伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

新緑の中の散歩

2014年04月27日 | ウオーク

4月27日  (日)   

一碧湖畔にあったカシニョール美術館が長引く不況の影響で閉館してから久しい。かなり広い駐車場は長く閉鎖されていた。

このたび、その駐車場が市営の無料駐車場になったと聞き及んだので、これを利用しての散歩を考え付いた。

一碧湖畔遊歩道を左回りに半周し一碧湖神社からイトーピア別荘地につながる狭い山道に入ってイトーピア西側別荘地区に出るコースをGoogleマップで調べ、イトーピアのメイン・ストリートになっている「桜通り」と「欅通り」をつなぐ「ヒメシャラ通り」を通って元の駐車場に帰ることにした。

このコースの前半は緩やかな上り勾配の道が続くが、私が苦手とする「上り」をほとんど意識することなく楽に歩けるのが気に入った。

そしてコースの後半は湖に向けての下り道だから、これまた体力的に楽で、距離的にも、そして時間的にも、午前のちょっとした散歩に最適のコースであることを知った。

特に、この時期は道中到る所に新緑が燃え立っており、これを映す湖面は魅惑的な美さはもとより、若葉もれくる陽射しは肌に優しく、快く申し分のないウオーキングとなった。

何処をみても緑、緑の一色、その中を芳しい新緑の香りに包まれて歩く醍醐味。(with Mr.TB 歩数4500歩。)

 



若葉といってもそれぞれ微妙な色合い。

数年前までは丈の低い若樹だったヒメシャラの並木だったが、いつの間にかすっかり大きくなった。

イトーピアは「欅通り」「桜通り」、そして「ヒメシャラ通り」とおしゃれな並木道が整備されて道行く人を楽しませてくれる。(だだし、現在は欅の大枝がバッサリ枝おろしされており、これまでの姿ではないが……)

ヒメシャラ通り

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小室山&竹林ウオーク

2014年04月24日 | ウオーク

4月23日  (水)   

若葉・青葉の輝く季節だというのに一向に天気が冴えなかったが、定例のD-ikoiウオークの水曜日、ようやくウオーキングに相応しい晴日が甦った。

小室山麓のつつじの満開には少しはやいが、手頃なウオーキングコースとして小室山頂上に登り山麓を一周する。春霞が立ち込める展望だが、それがかえって辺りを和ませ柔らかみのある春景色を浮かび上がらせてくれていた。

芝生が広がる「多目的広場」「恐竜広場」には芝に伍してタンポポが一面に咲いており、期せずして童話の世界を思わせる雰囲気が醸し出されていた。

かなり急峻だった左回りの坂がいつの間にかすっかり緩やかな階段に整備されていることを発見。これなら小室の一周路は右回りでも左回りでも楽に歩けるようになった。


小室山から竹のボランティアが運営する「竹の子村」に向かう。我々夫婦以外のIKOIメンバーは竹のボランティアの有力者だから、勝手知った竹の子村での竹の子掘りはお手の物。竹林の間を我が物顔に歩き回って竹の子を探し大きな竹の子を4本掘り上げて持ち帰る。

これをIKOI農園にあった大鍋で煮る。家内が珍しく火加減に頑張る。

頂上へのリフト(サイドを彩るツツジの列)

山頂から大室山・万二郎岳・万三郎岳を見る

多目的広場のタンポポ

 

新たに整備された上り口

山麓のツツジ園

竹の子村入り口付近で

竹林の中での昼食

IKOI農園で竹の子を茹でる

 

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デジカメで満月を写す

2014年04月16日 | パソコン

4月16日 (水)    

東の空に上がった満月を寝室の窓からデジカメで撮影してみた。

手振れを起こさないように出窓の棚に小型の三脚を置いてからセルフタイマーを作動して写す。


出来上がった画像を見たら、ただ真っ黒の画面の中に白い丸があるだけの変哲ないものだったのでがっかりしたが、後でパソコンのソフト(picasa)で明るさを調整してみたら、結構いい写真に仕上げることができた。夜間撮影の新しい技法を手にした思いである。


 

 

2014年4月16日 7:02pm撮影

 

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新緑に包まれる日々の到来

2014年04月15日 | 園芸

4月15日  (火)   

一年で最も自然が美しい季節の訪れである。戸外に一歩出ても、そして農園の中に立っても、いや書斎の窓からでも、眼に映るのは爽やかな緑一色。

今日午前中は、IKOI農園での独り作業となったが、若葉の香り、絶え間なく囀りつづける小鳥たちの声、柔らかい陽射し、爽やかなそよ風を満喫し、bodyもmindもspiritもおのずと溌剌としてきて生きる歓びに満たされる。

思えば、こんな自然にくるまれてできる作業は贅沢の極みである。

 

当地への居住を縁付けてくれた亡き先輩の言葉が思い出される。

「農事は王者の楽しみ」(ローマの諺とか?)

少なくとも「農事は超高齢者の楽しみ」であることは疑いない。

 

 

IKOI農園の現状

IKOI農園を囲む新緑

 

 

 

そして本日の春先ならではの収穫物

二階書斎の窓から

 

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東伊豆町風車発電所からの展望

2014年04月13日 | ウオーク

4月12日  (土)   

これまは東伊豆町にある浅間山(花の咲く丘)から風車3基 を見下ろしながら360℃の展望を楽しむことが多かったが、今回は反対側(海側)から風車のあるところまで車で行って、その一帯を歩き回ってやや違った角度から四囲の展望を楽しんだ。

少し霞がかった遠望ではあったが、やはりここから眼に映る景色は山といい海といいいずれも素晴らしい。

 

少し歩き足らなかったので、帰途に片瀬白田の海岸沿いに熱川まで設けられて遊歩道を半ばまで歩く。歩数は4500歩となる。(with Mr.AR)

 

 

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スティック・ブロッコリーを育てる

2014年04月11日 | 園芸

4月11日  (金)   /

数年前まではその名も知らず食べたこともなかった「スティック・ブロッコリー」(またの名は「スティック・セニヨール、茎ブロッコリー」)だが、現在ではIKOI農園におけるもっとも重要な存在、野菜類の王者といってもいい地位を占めるに至っている。

スティック・ブロッコリーは、ブロッコリーと中国産芥藍を自然交配させてできた新品種の野菜とかで、日本で開発されアメリカで大流行してから日本に逆輸入されたという。

その栄養価はとびぬけて高く健康や美容にいいとされており、ブロッコリーにアスパラを加味したような甘みがある美味しい野菜であるだけではなく、丈夫で育てやすく、長期間収穫できるというなんとも申し分のない野菜である。

現在、IKOI農園にあるのは秋植え冬越しのスティック・ブロッコリーで、山野に緑がなくなる真冬の頃にはきまってヒヨドリが群がり葉っぱを食べ尽くす被害にあうため、今のところまだ少し元気が戻っていないが、それでも結構沢山の側花蕾(脇芽)を付けてくれており、かなりの収穫量を我が家の食卓に提供してくれている。

緑の野菜が少ない時期でもあり大変重宝しているが、それもいずれは収穫期を終える運命にあるので、これに代わる春植えの準備をしなければならない段階へと差し掛かっている。

 

そんなことで、昨年来書斎にある「育苗工房」と名付けたテーブルの上で種から育てることにすっかり自信を持つようになった手法で、今年も育苗にいそしんできた。

まず、蓋することができるビニールケースの底に2-3cm角に切りそろえたトイレットペーパーを置き揃えて水を浸み込ませ、その上に前日から水に浸しておいた種を2-3粒並べて湿気が逃げないように蓋を閉めておくと数日で発芽する。その小さな苗を培養土を入れたビニールケースに規則正しく並べて日向に置く。ビニールケースの底には穴をあけてあり、水分はそこから吸わせるようにしておく。 

小さな苗が毎日少しずつ大きくなっていく。 (3月20日開始)


 

4月3日

小さな苗が太陽の方向に向かって頭を傾げながら少しずつ順調に生育していき、今は双葉の間から二枚の本葉が伸びてきた。

 

 

 

4月11日


 

ここまでくれば、そろそろ地植えしてもよい時期に来ているようだ。

取りあえずIKOI農園の畝に20㎝間隔に植え込み、念のため上部にネットを掛けて育てようと思う。

この小さな苗がやがては50センチを超す高さになり、無数の花蕾を付けるのは6,7月頃になろう。

種から苗へ、そして畑に根をおろし強く逞しく成長していき、やがて沢山の花蕾をつけ、大量収穫へとつながる姿をみるのは、「園芸趣味」の醍醐味といえよう。

 

 

 

 

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D-ikoi 松崎の桜ウオーク

2014年04月06日 | ウオーク

4月5日  (土)   

天候不良のため順延を重ねたD-ikoiの松崎町那賀川沿い桜並木のウオーキングがようやく実施にこぎつけた。(D-ikoiのオールメンバー8名のところ家内が風邪気味で不参加)

 

花見には申し分のない晴天だが帽子を吹き飛ばすほどのかなり強い風には悩まされた。しかし、強風もマイナスだけではない。思わぬ花吹雪で興を添えてくれた。

 

また、桜だけではない周囲の山の美しい彩も捨てがたい。

 

 桜並木に隣接して設けられた田んぼを利用した花畑

 

 

 

 

往路は伊豆東海岸を通り下田から松崎へ、帰路は西海岸を通って土肥から伊東まで帰る。

 

途中の堂ヶ島で折よく三四郎島のトンボロ現象を見かけたので崖下まで降る。素晴らしい海の風景に接して皆御機嫌。強い風も白い波頭が紺碧の海を際立たせてくれたので大歓迎。

 

 

 

西海岸から見る富士山も。


 

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曇日の下での桜探訪

2014年04月03日 | ウオーク

4月2日  (水)   

ソメイヨシノは目下全国各地で満開状態にある。しかし、天気予報は曇から夕刻は雨に変わるという。そして明日、明後日に降る雨はかなり強よそうだ。

となると、雨に打たれた盛りの桜が花びらを地に散らし始めることになるであろう。

 

曇空なのが残念だが、今日が桜見の最後のチャンスになるかもしれない。ということでMr. & Mrs.IWの誘にのって午後からもっぱら車での桜探訪。


松川湖畔、奥野公園沿い、イトーピア桜通り、伊豆高原並木道などなど、この界隈の桜で知られた場所を経巡ることになった。


これで、桜が終わったとしても心残りはない。


帰りにMr.IT宅に立ち寄る。「庭の一本、桜の樹」、目一杯に枝をのびのび広げて見事に咲き誇っている。

その樹のたわわに花と蕾が付いた大枝を頂き、帰ってから花瓶に飾る。これで雨の日でも桜が室内で演出さる。



  

 

 

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都のさくら見物

2014年04月02日 | 三金会雑記

4月1日  (火)   

2月から5月にかけて随所で咲き誇る伊豆半島での桜を見続けてきていたため、いつのまにか「さくらは伊豆に限る」との思い込みが出来上がっていたようである。

今日は今年になって2回目の東京行、その東京で素晴らしい満開の桜を見るなんて思いも寄らなかった。

 

大学時代からの交友を半世紀続けてきた「三金会」は「三金会雑記104号」刊行を最後にして一応解散の形をとることになったが、東京・横浜・湘南に住む残党だけでも久しぶりに東京に集まろうということで、♂4名・♀5名、計9名の80歳台男女が渋谷の「天厨菜館」というところに集合、何年か振りにわいわいがやがや昼食を楽しんだ。

 

終わって、せっかく東京に集まったのだからこれで散会は勿体ないと、桜の名所「千鳥ヶ淵」に行こうということになり地下鉄で九段下まで行き、こよなく晴れた青空の下で堀端の満開のソメイヨシノを堪能した。

 

ただ大変な人込みで田舎生活に慣れた我々夫婦は迷子になる始末。幸い携帯で連絡がとれ戻れたが……。

 

ついでに靖国神社も参拝しようということになったものの、さすがにこれは体力的には無理、80歳の老躯を思い知らされ大鳥居で1人、大村益次郎銅像下で3人、青銅鳥居前で2人がダウン。拝殿まで行き着いた人を待つ始末。

 

全員が英霊に祈りをささげることができなかった。

 

渋谷駅のハチ公広場も満開の桜に飾られていた
 

 

千鳥ヶ淵の桜
(さすがに都の桜、伊豆の桜も脱帽)
 

九段灯明台
(鬼平こと長谷川平蔵が創設した刑務所の発祥「石川島人足寄場」の収容者の手によって作られた。私が知っていたのはもっと素朴な建造物だったか、いつのまにかお洒落な改装が施されていた。)

「三金会東京支部」集合

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