りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

小田原駅西口広場機能拡充と一体に市街地再開発を進める必要性はないと考えます

2024年01月23日 | 広場機能の拡充と一体の市街地再開発はいらない
 県市外に出かけて駅西口に降り立つとほっとするが、駅は大事な玄関口。写真の駅広場にある北条早雲像、後方のイチョウの葉が秋には金色に輝いてとてもきれいで、さらに後方には愛宕山が見える。地元自治会と住民が丹精込めた花壇が彩りを添えているが、周辺には昭和を感じさせる若い方にも評判のよいレトロなカフェや美味しいお寿司屋さん等楽しみなお店がほどよくある。また少し歩くと閑静な住宅地となり、落ち着いた雰囲気があるのが駅西口で駅東口とはぐっと違った印象を与えるが、私には小田原の玄関口にふさわしい程よくにぎわいのある駅西口の今がよいと考えるのです。

 しかし現在市はその小田原駅西口地区を広場機能と一体に市街地再開発を進めるとしている。地区にある課題として、
①駅前に相応しい土地利用がされていない、細分化された土地利用、低容積での土地利用
②日用品等の買い物をする場所がなく不便、交流・憩・滞在空間が不足している
③歩行者の車路横断、ピーク時の広場内の交通交雑などへの対応とともに、多様化する移動ニーズなど変化する社会への対応が求められる
④指定場所以外での一般車の乗降による車両の錯綜
⑤駅広場内が送迎車両で混雑する、広場内の歩行者空間が狭くゆとりがない、一般車乗降場などにシェルターがなく、雨天時の利便性が低い等

 課題とすると③④⑤については安全性、利便性について必要と考える。それでも現在どの程度改善の余地があると考えているのか、もっと具体的に納得できる資料等を示してほしいと考える。
 市が考えるこの地区のまちづくりビジョンに土地の高度利用、都市機能の導入、広場空間の再編、にぎわいの創出、持続可能なまちづくりとある(小田原駅西口地区基本構想(案)市民説明会より)が、もう今以上の高層ビルはいらない、都市機能の導入だが小田原駅前ばかりでなく不便をきたしている周辺部にこそ導入したらどうか、駅構内にカフェ等もある、交流等OK。にぎわいは程よくある、ちょうどいい。持続可能なまちづくりとあるが、全国を見れば順調でないところもあるのが、市街地再開発事業。事業そのものが持続可能となるのかと心配しますが。

写真下は広場横の現在建て替え中の高層マンション。アークロードは駅の東西を結ぶ連絡通路、この先に小田原ラスカ、ハルネ小田原等商業施設があり買い物等便利です。


ゼロカーボン・デジタルタウン創造事業って何か

2023年12月29日 | ゼロカーボン・デジタルタウンとは何?
 北森あすか議員が立っている向かって右の擁壁の向こう側と、クリーム色の塀で囲まれている右向こう側にあるのが旧少年院跡地、敷地面積約2.24haある。ここにゼロカーボン・デジタルタウンをつくるというのだが、何をつくるのかと言えば、①住宅ゾーン②交流促進ゾーン③EVカーシェアゾーンをつくる。

 更に①は高気密・高断熱の戸建や集合住宅、太陽光発電、蓄電池②は公園、広場、集会施設、災害時避難場所、小規模店舗、シェアオフィス、蓄電池③はEVカーシェアリング、小型モビリティ、ソーラーカーポートということだ。

 目的は地球温暖化対策として市が目指している2050年までの二酸化炭素排出量実質ゼロ・これをゼロカーボンといい。ゼロカーボンを加速させるために市は、「究極のゼロカーボン」と「社会変革に適した豊かな暮らし」の両立を「デジタル技術」で支え、社会課題の解決を図りながら幸せを実感できる暮らしを体現する街を創造するとしている。
    駅周辺に無い広々とした公園がほしい
 しかし北森議員と一軒々訪ねてお話を伺ったところ、旧少年院跡地直近等に住む方たちは、「何ができるのか全く分からない」「すぐそばの自分の家も二酸化炭素排出量実質ゼロになるのかね」「道路の拡幅でここから追い出されるのではないかと不安」「ゼロカーボンに起爆剤はいらない」「ここだけゼロカーボンにしてどうするの?」「子どもたちや高齢者がゆっくり憩える広い公園にしたらどうか」等々、疑問や不安を多く抱えている。すぐそばに住む方たちには一刻も早く疑問や不安が取り除くことができるように説明をしてあげることが必要ではないか。
     真っ先に近隣住民に納得がいく説明を
 先般の12月議会。北森議員は繰り返し「真っ先に近隣住民へ説明すべき」「本来なら市が1軒々歩いて説明すべきではないか」等質した。これに関して市長からは登壇しての答弁のみで、「近隣とは適宜意見交換していく、丁寧に説明していく」等あったが、未だに近隣住民が納得のいくそのような意見交換なり説明会は無い。
 最後に旧少年院跡地は長い間住民が求めてきた駅周辺に無い、広い公園をつくるべきだと北森議員は求めました。その通り‼

公共施設等でのWi-Fi促進を

2023年10月18日 | 市議会
 北森あすか議員は9月定例会一般質問にて、Wi‐Fi(無線LAN)についても質問。1つは公共施設でのWi-Fiについて、2つはICT教育におけるWi-Fiについて

 公共施設について
①生涯学習や会議のために公共施設を予約したくても、Wi-Fiが完備されている部屋があまりにも少ない。
②デジタルまちづくりを標榜する本市のインフラ整備としては不十分等市民の声がある。
③中には6月定例会で審議のあったWi-Fi等備えたスマートポールを設置する「デジブラ城下町」について、Wi-Fiを街灯には設置して公共施設には設置しないのかと厳しい声も届いていると等北森議員は述べた。

 谷津公民館祭り
 さて先日のことだが、北森議員と谷津公民館祭りにおじゃまさせて頂いた。冒頭のオープニング・セレモニーでは市長のご挨拶に次いで北森議員もご挨拶。その後、外郎家25代目当主外郎藤右衛門定武氏による「外郎家の歴史とあゆみ」という表題でのご講演があったが、1368年創業の神奈川県最古の商家の歴史に改めて深く感銘したのだった。

 またご講演の際プロジェクター(映写機)を用いてお話されたが、熱心に視聴されるホールいっぱいの参加者に、とても興味深いお話が更に分かりやすく伝わり、私自身もそうだったように多くの方が感銘を受けられたと思うのだった。ご挨拶で市長は公民館にWi-Fi機能を設置したことに触れたがプロジェクターはWi-Fiあってこそだったので、公民館のWi-Fi機能設置はこれはとても良いと思った。

 生涯学習センターけやき
 ただ他もまだまだだが、例えば生涯学習センターけやきでは会議室が5つあるがそのどこにもWi-Fi機能が設置されていない(視聴覚室、図書室、ホアイエのみ設置)まずは全会議室にこそWi-Fi機能を設置、増やすべきと考える。そうすれば生涯学習施設としてのけやきが更に活発になるに違いない。北森議員の一般質問の際は今すぐ増やすことは考えていないとの答弁だったが、これではやはりデジタルのまちづくりを標榜する本市としては全く心もとないと考える、今後も北森議員とともに求めて行きたい。

 ICT教育について
 国が進めるGIGAスクール構想のもと進められている。本市は第4期小田原市教育振興基本計画に沿って推進してる。一人1台の学習用端末環境によるICTを活用した教育を進める等となっている。2022年度からは家庭学習の活用が開始。北森議員は、家庭において通信環境が未整備である児童生徒にどのように対応するのか、新規教育事業が保護者に新たな経済的負担を課すことは許されない、公共の責任において行うよう求めた。
 

※9月定例会について、北森あすか議員の議会報告と集いを開催。
今週の10月21日(土)午後2時~ UMECOで行います。どうぞお出かけくださいませ。

妊婦健康診査費用の助成拡充について

2023年09月27日 | 市議会
 このタイトルは、北森あすか議員の一般質問の大項目1になります。9月21日(木)に北森議員は一般質問を行い、この質問の他に家族介護者支援の充実、本市のデジタルまちづくりにおけるWi-Fi利用推進、熱中症対策について質問を行いました。

 妊婦健康診査はおなかの赤ちゃんが順調に育っているか、母体に負担がかかっていないかを定期的に診査する健康診査。現在その診査費用に公費で75,000円助成されているが、質問は更なる拡充を求めたものです。

 何故ならば実際にかかる費用はこの75,000円では到底足りず、妊婦1人あたりあと数万円~から10万の自己負担がかかるからです。国の2022年4月1日時点の調査によると全国の公費負担額の平均は107,792円、神奈川県は全国ワースト1位で74,933円。本市の助成は大変低く下位2.3%に入る等妊婦さんを取り巻く厳しい状況が明らかになりました。
 市長答弁において、ほぼ平均とあったが、県自体が全国最下位クラス。ぜひ拡充をすべきと北森議員は繰り返し求めたのでした。
 
 国の初回産科受診料支援事業の事業化を
 また、質問は国の経済的支援となる低所得者の妊婦さんに対する初回産科受診料支援事業にも触れ、妊娠確認すらためらう妊婦さんがいらっしゃる。ためらっているうちにおなかの子はどんどん大きくなるなど妊婦さんの尊厳にも言及。

 そこでこの国の事業を本市でも行うべきと求めたが、妊婦健康診査費用の助成拡充に対する答弁同様、他の施策のバランスを考えていくなどととの答弁があり、これらの施策ほどさっと事業化すべきだと思い、優先順位がまたもや違いうなと傍聴していて思いました。引き続き北森議員と頑張ります。


9月定例会を傍聴しています

2023年09月24日 | 市議会
 9月15日、市長提出議案の一般会計補正予算に修正案が提出される
北森あすか議員も提出者の一人となった修正案は、中心市街地商業振興について(若者が創る、集う、にぎわいまちづくり推進事業)の予算のみを削除するというもの。5人の提出者を代表して稲永ともみ議員が提案理由の説明を行いました。

 修正案提案理由の4点について
①課題やニーズの分析が不十分
②対象となる人や地域が不十分
③既存の取り組みに対する検証が不十分
④国の交付金の活用提案に大きな問題がある
等問題点が浮き彫りに。4点についての説明は詳細に行われたが、いずれも根拠が歴然としていてとても説得力あるものだった。質疑はというと、複数あったもののほぼ登壇して述べた提案理由に述べられていたと思うのでした。

 修正案、原案に対する一括討論、採決となったが修正案は9名賛成(反対17)の賛成少数で否決になり残念な結果に。だが、若者に関する事業に34、37、40、41、42歳の若い議員が修正案提出者・賛成討論に関わった意義は大きい。今後も注視して行きます。

 ユニフォーム着用の本会議
 さて、市長提出議案に対する修正案が提出され、修正案賛成か反対か議員一人一人がまさに真剣に議論を尽くしている最中に、この日の議場は湘南ベルマーレのユニフォームを着用しての議事が進行された。傍聴席から見ていてまったく落ち着かないというか、違和感さえ覚えるのだった。
 
 ホームタウンである市が記念ユニフォームを着用することになったというが、たとえ任意であっても、まず時と場所をわきまえることが必要ではないかと素朴に思ったのです。どうなっているのかと聞けば、議会運営委員会の決定だとのこと。

 日本共産党の岩田泰明、北森あすか議員は委員外議員として賛同できない立場から意見表明する為挙手したが、発言が認められなかった。そこで議長あてに疑問点並びに議長の意見を伺いたいと申し入れを行たっというが、意見表明すら認められないのかとこれまた驚きでした。



消費税インボイス制度の実施延期を求める陳情

2023年08月16日 | インボイスの実施延期を
  先の6月定例会において、タイトルにある陳情が建設経済常任委員会にて審議された。この日私はオンラインで傍聴、委員会は委員1人欠席で9名中8人の出席に。採決は委員長除く7名で行われ、そのうち陳情に賛成したのは日本共産党の北森あすか議員のみでした。従って賛成少数で陳情は否決され大変残念に思いました。

 北森議員は陳情に賛成の立場から、「陳述は適格証明書・インボイスの登録事業者になるか、ならないか決断が遅れているとの現状があるとの趣旨だった。実際に始まってしまうと登録していない小規模事業所、フリーランスとの取引相手たる発注元は仕入れ控除できなくなり、その分負担増となる。

 発注元はそれを避けるために値引きを請求する、登録していない事業者を取引から除外する可能性は十分ある。他方登録すると課税業者となり、納税する必要が出てきてその額はほぼ1カ月分の所得を払うことになる、第3の選択肢として廃業も考えざるを得ないような、この難しい決断ができていない以上延期すべきなどと意見を述べました。

 なお、なぜ反対なのかその理由について知りたかったが、反対意見が述べられなかったのはこれも残念なことでした。

 陳述において陳述者は日本東京商工会議所の調査を示され「制度が複雑すぎてよく分からない」が47.2%とある。制度をよく理解できていないまま今年10月から制度実施になれば、混乱が起きることは避けられない等と述べられました。

 そもそも売り上げの少ない小規模事業所やフリーランスといった暮らし向きが大変な庶民をなぜ苦しめる。せめて国民の充分な理解が必要ではないか。

 全国の6月議会において「インボイス制度の中止」「延期・見直し」などを求める意見書等33自治体が新たに採択したとある(全国商工団体連合会調査7月31日)この時点で、意見書採択は207自治体に達したとあります。

まさに死活問題。延期すべきは合理的だと考えます。



戻って来た花火大会&港まつり

2023年08月07日 | 何でもかんでも
 5日(土)は4年ぶりの小田原酒匂川花火大会でした。北森あすか議員と後援会などいつもの仲間たちと観賞しました。

   花火大会ファンとしては久々の開催にここ数日さぞかし落ち着かなかったことでしょう。当日スーパーでは花火大会観賞用?の食料品の買い出しに追われている人の姿があちらこちらで見受けられ、開催時間が近づくと河川敷を目指して歩かれる人がどんどん多くなっていくのを感じましたが、こちらも必死に歩きました。

 今回夜空に打ち上げられた花火は10000発ということでしたが、見ごたえのある大会になったと思う。最初の打上げられた瞬間にひと際大きな歓声が沸き起こりましたが、今回一緒に観賞された方が「感動する!」と言われお子さんと喜んでおられました。(よかった!

 6日(日)はこちらも4年ぶり開催の小田原港まつりに行って参りました。
 お子さんとご一緒の知り合いのファミリーの方など、久しぶりに多くの方と楽しい場所でお会いできてよかったです。
 地フグチゲ鍋、カマス棒など美味しかったですねー。引き続き来年も開催できることを願ってやみません。
 いずれにしてもスタッフの皆さんお疲れさまでした。

現行の保険証廃止はやめるべき、シール投票など取組みました

2023年07月25日 | 現行の保険証廃止はやめるべき
 この間駅頭宣伝において、来年秋の現行保険証廃止について、賛成、反対、よく分からないの三択でシール投票等行いました。
 シール投票は二日間1回30分程度行いましたが、合計で賛成が4、反対が50、よく分からないが4という結果に。若い方たちの多くもシール投票に関心を寄せられました。

 2023年6月2日の参議院本会議にて可決成立した改正マイナンバー法。来年の秋までに現行の保険証を廃止する等となっています。この法案に賛成したのは自民、公明、維新の会、国民民主党の各政党で、日本共産党は反対しました。

 現行の保険証を廃止してマイナンバーカードに紐づけて一本化するというのですが、そのマイナンバーカードはトラブル続きでとっくに信頼を失っていると考えます。

 6月初めの時点では公的給付金の受け取り口座の誤登録14万件、内本人以外の家族の口座や他人の口座?‼への誤登録があたっということで、これには大丈夫か?‼と思ったのですが、マイナ保険証に他人の情報が登録されていたということも発生してもうだめだと思ったのです。

 この他に他人の年金記録が閲覧された、障がい者手帳の誤登録等トラブルは多方面に広がっていて、多くの国民の不安も広がっていました。
 そうこうしているうちにその後「高額介護合算療養費」の支給がとうとう他人の口座に振り込まれてしまったという事故が発生し、マイナンバーと公金受取口座の紐づけミスはもうあり得ないと思うのでした。

 来年秋の現行保険証の廃止はやめるべきです。引続き北森あすか議員と頑張ります‼                                                   
 ~プロフィールにある Instagramにもアクセスしてくださいね~


北森あすか議員の「議会報告と集い」を行います

2023年07月05日 | 議会報告会
 梅雨のうっとうしい日々の中、晴れ間が見えるとその日一日気持ち良く過ごせるものですね。市役所から見える箱根連山はこの日もすがすがしい気持ちにさせてくれました。正面に見えるのは明神ヶ岳です。なだらかな山頂は安定感のある穏やかな雰囲気を醸し出しているようで、「安定の癒し」を感じさせてくれます。

 さて、4月の統一地方選挙で議員を北森あすか議員にバトンタッチすることができてから、その後小田原市議会では臨時会、6月定例会が開催。その間市民相談も多く寄せられています。
 私の任期中も市民のみなさんからの市政や生活に関する相談は多くありましたが、私の任期満了の4月30日を迎え、5月1日から本格的に議員として活動開始となった北森議員にも、毎日のように市民相談が寄せられています。そこで思うことはいかに市民生活が大変になって来ているかということです。

 迎えた6月定例会で北森議員は、市長提案の議案に対し議案関連質疑を行い、所属となった建設経済常任委員会での審議に臨み、議案の一般会計補正予算について修正案の提出者になり、陳情の賛成討論を行い、一般質問では前回ブログに書いた内容の質問を行ってまいりました。

 考えてみると、多くのことを一度に行ってきたことになります。そこで、すでに議会報告は少しずつ行っては来ていますが、ここでまとまった感じの6月定例会の議会報告を計画しています。「議会報告と集い」というテーマで以下のように行います。ぜひお出かけくだされば幸いと存じます。

 日時 7月9日(日)10時~
 会場 UMECO第5、6会議室(小田原駅東口駅前)
 主催 日本共産党小田原西部(北森あすか)後援会



北森あすか議員の一般質問

2023年06月22日 | ジェンダー平等
6月定例会は21日が最終日。この日北森あすか議員は初めての一般質問に立ちました。
 
大項目1 本市の積極的なこども・子育て施策について
(1)小田原市の子育てに係る保護者負担軽減の特色について
(2)学校給食について
(3)小児医療費助成について
(4)保育所等利用待機児童及び保留児童について
大項目2 介護保険制度について
(1)要介護認定の申請に係る本市の処理状況について
 以上質問しました。
 
 
例えば学校給食についてだけでも多くのことについて質問
①保護者負担とすべき金額・費目について市の考え方、給食費算定方法と、市が保護者負担を補助することについての見解について
 
②市は昨年度7月から3月に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源に、本年度は一般財源で、物価高騰に伴う食材料費の値上がり分を支援している。令和2年度7月から9月に実施した期間限定の無償化とは異なり、食材料費の値上がり分のみの支援となった理由について
 
③「美食のまち小田原」の推進事業について、市長は日本一の朝食といった例を出されていた(他の議員への答弁にて)。これは魅力的。その食事を学校で、しかも無償で、小田原に育つこどもたちに提供する。これが美食のまち小田原推進事業を「市民に還元する」一つの目的地として相応しいのではと感じた。
ぜひ美食のまち小田原推進事業とタイアップで、給食費無償化を含めた小田原市の目玉施策として頂きたい、などと以上質問しました。
 
次にアレルギー等で学校給食を食することができない児童・生徒への対応と保護者負担の軽減については、
①市の食物アレルギー等で学校給食の献立を完全には喫食することができない児童・生徒の人数、市の現状の給食でのアレルギー等への対応状況、新しい給食センターで予定している対応と併せて児童・生徒の保護者の給食費負担の現状について
 
②市の除去食ではほぼ対応不可のため、保護者はお弁当を作る負担に加え、児童・生徒が喫食することができない献立分の食材料費まで市は徴収しているが、市による過剰徴収と評価されてもおかしくない。国が示す方針と本市の対応はこれにそぐうものとなっているのかについて
 
③令和3年度に導入した公会計化の趣旨は、教員の業務負担軽減はもちろん、徴収の効率化など、公権力側にとってのメリットだけなのかについて
 
④東京都町田市では給食1食単価×弁当を持参した日数分の減額をして返還する旨、ルール化している。公会計化を実施した効果として、ぜひ給食費減額対応を進めて頂きたいと見解を求め質問しました。
 
詳しくはこちらをご覧ください
       ☟
 
 
美食のまち小田原推進事業とタイアップした学校給食無償化という発想がとても面白いと思い、この提案はぜひ生かすべきだと考えます。また、アレルギー等の児童・生徒への給食費の減額対応について、この提案もぜひ検討し実施すべきだと考えます。子育て施策や介護保険については、北森議員が当事者であるだけに終始説得力ある質問であったと思うのでした。

eスポーツ、若年層の誘客促進になっているのか?公園の数と質もどうなっているのか?

2023年06月11日 | どの子もかがやくように
 9日(金)の建設経済常任委員会も傍聴。この委員会は日本共産党の北森あすか議員が委員として所属している。北森議員は、まずeスポーツについて質疑。
                              議案説明資料
           ☟

 若年層の誘客促進を目的にしているがどのくらいの参加があったのか?後に示してくれるのか。市場の伸びはどうなっていて、方向性はどう考えているのか。本市はアマチュアか、プロかどちらを対象にしているのかなどと質疑。


 答弁は、年齢把握は難しい。(市場の伸び)まだ々拡大するものと捉えている。今後検討した上で小田原市の方向性を考えたい。本市はアマチュアを対象にしている等とあり。

 次に公園について質疑。ファミリーで公園回りしているが、駐輪、駐車場はどうなっているのか?どう考えているのか。今後どういうペースで(他の公園)整備していくのかなど。

 答弁は、スペースなど近隣の対象基本難しい。141公園あるが今回概ね2500㎡以上ある公園を整備していく。ロードマップでは令和4年~6年で2公園整備するとあった。また、北森議員が2500㎡ある公園の数を尋ねると15公園あることも分かった。

 北森議員はこれらの質疑を通し、eスポーツについては若年層の割合を把握することを求め、公園整備については、「現実にある(ファミリーで公園巡り)ので開始前に駐輪・駐車場は考えておいてほしい」と最後に求めました。

 公園は子どもたちの大事な遊び場として十分な数と質が確保されてなくてはならないもの。身近な公園が遊具不足など整備されていないと、足を延ばしてより楽しめる魅力ある公園に行きたいもの。駐輪駐車場の確保は必要なことだと考える。

デジブラ城下町ー個人情報が守られるのか?!

2023年06月10日 | 市議会
 6月定例会は委員会審議に移行。7日(水)総務常任委員会、8日(木)厚生文教常任委員会、9日(金)建設経済常任委員会の順で開催。総務では「デジブラ城下町」をハブ(中心)とした多拠点ネットワーク型まちづくり事業費について質疑が集中。午前中一杯この案件に費やされました。
          事業の目的や概要等
            ☟

 岩田泰明議員は委託料について、入札あるので答えられないというが、分からないと審議の対象にならない。委託先の企業にどのように監査、監督するのか。幸福度の高い低いの基準は抽象的などと質疑。

 それに対し、コンサル会社入れ企業に発注等して行く、幸福度ーそもそも国の考え方がそうなっている。定量的に測れるものある、アンケートととり可視化したいなどと答弁あり。

 さて主にスマートポールについて、志民・維新の会の小谷議員や安野議員から質疑があり、スマートポールの費用はどのくらいか、デジタルサイネージは市内数カ所あるがその検証は行ったのか、地域の課題解決や人を呼び戻すとあるが、大きな視野で行うべきでスマートポールではそうはならないなどとあった。その後この事業に係る予算のみ削除する修正案が小谷議員より提出された。

 修正案は委員長以外の4名が賛成。反対4名で可否同数となったが、委員長の決するところにより修正案は否決。なお、日本共産党の岩田議員は賛成しました。

 スマートポールの必要性も腑に落ちないが、データ連携基盤の改修についてだが、パーソナルデータを活用できるデータ連携基盤を整備するとある。
 今回は年代、性別の属性情報、居住地の一部と位置情報ということになっていて、個人情報は取り扱わないとのことだった。

 しかし位置情報といえば利用者の現在地を示す情報ということになるので、これって個人情報になるのでは?と疑問。データは保存せずいいデータ?だけをデータに繋ぐというが、繋ぐ先は各サービス機関ということになる。なるほどね。

「異次元の少子化対策」って何なのか

2023年06月04日 | 政治の転換を
 各地で大雨による被害が続出となり市内も大変心配されました。被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 さて、首相は表題にあることを述べているが、どういうことを指しているのかと首をかしげたくなる思いで聞いてきました。少子化対策と言われて久しくなるが記憶しているところでは1990年代に少子化が問題になり、その後繰返し言われ続けてきていると思っています。

「異次元の少子化対策」と銘打ったのは今年の始めかな?1年間の出生数が2021年の81.1万人を大きく下回ることが想定されている、このことが大きく取上げられた。そこで、「異次元の少子化対策」と打出したと思っています。

 あたかも秘策のような印象を与え兼ねないが、要は対策の中身が肝心なのであってネーミングではない。それに異次元の使い方がなじまないと思っています。

 この間少子化対策が成功してこなかった、「異次元の少子化対策」とは、こうでも言わなければならなくなってきている、そんな印象すらしてなりません。いずれにしてもあまりにも抜本的な政策が実施されないまま無駄に時間だけが過ぎてしまった感がしてならないのです。

 昨日高齢者の方から介護保険について聞かれ、パットやおむつ等ひっきりなしによく使うが負担が大きい。この物価高とにかく日々大変でどうしようもないとのことだった。今朝のしんぶん赤旗に、経団連は75歳以上の医療費の原則2割化、介護保険の利用料の原則2割化(現在原則1割)、医療機関の統廃合など地域医療の削減を求めている。それでも足りない分は消費税増税などという姿勢ですとあった。

 高齢者に負担を負わせ少子化対策を実施するようなことが垣間見れるが、とんでもない話で、絶対にそんなことは許さない。いずれにしても財源確保策先送りの「異次元の少子化対策」は問題おおありだと考えます。


防犯灯をつけてほしい、インボイスの中止、被災された方のその後の対応について

2023年05月28日 | なんたって住民福祉
 昨日は午前中に地域を訪ねていたところ、「防犯灯を付けてほしい」との要望が出されました。そのご婦人によると薄暗い道を歩いていて痴漢に遭い、怖い思いをされたとのことでした。怖い思いをすると、ずーっと忘れられません。それ以来どこに行くにも懐中電灯を手放せなくなったということです。最寄り自治会と相談し、北森あすか議員とも検証をして行きたいと思います。

 その後はumecoでの「インボイス中止を求める学習会」に参加しました。神奈川商工団体連合会・事務局長 三浦謙一氏よりレクチャー頂き、畑野きみえ前衆議院議員もお見えになっていてインボイスに関して等ご挨拶頂きました。
 
 更にその後北森議員と、26日(金)火災のあった市内城山2丁目の現場に行き被災された方をお訪ねました。お話をお伺いしている中でいくつか気になる点があり、早急に消防等最寄りの部署に連絡する必要性があると考え議員から連絡を致しました。


小田原市城山2丁目の火災

2023年05月26日 | きょう一日
 小田原市城山2丁目で火災が発生。北森あすか議員からのメールで分かり急いで現場に向かおうとしましたが、北森議員も現場に向かうところでした。家を出ると目の前の空が黒煙でとんでもないことになっていて、相当臭いもあり、風も結構強めに吹いていたので、これは大変なことになると思ったのでした。

 始め火災現場は競馬場(通称)かと思ったのですが、城山二丁目にある桃源寺の裏手でした。桃源寺は我が家の菩提寺であり、この周辺はかつて道路に陥没があり住民の方たちとその原因を探り、道路改善に向けて取り組んできたところでもあります。今もお知り合いの方たちの多くがお住まいになっておられます。

 火災の被害に遭われたのは心配していた通りお知り合いの方たちでした。大変お気の毒でおかけする言葉が見当たりません。ただただ心からお見舞いを申し上げます。明日も北森議員と現場近くに行きたいと思っています。