伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

踊り子歩道から太郎杉まで

2008年10月31日 | ウオーク
八丁池までのトレッキングに失敗した穴埋めという訳ではないが、この時期の天城周辺を探索しようと再度、水生地下駐車場から「踊り子歩道」(旧下田街道)に挑戦することにした。Mr.TBの車1台に5人(♂2♀3)乗って河津から天城山中に向かう。

もっとも再挑戦というほどの歩く距離でではなく、水生地下駐車場から滑沢渓谷までの「踊り子歩道」の往復が5.4km、100分、滑沢渓谷から太郎杉までの「太郎杉歩道」の往復が2.8km、50分、合計8.2km、150分程度のトレッキング。

天城では紅葉には早すぎ、モミジ葉はまだ青々としていたので渓谷の流れに沿って樹間を歩くだけとなった。
だが、未見の「滑沢渓谷」と「太郎杉」はそれなりに見る価値はあった。










滑沢渓谷

 
太郎杉 樹齢は400年とあった。

帰路は修善寺の手前の矢熊橋に折れたためつずら折の一車線の矢熊峠を越えることになり、遠回りしてようやく八幡の丁字路に出、冷川を通過することになってしまった。

この「八幡」、「はつま」と読むことを知った。地名は本当に難しい。
歩数計16125歩
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錦秋の通仙峡・「大室高原歩こう会」10月行事

2008年10月29日 | 「大室高原歩こう会」
太陽がようやく伊豆大島の裾から昇り始めた6:30、少し肌寒さを感じる秋の早朝、いつものとおり大室高原理想郷バス停から出発して一路北上、中伊豆バイパス・東名高速・西富士道路・精進湖道路・中央高速を通り須玉インターで下りて長野県境に近い「みずがき湖」(新設の人造湖)に着く。



途中、朝霧高原付近から左の車窓に見た甲斐駒岳、30年前の甲府時代を思い出させる懐かしい光景。


まず「みずがき湖ビジターセンター」で昼食、再びバスで増富ラジウム温泉郷近くまで行って「通仙峡」入口へ。


とんでもない看板に出会う。「紅葉の季節のみ歩行者通行可能」とある。これを踏まえてこの日を設定しバスを手配してくれた「歩こう会」役員のご苦労には頭が下がる。感謝のほかない。
だが、翻ってこのような通行規制は法的に果たして可能であろうか?



「通仙峡」とはむかし仙人が通った道だというが、現在は立派に舗装された広い道、おまけに堂々たるトンネルまで通じている。
こんな道を、車はさておいても、歩行者の通行を規制する行政措置に適法性があるのかどうか。北杜市に聞きたいところである。
(事情通からの情報によると、歩行者通行禁止の理由はこの時期この辺りでは松茸が採れその盗難を防ぐため市に要望して採られた措置だという。地元民の気持ちも分からないわけではないが、それが通行規制に結びつく根拠にはなるまい。それは別の対策を講じるべきであって違法性を阻却する理由にはなるまい。)

だが、それはそれとして、この道で出会う「錦繍」の彩りは流石に見事である。

(パソコンで「きんしゅう」と打つてみたら「錦秋」としか出てこない。これでは「錦秋の秋」とは書けないではないか。やはりむかしの字が私には馴染む)









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晴れ渡った秋空のもと。帰のバスの車窓から富士山の全容が大きく映る。

バスの移動で時間とともに微妙に変化していく富士山頂の形、夕暮れが近付くにつれて山肌の色合いは次第に赤みを増していく。「赤富士」まではいかないが見応え十分。富士を堪能した。



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帰宅したのは午後7:00を過ぎ。10時間に及ぶ長時間のバス旅行となった。歩く距離が短かかったのが欲を言えば少々物足りなかったが、とにかくも素晴らしい秋の行楽の一日であった。

この日の歩数計は9798歩


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農作業進む

2008年10月23日 | 日記
天気はこれから下り坂だという。長い間好天が続いた。10日、いや2週間も続いたろうか。

その間、ウォーク以外の戸外活動はもっぱら農作業に当てた甲斐があって畑は見違えるように綺麗になった。
綺麗になればなったで、益々畑で費やす時間が増えるのは自然の勢い。

爽やかな秋空の下で、あまり焦らずゆったりとした気持ちで土を弄っていると、幸せな気分に浸れる。
寒菜花、水菜、ほうれん草、パセリ、小松菜、サニーレタス、グリーンレタス、葱、大根は種から育ちどんどん大きくなる。
玉葱、ブロッコリー、芽キャベツ、白菜は苗からの移植。
絹サヤ、スナックエンドウ、グリーンピース、ソラマメは種を播いたばかりで、まだ芽は出ていない。

毎朝、生ゴミをコンポストに入れるため畑に降りて、しばらく野菜の育ち具合を視察する。
この楽しみは、明日からの雨ではしばらくお休みか。

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秋の実り(柿)

2008年10月20日 | 日記
今年になってようやく柿を収穫することができた。柿の木に実がなり始めたのは一昨年で食べられたのは一つだけ。昨年は数個成ったが、収穫しようとした寸前に烏に啄ばめられ傷つけられてしまった。

今年はその轍を踏むまいと柿のまわりを囲むようににA4の用紙をホッチキスでとめてみた。過日の大風でそのいくつがが吹き飛ばされたが、再度囲ったのが功を奏して実が熟するまで持ちこたえた。

これまで柿との縁が薄く、最初に畑に植えた柿の木は実がなり始めたとき、台風で吹き倒され青い実を付けたままあえなく枯れてしまった。

今回、ようやく宿願を果たしたことになる。
この柿、「次郎丸」といったように記憶しているが、種がなく甘さも程よいなかなかの柿である。

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天城「八丁池」を目指すも行き着けず、帰路に迷う

2008年10月16日 | ウオーク
予報が変り、急に晴天になったので「伊豆急全線ウォーク」に出掛けようとMr.TBと電話で話してるうちに、この際思い切って天城の八丁池まで行くことになった。
天城なら家内たちも行きたいということになり、八丁池ウォークの情報を調べたりしていたため、出発が遅くなってしまった。

水生地下駐車場に車を止めて旧天城トンネルを目指し、トンネル入口から天城峠を経て登る「上り御幸歩道」を進む。
新緑といってもいいようなみずみずしい樹間の道を進む。爽やかな空気に触れて足取りは軽い。



調査などで出発が手間取ったこともあり昼食は天城峠で。しかし、このとき時計はすでに1時半を示していた。





上り御幸歩道の途中にはブナの大木、ヒメシャラの群落など見るべきものが多い。




なかでも巨大なヒメシャラの樹が群生している様は圧巻である。
「赤褐色の無地羽二重」という幸田文の表現がぴったりくる。

情報では「上り御幸歩道」(昭和天皇が歩いた道だという)2時間と聞いていたが、少々甘く見ていたのが誤り。標識が示す時間は高齢者を対象とするものではなく健脚の登山客対象なのであろう。いけども行けども到達しそうにない。

八丁池まであとわずかの地点で、これ以上手間取ったら帰りは夜になること必定とにわかに恐怖を感じあわてて0.8kmの地点に戻り、次の標識が示していた0.6kmという直近の寒天駐車場を目指す。


ここまで来たのに残念


だが、寒天駐車場についたら、これが大失敗。バスは4:00が最終で、しかも国道までの道はバス専用路となっており、マイカーは入れないし、助けを呼ぼうにも携帯電話は圏外とくる。
途方にくれ、やむなく闇雲にバス道をひたすら下る。これが予測外の明かり一つない長い長い坂道、ついに山間に日は没し樹に覆われた道は漆黒の闇となる。下草を揺り動かすのは猪か鹿か。
携帯電話を懐中電灯代わりにして辛うじて道筋を見定めながら4人とも必死の思いでなんとか二階滝近くの国道に辿りついた。足はこわばり、これ以上は歩けない。
しかし、考えてみればこれ以外に選択肢はなかったようだ。天城の山中で夜を明かすのでなければ。

今回だけは本当に懲りた。「歩き」といってもよほど慎重に計画をたてなければ危険と隣り合わせであることを思い知った。
人に笑われえるだけでは済む話ではない。







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「伊豆急全線ウォーク」第10区を歩く

2008年10月13日 | ウオーク
片瀬白田駅から伊豆稲取駅まで8.5km、2時間10分、コース難易度C。晴天に恵まれMr.TBと歩く。コースに美景度というか快適度といったものを仮に設定するとすれば、このコースはCレベル(最上級)に評価でくるのではないか。(これまで歩いた第5区はB、11区はAに採点)

とにかく、コースから見る展望は満足できるものであった。


10基の風車が設置準備中。まだ稼動に至っていないが、やがては稲取の3基を凌ぐ一大エコ電力の供給基地になるであろう。


片瀬白田駅が白田川親水公園に接し、このあたりは実によく整備されている。一見、行き届いた大都会の中心地の街区を思わせる。

片瀬白田駅              白田川に沿って歩く


白田海岸のあでやかな色合い



道しるべ


高みから見る稲取港



登り降りが怖いような急階段の神社
             
江戸城修築に使用された石  「榧の寺」の榧の大木
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2008年10月12日 | 日記
我が家の庭 点描



山鳩が2羽。夫婦ものか。
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「シャボテン公園」を歩く

2008年10月10日 | ウオーク
「シャボテン公園」が「伊東市民の日」で無料、しかも秋空が美しいのでMr.TBと3人で出掛ける。
大室山の山肌が秋の陽を浴びて美しく輝く。



随分長く来ていなかったが、園内は以前に比べてかなり整備されたようだ。チンパンジーのショウを見て、園内をぶらぶら歩く。






なかなか姿を見かけないハシビロコウ。この日は珍しく羽根を広げてお出迎え。


大室山まで車を使ったためこの日の歩数は8407歩に止まる。
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久し振りの東京

2008年10月09日 | ウオーク
麹町で恒例のOB会に出席すため東京へ。出席者8名(HR・SJ・MK・KH・BB・OG・NK)、いつのまにか最長老になっていた。

折角の「上京」(「東京行き」が少なくなったこの頃は「上京」という言葉が相応しい)なので、夜も気の合う友人(Mr.UT、Mrs. FN)と会食することになり、それまでの時間調整のため、おのぼりさんよろしく東京ミッドタウンのタウンツアーに参加する。
4:00が満員だったので3:00にネットで申し込んでいたところ、なんとこの時間の参加はMrs. FKと二人だけでなにやらデイトといった感じになってしまった。可愛いガイド嬢が特別丁寧に説明しながら案内してくれたのも望外の幸せ。






ツアーを終えてから、かねてMrs. TTから待ち合わせ場所として最適と勧められていた駿河銀行「d-labo」に行く。案内嬢がそこまで案内もしてくれた。

d-laboは聞きしにまさる快適な場所である。。一般の企業がこのような場所を無料で一般に提供するということ自体が驚きである。それに受付嬢?の対応が素晴らしい。しかも飲物のメニューまであり無料でサービスしてくれるとは!
この場所開設のコンセプトも聞いてみたが、分かったような分からないような。

それに、たまたま銀行の顧客がいなかったこともあったと思われるが、銀行本体の相談室まで案内してくれ、東京ミッドタウンタワー7階からの展望を楽しませてもらった。


**** d-labo ****

夕食は曙橋近くの「魚亭かみや」。友人UTの行きつけの店だというが、これもなかなかのもの。今年になってはじめて国産の「土瓶蒸し」にもありつけた。

この日の歩数も17238。東京に出掛ければどんなときでも1万歩は越えるのだが・・・。

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伊豆稲取から今井浜海岸まで(伊豆急全線ウォーク11区)

2008年10月07日 | ウオーク
天気予報は曇だといっていたのに、朝起きてみれば晴、快適な秋の一日になりそうなので、急遽、Mr.TB、YBを誘って伊豆急ウォーク11区に挑戦。伊豆稲取から今井浜海岸まで9.2km(2時間10分・レベルC)に挑戦する。

稲取の街中を歩き国道に出でから谷川沿いの上り道(旧道?)は少々きついが、上りきったあとはただ蜜柑畑が続く農道みたいな下り道を歩くだけ、楽ではあるが見るべきものは全くなく失望。

国道から今井浜に降る辺りからようやく伊豆東海岸らしき展望が開ける。

今井浜といえばビーチの綺麗なホテルしか念頭になかったが、古くからの漁村であることを始めて知った。





よく見れば「鯨」ではなく「鯆」、調べてみたら「イルカ」のこと。
道に這い出た川蟹

今井浜駅から


この日の歩数計はなんと29173歩・23.4kmを示す。
自宅から伊豆高原駅までの往路(途中でMr.YB宅に寄り道して。帰路はさすがにバスで)と夕食に出掛けた「ふみ」までの往復を含むが、それにしてもよくぞ歩いた。
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さくらの里でフリーマーケット

2008年10月06日 | 日記
「さくらの里」で「クラフトの森フェスチバル」(陶器やクラフトなどのフリーマーケット)が開かれていた。かなり大掛かりなもので、はじめての試み?

だが、急に雨が降り出したので、見て回る間もなく早々に帰る。

それでもこの日の歩数計は5283歩を記録する。

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「伊豆急全線ウォーク」に初参加

2008年10月05日 | ウオーク
伊豆急行が企画する「伊豆急全線ウオーク」、伊東駅から下田駅まで全行程16kmに初めて個別的に参加する。

手始めに伊豆高原駅から北川駅まで7.5km(約1時間40分)をMr.TBと歩く。自宅から伊豆高原駅までの往復を含めこの日の歩数計は21239歩・16.6km・2時間55分を記録した。

途中「河津三郎血塚」からごく最近復旧整備された苔むした旧下田街道300mをも迂回したこともありこの驚くべき数字になった。このような長距離歩行はかれこれ十数年間やった記憶はないもので、流石に脚全体にかなりの疲労が残った。



 

その大半は国道が混雑するとき迂回するため何度か車で通ったことのある旧道(昭和8年まで使われた天城峠越えと並ぶ下田街道)だが、あっというまに通り過ぎる車とは違って二本足でゆっくり歩くといろいろな発見がある。旧道から見る展望も然り。






浮山別荘地、伊豆高原別荘地が重なってみえる北川近くの旧道から

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河津七滝を歩く

2008年10月02日 | ウオーク
Mr.TBがかねてから「河津七滝」を歩きたいといっていたので、久し振りの快晴に誘われ出掛ける。

町営の駐車場に車を停めて上りコースで「大滝」に始まり「釜滝」まで七つの滝をすべて見た挙句、七滝下りコースの始点「水垂」まで登ってみる。釜滝からは予想外の急階段の連続で少々へばったが、上の駐車場まで至り、国道414号線、踊り子歩道につながることがこの眼で確認できた。

最近は雨が多かったせいであろう、いずれの滝もかつてない激しい水勢で滝壺に流れ落ちる姿はなかなかの見応えがあった。

加うるに、見事な青空を写してか、ヒスイのような紺碧の色を湛えた滝壺の素晴らしさ、ときに虹さえかかっていた。

大滝・出合滝・かに滝・初景滝・蛇滝・エビ滝・釜滝(ここでは「滝」は「タキ」でなく「ダル」という)








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