伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

もみじの「一碧湖」

2012年11月25日 | ウオーク

11月24日 (土)  /

伊豆半島の四季はいずれも魅力的だが、秋の「紅葉」だけは他所にくらべてさほどのものではない。

雨が降ってからにわかに寒くなってきた。冬が訪れる直前の晩秋である。

窓から見下ろす落葉樹もそろそろ色づき始めている。緑から黄へ色彩は変化し、そして落葉の季節へと入る。

ここらあたりで「もみじ」がみれるところといえば「一碧湖」の湖畔である。

連休に来た息子を連れて一碧湖の紅葉を見にいく。

瓢箪型にくくれた「大池」と「沼地」を8字廻りで一周する。ここの主体も「紅葉」ではなく「黄葉」もしくは「褐色葉」である。葉が散る前の最後の彩り。

約1時間、最近は実によく歩く。

 

 

 

ただ「大池」の西側湖畔の一か所だけに見事な紅葉をみることができる。時期としては少し早いか?

 

一碧湖にもジオサイトの標示板が設置されていた。湖の中にある島々が「十二連島」(つれじま)という名であることを初めて知った。

「静かなる 十二連島 見るままに 所を移す 鴨の連島」 与謝野晶子

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箱根ウオーク

2012年11月23日 | 「大室高原歩こう会」

11月22日 (木) /

今回の「大室高原歩こう会」は、「箱根園」から駒ケ岳ケーブルで「駒ケ岳頂上」に上り、「防ケ沢分岐」「早雲山分岐」「神山分岐」を経て「大涌谷」まで歩く予定であった。

しかし、下界は晴れているものの駒ケ岳頂上付近は雨雲と霧に覆われ、強い風が吹いているとのこと、ケーブルも運行が可能かどうか危ぶまれるという。

ケーブルが運行しても頂上からの視界が開けないだけでなく、このコースは岩場のかなり危険な下り道もあるとかで、急遽予定を変更、バスで「大涌谷」まで直行し、大涌谷を見た後、姥子を経て湖尻までの「自然探勝路」を下って、そこで昼食となった。

その後は湖尻から箱根園まで芦ノ湖湖畔に設けられた遊歩道を1時間ほど歩くことになった。

コースの変更にもかかわらず、距離は結構長く、この日の総歩数は16289歩に達したのには少々驚いた。

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大涌谷ではこの日の気温や湿度の関係なのだろうか、いつもより湯煙を盛んに吹き上げていた。

自然探勝路の途中には、硫黄の匂いのする荒地や「弘法の硯石」などの見所があるほかは、もみじの落葉で埋まった道をひたすら下る。

 

紅葉には少し時期が遅すぎた。しかし、それでも残る紅葉は美しい。

山中と違って湖畔の紅葉はまだ残る。その下での弁当。

芦ノ湖湖畔を歩む。その出発点には奇妙な形をした大木が……。

帰路の「十国峠」でようやく富士の全貌を捉える。

全コースを歩き通したとはいえ、これ以上は歩けそうにない。人様には迷惑はかけられない。どうやらここらあたりが「退け時」である。

「大室高原歩こう会」にはずいぶんお世話になった。十二分に楽しませてもらった。

今年をもって退会することに決した。

これからの「歩き」は自分勝手の気ままなものにしよう。

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昼食ウオーク

2012年11月20日 | ウオーク

11月20日 (火) 

昼食のため桜並木通りを下って「ふみ」まで歩く。行きは下り坂だからすごく快調に歩けたが、帰路の上り坂道は相当にきつい。途中で数回休憩する。

やはり、歳は争えない。確実に体力が衰えてきている。歩きながら思う。「大室高原歩こう会」は今年限りで退会せざるをえないと。

伊豆高原の桜並木のことで知らないことはほとんどないと思っていたが、東西に走る桜並木の道が「桜のトンネル通り」と名付けられているのをはじめて知った。

確かにこの道は知名度の高い「桜並木通り」より桜の茂りがよく「桜のトンネル」とは言いえて妙。

途中で見かけた花or実、なんというのだろう?

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歩くこと4日目

2012年11月18日 | ウオーク

11月16日 (金) 

連日天気に恵まれてきたが、なかでも今日は真っ青に澄んだ上空、目眩むほどの強烈な陽射し、澄み切った空気、それにまったくの無風状態。

否応なく自然が人を戸外に誘う。

秋の好日、ウオーキングにこれほど適した日はない。

スーパーで弁当を買って家内と「松川湖」に行く。

松川湖畔を8字型に廻ることにして、ダムの反対側をぐるり30分ほど歩いて、松川を横切れるよう設置されている飛び石を渡って緑の広がる広場に戻り弁当を食べる予定のところ、過日の豪雨で飛び石が影も形もなく押し流されており戻ることができない。

やむ得ず、松川湖を全一周せざるを得なくなり、1時間40分もの長距離をひたすら歩くことになってしまった。

さすがに疲れたが、途中休むことなく歩き続けて緑の芝生で遅くなった弁当にようやくありついた。

夫婦ともこれだけ歩ければ、駒ケ岳から大涌谷までのウオーキングにもなんとか耐えられる自信みたいなものがついた。

明日は久しぶりの雨だという。「歩き」三昧の生活は今日で終わる。

この日の歩数、11000歩。

 

 

 

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今日も歩く

2012年11月16日 | ウオーク

11月15日 (木) 

晴れている限り、できるだけ歩くことにする。

「歩くこと」が生活の中心になってしまっていることには、人間のあり方としていささか忸怩たる想いもしないわけではないが、こんなに恵まれた天気が続き、秋の風情があたり一面を包み込んでいるときに、歩かずんばなんとしよう。

「歩く」ことがもたらす喜び、そして、それが「超高齢者の健康」につながるものであるなら、すべてよしとしよう。

一昨日と同じように「砂場」で蕎麦を食べ、神祇大社に至るコースには変わりはないが、往復ともできるだけ同じ道は歩かないよう迂回しながら、目につく路傍の花や景色を撮影しながら帰る。

その結果、距離が少し伸び、本日の歩行時間は1時間50分、歩数10000歩。「歩き」に自信がよみがえりつつある。

 

 

 

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書斎での園芸的作業

2012年11月15日 | ウオーク

11月15日 (木) 

歳をとってくると、体力の衰退にあわせて何事もできるだけ手軽にものごとを済ませたいと思うようになってきている。

園芸作業などは元来「野外の力作業」だから、そのためには作業服に着替え長靴を履いて、さあこれからやるぞという気構えではじめることになるのだが、気温が暑かったり寒かったりすると、つい億劫に思えて所定の作業を日延べしてしまうことも再々ある。

「園芸作業」を手軽にというわけにはなかなかいかないのだが、今年になってからわざわざ畑に行かず、私の本来の居場所である書斎で「園芸作業」をこなすという便法、いやものによってはより効率的にできる仕事をやるようになった。

椅子に座ってあたかも事務的仕事のように野菜の様子をこまめに観察しながら世話を焼くといった作業が最近はえらく気に入っている。

その最初のとっかかりは、ビニールケースを使って「種の芽だし作業」であった。

7月14日のブログ

7月22日のブログ

これがとてもうまくいったことから味をしめて、なにかと書斎でやる園芸作業の範囲が広がってきている。

現在やっているのは、「レモングラス」の冬越しである。これから冬にかけて南に面した書斎には日差しが深く差し込むから暖房はさほど必要ない暖かい部屋だし、植物の状態は身近でいつでも子細に観察できる。近くの洗面所から水やりも簡単だし、液体肥料や緩効肥料などに気を付ければ、冬の間であっても少しぐらいはレモングラスの葉っぱの収穫ができそうである。

それに、今は「椎茸」の乾燥作業。戸外と違って風に吹き飛ばされる心配もなく乾燥も早い。

 

 

書斎に置かれたのテーブルには、かつて書類や書籍などが積み重なっていたが、今やすっかり「園芸作業台」へと化している。

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今日も足慣らし(大室山近辺)

2012年11月14日 | ウオーク

11月14日 (水) 

「天高く……」とはこういう日をいうのか。風は強いが見事に晴れ上がった初秋の日。

今日も足慣らしとして大室山近辺を足にまかせて歩む。

「さくらの里」入口にも「池ジオサイト」と同じように「伊豆半島ジオパーク・大室山ジオサイト」の掲示板が新たに設置されていた。「大室山は伊豆東海岸における最大のスコリア丘で国指定の天然記念物」とある。どこから見ても、何時みてもこの山は見応えがある。

車で5分とかからないところだが、この時期に「さくらの里」に来たことはないのではなかったろうか。春の桜の時期とはまた一味違った初秋の景色もなかなかのもの。

桜は「十月桜」だけが、わずかに咲いていた。

風になびくパンパス。これももう終わりだ。

 

岩室山(シャボテン公園)の途中までのぼり、伊豆高原一帯を眼下に見る。

振り向けば富士。午後だから頂上が雲に隠れている。

西日に大室山のススキがきらめく。

手前に矢筈山、そして中景には遠笠山、遠景としてわずかに頭をのぞかせた万三郎岳。

歩行時間は1時間、歩数は6000歩。

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「歩こう会」への足慣らし

2012年11月13日 | ウオーク

11月13日 (火)  -

今月22日の「大室高原歩こう会」は箱根の駒ケ岳から大涌谷までのコースだという。かなりの距離がありそうである。

これまで歩く距離や時間などをほとんど気にすることはなかったが、昨年来の股関節症はほぼ完治しているとはいえ、年々加齢に伴う脚力の衰えを自覚するようになっており、このコースを最後まで歩き通せるかどうか少々不安な気持ちになってきている。

「大室高原歩こう会」会員では私より年配の方々が毎年退会していく現状にあり、私もいつしか最年長の部類に属すようになって家内ともどもそろそろ退会することも視野に入れて考えねばならない時期にきているようである。

そんなことから、今日はその足慣らしとして家内を連れてまずはなるべく平坦な道を歩いてみることにし、国道に面したそば処「砂場」での昼食をかねて神祇大社まで行って大室高原の南地域をぐるり半周することにした。

途中林を抜ける小道から見る雑木林の秋色はまだ早いが、うっすらと秋の気配は漂ってきているようだ。

蕎麦屋「砂場」では、ちょうど「収穫祭」と銘打った特別のランチ・セットが準備されており、これはすこぶるリーゾナブルで、しかも味もなかなかよろしい。

神祇大社に参拝客はほとんどいず、その静寂な佇まいは初秋の日にはとても似合う。

帰る頃になって、にわかに陽が陰り、強い風が吹き始めた。天城の山々も次第に暗く沈んできた。

歩数は7000歩、かなり脚に疲労を感じたが、これならまあ、なんとか箱根を歩けるかもしれない。

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花開く皇帝ダリア

2012年11月12日 | 園芸

11月12日 (月)  

今年の皇帝ダリアは丈はさほど伸びなかったが花蕾がとても多い。日を重ねて次々と皇帝ダリアの花が咲いている。

強風が来ない限り、しばらくはこの大輪の花々を楽しむことができそうである。

 

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シイタケを干す

2012年11月09日 | 園芸

11月9日 (金) 

シイタケがどんどんでき始めた。

一雨降るとシイタケがたくさん芽生え、一日でも畑に行くことを怠るとシイタケは大きくなりすぎる。

生では食べきれないので、乾燥シイタケを作ることにした。

しばらく晴れ日が続きそうなので、いいものができそうである。

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今年も咲いた皇帝ダリア

2012年11月08日 | 園芸

11月8日 (木) 

今年は台風の被害がさほどでなかったため背の高い「皇帝ダリア」も順調に育ち、秋の陽を浴びて華やかな大輪の花を咲かせ始めた。

そして門脇の日陰では「ツワブキの花」が鮮やかな黄を見せている。

「年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず 」

ふと劉廷芝の「白頭を悲しむ翁に代わる」漢詩を思い出させる。

 

 

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「IKOI農園」のリニューアル

2012年11月05日 | 園芸

11月4日 (日) 

サツマイモと里芋を全部掘り上げ、その跡地を耕耘して施肥。

また、すでに掘り上げていたところには畝を作って玉ねぎの苗を植える。昨年にくらべ苗数を大幅に増やしたのでプロの農家の畑のようにすっきりした。来春の収穫も農家並みになることを期待したい。

また、こまめに除草に心がけたこともあり、ほかの畝もずいぶん恰好がついてきた。

いってみれば「IKOI農園」のリニューアル、この日を「農園美化運動」の始まりに位置付けたい。

乱雑とまではいかないが、かなり大雑把に畝をつくり適当に種を撒き、苗を植付けて育ててきた野菜だが、これからは収穫だけではなく、できるだけ整理・整頓して見栄えのいい「農園」作りに励むことを目標にする。

 

 

 

 

 

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「ジオサイト・池」の散歩

2012年11月01日 | ウオーク

11月1日 (木)  

爽やかな晩秋の午後、お気に入りの蕎麦屋「花柚」で家内と「新そば」を味わってから「ジオサイト・池」を散歩する。

矢筈山・孔ノ山を見ながら人影を見ない舗装道を歩く。
 

田圃の中央を突っ切る畦道を歩く。

田に水を引く小川、冷たそう。
 

台ノ山は大室山の左、鉄塔が立つ中央の平たい山か。
 

田舎道端に見る秋の野草など
 

その道端に群生しているミントを発見。帰宅して調べてみたら「キャンディ・ミント」、ミントでも刺激のないやさしい香りがする。色合いもなかなかいい。

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