11月24日 (土) /
伊豆半島の四季はいずれも魅力的だが、秋の「紅葉」だけは他所にくらべてさほどのものではない。
雨が降ってからにわかに寒くなってきた。冬が訪れる直前の晩秋である。
窓から見下ろす落葉樹もそろそろ色づき始めている。緑から黄へ色彩は変化し、そして落葉の季節へと入る。
ここらあたりで「もみじ」がみれるところといえば「一碧湖」の湖畔である。
連休に来た息子を連れて一碧湖の紅葉を見にいく。
瓢箪型にくくれた「大池」と「沼地」を8字廻りで一周する。ここの主体も「紅葉」ではなく「黄葉」もしくは「褐色葉」である。葉が散る前の最後の彩り。
約1時間、最近は実によく歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/43/0f31ee03cd4307b1177b6775d1fe3efd.jpg)
ただ「大池」の西側湖畔の一か所だけに見事な紅葉をみることができる。時期としては少し早いか?
一碧湖にもジオサイトの標示板が設置されていた。湖の中にある島々が「十二連島」(つれじま)という名であることを初めて知った。
「静かなる 十二連島 見るままに 所を移す 鴨の連島」 与謝野晶子