(花園・ジャーマンアイリス)
国会では重要な法案が次々に審議されています。教育基本法について。医療についてです。いずれも法の改正ですが、どう考えても改悪そのものです。
きのうは衆議院の厚生労働委員会で医療改悪法案が強行に採決されました。それは①高齢者を中心に医療費の負担を増やす②保険のきかない混合診療を広げるなどです。
70~74歳の窓口負担を1割から2割に引き上げる。70歳以上の「現役並み所得」の人は2割から3割に引き上げるといった調子です。混合診療は患者の負担がさらに増えるものです。高齢者は病気やケガの有病率が高く、現役世代と同じに考えること自体まったくおかしいことですが、何よりも高齢者に今以上の負担を強いるなんてことは許されないことです。高齢者を大切にできない、この国の医療もここまで来たのかという思いがします。
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