伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

西伊豆から見る富士山

2011年01月31日 | ウオーク

1月30日(日)

快晴の日が続く。

こんな天気ならば西伊豆からの富士山はさぞ素晴らしかろうと修善寺を横切り富士山の展望で名高い「達磨山レストハウス」で富士山を眺めた後、達磨山に登り、尾根伝いに伽藍山まで行こうと計画しMr.TBと出掛ける。

果たしてレストハウスでは、いままで見たこともないような富士の景観に接することができた。

しかし、達磨山登山は誤算だった。麓に停めた車が示す外気温度は1℃。

それにかなり激しい横殴りの風。

尾根を歩いて伽藍山まで行くなど思いもよらぬ寒さの中頂上に達してからほうほうのていで下山する。

しかし、わざわざ西伊豆まできたのにこれで帰るのはいかにも残念。

達磨山山頂から見下ろした戸田に降り「御浜崎」を一巡することにした。

岬に立つて見る富士山は予想以上の素晴らしさ。

紺碧の海に白い波頭が立ちその向こうに圧倒的な大きさでそそり立つ富士山の鮮烈な美しさに圧倒されるばかり。

(今年の富士の頂きを飾る雪は例年になくすくないのが、かえって富士の姿を妖艶にさせているよう)


たまたま満潮、しかも大潮の時期だったのか、戸田港は砂浜一杯に潮が満ちエメラルドグリーン色に輝いていたのも驚き。


 

いつしか昼食の時間がとっくに過ぎていた。

せっかくここまで来たからには西伊豆海岸を北上して長岡で食事にしようと富士を見ながら車を走らせる。

途中、「歩こう会」で一度来たことのある松江古墳と明神池のある井田地区で一休み。

スキューバダイビングのメッカとしても知られる「大瀬崎」に立ち寄る。

 ここは岬の先端にある「大瀬の神池」と呼ばれる淡水池と岬一帯に繁る樹齢1000年以上の「びゃくしん」の巨木が有名。

これほどまでに見事な富士を見続けたことはこれまでにない。

厳冬の時期、天気予報が風強く3mを超える波と報じており、海には漁船が一艘も見当たらなかった。

はるばる西伊豆まで来た甲斐はあった今回のトレッキングとドライブ。

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コナラ樹の枝おろし前後

2011年01月27日 | 園芸

1月27日(木)

庭先を大きく覆っていたコナラの大樹の枝を思いっきり切り落としたことにより、文字通りの「海一望」の素晴らしい展望が開けた。しかし、その一方で失ったものがないわけではない。春から芽吹くみずみずしい新緑の眺めを当分楽しむことができないこと。

とはいえ、コナラの再生力は強い。いずれは枝の切り口から沢山の小枝が伸びてこれまでとは一味違った小振りで美しい緑の樹冠を作り上げるはず。


before


after




 「海一望」なる
         

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爪木崎と玉泉寺・ハリスの小径

2011年01月26日 | ウオーク

1月25日(火)

厳冬のさなか、いつもは緑と花にあふれる伊豆半島も草木は枯れ果て花が咲くのをみることは少ない。

そんな時期に唯一鑑賞に堪える自然の花といえば伊豆半島南端にある下田、爪木崎半島の水仙であろうか。1月中がその見頃である。

下田までは少々遠いが、陽光みなぎり、海はあくまでも青く輝く絶好の行楽日和なので、この機会を逃すまいと一日かけてのウオーキングを計画。Mr.ARと朝早くから出掛ける。

期待していたとおり、水仙とアロエが咲き誇っている。


水仙の間を縫って爪木崎灯台まで歩き一巡する。

ここから見る利島の姿は我が家から見る姿と同じだが、神津島はかなり違って見える。

また、下田まで来なければ見ることができない神子元島。そこの灯台は我が国最古の洋式石造灯台で重要文化財。世界の灯台100選に選ばれているという。

北に眼を転じれば、遠くに天城の山々。


爪木崎の水仙を見た後、いつも通り過ぎていた幕末米国領事館となったという玉泉寺に初めて行く。

これまで、下田といえばもっぱら港から南側だけが念頭にあったが、爪木崎に右折する道に沿った湾の北側(柿崎地区)には玉泉寺のほかにも見るべきものがあることを知った。

なかでも初代領事タウンゼント・ハリスが散歩した道が整備され「ハリスの小径」となっており、そこからの風景もなかなか捨てがたい。


この日、十分に「ウオーキング」を楽しんだ。のぼりが苦手な私だが、アップダウンの少ない平地だったからか、総歩数14479歩にもなった。


岩のりを採取する人



たまたま、黒船を模した観光船が眼前を過ぎた。


さらには、停泊するヨット、それにヘリコプターまで。

 

 

 

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散歩(「桜の里」)

2011年01月25日 | ウオーク

1月23日(日)/

陰り陽が多く、寒い。

こんな日でも散歩を続けようと、「さくらの里」まで車で出かけ30分ほど芝生を踏んで桜の樹の下を歩く。

 

「さくらの里」は真夏を除いては、いつもなんらかの種類の桜が咲いているのだが、厳冬のこの時期は開花した桜を見つけるのが容易ではない。

あきらめていたら、咲いているとはいえない程だが、「十月桜」と「三波川冬桜」がわずかに花びらを付けていた。これも桜の開花であることには間違いない。

まことにわびしい桜花だが……。

 

 

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「胃癌物語」をネットで読む

2011年01月24日 | 健康雑感

「胃癌物語」 筆者は鈴木亮さん 元高校の歴史教師とある。

 1997年12月に人間ドックで胃癌が発見され手術を拒んで2000年1月亡くなるまでの手記である。内容は甚だ深刻なものだが暗さがなく、どこかユーモアさえ湛えた達意の筆で綴られている。

 http://home.att.ne.jp/wave/natsu/ryo/igan.html

10年以上も前に書かれたものだがら日進月歩と思える現在の医療事情からみて参考にならないのではと思いきや、現在の私の癌に対する知見に関する限り、実は当時と現在とでは全く事情は変わっていない、進歩など一向にしていないようである。

昨年、NHKが立花隆の思索ドキュメント?として3回にわたって放送したシリーズがあり、話題となった。我が国第一級の知性というべきジャーナリスト立花隆が自らの膀胱癌患者の立場から癌に関する内外の最新情報を徹底的に調べあげたTV番組である。

そして、その結論はといえば、近い将来「人類は癌を克服することができない」「抗がん剤は無意味」というものであった。(医療にかかわる人の多くはこの結論には反対だろうが……)

高齢者が健康問題を考える場合、「癌」を避けて通ることはできない。

そんな思いのところに、たまたまインターネットで「胃癌物語」と題する長い文章にぶち当たったのである。

視力の衰えた高齢者にとってインターネットで長い文章を読むのは辛い。しかし、この手記にはひきつけられて一気に読んだ。これほど長くパソコンと対面しながら読んだ記事はかつてなかった。半日はかかったろうか。

この手記を読むことによって、私は多くのことを学んだ。自分なりにコメントしたいことはいくつかあるが、いろいろな文献を調べ上げた挙句に胃切除の手術を避ける判断に至ったまとめの文章を以下に転記する。 鈴木さんは不運にも3年より早くなくなったが、私はこの意見に全面的に同意している。

≪ さて,このようにながながと書き来たって,最低,現段階でいえることは何か,と考えてみる。
患者として,いまわのきわに,これから胃癌になる人に言い残すことがあるかと問われれば,なんと答えるか。
早期胃癌と宣告されても,そして,医師に胃切除の手術をすすめられても,決してすぐにその処置をきめてはいけない,ということぐらいだろうか。
「早期胃癌を3年放置してもほとんど変化しない」ということは,癌研究者の常識以前の知識なのだから,なにも処置を急ぐことはない。
100%とはいかないが,3年間保証付きなのだ。
消えてしまうことだってないわけじゃない。発見されたからといって,きのう・きょう癌になったのではないし,いまさらあわてるにはおよばない。年齢に関係なくである。
すぐに決める必要はないのである。高齢者はなおさらだ。
ゆっくり,日時をかけて,月日をかけて,あるいは年月をかけて,どうしようかなぁと考えればよい。
病院を探すもよし,本を読むもよし,人にきくもよしである。
なにしろ一度切り取ってしまえば,もうもどってこないのだから。
そのうちに,医学だって発達するだろう。おそいにこしたことはない。
やがて,現段階で自分のなっとくできる方法がみつかるにちがいない。

ながながと書いたにしては,そしていのちをかけたわりには,たいした結論がだせなかった。
いまガン治療をめぐって,医師たちの展開している「言い争い」(論争?)に学んだ結果でもある。
死んでからしまったと思わぬようにしたいものである。
(1998.7.10記)≫

 

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稲取周辺の散歩

2011年01月23日 | ウオーク

1月22日(土)

毎日毎日天気が続く。空気は冷たく乾燥しきっているのであろうが、陽だまりにいる限り快適な冬の好日である。

Mr.ARと稲取まで足を延ばし一帯をあてもなく散歩する。「花の咲く丘」「浅間山」「稲取ふれあいの森」など。伊豆高原界隈の散歩道もいいが、車で30分も走れば特別に構えなくとも違ったいい景色に出会える。

 

浅間山頂上から

 

 

 

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「歩こう会」1月行事 三島大社etc

2011年01月22日 | 「大室高原歩こう会」

1月21日(金)

「大室高原歩こう会」の1月行事は、恒例により神社詣でと新年宴会。家内は膝を痛めており不参加。

先ずは、三嶋大社へ初詣。

三島駅前の「楽壽園」から流れ出て三島市内中央部を南北に流れる富士山の湧水を源流とする「源兵衛川を歩く。

「市のせせらぎ事業」で疏水の中を歩く飛石や桟橋が設けられ、遊歩道として整備されたのは最近のことらしい。

 

 

 

 

 

 

清流の中に自生している「三島梅花藻」が緑あざやか。人を恐れぬ鶺鴒が飛ぶのもよそではあまりみることができない風景。

佐野美術館に隣接する「松韻」で食事後、「楽壽園」を一周して帰る。

すべて平地での歩きだったので、歩数は少ないと思っていたが総歩数12500歩を超えていたのには驚いた。

 

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独りウオーキング

2011年01月20日 | ウオーク

1月19日(火)

ウオーキングは連れ立ってするのが楽しいが、家内が膝を痛め当分歩けないので、しばらくは健康保持を目的とする散歩は独りでもやることになる。

車で片道数分、里山風景が残る「池地区」の畦道を今日は一人で歩く。50分、歩数5000歩。

所要時間1時間きっかり。天気である限り、短い時間であっても散歩に心掛けよう。

田園地帯をそぞろ歩くと、いろいろな発見がある。

 

小川には小鮒の群れ、整然と並んだ切り株。

「磯ヒヨドリ」を数羽見かける。伊東市の「市鳥」とされている「磯ヒヨドリ」だが海辺から離れてこんな山間の地にも来ている。

 

 

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大櫛陽一「コレステロールと中性脂肪…」

2011年01月18日 | 健康雑感

大櫛陽一・東海大学医学部教授(専攻 医療統計学・糖尿病・脳卒中)「コレステロールと中性脂肪で、薬は飲むな」を読む。

同書より重要部分を抜粋

 「中性脂肪と病気との関係はほとんどない」「中性脂肪は高くても死亡率に影響しない」

「男性では中性脂肪150mg/dl以上では死亡率が低く一定、日本動脈硬化学会の<150㎎/dl以上は脂質異常症>は大きな疑問」「欧米の治療ガイドラインは250-1000mg未満は全く治療の必要性なし、生活習慣の改善も不要、1000㎎/dl以上でも特例を除き薬剤は不要」
 
「コレステロール値が高くても統計的有意な死亡率の上昇はなく、低いと優位に死亡率が上昇する」
「総コレステロール値が高い方(200mg /dl以上)が長生き」「低コレステロール(160㎎/dl以下)は死亡率が上がる」
「正常な人は、加齢に伴って総コレステロール値が上昇する。これは病的な変化ではなく、免疫力を高めるために細胞膜を強くするという必要な変化である」

 
「LDL(Low Density Lipoprotein)は総コレステロールの約6割、(欧米の基準値はLDL値は190mg/dl・総コレステロール値で280㎎/dlに相当)男性では100-160㎎/dlが最適値」
 
「コレステロールは高い方が脳卒中になりにくい」「コレステロールが高くても、血管に炎症がなければ心筋梗塞や脳卒中にない」「高脂血症の方が脳卒中にならない」「高脂血症の方が脳卒中の程度は軽い」

 
「無駄かつ危険な医療で最も規模の大きな医療は高血圧医療である。栄養状態がよくなり、昔のように血管がやぶれなくなって、高血圧の危険性は少なくなっている。しかし、高血圧の診断基準は次々と下げられ、最大血圧で180mmHg以上から130mmHg以上となった。基準を下げれば患者が増え、降圧剤が売れる。無駄な高血圧治療は年間1兆5000億と推計される」
 
 
ここ数年の私の中性脂肪の検査値の推移( とても高いと診断され、検査のたびその数値の上下に一喜一憂していた自分が馬鹿らしくなった。コレステロールについてもほぼ同様。いずれも医者からしつこく勧められていた下げる薬を拒んでいたのは正解だった。)
 

※ 私が承知している限り、薬剤の効果は、もっぱら試験的投薬の実績を統計的に処理して有効・無効、副作用の程度によって判定されるようだ。そうであるなら、大学医学部「医療統計学」を専攻する学者の意見が無視されてはなるまいに。

※ この本は、実名まで挙げて医薬界における「産官学」による救いがたいような癒着構造(製薬企業から学者への多額の寄付金・研究費、厚生省から製薬企業への大量天下り、厚生省・学者が策定する低い健康基準値によってもたらされる膨大な医療予算と個人負担)を指摘している。 Conflicts of interest (利益相反)が野放しの現状で医者の言うことをそのまま信ずることが難しくなった。これからは、自分で関連情報を集め自分なりに納得した上で自分の医療措置を考えねばなるまい。

自分の身体は自分の力で守るほかないとは!

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コナラ伐採の大事業

2011年01月17日 | 園芸

1月17日(月)

庭の前に大きく立ちはだかっていたコナラの大樹が園芸作業のお仲間の手により主幹2本を残してきれいさっぱり大枝がすべて切り落とされた。急にi家からの展望が開け、にわかにあたりが明るくなった。

土地所有者の了解を得て始めた作業だが、そばで見ているだけでも恐ろしいような危険と隣り合わせの大作業である。超高齢者に手がだせるような仕事ではない。

足の位置を確かめながら、どの枝をどのような順序で枝のどこをどのように切っていくかを仔細に点検・確認しながら手際よく作業を進めていく様は見事というほかない。

世に「玄人はだし」という言葉があるが、特別の機械を使用するわけではないからこれは「玄人」の域を超える技といえよう。

作業に参加できないから、せめて記録係としてその様子をデジカメで撮影することにした。

 


 


枝落し無事完了(切り落とした太い幹は椎茸栽培の原木に)

 

M4H04165

 

M4H04174

 

 

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小室山頂の絶景

2011年01月16日 | ウオーク

1月16日(日)

歩く機会があれば、できるだけ歩く。これを今年のモットーにしたい。

素晴らしい天気の今日はMr.TBと小室山の頂上に登り、麓を一周する。歩数7000歩余。

これほどの景色は滅多に見ることはできないであろう。

冬日の澄んだ空気のお蔭で遠く房総半島まで見通せる。


伊豆大島と利島


房総半島


大室山・万三郎岳・万二郎岳・遠笠山


富士山


大室山・万三郎岳・万二郎岳・遠笠山

 

 

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高齢者の血圧管理目標

2011年01月15日 | 健康雑感

1月15日午後、何気なく血圧を測定したら上が200、下が100を超えているのに愕然とした。

私の血圧は、下はおおむね80台でいつも安定しているが、上は必ずしも安定的でなく140-160、時には180くらいになることもあったが、200をこえるようなことはこれまでなかったことである。

この数値を見た途端、急に頭がぼーっとし、頭痛みさえ感じるようになった。これはもっぱら心理的影響によるものであったろう。

血圧については、当地に来てから10数年も医者の言われるままに降圧剤を飲んできていたが、数年前に浜六郎「高血圧は薬で下げるな」を読んで、おおいに頓悟するところがあり降圧剤服用はきっぱりやめ、血圧管理はもっぱら運動と体重減で対処することにして、なんとか150-160くらいには収まっていたので、最近はあまり気にしていなかったのである。

しかし、上が200を超えたとなるとにわかに心配になってきた。そこで、改めて私の血圧管理のバイブルというべき浜docの本を引っ張り出して再読することになった。

そして改めて理解したことは、現状はさほど深刻な事態ではなく(時には200を超えることがあってもさほど心配することはない)、まあ言ってみれば、このところ少し緩んでいた血圧コントロールの意識を反省し、運動・食事への配慮を中心とした健康管理に一層気を引き締めねばならないということだった。

浜doc「高血圧は薬で下げるな」は極めて説得力のある本である。医学界では異端の説のようだが、現在のWHO・国際高血圧学会の2004年ガイドライン「140/90以上は高血圧、血圧を130/85未満を目標に下げよ」「高齢者も同様」というのがいかに欺瞞(降圧剤を使用させる)に満ちたものであるかを基礎となった原データを徹底的に調べ上げて論証(糾弾)している。浜docの見解に対する個人的攻撃はあっても、これを正面jから反論するものはないようだ。製薬会社となれあった医学界は無視はできても反論することはできないように私には思える。

ところで、私のとってなにより重要なことは「高齢者の血圧管理目標」である。

WHOガイドラインでは1993年の軽症高血圧者の治療指針は70歳以上は上180未満、下100未満であったのが、2000年には70-79歳は上150、下90、80歳以上が上160、下90と引き下げられ、さらに2004年は75歳以上も若年者と同様に上140、下90へ引き下げられたこと。つまり高齢者もすべて若年者と同一の血圧目標値になったことである。

これに関して浜docは「血圧の目安は、新基準ではまったく低く設定しすぎて話にならない…旧基準の160/90でもまだ低すぎる可能性が十分ある…75歳以上の高齢者なら、降圧剤の副作用を考えると180/100では降圧剤は必要ない…180/110を少し超えている程度でも慌てて降圧剤を使う必要はない」というのにある。

ついでながら、血圧測定について「血圧は自分で測る」とし、「日本の高血圧治療ガイドラインでも『少なくとも15分以上安静座位の状態』で測定することを推奨している」とあるが、降圧剤処方でこんな測り方をしている病院など皆無である事実も重要な指摘であると私は考える。病院での測定による降圧剤処方は全く当てにならない。

1993年基準を知っていた私は、かねてから高齢者、それも後期高齢者の血圧と若い人の血圧が同じ基準とすることには疑問を持っていた。

そんなこともあり、今回はインターネットで調べてみたらこんな記事が見つかった。

東洋大学医学部(医療統計学)大櫛陽一教授の次の文章である。

「全国約70万人の検診結果から求められた(結果)、男性の最高血圧の上限値は20~39歳まで145mmHgと一定であるが、その後60歳まで直線的に上昇して、165mmHgでほぼ一定となる。 女性は20~34歳まで130mmHgであるが、その後65歳まで直線的に上昇して、165mmHgでほぼ一定となる。男女とも中高年での最高血圧は、160mmHgまでは正常範囲ということである。
 血圧が年齢に伴って上昇するのは生体にとって必要な変化である。加齢に伴い血管の弾力性が少なくなることは避けられないため、血圧を上昇させていくから」
 
※ 結論は現状から降圧剤を飲む必要はまったくない。血圧コントロールのためには運動・食事・体重に気をつけること。
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伊東市街の海岸を歩く

2011年01月14日 | ウオーク

1月14日(金)

久し振りに伊東市街に買物に出掛ける。

気温は低いが爽やかな晴日、家内がスーパーにいる間に「渚橋」付近の海岸沿いを歩く。30分ほど。

これで本日の運動量はこなした。


国道中央分離帯に植えられたキタチアロエの花が眼をひく。

 

 

 

 


タイ国に居住する旧友Mr.KCからマンゴーが送られてきた。まことに見事なマンゴーである。

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城ケ崎海岸自然研究路を歩く

2011年01月12日 | ウオーク

1月12日(火)

「風もないし、素晴らしい青空だから散歩しませんか」とめずらしくMr.ARの方から誘われ、午後から城ケ崎海岸自然研究路の一部と門脇崎灯台・吊り橋を歩いたが、なんだか物足りなく感じたので、さらに宇根展望台まで足を延ばす。

海は青く、波静か。伊豆大島がくっきりと見える。

それでも総歩数は6908歩、7000歩に満たない。すこし拍子抜けしたウオークであった。

 

 

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初歩き

2011年01月10日 | ウオーク

1月10日(月)-

「夜来の雨」とはいうが、「夜来の雪」という言葉があるかのかどうか。起床して外をみたらいつの間にか雪が降り積もっていた。 初雪である。

昨年暮れから正月三が日、そして昨日までは連日、素晴らしいに恵まれたが、さすがに今日は陰りがみえ晴天とはいえ雲が多い。

Mr.ARと「初歩き」を約束していたので、雪道覚悟で「シャボテン公園」内を歩くことにした。

1月10日は「イトーの日」で伊東市民は「シャボテン公園」入場料はタダ。連休なので人出は多い。

雪景色の中、公園内を歩くのは初めてである。いつもとは違った風景が展開されていた。 


白鳥、フラミンゴも心なしか鮮やかな姿態をみせており、蜜柑を浮かべた温泉につかるカピバラの姿も興味深い。


園内を一巡し駐車場に出て見下ろす景色も雪に彩られ、いつもとは一味も二味も違った風情をみせていた。

総歩数9808歩(初歩きとしては適当な歩数!)

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