まれているかのよう‥‥‥











庭は芝生だけが黄色い。
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御蔵島が見える日

2010年02月07日 | 日記
2月7日

我が家の二階の窓からは「八丈島」を除きいわゆる「伊豆七島」をすべて見渡すことができる。

遠い「八丈島」を見ることはできないが、相模灘に浮かぶ大きな島でありながら「伊豆七島」から外されている「式根島」を加えるなら、「伊豆七島」(伊豆大島・三宅島・御蔵島・新島・式根島・神津島)を一望するといってもいいだろう。

(「式根島」は「新島」と陸続きだったが、地震で切り離され島となったので、以来「新島」の属島扱いにされたという。)

一望できるとはいうものの、この七島のうち「御蔵島」をみることができるのは年に何回もあるわけではない。また、見えるといてもそのほんの一部分、しかも微かに微かにしか見ることはできない。


その「御蔵島」の姿を、今日はとうとう写真に捕らえることができた。

この写真、一見すればなんの変哲もないものだが、私個人にとっては長年の念願を果たした貴重な写真なのである。




真ん中に見える鮮やかな島影が「利島」、右端に少し見えてるのが「新島」、左側にあるのが「三宅島」だが、この「三宅島」がはっきり見える日もあまり多くはない。今日は島の上にかすかに白い噴煙らしきものも見て取れる。

この「三宅島」と「利島」が重なる部分はいつも島裾が落ち込んでみえるのだが、今日は落ち込み部分を埋めるようにもう一つの島が重なってみえる。

写真ではおぼろげだが望遠鏡でみるとこれがはっきりする。「三宅島」と「利島」が重なっているその向こうに「御蔵島」が盛り上がって見えるのである。

***********************************************


こんなに海と島とが鮮明に見える日は滅多にない。

今から21年前、温泉あり冬暖かく夏は涼しい「伊豆高原」に住みたいというだけで、定年退職後にこの地を選んだ。

敷地を選定した日は曇天だったから海は見えなかったが、東側に「伊豆大島」が見えるとは聞いていた。決して「海一望」の土地を望んだわけではなかったのだが、よほどついていたのであろう。

ちょうど今頃の季節だったか、新築工事の真っ最中、ごった返す骨組みだけの二階に上がり新しい木組みの香りの中で、これと全く同じような相模の海の景色を最初に見た日の感動を思い起こした。


      伊豆大島                                      三宅島 御蔵島 利島  新島   式根島     神津島   

(こんな景色を写そうと努力するからか、カメラの腕もだんだん上がってきている‥‥‥。)

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日本一早い桜

2010年02月06日 | ウオーク
2月6日(土)

午後から「伊豆海洋公園」の早咲きのさくらを家内とみにゆく。

さくらの早い開花で知名度を上げた「河津さくら」に対抗し、「伊豆海洋公園」が「日本一早い城ヶ崎桜まつり」と銘打って宣伝をはじめた。

しかし、まだあまり知られることがなく、人出は少ない。(入園料¥500、伊東市民はその半額)

確かにここの桜は1月下旬から2月上旬というきわめて早い時期に開花する。

崖が背後をぐるりと抱え込んでいるので北西の冷たい風を防ぎながら海からくる暖かい南風を吹き込ませ、燦燦と降り注ぐ太陽の恵みをたっぷりうけることができる位置関係から「さくら」の目覚めもはやいのであろう。










さくら祭り




「河津さくら」はピンクの色が濃いのが欠点だが、ここの桜のピンクは薄いのがいい。




この日、海の色はひときわ濃く、咲き乱れる菜の花の向こうに「伊豆大島」がくっきりと浮かぶ。



とんがり帽子の「キダチアロエ」の花も興を添えている。



(久しぶりの「歩き」となったが、歩数は僅か2500歩でしかなかった。外はまだ冷たい。)
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雛節句の吊るし雛の完成

2010年02月05日 | 手作り
2月5日(金)

姪の娘に上げる「吊るし雛」がようやく完成した。この長さならどこにでも飾れる。

毎月2回ある「吊るし雛教室」で指導してくれる先生の素晴らしいセンスのお陰で、出来上がった作品は誰に差し上げても評価され喜ばれので励みになっているようだ。

(被写体が縦長だと写真の写し方も難しいが、吊るし雛のお陰でだんだんうまくなってきているようで、これも励みになる。)

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朝夕の冷え込みきつい「農園日」

2010年02月04日 | 園芸
2月5日

今日は「農園日」

朝夕の冷え込みは相変わらずきついが、昨日と打って変わった真っ青な空に輝く太陽が園芸作業に立ち向かう積極的な気持ちを沸き立たせてくれる。

だが、この時期、本格的に立ち働くべき作業はあまりない。せいぜい生えかかった雑草を早めに抜き取るとか、種を播いた箱を温室に収めるとか‥‥‥。




 
畑の通路にはうっすら白く霜が覆い、日陰の畑地には霜柱がたっている。

庭の一隅に置かれていたビア樽を輪切りにした水桶でカラスが水浴びをすることを覚え、睡蓮の鉢を倒すは、黒い羽根を落していくはで、入れておいたメダカもいつか死に絶えた。

器用なお二人が園芸作業の合間に割竹を編んだお洒落な覆いを作業の合間に作ってくれた。

竹という素材は便利に利用できるだけでなく、自然の美しさがある。

 





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