伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

10月28日の月

2015年10月31日 | 日記

10月28日

かなりハードだった三筋山・細野高原ウオークの後は、さすがに女性連は夕食の支度はやりたくないというので急遽中華店「紅牡丹」で済ますことにした。

その帰り道、車窓の正面に見たのは「スーパームーン」というのか、これまで見たことがないようなどでかい満月。暗い海面を照らしまるで絵のような光景に出くわし思わず嘆声が出る。

帰宅してからその姿をカメラに捉えようとしたものの、すでにいくばくかの時間が経過したため、月は上に昇って暗い中空にあり、車窓から見た見事な月の片鱗をとどめるだけになってしまっていた。

それでも巨大な正円の満月など滅多に見ることができないとカメラを向ける。

こんなに暗くては手振れは避けがたく、うまくは撮影できないと思ったが、ふっと思い付いたのは連写すればその中には手振れしない画像があるかもしれない。試みてみる。

写した画像を点検してみると、沢山ある画像の中からまあなんとか見るに堪えるものが見つかった。

誰からも教えて貰らったわけでもない私だけの「暗夜撮影の新工夫!?」 ちょっといい気分になった。

 

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三筋山・細野高原ウオーク

2015年10月29日 | ウオーク

10月28日     (水)     

D-ikoiの季節イベントとして、秋のウオークは「三筋山・細野高原のススキ」となっている。

久し振りの全一日がかりのウオーキングなのだが、残念ながら用務のため二人欠けて参加メンバーはMr. & Mrs.IT、Mr.IW、KDに我々夫婦の6人となった。

前日の天気予報は「曇ときどき雨」というつれない報道だったので、途中で雨に降られないことだけを祈っての計画実施だったが、夜中にかなりの降雨があったらしく、天気循環が予想より早まったようで、朝起きてみれば結構いい天気、時間を経過するとともに空はどんどん晴れ上がっていき、入山受付所に着いた頃にはほとんど雲が見当たらないほどに晴れ上がって、最高のウオーキング日和となった。

入山料は¥600、昨年より少し高くなったようだが、その壮大な展望や三筋山中腹まで無料のシャトルタクシーを考えれば文句はない。

昨年は、出発地点「イベント広場」からは工事中の風車3基がみえていたが、その後も工事が進められていたようで、河津町との境となる尾根には沢山の風車が林立しており、心地よい秋風に吹かれて翼をまわしていた。 

出発地点に配備されていたシャトルタクシーに乗車して、一気に三筋山中腹にある「三筋下駐車場」まで駆け上がる。

車窓は貧弱なススキが展望を妨げるので見るべきものはなかったが、車を降り立てばそこに素晴らしい眺望が待ち構えていた。

眼下に広がる細野高原の先には海に突き出た稲取の町、その向こうには海を隔てて伊豆七島の島々が、右手には河津、白浜海岸、爪木崎へ続く伊豆半島東海岸が、そして左手には天城山系の全貌が望める。

そこから三筋山頂上までは歩いて15~20分、昨年より私の体力が落ちていることを感じながら、Mr.ITのサポートを受けてなんとか頂上まで登りきる。

三筋山の頂上にも風車が立っており、その列は天城方面まで伸びている。一体風車は何基建設されたのか、かなりの数である。

 

頂上で天城山を背に記念撮影。

シャトルタクシーで来た人の大半は、頂上まで登って絶景を楽しんだ後、「三筋下駐車場」まで戻り、再び車で出発点の「イベント広場」まで帰っていく。

この素晴らしい景観にそれなりに満足して帰ることになるのだろうが、帰ってから「あれツ ! ススキの原ってのはどこにあったかしら」と思うのではないだろうか。

入山受付所で貰ったパンフには

「三筋山まで広がる広大なススキの原……面積は125ヘクタールと、箱根仙石原にあるススキの原の7倍もある」

とある。だが、シャトルタクシーを利用する限り広大なススキの原を見たり歩いたりする機会は全くないのである。

それはシャトルタクシーが「イベント広場」と「三筋下駐車場」を往復直行するだけで、途中に乗下車を許さず、しかるべきところにストップが全く設けていないからである。

これではパンフが宣伝しているようなススキの原を見ることもできなければ歩くこともできない。「羊頭狗肉」とまでは言わないが、このシャトルタクシーの仕組みは三筋山・細野高原の魅力を半減させている。(来年はせめて途中での乗下車できるように配慮すべき)

ところで、ここを数年前から訪れ道筋を熟知している我々は違う。帰りのタクシーを利用せず往路とは反対側を走る道(これこそ本来の三筋山登山道)を徒歩で下る。

(このコースを歩いたのは、我々以外にはほんの数組だけだった。ということは訪れた観光客のほぼ全員がススキの原を見ることなく帰ったことになる。)

そこはススキの原を貫く長い道。だだ今年のススキは雨が少なかったからか例年より育ちが悪くて迫力に欠けるとはいえ、やはり「細野高原のススキ」はよそでは見られない素晴らしい眺めである。

ススキは下から陽光を透かして仰ぎ見るもの。そこに最大の魅力がある。光にきらめく白銀の穂は得も言われぬ美しさである。

 

三筋山からの雄大かつ壮麗な眺望、白銀のススキを仰ぎ見ながら歩む魅惑のコースは満足だったが、今回実感した私の体力の減退はショックだった。

サポートを受けながら遅れ気味でもなんとか全1万歩を歩いたが、「登りは心臓パクパク、息ハーハー。降りは脚ガクガク、腰フラフラ」 では情けない。

これ以上は落ち込まないようこれからも努力しよう。

 

 

 

 

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秋の黄昏ゆく空

2015年10月21日 | 日記

10月19日     (月)     

ようやく秋らしい日が続くようになった。外を歩いて秋の自然を楽しみたいのだが、これまでの惰性でか、なんとなく出そびれたままになっている。

書斎の窓から見る夕暮の空が美しい。南西の中空にやや太り気味の三日月がかかっていた。(9/15は曇り空、中秋の名月を撮影するチャンスに恵まれなかった。)

 

天城の山は薄いピンクに包まれて西空の下に静かに沈み込んでいくように見える。

 

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秋の山野草 2種

2015年10月19日 | 園芸

10月19日     (月)       

最近、近くで見かける秋の山野草 2種。

華麗に咲く園芸種の花とは違って、あまり人に知られず愛でられることも少ない地味な花だが、当地の秋に路傍でひっそりと咲くなかなか趣のある花(実)。

その一つ ムラサキシキブ(紫式部) 正しくはこれは「コムラサキ」?

クマツヅラ科 ムラサキシキブ属  callicarpa  ( callos 美しい carpas 果実 ) 花言葉は「上品」「聡明」 

もう一つは ホトトギス  これは「山路ホトトギス」?

ユリ科 ホトトギス属 Toad lily   花言葉は「秘めたる意思」「永遠にあなたあのもの」

花の紫色の斑紋が鳥のホトトギスの胸の羽毛に似ているから、とか。

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絶景 富士山

2015年10月17日 | 日記

10月13日    (火)      

伊豆高原に住む10数年来の旧知、Mr.TKが今年になって富士山が一望できる函南町「ダイヤランド」に新しく別荘を構えたという。

富士山を鑑賞するにこれ以上はないという素晴らしい天気に恵まれたこの日、誘われてMrs.TKが運転する車で家内と一緒に出掛ける。

途中、中伊豆に最近オープンしたという「ブルワリー」に立ち寄り昼食を済ませて別荘に向かう。

数日前に初冠雪した見事な富士山を車窓からときどき眺めるだけでも感動的だったが、別荘に着いて広い窓いっぱいに展開された富士山をみて驚嘆した。

富士山については、これまでいろいろな角度から、またいろいろな時期に、違った時間帯で眺めてきたが、これほどの景観に接するのは初めてである。

しかも、リビングにゆったり座ったままで午後から日が沈み黄昏行く闇に消えるまで眺めることができるなんて。

右手に伸び行くなだらかな裾野な広がり、左手には愛鷹山を背負った町並み、それが沼津市街へ連なり、湾入する弓なりの浜が遥かな駿河湾沿いの街まで望ませる。

富士の壮観を心ゆくまで堪能した。

 


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秋 伊豆半島が見せる一大観望

2015年10月13日 | ウオーク

10月12日     (月)    

今年になってようやく訪れた本格的な秋日和。爽やかな風、澄んだ空気、真っ青な空。「体育の日」というならこうこなくちゃァ。

Mr.ARと稲取のクロスカントリーのコースを歩こうと二人で出掛ける。目的地の駐車場には車が一杯。この日は三連休の終り日でもあり、ウオーキングのコースを選ぶならこここほど相応しいところはないことをすっかり失念していた。

そこで急遽目的地を変更し、近くにある「花の咲く丘(浅間山)」に登ってから、三基の風車が回るところまで歩こうということになった。

車を駆って浅間山頂上の上ったら、そこには人っ子一人いない。無人の頂き。こんな日に誰もここからの展望を楽しもうとしないのは意外や意外。伊豆は総じて観光宣伝がうまくない。

頂上から眼下に広がるのは三基の風車、そしてその先に稲取、熱川の温泉街、それに続く紺碧の海、彼方に浮かぶは伊豆大島、利島、新島の島影。

西寄りに眼を転ずれば下田方面の湾入と細野高原に連なる緑の丘。

東方には天城連峰が聳えその山裾には我々が住む大室高原、向陽台、望洋台などの別荘地が広がっている。

まさしく溜息が出るような美しい大景観が展開している。

 

 

 

頂上から風車のあるところまで下りようとしたが、道半ば小さな社があるところで中止する。

「行きはよいよい 帰りは恐い」で下りるのはいいが、帰りの上りを考えるとこの年齢ではやめるのが無難というべき。

今から10年前にもなるか、まだ若い頃?家内と風車まで獣道とはいわないまでも狭い山道を往復したことがあったが……。

しかし、現在はしっかりした幅広の石の階段に整備されていて歩きやすい。だが階段の数は半端ではなさそう。

感動的な風景にただただ大満足して帰途に就く。


途中、Mr.ARがたびたび入浴にくるという「熱川ハイツ」に車を停めて、その屋上からの展望を見る。

ここからの眺めも素晴らしい。

こほ日は、脚ではなくもっぱら眼を楽しませるウオークとなった。

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曇空の下 一碧湖を歩く

2015年10月10日 | ウオーク

10月10日     (土)     

天気予報は「晴れ」だったが、残念ながら曇。本当に久しぶりのD-ikoiウオーク。しかし、皆さんそれぞれ用事があって参加はMr. & Mrs.Itと2家族4人だけ。

9:00開店に合わせて安くて美味しい喫茶店「刻」で朝食してから一碧湖に向かう。

Mrs.TKから「刻」を教えてもらってから一月も経たないのに、次々と違った人を案内して、今朝でなんと5度目となる。

 ↓   これがなんと¥400.(トースト2枚、ボイルドエッグ、パイナップル1/8、コーヒー)  


これまで見慣れてきた晴日の一碧湖姿とは違って、湖畔にすこし色付く樹木の重なり、暗く光る湖面のさざ波が醸し出す雰囲気に、二人期せずして戦前高峰三枝子が歌う「湖畔の宿」を連想する。

「山の淋しい湖に ひとりきたのも悲しい心……」「水にたそがれ迫る頃 岸の林を静かに行けば……」     そういう歌があったなア。

なんとなく心がしんと静まり返った気持ちになる。

 

一碧湖の「大池」を一周して帰途につく。

IKOI農園に立ち寄り、大豊作の柿とスダチを収獲して解散。 Mr.IWがカキノヘタムシ消毒を行い、鳥獣害防御のネット掛けした努力が報いられて、今年の柿は見事に実った。しかし、総元締のMr. IWはしばらく留守、お帰りになるまで柿が持つかどうか。 スダチの方は、例年に同じく小さな枝先にもりもりと沢山の実を付けている。

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松川湖を歩く

2015年10月04日 | ウオーク

10月4日    (日)     

今秋は秋晴れの日になかなか出会わない。今日は雲が多く秋晴れの日とは言い難いが、それでも数少ないウオーキングに適した貴重な日だといえる。

近所の別荘にMr.TBが昨日から来ている。Mrs.は用事でこれず一人暮らしだというので、昨夜は我が家で夕食を一緒にし、その時松川湖一周ウオーキングを約束する。

久し振りのウオーキングで途中にある「刻」で美味しいコーヒとトーストで食事をしてから3人は松川湖にに向かう。今日は日曜日なので駐車場には車が多い。ほとんどが県外車。

湖畔のウオーキング・ロードではこれまでほとんど人と出会うことがないのだが、今日は幾組もの散歩人とすれ違う。

今回のウオーキングで気にしていたのは松川湖公園の中を流れる松川を横切ることができる踏み石が整備されているかどうかだった。

対岸に渡ための踏み石はこれまで出水の度に下流に押し流され、通行途絶になっていることがあり、一昨年の大水で流されたままになっていることを知っていたからである。

一周するウオーキング・ロードの途中で川を超えられないとなると、ショートカットが出来ないので松川湖公園全周を歩かねばならず、最近足腰の強みに少し自信を失いかけている私共としてはどう歩くか迷っていたのである。

しかし、いつのまにか修理は成っていた。

今度設置された踏み石はこれまでより倍以上の大きさのあるがっちりした石で整備されており、これならこれから大水が出ても流されることはないように思う。

渉った先の広場の野芝は綺麗に刈り込まれており、久し振りの広々とした緑の絨毯、澄んだ空気の中でのびやかな気分に浸れた。

右手に湖を望みながらウオーキング・ロードを進む。坂道ばかりの伊東近郊では数少ない平坦な道である。路の両端にある樹木が覆う緑の道を歩くのはいつ来ても心地良い。

ススキが穂をつけているが、まだ穂は若い。

湖に流れ込む小川の上を覆う紅葉が色付くのはずうっと先、しかし緑の紅葉もそれなりに味わいがある。

湖畔の柳の枝ぶりもなかなかいい雰囲気を醸している。

数年前に植えこまれたパンパスはすっかり根付いて、湖畔を彩る植物として異彩を放っている。

一周をショートカットしたので歩く距離はさほどではなかったが、ノルディック・スティックに頼りながらゆるゆる歩いたので1時間半ほどかかった。

夫婦とも少し足腰は弱り始めているが、まだウオーキングを楽しめる。


そして、この日の夕刻。「秋の夕焼け 鎌を研げ」という言葉があるが、天気予報は明日は曇だといっている。

 

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国勢調査をインターネットで回答する

2015年10月02日 | 日記

10月2日     (金)      /

平成27年国勢調査員が家にやってきた。TVではインターネットでの回答はもう終わったかのようなことを言っていたように思っていたのだが……。

勿論、回答はインターネットでする旨伝えた。85歳の年寄りがインターネットで回答するといったら首を傾げてすこし不安げだった。

回答は貰った操作ガイドを見るまでもなく、きわめて簡単に終了した。なんだか少し物足りない感じ。もっと調査項目が沢山あると思っていた。

後で「利用案内」を読んでみてちょと疑問に思ったのは、調査について分からないことを問い合わせる先「国勢調査コールセンター」に電話すると通話料金がかかるらしい。これはフリーダイヤルにすべきではないか。

極めて微細な料金とはいえ、国の都合で調査するものである以上、回答者に負担させるのはいかがなものか。

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農事 雑報 2

2015年10月01日 | 園芸

10月1日     (木)     /

どうも天気が安定しない。 昨日は素晴らしい秋の日だったが、今日は怪しい空模様、風も強い。

昨日は気持ちよく農作業ができたのだが……。

IKOI農園のハヤトウリが日々少しずつ大きくなっている。

その姿、「可愛いや ハヤトウリ」といったところ。

 

書斎の育苗工房の「ロメインレタス」の芽も順調、毎日少しずつ大きくなっている。

「ロメインレタス」(ロメインはローマ)、別の名前は「コスレタス」(ギリシャのコス島が発祥とか)は半結球の白菜とレタスの間のようなサラダ菜。

これを作ってみたくて種をホームセンターで探してみたが見付からず、インターネットで検索してようやく手に入れた。送料を入れて500円足らずだったか。

ところが、近所のホームセンターで珍しくポットに入れたロメインレタスの苗を売っていた。少し大きく育った苗が一つか二つポットに植わっていた。価格は180円だったか。

やはり工房で育てる方が楽しみがあるし、割安だ。うまく育てばの話だが……。

 

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