りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

期待される市町村象・・・

2006年05月31日 | Weblog
                 (二宮尊徳、生誕の家)

議員研修会が小田原市尊徳記念会館で行われました。対象は小田原市、南足柄市、松田町、湯河原町など2市8町の議員です。講演があり、テーマは期待される市町村像~分権時代における市町村のあり方。講師は神奈川県の企画部市町村課の課長さんでした。

用意されたいくつかの資料に沿ってすすめられましたが、すべり出しは分権改革は大きな流れ、官から民へ、構造改革、といったことでした。今後の期待される市町村像とはどういったことなのか。言わんとするイメージは多少理解ができましたが、それでよいのかといえば、理解するにはむずかしいところです。
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隅櫓橋(すみやぐらばし)

2006年05月30日 | Weblog

隅櫓橋は小田原城址公園にあります。1931年に最初の橋がかかり、その後今の橋に架け替えられました。桜の頃は城址公園の重要な撮影ポイントとして市内外にあまりにも有名です。しかしこの橋、撤去の方向で市民に問題を投げかけています。

小田原市では「史跡小田原城跡本丸・二の丸整備基本構想」に基づいて、現在、馬出門一帯の復元工事を行っています。馬出門はお城への正規の登場ルート、
隅櫓橋を残すと馬出門の石垣を復元できないとしています。

しかし、市民がこの橋を守ろうと運動が始まりました。橋は「今生きている小田原市民には、もう歴史的存在・・・」。その意味よーくわかります。すでに多くの署名が集まり市に提出されています。

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子どもたちはどうなるの?

2006年05月29日 | Weblog

横浜市の保育園民営化をめぐっての裁判は先日、「性急に民営化したことは違法」という判決が出されました。各地でこの判決がやはり波紋を呼んでいます。川崎市議会では健康福祉委員会で市立保育園の民間委託の延期を求める陳情書を継続審議にしました。委託先への引継ぎ保育期間を6ヵ月としていましたが、保護者は1年を要望しているとのこと。他にも疑問の声が多数出ているようです。

その川崎市ですが、市長いわく民営化すると年間5千万円の経費節減が見込まれる。また横浜市が今回の裁判の結果、園児一人当たりに10万円の賠償金を命じられましたが、川崎市も仮に120人の園児に賠償金を支払うとすると1200万円。賠償金よりも民営化した方が利益が大きいと述べたそうです。その他にも述べたようですが、私はこの時点で大変がっかりしました。

なぜ横浜市は市立保育園の民営化に対し裁判にまでなったのかです。それはわずか3ヶ月の期間で職員がいっせいに入れ替わり、子どもの混乱、ケガの増加など保育環境の悪化があったことなどがその理由です。いくら利益があるのかではなく、民営化などによって子どもたちがどうなってしまうのかです。まず第一に考えなくてはならないのは子どもたちのことです。利益を優先するような発言はあまりにも問題が多すぎます。

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健康で文化的なくらしを

2006年05月28日 | Weblog



生活保護に関する問い合わせが多くなっています。最近では30代、40代の方からもご相談がありました。生活保護は高齢や健康を害している等で収入を得ることができないなど。日々の暮らしを維持していくことが困難な世帯に経済的な援助をする制度をいいます。また自立できるように手助けをしていく制度でもあります。国が行っている事業ですが、予算は削られる一方です。

ある保護を受けている80歳の方はやりくりしながらなんとか毎月を送っています。先日も毎月1万円の減収になってしまったことがこたえると言っていました。2004年に政府は老齢加算を段階的に廃止。県は夏期一時金・年末一時金を廃止しました。よりによって生活保護を受けている人の生活費を削るとは本末転倒もはなはだしい限りでした。

憲法の第25条ではで「最低限度の生活の保障」をいっています。また最低限度の生活とは「健康で文化的生活水準の維持」がされなければならないともいっています。しかし政府与党が行っていることは財政が厳しいという理由をかざして生活保護世帯にもほこさきを向けていることです。

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ボートピアその後

2006年05月27日 | Weblog


ボートピアは競艇の舟券売り場。小田原駅東口の駅前にこの売り場をつくる建物の計画が予定されています。市民からは「市長がボートピアはいらない」と宣言したのになぜつくろうとするのかなど。疑問や改めて反対の声が上がっています。議会にはボートピアをつくりたいとする要望書が提出されています。

ボートピアはこれまでおすし屋さんがあった場所に計画されています。建設計画について、4月の終わりに近隣に対する説明会を行ったということです。あくまでも近隣だけを対象にした説明会のため市民の多くにはどのようになっているのかよくわからないといった状態です。市の開発審査課では建物をつくるということと、実際の営業とは区別して考えるとしていますが、なんらそれを妨げるものはないとのこと。これまで、これ以上のギャンブル場はいらないと市民グループや反対する市民の力でボートピア計画を阻止してきました。市長の断固とした宣言は市民への大きな励ましともなりました。三度のボートピア浮上もこれまでと同様に計画がなくなるまで頑張らなくてはと思います。
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おみやげ

2006年05月26日 | Weblog



明日は母と一緒に久しぶりに妹夫婦の所へ行こうと思います。おみやげに干物、イカの塩辛、練り製品などを用意しました。私は3人兄弟の上から2番目。上に兄がいて下に妹がいます。兄とは年子で小さい頃はよくケンカをしました。男勝りの私は兄を泣かせてばかりいました。ところが、兄が中学生になる時を境にそのケンカがピタリとなくなりました。ある時いつものように兄とケンカをしていると母がものすごく兄を叱りました。そっと兄の様子を見に行くと布団に入って泣いていたのです。とても悲しそうな姿に二度とケンカはしてはいけないと思ったのです。

妹とは4つ離れています。小さい頃は私についてばかりいました。ほっぺがぷくぷくしてかわいくて泣き虫な子だったことを覚えています。今はしっかり者の2児の母に。最近では妹に教えられることが多くなってきました。それでも兄はいざというときに頼りになり、妹はいつまでたってもかわいいものです。

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愛国心ってなに?

2006年05月25日 | Weblog


「愛国心」って何でしょう。あつかい方で大きな間違いを起こしそうです。福岡市で「愛国心」をABCの三段階で評価する通知表が使用されました。国会で日本共産党の志位委員長が質問でとり上げたことでわかりました。市民の批判で使われなくなったということですが、ここまできているとはおどろきです。

愛国心は人それぞれが自由に思うことでいいと思うのです。絶対に評価すべきことではないと思います。まして法律にうたうことがあってはならないと思うのでが、教育基本法に盛り込もうとする教育基本法改悪法案が国会に提出されていることはいよいよ大問題です。それこそこういった政治から日本の国をいいと思えない人がますます増えてきそうです。



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専決処分の承認について

2006年05月24日 | Weblog
                (花園・7)

午前10に臨時議会は始まりました。市長より4件の議案について説明がされたあと、私は日本共産党市議団を代表して討論を行いました。

専決処分の承認について(小田原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例)反対の立場から行ったものです。この条例は昨年、小田原市の一般職員の月額給与の引き下げ等がされたことに伴って同じく引き下げられるもので①消防団員の重要な役割からすれば本来なら引き上げがされなくてはならないところ②公務員やそれに準ずる職員の給与引き下げなどは民間企業で働く人々への更なる引き下げを招く要因になりかねないなど。反対の理由を明らかにしました。討論のあと採決が行われます。4件の議案のうち以上の1件のみに反対。他の3件には賛成しました。しかし一括採決なので反対討論ということに。
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明日は臨時議会

2006年05月23日 | Weblog

                  (花園・6)

臨時議会が開催されます。執行部より提出されるものは報告が7件、議案が4件などです。事前に配布されている報告や議案について会派ではきょう、行政総務課と財政課に内容について聞きとりをしました。

議案は4件ともすべて「専決処分」の承認についてとなっています。さてその専決処分とは何か。地方自治法179条にそのとり扱いについて記されています。一口にいいますと緊急な案件(処理や調査すべき事項や議題のこと)に対して議会を開催し、審議する時間がないときに市長の権限で処分を行うものです。今回は平成17年度小田原市一般会計補正予算などが提案されています。臨時議会は明日10時から始まります。傍聴は市役所の4階から議場に入れるようになっています。

 

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保育所の民営化、違法!

2006年05月22日 | Weblog

                (花園・5)

横浜市で市立保育園の民営化をめぐり、保護者が市を相手どり、民営化の取り消しと損害賠償を求めて裁判が行われていました。22日、横浜地裁できょう判決が出され、保育園民営化を違法とし、原告団である保護者、29世帯にそれぞれ10万円を支払うよう命じました。

裁判長は民営化した判断について「特別に民営化を急ぐ理由があったとは認められず、裁量の範囲を逸脱、乱用したもので違法」と指摘。「早急な民営化を正当化する根拠としては不十分」と断じました。保育園民営化のため改正した市の条例は取り消すことが原則。しかし無益な混乱を引き起こすとしてこれについては原告側の請求を棄却しました。

全国の自治体ですすめる保育園の民営化、民間委託化。この裁判の判決結果が大きく波紋をよぶことは間違いありません。子どもたちにとって保育園とはかけがえのない居場所。今その居場所がどのようになっているのか。これまで以上にさなざまに問われるものと思います。

小田原
市でも市立保育園の民間委託化が行われています。賛否両論ありますが、少子化といわれる今だからこそ自治体がしっかりと保育に責任を持つことがますます重要だと考えます。保育園の民営化、民間委託化には賛成できません。

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まだまだこれからお城通り地区再開発ビル

2006年05月21日 | Weblog

                  (花園・4)
お城通り地区再開発ビルの建設計画についてお電話をいただきました。これまでにも直接お電話やメールでご意見をいただいてきています。計画に賛成でも反対でも、よくわからなくてもさまざまにご意見をいただくことは大変よいことだと思っています。市民の多くのみなさんにこの計画がやっと知られてきていると感じられるようになってきました。
ぜひこれからでも今ある計画が市民にとって本当にためになるものなのかどうなのか。大いに意見を出しあえればと思います。

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9条は永遠の理念

2006年05月20日 | Weblog

            (会場はいっぱい)

もっと広がれ9条の輪!かながわ県民のつどいが5月20日のきょう、横浜文化体育館で開催されました。会場はほぼいっぱいに。他に用事があり最後までいることはできませんでしたが、9条を守ろうという熱気が会場を包みとても活気のあるあつまりでした。

作家の森村誠一さんと作曲家の渡辺晋一郎さんのたのしい対談。混声合唱組曲の胸迫るうたごえ。そして森村誠一さんのお話には大変感銘を受けました。お話は民主主義があるから平和が守られる。このことがテーマとなっていました。

少年時代に戦争を見てきたということですが、死体が重なりあって川の底が見えなかったこと。ぜいたくは敵だということで女性の晴れ着の袖がハサミで切られたことなど。精神総動員によって自由がうばわれていった当時の様子をとてもわかりやすくお話してくださいました。

憲法9条は戦争が二度と起きないことを願う、悲願と理念である。人類永遠の理念であるものを60年足らずで変えることがあってはならない。現実に合わないなどと憲法を変えようとするその現実にうり渡してはならない。言われる一つひとつに9条の重要性がみなぎっていました。

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気がついて・軽度発達障害

2006年05月19日 | Weblog
                 (花園・3)
軽度発達障害への理解を広げる会「ぴーす」。今日は小田原市の教育委員会と懇談をしました。私も同僚の原田議員と参加させていただきました。

会(ぴーすの会の略)より市の教育行政について、介助員の種類と位置づけなどが質問として出されました。また通級教室が酒匂小学校にあるが、遠くからは通うのに不便。今後は他につくる計画はないのかなど要望がいくつか出されました。

市は平成15年度に特別支援教育相談室「あおぞら」を開設。年間300件の相談が寄せられているとのこと。通級教室「フレンド」も2クラスに。会でもこうしたとり組みにおおいに感謝を寄せられていました。

会の代表より、このようなとり組が軽度発達障害への理解や障害をもつ子に‘‘気づく’’という点で校内への波及効果が大きいと思われるとの感想。教育委員会からは子どもたちの幸せを考えていきたい。できるだけこのような会にでて声を受け止めていきたいとの感想が出されていました。

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医療も改悪・・・

2006年05月18日 | Weblog

          (花園・ジャーマンアイリス)

国会では重要な法案が次々に審議されています。教育基本法について。医療に
ついてです。いずれも法の改正ですが、どう考えても改悪そのものです。

きのうは衆議院の厚生労働委員会で医療改悪法案が強行に採決されました。それは①高齢者を中心に医療費の負担を増やす②保険のきかない混合診療を広げるなどです。

70~74歳の窓口負担を1割から2割に引き上げる。70歳以上の「現役並み所得」の人は2割から3割に引き上げるといった調子です。混合診療は患者の負担がさらに増えるものです。高齢者は病気やケガの有病率が高く、現役世代と同じに考えること自体まったくおかしいことですが、何よりも高齢者に今以上の負担を強いるなんてことは許されないことです。高齢者を大切にできない、この国の医療もここまで来たのかという思いがします。

 

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さらに教育基本法

2006年05月17日 | Weblog
              (お隣は花園)

国会ではきのうから教育基本法改悪法案の審議が始まりました。日本共産党の石井郁子副委員長が、いまなぜこの教育基本法をかえるのか。現行法にいかなる問題があるのか。法案提出の根拠がまったく示されていないなど始めにその本質を根本から質しました。

小泉首相は教育基本法は制定以来半世紀以上が経過し、科学技術の進歩や少子高齢化など教育をめぐる状況が大きく変化するなかで道徳心や自立心、公共の精神、国際社会の平和と発展への寄与などについて今後教育においていっそう重視することが求められる。これらに対応するため教育基本法を改正するなどと答弁しました。しかしこの改正の理由1つとってみましてもなぜ改正するのかがやはりきちんと説明されているとはいえません。憲法と同じに位置する重要な法を改正するにはあまりにもお粗末な理由ではないかとも思うのです。
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