りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

まずは参院選

2009年12月29日 | なんでもかんでもコーナ~

 来年7月の参院選に各党は動き出している。私たちも参院神奈川選挙区はたの君枝予定候補ポスターを貼り出しました。



 今年の衆院選挙は自民・公明党政権が後退する中、民主党政権が誕生しました。この変化は歴史的に見ても大きく意義のあることだったと思う。政治は紆余曲折があっても着実に国民が望む方向に向かっているのだろうなということを私なりに確信した出来事でした。

 でも変わったからといってこれでいいということではないな。変わったからこそ次なる対応が求められている。変化に伴う新たな変化を微妙に感じながら日々市政に臨んでいるというのが実感です。国政は市政につぶさに影響を与えます。国政をにらみながら市政を良くしていかなければならないと思います。

 民主党は後期高齢者医療制度の廃止、障害者自立支援法の廃止、労働者派遣法の改正などを打ち出しています。日本共産党と同じです。今まっ先にやらなければならないのがこのような暮らしに直結したところであり、沖縄の普天間基地問題など国民の切羽詰った問題への解決だと思うのです。

 でも、どうも民主党の動きを見ていると心底国民の求めている声に応えられていないと思い、残念です。政治は国民の困っていることを解決するためにあるのだと思います。2009年もあと少しで終わろうとしているけどぜひ国民の側に軸足を置いた国政・市政めざしてまずは2010年参院選めざして頑張ろうと思います。


よいお年を~

2009年12月25日 | なんでもかんでもコーナ~
 毎週金曜日にやっている小田原駅前での議会報告はきょうで終わり。2009年も応援してくださる仲間の方たちと一緒に取り組んできました。

 クリスマスのプレゼントらしきものを持って歩かれている方など、まだまだ街はクリスマス気分そのものだったけど、挨拶をされていかれる方や共感をお寄せ頂いたりといつものようにたのしくできました。

 12月議会もいろいろあったので報告することがたっぷりでしたが、なんと言っても下水道料金の値上げとなる議案の突然の撤回騒ぎ、事業仕分け、ごみ処理広域化とか話題は満載です。報告の最後に来年もどうぞよろしくお願いします。よいお年を~ってことで締めくくらせていただきました。



 錦通り商店街の入り口にあるポケットパークのイルミネーションが今夜もきれいでした。

今年のお餅も最高でした

2009年12月21日 | なんでもかんでもコーナ~

 きのうは毎年恒例の餅つき大会でした。後援会の主催で回を重ねて今年で8回目となります。場所は久野地区でご商売をされている方の広い駐車場をお借りしていますが、今年も大勢の方が参加されました。

 このところの寒さが気になったけど、赤ちゃんからご高齢の方までワイワイガヤガヤ、まぁなんとか暖かいうちに楽しくおいしくできました。おいしいといえばつきたてのお餅は何であんなにおいしいのでしょう。あんこ・きなこ・大根おろしにからめて食べますがもう最高。あつあつのトン汁もしあわせを運んでくれました。


さようなら自立支援法

2009年12月16日 | なんたって住民福祉

 午前中は相談が1つ。午後と夜はそれぞれに会議があるので、会議前ウォーキング?に出かけることにしました。久しぶりに歩いたっていう感じ。町は何となく暮れ模様ですねー。

残りわずかなイチョウの葉っぱと柿二つが印象的でした。


 

 夜の会議は障がい者の方たちと自立支援法に関していろいろと議論をする場。きょうも貴重なご意見をたくさんお聞きすることができました。日比谷野外音楽堂で開かれた、「さようなら自立支援法!つくろう私たちの新法を!10
・30全国フォーラム」に参加された方から感想が出された。参加者が1万人ということでいつもより多かったということでした。会議の後の帰り道、クリスマスイルミネーションが町を彩ってきれいでした。


なぜごみ処理広域化なのか??!

2009年12月15日 | *市*議*会*

 12月議会もきのうで終わりました。1昨日私は一般質問を行いました。今回は、ごみ処理広域化計画と子宮がん・乳がん検診について行いました。

 ごみ処理広域化計画とは平成32年度に開始できるように、小田原市と箱根・真鶴・湯河原町の1市3町が一緒になってごみ処理をしましょうという計画で、ごみを燃やすのも燃やしたあとの灰などを埋めるのも一緒になるという計画になっています。

 そのため、日量320トンもの大型焼却施設(約170億)をつくり、最終処分場(約30億)も新たに造るというもので、その他にリサイクルセンターも新設、中継施設もつくるようなことで考えられています。

 ごみ処理広域化の根拠はいくつかあって、大型焼却施設はスケールメリット、ダイオキシン、CO2の発生抑制ができる。リサイクル率が向上するなどとなっています。

 でも日量320トンなんていう焼却施設を造ること自体が考えられない。ごみを減らすために日々どこも努力をしているのに、こんなに大規模な施設が将来本当に必要なのかとまったくの疑問だ。そこで、規模を決めるのに決め手となる、燃やせるごみの量や焼却量はいくらとなっているのかと聞いた。すると、その数字は、平成13年度から平成17年度までの実績を基に平成32年度までを推定したものでした。

 ごみは事業系のものが増えてきているとはいえ、平成17年度よりも平成20年度の方が燃やせるごみの量も焼却量も減っている。数字が多かったころの実績を基に将来を推計すれば量は多いままに推移していくことになる。多いままに推移すれば大きい焼却施設を造ることになるというわけです。平成17年度以降の実績や今後どれだけの燃やせるごみの量を減らすのかという目標値、そのあたりの数字も含めなくては本当の意味の将来規模とはならないということです。

 リサイクル率の向上は小田原市の分別品目に3町が合わせるから向上するというが、それは当たり前のことで、プラスチックなどを燃やしている3町が、ごみの減量・資源化にさらに力を入れて、リサイクルすれば自ずとそうなるのだ。あえて、1市3町が一緒にならなくてもそれぞれで十分頑張れる。ここを根拠にしていることが素朴におかしいと思っています。

 今回この他にもいくつかの角度から、広域処理計画の問題点と自分区内処理の可能性を求めて質問したが、最終的に計画の見直しをして中止をするように求めました。


 乳がん検診は30歳からの検診を復活するように求めました。市は平成15年度まで30歳以上からの検診を実施していました。でも医師会などとの協議の結果、30歳以上を40歳以上に変えたということです。しかし若年層のがんが増えてきている為、最後まで30歳からの検討をと求めました。


大詰めとなっています

2009年12月06日 | *市*議*会*

 12月議会はだんだんと大詰めを迎えていますが、一般質問が始まります。今回、日本共産党市議団は関野隆司代表が平成22年度予算について、原田敏司市議は事業仕分けについて、私は、1市3町のごみ処理広域化計画など質問します。どれも市民の方たちの関心は高く、市の財政も事業仕分けも深いつながりがあるのと、ごみ処理問題も具体的になりつつある中で、聞き逃せないテーマとなってきていると思います。

 先日、高齢者の方から社会福祉センターの高齢者施設をなんで廃止するのかと怒りのお電話を頂きました。よくお伺いすると、生きがい・ふれあい施設提供事業についてのことでしたが、この事業は構想日本と行った市の事業仕分けによって「不要」となってしまった事業でした。

 その後それを受けて、市は廃止の方向で検討する事業にこの事業を入れました。それでそのことを知った利用者の方たちは廃止となってしまうのではないかということで、怒り心頭になっている。そのようなことでした。お話を聞けば聞くほどこの事業の果たしてきた役割が理解でき、事業の必要性を感じました。事業仕分けは何かと問題ありです。

 ということで、ムダを省くのは結構だが、本当に必要な事業まで省かれたんでは大変だ。ムダかムダでないかは利用されている市民の方たちが一番よく分かっているのではないかと思い、ぜひその声こそ反映させていきたいと思っています。


  ぜひお時間のある方は傍聴にお越しくださいませ。田中は14日の6番目に、原田市議は15日の1番目に、そのあと2番目に関野市議が質問します。どうぞ宜しくお願いします。


下水道料金値上げがストップ!

2009年12月03日 | *市*議*会*

 12月議会は各常任委員会の審議へと場面は移っています。きょうは所属する建設経済常任委員会でした。今回は一般会計、下水道事業特別会計の補正予算、条例議案、陳情の審査、報告となっていましたが、突然に下水道にかかわる補正予算と条例議案の撤回をしたいという旨の執行部からの提案が提出されてきました。

 急遽、議会運営委員会が開かれ、市長からの説明を受けることになったが、下水道の補正予算と条例議案の撤回を行いたい、理由は諸般の事情によるものといったことでした。

 昨日の本会議の議案関連質問で、この二つの議案についての質疑があったばかりだが、今回の下水道にかかわる議案は下水道料金の値上げになるもの。
そうさせない為に会派ではいろいろと策を練っていたところで、議案関連質問に、日本共産党からは関野隆司代表が、雇用情勢の悪化、経済の低迷するなかで市民の生活は苦しくなるばかり、下水道料金の値上げはするべきではないということで求めたのでした。なお市長の議会運営委員会での説明の中身にもこうした昨日の議論を考慮したものとなっていたが、それにしても重ね重ね突然の申し出にはびっくりさせられる。

 今回議案は全部で14件提出されているが、議会初日に一括上程されて、各常任委員会に付託されるべきものは付託となっているので、議会運営委員会ではそのため新たな議案、下水道特別会計の補正予算と条例議案の撤回を承認するという、要は取り下げのための議案の取り扱いをめぐってさまざまな議論となり、結果的に議会運営委員会の終了後に本会議を開き、そこで新たな議案審議を行うことが決まり、本会議での市長からの提案説明、質疑、討論、採決となり、最終的に賛成多数で、下水道特別会計の補正予算、条例議案の撤回を承認する議案は可決となったのでした。以上の議案に日本共産党は賛成しました。

 まぁとにかく下水道料金の値上げがされなくなったということでこれが何よりだったが、それにしてもできるならばこうなる前に慎重な判断がされるべきではなかったかと市長への今後の市政運営に期待を込めて一喝。