伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

枯木立

2009年12月29日 | 日記
12月29日

しばらく暖かい日が続いたと思ったら、再び寒さが戻ってきた。

すっかり葉を落とした裸のコナラの喬木が曇り勝ちな空の下に屹立している。

新緑もいいが枯木立の凛呼とした姿も捨てたものではない。寒さを遮るガラス越しに暖房の効いた1階リビングから見るからかもしれないが……。


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玄関の正月飾り

2009年12月27日 | 手作り
12月27日

年末年始は例年のとおり東京のお台場にあるホテルで過ごすことになるが、これも来年限りとし、以後は伊豆高原で静かに正月を迎えることにしたい。

留守ではあるが、一応は玄関の内側に正月らしい飾付けも必要とするらしい。





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川奈ホテルのクリスマス

2009年12月26日 | 日記
12月25日

今年もあとわずか。

クリスマスには恒例になっていた川奈ホテルで「3家族夕食会」。

随分長いこと月一度の「3家族夕食会」を続けてきた。5年か6年、いやもっと長かったかもしれない。

しかし、私もいつのまにか80歳を超える時期に来ていることもあり、このあたりでフォーマル?な夕食会は解散して、あとは適宜にやることになった。

最後に相応しい内容あるディナーであった。


     
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畑「IKOI農場」の現況

2009年12月22日 | 園芸
12月22日

冬に入り、やるべき農作業はほぼ終わった。

しっかり整備されたIKOI農場では作物が冬の厳しさに耐えてひたすら春の訪れをまつだけとなった。


(ソラマメとおふくろ大根の列)


(玉葱の列)



(レモン)


(収穫期を迎えた青首大根)             (収穫間近のキャベツ)
 

(寒さに耐えてる豌豆)                  (がっちり育ったソラマメの苗)
 
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奥野ダム(松川湖)一周

2009年12月17日 | ウオーク
12月17日

寒さに向かう時期、なんとか散歩に向く穏やかな日となったので家内と二人で奥野ダム(松川湖)を一周する。

かつて国土開発の主要な担い手とされもてはやされた「ダム」も、政権交代以降では不要不急の無駄な公共事業として槍玉に上げられるものもあり、輝かしいかったダムの存在も少しばかり色褪せてみえる。

そんな視点から「奥野ダム」を改めて眺めてみた。

一周するのにちょうど1時間という手頃な散歩コース(特にこの辺では滅多にない傾斜の少ない平坦な散歩道)は私の大のお気に入りだが、これはあくまでダム本来の機能とは別のもの。

伊東市街の水源確保(水道)と防災(河川災害防止)のためにこのダムはつくられたかと思うが、そのいずれの面でもこのダムは有効に機能しているようで存在価値は十分に認められるのは嬉しいことだ。

さらに、このダムの構造について改めて気付いたことだが、ダムの象徴というべき「コンクリートの巨大な壁」がここには見当たらないのである。ダム特有の威圧感がなく、なんとなく自然と調和しているような趣があるのはそれゆえか。

資料館の掲示に、このダム型式は「中央土質しゃ水壁型ロックフィルダム」とあった。
コンクリート壁ではなく、なだらかに石を積み重ねその間にススキなどの野草を茂らせ自然の河岸を感じさせるのは「しゃ水壁」という様式にようるものなのか素人ながら納得した。

そうしてみると、このダムはなかなかのものだ。



不思議な形の雲が空に浮かんでいた。





紅葉はすっかり終わったと思っていたが、まだすこし残っていた。

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大室高原歩こう会 総会・忘年会

2009年12月16日 | 「大室高原歩こう会」
12月16日

「大室高原歩こう会」の2009年総会・忘年会がホテルアンビエント伊豆高原で行われる。出席者は52名。

私は平成19年3月に入会したばかりの新参者だが、来年は「歩こう会」が出来てからなんと20周年を迎えるという。大変な歴史と伝統を持つ会である。

高齢化もあり来年からは世話役の皆さんが大幅に入れ替わる。


今年参加させてもらった行事

1月21日  木宮神社・熱海梅園・真鶴
2月19日  西伊豆の石部・雲見(三浦歩道)
4月15日  身延山久遠寺
5月21日  金冠山・修善寺
6月11日  下田公園・和歌の浦遊歩道・了仙寺
7月15日  河口湖天上山・西湖根場
10月29日 大山詣で
11月25日 箱根早川渓谷・長安寺  


 

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神秘的な表情をみせる海

2009年12月15日 | 日記
12月15日

恐ろしく寒い日となった。本格的な冬の到来である。

重い雲に覆われた日に限って、雲間から差す僅かな光が相模湾に浮かぶ島をはっきりと浮かびあがら、神秘的ともいえる表情をみせることがある。

快晴の日でなくこんな曇空の日に島の影がもっともクリアになる。




左端にみえる「三宅島」からは真っ直ぐに立ち上る噴煙を見て取ることが出来る。

こんな日はあまりないのだが、欲をいえば「三宅島」と「利島」の間にかすかに「御蔵島」が重なって見えたら最高。だが、それは年に一度か二度はあるないか。

今日はそこまでは望めない。




書斎から東に見る「伊豆大島」は、いつのまにか下の木立が大きくなって水平線をおおい隠してしまい、「元町」の灯も見えなくなってしまって、ここからの眺望の魅力をすっかり失ってしまったのは残念。







左側の「新島」の西端と右側の「神津島」の間(中央)にひらべったく広がるのが「式根島」だが、「新島」と「式根島」との間に見える小さな島が「地内島(ジナイトウ)」。
「式根島」と「神津島」の間にあるのが「祇苗島(タダナエジマ)」。
いずれも無人島である。

( ※ この小さな島をカメラで捉えたのははじめて)



 地内島                              祇苗島(陸の祇苗)
 
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三金会雑記№90 冬号 の刊行

2009年12月14日 | 三金会雑記
-12月14日

「三金会雑記」冬号が手元に届いた。

大森君の「モンマルトル」の絵で表紙が一新されただけでなく、頁も極上質の紙に変えられ頁数も97頁と前号を大きく超え、節目となる「90号」にふさわしいものになっている。

「編集後記」では編集長が「別に百号で打ち切るとはいっておりません。ことの成り行きでどうなりますますやら。とにかく百号まではなんとしてもやろうということです。」とある。

意欲満々、よしこの勢いでいけるとこまでいけ!皆元気で90歳を超える可能性を秘めている……。



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冬の季節へ

2009年12月12日 | 日記
12月12日

枯葉落ちていよいよ冬の到来。弱い日差しに海の色も心なしか冷たさを滲ませはじめたよう。

年末、そしてクリスマスも間近なのでテンプレートを変更。





農園日

剪定した果樹の枝(特に鋭い棘のある柚子)を綺麗に燃やしてもらったので「IKOI農園」はさらにスッキリした。

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年賀状つくりで悪戦苦闘

2009年12月06日 | パソコン
12月5日

冷たい雨が終日降り続く日にやれる仕事といえば書斎でのパソコンしかない。

もうそろそろ年賀状を書かねばならない時期でもあるので年賀状作りに取り掛かる。

これまでは「筆王」にある正月にちなんだ干支などのイラストを適当に配置してありきたりの年賀状を作っていたが、すこしはオリジナルなものにしようと考えた。

今年中にデジカメで撮影した画像の中から山中湖からの富士山と伊豆高原の桜、爪木崎の水仙などを選びだしいろいろ貼り付けていくつか作ってみたが、どうも一つ気に入らない。

ふと、大室山を上空から写した全景に遠く富士山を望む画像があったことを思い出し、この画像の色を薄くして葉書裏面全体に入れ込んでみたら、なんとか様になる。

「大室山」は来年「国の天然記念物」に指定される見通しという。ならば、平成22年の年賀状にはぴったりだと自分なりに納得し、これに新年の祝詞と差出人住所氏名を書き込んで年賀状を仕上げることにした。

そこまでは順調に進んだもだが、いざ印刷段階になってプリンターの葉書印刷トレイに不具合が生じてうまく印刷できず、悪戦苦闘の末、丸一日かかってなんとか印刷を終えることができた。


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人間の幸福度

2009年12月03日 | 日記
12月3日(木)

冷たい雨が降り続く。暦も換わり確実に冬の到来である。

窓外のコナラの大樹もすっかり黄く色付き、庭に落葉を散らし始めた。

以前はこんなに大きな樹ではなかった。この樹を書斎から見続けて20年、四季折々に変化するこの樹に心の安らぎを覚えてきていたが、いつのまにか倍の大きさに成長してしまったこと驚く。




時の流れに想いをはせつつ、ふと「人間の幸福」を思う。


これは何処から引用したのか、記憶にない。「出典不詳」だがメモ書きしていたことからみて、おおいに感じるものがあったのであろう。


「人間の幸福度について」
夫婦仲親密度10、生活環境満足度9 、 食事満足度9 、健康保全度8 、経済的余裕度8、知的生活充足度7、交友関係良好度7

いま改めて、この幸福度測定の尺度を見ると、このなかには大半の人間が最重要視していると思われる「仕事充足度」というべきものが欠けていることに気付く。
その限りで、これは「人間」の幸福を測る尺度として適切なものではないようである。

だが、思うにどうやらこれは現役世代の幸福度ではなく、リタイアした高齢者についての尺度を示すものだったかもしれない。だとすればおおいに納得できる。

このなかで意外に思われたのは、この種の尺度としてあまり馴染みのない「生活環境満足度」というのがあり、しかも上位に置かれていることである。「健康保全度」よりも重視されている!

(いや思い出した。最近GNPに代わるものとしてNGH(National Gross Happiness)というのがあった。国民の幸福度という視点でとらえたもの。living standard(基本的な生活)cultural diversity(文化の多様性)、emotional well being(感情の豊かさ) 、health(健康) 、education(教育)、time use(時間の使い方)、eco-system(自然環境)、community vitality(コミュニティの活力)、good governance(良い統治)という6の要素を挙げている。
これは国家レベルの話だが、ここにも「自然環境」が揚げられていた。)

なるほど、よくよく考えてみると活動範囲が限定された高齢者が生活していく上で「生活環境」の優先度を高くするのは決して誤りではない。


だとすると、この20年間、現在の生活環境に100%満足しきっている私がそこにいる。

ならばほかの尺度も含めみても、結構幸せな生活を送っていることになる…… 


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池地区の散歩

2009年12月02日 | ウオーク
12月2日(水)

滅多にない快晴。「ふみ」で昼食した後、久し振りに「池地区」まで腹ごなしの散歩に出かける。小一時間。

刈田の先に小山を引き立たせる櫟紅葉の装い、静謐の中にみる穏やかな里山のたたずまい。




大室山も格好良く静かに収まって見える。



せき止め湖を美田に代えた掘抜き工事の完成をことほぐ明治初年の記念碑もあでやかな紅葉を背に浮き立ってみえる。



里山を取り戻そうとする努力の成果か、冷たく澄んだ秋の小川に山女の姿が多く見られるようになった。

 
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