伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

連休中の小散歩

2013年04月30日 | ウオーク

4月28日 (日)   

連休の間はできるだけ外出を控えることにしている。いつもに倍する人出で思わぬ交通渋滞に巻き込まれることを避けるためである。

だが、この快適な季節に散歩くらいはしたい。

昨今の「ジオスポット」で名が知られるようになった池地区の田園なら、混雑が予想される国道・県道からかなり奥まったところだから観光客や散歩人もまだ少なかろうと家内と出掛ける。

果たして観光客や散歩人をほとんど見かけることもなく、ゆっくりと小1時間ほど野の花が咲く春うららの畦道を散歩できた。

そのついでに、かねてから目星をつけていた「キャンディ・ミント」の群落からかなりたくさんの葉っぱを摘み取ってきた。

この収穫物を乾燥すれば、相当期間ハーブティを楽しめる。

 

 

山焼きで真っ黒だった大室山もすっかり緑に覆われた。
 

 

矢筈山と台の山

 

田圃を歩く鴨夫婦

 

キャンディ・ミントの大群落

 

畦道に咲く野花
 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑の只中に居る私

2013年04月27日 | 雑文

4月27日 (土)  

春の桜もいいが、この時期の萌える新緑の美しさ格別である。

当地に来て23年、毎年眼一杯に広がるこの新緑の景色を書斎の窓から見てきたが、飽きることはない。

初めの頃は緑の中にわずかに人家が点在するだけだったが、年とともに人家は増え続け今では緑と屋根が半ばするようになったが、心にしみるこの緑の景観はまだ失われていない。

これから後、何度こうした緑の中に居る自分を見ることが許されるだろうか。

いずれにせよ、定年退職後それまで縁もゆかりもなかったこの土地を終の棲家にして今日まで至ったことは正解だった。

古代インドのライフステージに「林住期」というのがあるそうだが、この自然環境こそ「林住期」にふさわしい。もっとも実年齢の私は「林住期」などとうに過ぎているが……。

このような土地に住むことを縁付けてくれたいまは亡き先輩IWにはただただ感謝のほかない。先輩がいなければ今のように美しい自然の中で満ち足りた悔いなき余生を送ることはできなかったことだけは確かだ。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書斎内「育苗工房」繁盛期

2013年04月25日 | 園芸

4月25日 (木)  

春になってからしばしば訪れた季節外れの寒さ、そして激しい雨や風。IKOI農園に植えられた野菜苗はいずれも相当に痛めつけられている。

ホームセンターで購入した胡瓜やナスの苗は、茎は折れ曲がり、葉はうなだれ無残な姿を呈しており、果たしてこれから先、生き延びられるかどうかの瀬戸際にいる。

だが一方、我が書斎の一隅に設けた「育苗工房」では、室内とはいえこの寒さの影響で育ちは今一つ芳しくないが、まあなんとか育っている。

連休も間近になり、もうこれ以上寒気が来ることもあるまい。育った苗はそろそろIKOI農園に移植してもよかろう。

育苗技術もすっかり身に付き、これからは「育苗工房」は忙しくなる。

 

 

レタスの苗 (すこし過密だったか!)

 

ほうれん草の苗 (伸びすぎ!)

 

胡瓜の苗 (路地蒔きなら死んでいた)

 

トマトの苗 (すこし頼りなげ)

 

イタリアン・パセリの発芽 (4月12日に撒いたのが今頃になって)

 

あずま金町かぶ (4月22日 播種したばかりだが早くも一部発芽)

 

「育苗工房」用小道具

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

D-ikoi「小室山ウオーク」を堪能

2013年04月24日 | ウオーク

4月22日 (月)  

D-ikoiの初ウオークが小室山だったが、今日のウオークは同じ小室山でも総勢10名(IKOIのフルメンバー8+gest2)で、小室山麓に展開される満開のつつじを「独り占め」する早朝のウオーキングとなった。

見応えあるつつじの大群落はこの時期、当地最大の観光スポットだが、朝6:00という早さではご近所の散歩人を数人見かけるだけでつつじ鑑賞客はまだ姿をみせていない。視野を妨げる人影もない紅の燃えるようなつつじの広がりを眼下に見おさめるこの景観はなんとも贅沢の限りである。

さわやかな早朝の空気のなか、朝露を踏み、昇ったばかりの太陽の柔らかな光を浴びながら、小室山山頂に上るウオーキングもまたハイな気分を誘ってくれる。

予定通りに8:00に下山。近くのファミレス「ガスト」でみんなで朝食。散会する。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の日のパソコン生活

2013年04月21日 | パソコン

4月21日 

随分長い間、雨が降らず大地は乾燥しきっていた。しかし、昨日から雨が降り続いている。

畑にとってこの雨は「恵みの雨」だが、おそろしく寒い。この冷え込みでは畑の苗はかなりいたぶられるのではないかと心配でもある。

外には出られないから書斎にこもる。書斎もエアコンが必要だ。4月も下旬だというのにこの寒さ!

いつも日常的に行っているパソコン作業のほかに、暇にあかせてパソコンをあれこれ弄っていると、思いもしなかった新しい機能に出会ったりする。

また、これまで使ったことのあるパソコンソフトがいつのまにか見違えるように使いやすく改良されているのに気付く。

先日のグーグルマップの変貌にも驚いたが、今回は「青空文庫」が実用に堪えるものになっていることを知った。

この二日間、ほぼ一日、「青空文庫」で明治・大正・戦前昭和の作家の本を読んでいる。

以前の「青空文庫」では特別のソフトを使わないと横書きのだらだらした文章を読むだけだったが、今は本そのものがPDF化されており、これをディスプレイで読むことができるようになっていた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「小室山ウオーク」の下見

2013年04月20日 | ウオーク

4月18日 (木)  

小室山公園のツツジが満開となる頃を見計らってIKOIメンバーで早朝ウオークを計画することになった。

小室山のツツジ祭は4月29日連休に入ってからだが、我が家のツツジの咲き具合からみても今年の開花はそれよりずーと早く、おそらく来週あたりには満開のなるのではないかと予想される。

そこで、下準備としてツツジの咲き具合を確認しようと二人で出掛けた。

天気も上々、早朝6:30に出発、15分ほどで小室山麓の駐車場に着く。「ツツジ祭」では大混雑する駐車場には車も人もほとんどいない。

この時間帯なら静かに花を鑑賞することができそうだ。

ツツジは6分咲きといったところか。紅と緑のまだら模様だが、十分鑑賞に値する。

これなら来週早々には満開となろう。

IKOIメンバーはそれぞれその日に予定されている仕事の都合もあろうから、予報が晴と報じる日、各自の仕事に差支えないよう6:00から8:00までの2時間とするなら、ツツジ園を一巡するだけでなく小室山頂上まで歩ける。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「竹の子村」での筍狩り

2013年04月17日 | ウオーク

4月17日 (水)  

今年の竹の子はいつもにくらべて異常にはやい。しかも一斉に伸び始めている。確かに今春の自然にはどこかに狂いが生じている。

「森のボランティア」による「竹の子村」の筍狩り行事も予定されていた日を数日早めたという。

それでも筍狩りが間に合わず、竹藪の随所に大きくなりすぎ食用に向かない筍がニョキニョキ生えてしまっている。

きれいに整備された竹林の到る所に黒い筍が太ぶとと伸びてしまってはいかにももったいない話だが、それはそれで「絵」になる風景。一つの偉観である。

 

 

 

偶然、身幹順一列に並んだ筍 (「身幹順」とは旧軍隊用語。こんな言葉を知っている人はほとんどいなくなった。) 

 

 筍にはオスとメスがある。緑の濃いのがオス、淡いのが雌。当然ながら?メスの方が美味しい。

 

 掘り上げた最大級の筍

 

最後に受付場所で一服。(IKOI農園のメンバーが全員揃った)
 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の「池地区」ショートウオーク

2013年04月15日 | ウオーク

4月14日 (日) 

昼食後、池地区の春景色を眺めながらのショート・ウオーク。

最近の豪雨・暴風で池地区の田園がかなり荒らされたと聞いていたが、出水や土砂流の跡がみられるものの、稲作に向けて田圃の耕耘・引水もはじまっており、いつもとさほど変わらぬ山に囲まれた長閑な田園風景を楽しみながら30分ほど一人歩きする。

 

畦道に咲く大ぶりのタンポポが美しい。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月中旬「IKOI農園」から

2013年04月14日 | 園芸

4月13日 (土)  

春たけなわ、ようやく農園での作業が楽しくできるようになった。

やるべきことが沢山ある本格的な園芸作業はまだまだこれから先だ。しかし考えてみれば、焦らず急がずゆとりをもってのんびり土いじりできるこの時期こそが体力の衰えた高齢者の園芸趣味としてその醍醐味を味あわせてくれる時なのだろう。

穏やかな春の日差しを浴び、若葉の香りを運んでくれるさわやかな春の風を肌に受け、寒くも暑くもないこの時期、苦手の蚊や虫もまだ出てこない。

畑にいるだけで時間があっという間に経ってしまう。「至福の時」というのはややオーバーだが……。

そんな4月中旬「IKOI農園」からいくつかのショット。

 

ナスの苗(最近はときどき激しい風が吹くので風よけのため「行燈仕立て」にする)

 

トマトの苗(同じく「行燈仕立て)

 

牛蒡 (一部は実験的に埋め込んだ太い竹筒の中へ種を播く。果たして収穫がうまくいくかどうか期待は大きい)

 

サニーレタスと金町かぶ

 

グリーンピース(今年は花が早く咲いた。今月中に収穫できるか)

 

ルッコラの花(葉っぱだけでなく花も食べられるというハーブ)

 

冬越ししたイタリアンパセリ

 

冬越ししたパセリ

 

スモモの花(植えて10数年経過、初めて花を付けた。さてさてどんな実が成ることか)

 

柿の若葉(毎年立派な実をつけるのだが、虫害・鳥害や風などで落果し食べたことがない。今年はなんとか収穫したい)

 

豊後八重梅の実(剪定の効果か、たくさん実をつけている)

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松川湖の芝桜を見る

2013年04月11日 | ウオーク

4月9日 (火)  /

ホームセンター「ハンディ」に野菜の苗を買いに行く。

寒さが一際厳しかった冬を越した後、どんな気候変動が影響したのであろうか、桜の開花が異常に早かったことが示すように春の訪れが例年と比較してはかなり違う。

今頃の野菜苗はすべて稚なくひ弱なのだが、今年の野菜苗は大きくしっかり育っているようだ。

トマト、ナス、胡瓜、ピーマン、鷹の爪の苗を買う。

ついでに「ハンディ」のすぐ近くにある松川湖ではさぞ見事に芝桜が咲き揃っているだろう見込んで、ダム管理棟の駐車場に車を停め湖畔を往復3000歩ほど歩いて「花の広場」に行く。案の定、芝桜はいまが盛りだ。

華やかな芝桜だけではない。湖を囲む山並みを濃淡さまざまの色合で盛り上がらせた新緑の樹林の眺めも素晴らしい。期せずして頃よい散歩となった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶景「大室山」頂上

2013年04月08日 | ウオーク

4月8日 (月)  

家内が急に大室山に上りたいという。雲ひとつない青空、目一杯に広がる新緑、昨日、一昨日の暴風とは打って変わった心を和ませる春風、こんな日なら大室山頂からの展望は素晴らしいであろう。

滅多にない家内の要望でもあるので、早速これを容れて出かける。

リフトで頂上に上り、1㎞の噴火口をぐるり一周する。別にリフト代をケチったわけではないが二人だけで頂上に上がったのは何年ぶりだろうか。最近は訪客を案内するだけだった。

期待どおりの見事な展望。

南側の相模の海は春の靉気で澄明とはいかないが、北側に聳え立つ富士の姿はくっきりと、さらには雪を頂いた南アルプスまで遠望できた。大満足!

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅すぎたか「さくらの里」

2013年04月06日 | ウオーク

4月5日 (金)  

伊東桜の開花にはじまり、ソメイヨシノが華麗に咲いて、次に大島桜が清楚な白い花をたわわにつけ、そしてそのあと 枝垂れ桜と八重桜がその艶冶さを競う「さくらの里」の桜が、今年はいまひとつ冴えない。

随分早くから、しかも一斉に咲きだしたようで、4月はじめというのに、花見時は終わりを迎えようとしている。

いまは散り始めた大島桜と八重桜がかろうじて「さくらの里」を支えている。もうすこし早めに訪れるべきであった。

結局のところランチ前のちょっとした散歩になってしまった。(そばがうまい「花柚」が臨時休業なので「砂場」で昼食)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする